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千住大橋を北に渡ると西側に小公園があります。江戸時代の俳人松尾芭蕉は元禄
2年(1689)、門弟とともに深川から隅田川を上り、3月27日ここ千住大橋
の辺りで船を降り「奥の細道」の旅へ立ちました。
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この時、矢立から筆を取って「行春や鳥啼魚の目に泪」と一句詠みました。過ぎ
行く春を惜しむと同時に、旅立つ者に人ばかりか鳥や魚までが別れを惜しんでいる
という意味です。そこには江戸を離れる芭蕉の想いがかくされています。その後、
奥羽・北陸を経て大垣に至る600里、半年にわたる行脚をして、道中の詠句をも
とに「奥の細道」が編まれました。写真上の「奥の細道矢立初めの地」は、昨年の
5月14日、芭蕉サミットの開催を記念して建てられたものです。
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