さんでんじです。

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正月準備の吊し柿です。

2010-11-07 02:01:10 | Weblog
妻の故郷、岡山県の田舎から西条柿が送られてきました。早速、妻は吊し柿にして、正月の準備です。西条柿というのは、渋柿で、そのままでは食べられません。渋を抜くか、このように吊しておくと、おいしい干し柿になるのです。今は、まあるい形をしていますが、これが長く干しているうちに、ギュッと締まって、よく見かけるような干し柿になるから不思議ですよね。同時に、渋が抜けるというよりも、原理的には渋を上回る甘みが発生して、渋みを感じさせないのだそうな。

ところでお正月の干し柿というのは、我が家ではそれとお銚子で、まず初めに新年を祝うからです。妻の故郷の風習を習っています。私もそれを気に入っていますから。手作りの干し柿で始まるのっていいでしょう。ま、来年の話は置いといて。奈良って、柿の木が結構あるんだけど、ま、それが渋柿かもしれないけれど、ずーっと放っておく柿の木が結構あるんですよ。熟して柔らかくなって、カラスが実をあさったり、虚しく地面に落ちたり。車で走っていても、柿の実がなっていると、あの柿どうするんだろうね、などと妻と心配している。手入れする人が少なくなっているのでしょうか。なんか、もったいなあ、と。