大学教授の時給は5985円。

昨日の朝日新聞の記事にあったんだけど、働く人の2009年の平均時給は前年より35円少ない2228円で、段々と水準が下がっているらしい。直近のピークは01年の2328円で、8年で100円下がったことになる。で、職業・男女別では、「大学教授・男性」が最も高く5985円だとさ。これを支えているのは、高い授業料を支払う学生さんで、18歳人口が毎年減少しているにもかかわらず、勉強が理解できなくても、またする気がなくても、とりあえず大学へ行っておこうという若者が、大学教授の高い給料を補っているわけだ。

次に高いのが「医師・男性」で5608円。医師が大学教授より低いのは、若い人が多いからなんだろうな。大学教授は、けっこうちんたらやってそうだが、医師はいそがしいこときわまりない。病院も赤字経営が多いけど、4年制の私立大学も40％以上が赤字なんだよね。高い給料を出さないと、レベルの高い教授を繋ぎ止められないのだろうけど、学生のレベルは簡単に上がるものではない。大学が多すぎるからだよ。レベルの低い大学は潰した方がいいのだよ。病院は困るけど。

「パイロット・男性」は5608円。特殊技能の最たるものだろうけど、航空会社内部での格差が大きすぎるんだよね。だから日本航空は、傾いたのだけれど。「公認会計士、税理士・男性」4961円。なるほどねえ。45万人いる「看護師・女性」は2282円。33万の「福祉施設介護員・女性」1446円。30万人の「販売店員・男性」1718円。30万人の「大型トラック運転手・男性」1644円。トラックは事故のないように安全に徹して欲しい。当然地域格差もあるだろうけど、正規社員と非正規のアルバイトじゃ、もっと格差は大きいだろうな。

おいしかったおでんも終了。

おでんも、やっと終了。なんと晩ご飯のおかずで連続4日間続けました。なんせ私が作ったんだから、私はまったく文句はない。付き合った妻は、ちょっと飽きが来たかも。でも、4日間夕食のおかずは作らなくて済んだわけで、ちょっとした骨休めにはなったかな。卵、しっかり中まで色が付いています。こんにゃく、これも中まで出汁が染み込んでいます。さすが、4日間の集大成。ごちそうさまでした。でも、ちょっと長かったかなあ。

ところで、さっき日曜洋画劇場の「アイ・アム・レジェンド」を見たんだけど、妻はそそくさと退散した。映画に主人公の飼い犬が登場するんだけど、その犬が死んでしまうことを知っているから、かわいそうで見られないと。なるほど、主人公の愚かな行為で、愛犬がゾンビ化してしまう。そこで自ら愛犬を殺してしまうわけだ。かわいそうに。主人公の科学者は、ゾンビ化して生き残った人間と闘うわけだが、結局ゾンビと共に自爆してしまう。科学者かろうじて開発した血清を託された母子は、生き延びて生存者がいる地域にたどり着いた。めでたしめでたし、なんだけど。暗い話しだ。

ま、この映画を二度と見ることもないだろう。妻は見なくて正解。地球上から60億人の人間が消滅して、ほとんどが死ぬかゾンビ化するかって、たとえ話にしてもありえない。むしろ100億人、200億人と増加して、食糧危機になるってのならあり得る話しだけど。日本の総人口は、去年の10月1日現在で、前年より18万3000人減少したそうな。だから若年層の減少により、労働不足が予想されるからと言って、安易に外国人労働者を受け入れるのはまっぴらごめん。そんなことをいうのは、じいさんの政治家だね。