今日はたらの芽とこごみの天ぷら。もちろん、他にもかぼちゃ、海老さん、椎茸、鶏肉などなど。食べてみてわかったんだけど、こごみってあんまりクセがないんですね。たらの芽も、今年はじめていただきます。美味ってわけではないんだけど、旬の味として、しっかり味わいました。昨日は、蕨の炊き合わせでした。春の旬、土筆に始まって、筍、蕗の薹。こごみは10年以上ぶりでした。蕨に、たらの芽と、春の山菜というか、種類は豊富ですね。残るは、薇に、野蒜、山独活くらいが、思いつくくらいかな。できれば、この辺まで制覇したいもの。
子供の頃、土筆は土手の至るところに。蕨や薇は、ちょっとした茂みに入れば、子どもの私にもふんだんに取ることができた。土筆は今でもいっぱい取ることができるが、蕨や薇の住処は、すべて住宅地に変わっちゃった。たまにポツンと蕨を見かけるが、1本くらいじゃ取るのもかわいそう。今そんな風に、自生していたものが、栽培ものや輸入物に取って代わられている。薇は中国で、蕨はロシア。ま、秋のキノコだって、そんな風になっているんだけどね。だから、山菜などの旬の味も大切に味わいたいし、山菜などが自生する自然環境も大切に守って欲しい。などと。春の山菜独特の強さや苦みが段々薄れているような気がするのは、私だけだろうか。
ところで、妻は天ぷらのころもを作るときに、マヨネーズをちょっぴり加えるみたい。すると出来上がりがパリッと仕上がるそうだ。なるほどパリッとしているわ。