助六歌碑(台東区花川戸公園) 2007-10-06 07:33:13 | Weblog 歌碑には、「助六にゆかりの雲の紫を 弥陀の利剣で鬼は外なり 団州」の歌 が刻まれています。九世市川団十郎が自作の歌を揮毫したもので「団州」は団十郎 の雅号です。 歌舞伎十八番の一つ「助六」は、二代目市川団十郎が正徳3年(1713)に初 演して以来、代々団十郎が伝えました。ちなみに、今日上演されている「助六所縁 江戸桜」は、天保3年(1832)上演の台本です。 助六の実像は不明ですが、関東大震災まで浅草清川にあった易行院(現、足立区 伊興狭間870)にお墓があります。(台東区教育委員会)