さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

妻の万歩計と、父のテスター。

2010-11-22 01:40:54 | Weblog


先日、図書館へ行ったついでに、奈良公園をぶらぶらして、その帰りに父のマンションに立ち寄った。で、どんな話になったのか忘れたが、父は妻に、「歩いているか」と言い。妻は、「今日は6000歩も歩いたよ、と父に万歩計を見せた。奈良公園を小一時間歩いたものね。「ほー、こんなんで、歩いたのが、わかるのか。たいしやもんやな」と、父は万歩計をいろいろいじくっている。触りながら、バックライトのボタンを押しても、ライトがつかないことに気が付いた。「もうこれ、電池があらへんねんで~」と、裏のカバーを外そうとする。代わりに私が、散々苦労を重ねてこじ開けた。すると、丸い水銀電池のようなものが出てきた。

「ちょっと電池を調べたろ」と、小さな段ボールと箱を押入れから取り出してきた。それは、テスターだった。ほら、振り子のような、自動車の速度計のような針がピコピコと触れて数値を表示してくれる測定器ですよ。何ボルトあるか。何アンペアの電流が流れているかを測定する機材です。父が、なんでこんなものを持っているかというと、父は10年前まで電気工事士の免許を持っていて、それの仕事をしていた。つまり80歳まで仕事をしていたんです。だから、そんな機材を持ち出して、調べることが楽しいみたい。電池の両側に端子を当てて、スイッチを次々に切り替えている。そりゃ、強電流から、微弱電流まで測れます。で、次々にスイッチを切り替えて、やっと針が振れた。父はにっこりしながら、「この電池、ほとんでないで~。こんどかえんとあかんな~」。私は、わかったと、手短に答えた。そんなことをやっている父をずーっと見ていた妻が「本当に、うれしそうに、手を動かしていたよ」と。いくつになっても、仕事が好きなんだなあ、父は。自分のしていることが、人に役立っていると思うことが、嬉しい、楽しいのだ。だから、乾電池の残量が気になったら、また父に頼みましょうか。だから父は、いつまでも元気なんだな。

白鵬の連勝がストップして、ホッとした人。

2010-11-21 11:37:15 | Weblog
そんな人、案外、多いんじゃないのかな。双葉山の69連勝更新を目指していた白鵬の連勝記録が63でストップしました。興行的には、ガッカリの出来事でしたね。九州場所も客の入りが悪いと聞きます。もちろん私は、白鵬が勝とうが負けようか知ったことではない。そうです。今は、相撲なんて関心がない。だから連勝が続いていたときも、ま、日々マスコミが報じているから、そんなものだろうと、熱くもなれない。双葉山の記録だって65年以上も前の記録だから、その偉大さがピンとこないのだが。

で、白鵬が負けたと聞いたとき、私は正直に言ってホッとしたかな。やはり、大相撲が日本の国技であるからには、その中心は日本人力士であってほしいから。ま、今の大相撲は白鵬だけが強いので、勝って当たり前だけど。でも、プレッシャーがあっただろうな白鵬は。69連勝を超えることはできなかったけれど、それでも63連勝はすごい記録ですよ、いくらひとり横綱とはいえね。

私もあと10年以上経ったら70歳を超えるのです。その頃までは、もっと日本人力士が多くなって、かつ強くなって、相撲らしい勝負を見せてほしいもの。大相撲は年寄りの娯楽だから、今はまったく相撲などを見ないけど、相撲も国技らしくなったらまた見るかもしれない。昭和50年代には、麒麟児と富士桜の名勝負があったから。そんな時代の復活に期待を込めて。外人ばかりの今のままじゃ、大相撲なんて見る気にもならないから。

小さな生徒さん、奈良公園の鹿をいじめないでね。

2010-11-21 01:23:57 | Weblog


図書館の帰りに、奈良公園に立ち寄った。この時期は、修学旅行生が多いんですね。団体さんが、砂ぼこりを巻き上げて列をなしている。こんな時期は、水撒きも必要かも。遷都1300年祭のメイン会場のイベントも終わったけど、観光客が訪れてくれるのは、奈良市民としてありがたいことです。皆さん、奈良公園に来たら、鹿せんべいを買ってね。それが、鹿愛護協会の運営資金になりますから。それを、狙って、鹿さんたちは、鹿せんべいの売場周りにたむろしている。ところで、鹿は芝生の草を食べているのかと思ったら、紅葉して落下した落ち葉を次々と食べている。奈良生まれの私ですが、落ち葉を食べるとは知らなかった。

