最近の我が家は、炊き込みご飯が多い。実は私は、サツマイモの炊き込みご飯が好き。ほっこりしたご飯の中に、おいもさんが埋もれていて、それが口にはいると、ほの甘い。この感触が好き。で、今日は、ま、いわゆる季節の炊き込みご飯。とは言っても、あんまり季節感がない。具は、鶏肉、竹輪、こぼう、椎茸、シメジ、ニンジン。これらが、ご飯と合わさってねっちょりした感覚がまたいい。なんで、ねっちょりしているかというと、餅米が入っている。私は、炊き込みご飯というか、混ぜご飯は、独身時代に閉店間際のスーパーで、半額シールが貼られたのをよく買いました。でも、それらは、やっぱりパサパサしていた。やっぱり餅米が入っていると感触が全然違うんですね。妻は、昆布と醤油で出汁を取って、それを炊飯器の煮汁にする。昆布は羅臼で、醤油は大分の日田のもの。素材にこだわってこそ、おいしいものができるというもの。
そういえば今日、妻が注文した日田の醤油が届きました。ちょっと奮発したいお正月の料理にはなくてはならないものらしい。確かに市販の大手メーカーでは、そんないい味は出ないから。そんなわけで、おいしいよ、我が家の炊き込みご飯。ところで、この炊き込みご飯、具の決め手は、ギンナンです。これがあるとないのとでは、その差は大きい。まずは色目。鮮やかな色目が、炊き込みご飯をしっかりと引き締めています。緑があるからこそ、赤いニンジンの色も引き立つ。で、最近、私は年のせいで頻尿気味。頻尿対策にはギンナンはいいそうで、今シーズンは、ギンナンをしっかり食べましょうか。最近のがんもどきにはギンナンが入っていない。ギンナンの入っていない茶碗蒸しにもガッカリする。今の季節はギンナン、万歳。
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