で、妻は、さっそく鹿せんべいを買って、鹿にあげていました。そこから春日大社の方に歩く。その先で、1匹の鹿が、トントントンと逃げていく。さらに、歩くと、また鹿が逃げていく。小学校高学年くらいの男の子が、何かを振り回していて、他の子が、やめたれよ、かわいそうや、と、男の子を注意しています。鹿をいじめていたんですね。奈良公園の鹿は、本当に私たち人間をこわがりません。なにかちょうだいと、擦り寄ってきます。だから、いじめないでね。人間も、鹿も、仲のいいお友達ですから。

ふと、思い出してしまった。今年の3月に鹿をボーガンで殺した三重県の飲食店経営の男性です。その鹿は妊娠していましたよね。今、思い出しても、むかつく犯罪です。奈良の鹿は、天然記念物に指定されていて、殺傷することは法律で禁止されています。この男性は、もっとバカげた理由で鹿を殺傷したらしいのですけど。鹿をいじめた男の子も、奈良公園に鹿がいる意味や、なぜ保護されているかをしっかりと理解してほしいものです。

大卒就職内定率57.6%は、当然の数字だよ。

2010-11-20 13:03:42 | Weblog
ちょっと前に、朝日新聞が、大卒内定率が最悪の57.6%で、就職は超氷河期に入った、などと新聞の1面で報じていた。これって、当然の数字で、今までが異常だったんですよ。で、さらに、今春、4年制大学を卒業した54万1千人の卒業時の状況は、就職したのが60.8%。進学も就職もせず、家事手伝いでしょうか16.1%。大学院などに進学が13.4%。アルバイトなど一時的な仕事3.6%。その他6.1%。なるほどねえ。

ちょっと古い話になるけど、昭和50年は大学卒業者総数が31万人。学生が増えた昭和60年は大学卒業者総数が37万人もあって、そのうち28万人が就職だったらしい。平成2年の大学卒業者総数は40万人。平成12年は、大学卒業者総数が53万人。バブル期とか、数年前の経済好調時に一時的に増加しましたが、基本的には就職者の数は、ほぼ30万人とちょっとくらいなんですね。だから、今春の卒業者が54万人で、就職者が60.8%で、32万8000人ってことです。そんなに、大卒を必要とするところはない。これが社会の実情です。

なのに、大学生はどんどん増えている。大学が新設されたり、有名大学が学部や学科を新設して、定員をどんどん増やすからですよね。ま、海外からの留学生もかなり入っているでしょう。
ところで面白い数字があるんです。平成11年度、4年次学生数は61万人。平成12年に卒業したのは51万人。平成21年度の4年次学生数は64万6000人。でも卒業したのは54万1千人ですよね。10万人くらいの学生が、行方不明になっている。休学か、留年か。この辺で、怪しい海外からの留学生のカラクリが見えてきそうですよね。とにかく大学を存続させるために、留学生も含めて、バンバン学生を受け入れる。

ま、とにかく、かつての自民党政権がバンバンと大学を乱立させて、議員さん達はちゃっかり大学理事とかに治まって、とにかくお金を運んでくる学生を掻き集めました。その結果、大学のレベルはどんどん下がり、いまや選り好みしなければ、どこかの大学に入れます。試験さえ受けたら合格できる、そりゃお金を持ってきてくれるんだから合格させるような偏差値も算出できないFランク大学が、全国に何十校もあります。お馬鹿な大学ですよね。そんな大学も含めて、大卒の就職率が悪いだの、内定率が悪いだの、騒ぐ朝日新聞もどうかとおもう。朝日新聞って就職では、絶対Fランク大学の学生を受け入れていないでしょ。でも、どの大学がレベルが低いとか言わないものね。そりゃそうです。Fランク大学だって、大事な広告主様ですから。そんな大学ほど、新聞広告が多いんだけど。そんなわけで来年、大学を目指す高校生諸君。地方で歴史がなくってレベルの低い大学に行くと、将来が真っ暗ですよ。都市圏でも、レベルの低い大学はあります。自分に大学の勉強についていく実力があるなら、しっかりいい大学を選びましょう。

なんで炊き込みご飯は、こんなにおいしいのか。

2010-11-20 01:50:44 | Weblog


最近の我が家は、炊き込みご飯が多い。実は私は、サツマイモの炊き込みご飯が好き。ほっこりしたご飯の中に、おいもさんが埋もれていて、それが口にはいると、ほの甘い。この感触が好き。で、今日は、ま、いわゆる季節の炊き込みご飯。とは言っても、あんまり季節感がない。具は、鶏肉、竹輪、こぼう、椎茸、シメジ、ニンジン。これらが、ご飯と合わさってねっちょりした感覚がまたいい。なんで、ねっちょりしているかというと、餅米が入っている。私は、炊き込みご飯というか、混ぜご飯は、独身時代に閉店間際のスーパーで、半額シールが貼られたのをよく買いました。でも、それらは、やっぱりパサパサしていた。やっぱり餅米が入っていると感触が全然違うんですね。妻は、昆布と醤油で出汁を取って、それを炊飯器の煮汁にする。昆布は羅臼で、醤油は大分の日田のもの。素材にこだわってこそ、おいしいものができるというもの。

そういえば今日、妻が注文した日田の醤油が届きました。ちょっと奮発したいお正月の料理にはなくてはならないものらしい。確かに市販の大手メーカーでは、そんないい味は出ないから。そんなわけで、おいしいよ、我が家の炊き込みご飯。ところで、この炊き込みご飯、具の決め手は、ギンナンです。これがあるとないのとでは、その差は大きい。まずは色目。鮮やかな色目が、炊き込みご飯をしっかりと引き締めています。緑があるからこそ、赤いニンジンの色も引き立つ。で、最近、私は年のせいで頻尿気味。頻尿対策にはギンナンはいいそうで、今シーズンは、ギンナンをしっかり食べましょうか。最近のがんもどきにはギンナンが入っていない。ギンナンの入っていない茶碗蒸しにもガッカリする。今の季節はギンナン、万歳。

福岡市長選は現職が敗退。民主党の凋落が進行中。

2010-11-19 11:46:11 | Weblog
見事に民主党の現職市長が落選しました。結構な大差がつきましたね。さすがに自民党が公明党の協力を得ると強いものです。しかし確実に民主党の、凋落が進んでいます。

直近の朝日新聞世論調査の政党支持率では、民主党が33%から25%に激減。自民党は17%から19%に微増。公明党は4%に。共産党と社民党は1%ずつ。みんなの党は3%から2%に。支持政党なしが38%から42%に。私もどちらかといえば、支持政党なしに分類されるでしょうね。ここで、面白いのはみんなの党が、徐々に支持を失っていることでしょうか。渡辺喜美さんがワーワーと騒ぐだけで、何にもしていないんですね。早く自民党に戻ればいいのに。そのうちに、立ちあがれ日本や、日本新党や新党日本のように存在感がなくなりますから。今のうちですよ、自民党に戻るチャンスは。

ところで、今回の福岡市長選挙では、尖閣ビデオ流出事件もありましたが、最大のポイントは民主党が愛煙家を敵に回したことでしょうか。今回のタバコ値上げは凄まじいものがありました。タバコ値上げを恨みに思う人は、決して民主党に投票することはなかったでしょう。そんな人が、3年後の衆議院選挙で、値上げの恨みも忘れて、スッキリ爽やかに民主党に投票するでしょうか。愛煙家の私は民主党には投票しませんね。

そんなわけで、来年の4月の地方統一選挙は、民主党の凋落がどれくらい進んでいるかが楽しみです。かといって、いつまでも公明党とタッグを組んでいる自民党を支持するもできないんですね。しかし、民主党もゴタゴタしているなあ。それに付き合っている、他党も似たようなもの。どこか、ちゃんとした政治をしなさいよ。たくもお。

父の、NT-proBNP値が、上がった。

2010-11-19 01:55:24 | Weblog
先日、父の病院に付き添いでいき、医師から、この数値が気になるから、父の検査入院を勧められ、12月に、ってことになりました。NT-proBNP値が、9月では653だったのが、10月の血液検査では835に上がっていました。NT-proBNPが、なんであるか解る人は、きっとカラダに気をつけている人でしょうね。そう、これは、カラダ全体に血液を送り込む心臓の健康状態を計る指数なのです。

心臓って、寝ているときも、起きているときも、バクバクと動いていますよね。それは、24時間365日、心臓のおかげで、カラダ全体に血液とともに栄養を送ってくれているからですね。で、何か知らないけど、心臓に過度なストレスがかかることがあるんです。それは、高血圧とか、動脈硬化ですよね。ま、難しい説明はさておいて、心臓にかかるストレスによって心臓の細胞からproBNPが放出され、タンパク分解酵素によってNT-proBNPになって、血液中に放出される。

だから、この放出量が多いと心不全の危険サインなんですね。だから、父もちょっと不安かな、という感じ。ところで、NT-proBNP値。去年の10月末に、父がちょっと胸のつっかえがあって、病院に行った。その病院で医師は父を危険と判断し、直ぐさま専門病院に搬送した。結果として、そこでカテーテル治療をしたんだけど。その搬送して入院時の血液検査では、NT-proBNPが9325だった。その時、父はピンピンしていて、絶対安静といわれても、そんなあほな、というばかりであった。ちなみにちょっと調べてみたら、NT-proBNPが8000以上は、心不全を含む重篤な心臓病で、緊急の入院ならびに即時の治療が必要。だとさ。血液検査って解るんですね、健康状態が。

そうとうやばくても、心臓系の病気って無理をしてしまう。皆さんもご注意ください。で、NT-proBNP正常値は55以下です。55~125は、心負荷あり、高血圧などの生活習慣病の疑い。125~500は、心疾患の疑いありで、生活習慣病や心不全を含む心臓病の疑い。で、父の数値、500~1000は、心不全を含む心臓病の疑いで、心機能のチェックを行い、適切な治療が必要。だから、90歳の父は、検査入院ですね。でもね、もっと若い人、日頃から検査を受けてくださいね。私、20年以上、検査なんて受けていない。健康診断もしていないから。ま、いいか。

3種類の豚肉が入った、おいしい豚汁。

2010-11-18 02:01:28 | Weblog
そろそろ豚汁がおいしい季節ですね。そろそろ欲しいなと思っていたら、妻が作っていてくれた。あっつあつ~で、ぽっかぽか~に温まる豚汁。本当に、おいしいですね。私は、4年以上前の独身時代、よく豚汁を作っていました。本当は、味噌汁なんだけど、豚肉が多くなってしまうから、豚汁。それも、大きな寸胴鍋に、目一杯作っちゃうから。

でも、さすがに妻が作る豚汁は違う。おいしい。で、その豚汁に入っている、豚肉を箸で取り出してみた。ペランペランの薄い豚肉がある。さらに、ちょっと分厚い豚肉がある。いろんな豚肉が入っているね、と妻に聞いた。豚肉3種入りだよと、妻が答える。豚バラ肉、豚肉生姜焼き用、しゃぶしゃぶ用豚肉、の3種だとさ。

私が独身時代に作った豚汁は、サツマイモを入れなかったんだけど、サツマイモが入っていると味が膨らむというか、食べているとその甘みでふくよかな気分になるのですよ。不思議だね。そして、妻は、この豚汁の味、どう思う、と私に問いかける。いや、おいしいよ、としか答えられない。

はい、正解は、生姜をすり下ろした汁が入っているのでした。なるほどねえ。これからは寒くなります。風邪のシーズンです。風邪なのか、インフルエンザなのか、という議論もあるでしょう。そんなもん、風邪だろうが、インフルエンザだろうが、カラダの中の免疫機能を高めればいいのです。だから、生姜なんですね。生姜入りの豚汁。味わいがあります。とっても温まります。毎日、豚汁でも飽きないかも。


故郷の変遷いろいろ。

2010-11-17 00:54:57 | Weblog
私は、2年半前に育った奈良に、ほぼ30年ぶりに帰ってきた。そのことは、このブログでいろいろと書いているから。で、今日、地元に長く暮らしている中学校の同窓生と飲んだ。顔は、陸との散歩で、時々顔を合わせている。そのうちに、飲みに行くからね、と。その友達とは、中学校の頃は全く親しくはない。半年前に、中学校の同窓生のささやかなお祝いの集まりがあって、その時に、久しぶり、ということになった。

中学校の同窓会も、12年ほど前にあったけど、その時は私は東京に暮らしていて、強引に誘われて同窓会に参加したけど、時間の都合もあって、1時間ほどで会場を去らねばならなかった。だから、中学校の同窓生とは交流を深められなかった。今日、一緒に飲んだ友達とも、そんなに親しくはない。中学を出てからは、それぞれ違う学校に進んでいるし、その友達もどこの学校に進んだのか全く知らない。

そんな程度の、遙か昔の中学校の同窓生だけれど、長く地元に住んでいるから、あいつはどうしている。こいつはどこどこで事故にあって死んでしまった。あの子は、入り婿を迎えてどこそこに住んでいる。でも、そんな話の中で、あいつはどうしている。いや、知らんなあ。そんな話になる。今も元気にしていてくれたらいいのだけど。

ま、とにかく、私たちが通った中学は変な中学だった。中学校って、学区が決まっているでしょ。なのに、電車で通ってくる子がいた。奈良なのに、京都府から通ってくる子がいた。だから、生徒がどんどん増えていた。まったく変な中学校だぜ、奈良市立伏見中学校というのは。まあね、40年前だからね。で、今は、その中学校が、制服がなくなって、私服になっている。ま、いいけどね。親御さんにとっては、反対らしい。個人的に、私は私服の方がかっこいいと思う。でも、親にとっては却ってお金がかかるらしい。なぜかというと、中学校のネーム入りのジャージとか、ユニフォームにお金がかかるらしい。なるほどね。

で、その友達とは、さらに話が進んだ。なんだろう。かつてはそんなに親しくなくったって、同じふるさとで話をするっていうことは、これが故郷ってことなんだろうな。そうか、それがふるさとか。ところで、このふるさとには、かつてあやめ池遊園地ってのがありました。今は、住宅地や、様々な施設に変わろうといます。その話は次に。


業務用スーパーで、ごっそり買う人。

2010-11-16 01:45:55 | Weblog


私たちは業務用スーパーを結構利用する。その理由は、やはり安いから。私が晩酌に使う25度の焼酎は4リットル入りが1650円で売っている。ね、リーズナブルでしょ。うどんも1玉29円で売っているが、これは買わない。コシがないからね。豆腐も50円以下で売っているが、凝固剤で思いっきり豆乳を薄めた豆腐なんて、論外。そんなわけで、焼酎がなくなるたびにこのスーパーに妻が足を運ぶことになる。で、今日は、外出ついでに妻と一緒に立ち寄った。私は、スーパーの中を歩くのは結構好きなんですよ。あれこれと、商品を取ってみる。ここは業務用のスーパーで、柴漬けとかの漬物が1キロの袋に入っている、むろん安い。しかし中国産である。わらびやゼンマイなどの山菜も1キロで安い。これも中国産である。トマトの缶詰も安い。イタリアとかスペインとか。これは妻も買う。

ま、なんだかだと放り込んで、妻がレジで精算中のとき、買物台で段ボールに食品を詰め込んでいる二人がいた。なんと3箱も。「すごい買物だね、あの人たち」と妻に言う。「商売人だよ、きっと。鶏の唐揚げをいっぱい買っていたし、烏賊リングもあったよ。飲食店だね、あれは」と妻が言う。さらに妻は「鶏の唐揚げくらい、自分で仕込めよ」と。妻も結構、観察しているものだ。そんな飲食店で、テーブルに出される時を想像してみた。揚げたばかりのあっつあつで、野菜などを添えて、いかにも家庭料理でございって、テーブルに登場するんだろうな。やだな、そんな飲食店。そりゃ、ここは業務用のスーパーで、そんな飲食店の関係者が利用する。ま、しょうがないのか。作り手の手業が見える飲食店を利用したいものだねえ。