さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

何も書くことがない。

2010-04-18 14:10:38 | Weblog
今は、そんな感じですね。今日は、何も書くことがない、こう思うことがよくあるんですね。で、つらつらとネットのニュースなどを見ている。そうすると、愛知県の引きこもった30歳の男性が、家族を殺傷した記事がいろいろと載っている。傷ましいことです。素直な感想を言えば、15年も引きこもっていると、人間ではなくなるのかしらん。なんかの小説に、何年も長い間家の中に引きこもっていると、自身はもう人間ではなく巨大な繭に包まれた昆虫の幼虫に変化している、というのがあったと思う。これは、まさにそれですね。人間以外に、へんげし、唯一外界を探ることができる一本の糸。それを断ち切られたら、けものにへんげしたかつての人間は、おのれを孤立させるものに牙を剥け、排除しようと試みる。

思うに、引きこもったら、最初の数年が勝負でしょうね。立ち直らせるには。時間が経つにつれ、人間から獣に少しずつ変化し、15年も経ったら手遅れなんですね。で、ネットの書き込みを見ていると、こういう引きこもりを兄弟に持つ人って、意外に多いんですね。ということは、兄弟姉妹がいるから、しっかりした兄貴や弟と自分を比較して、嫌になって、ひきこもちゃったということになるんでしょうか。一説には、引きこもりは百数十万人と言われている。引きこもりは、押し出された日本人、あるいは押し込められた日本人と言えるかもしれない。それは社会から。社会が、日本人社会だけではなくなってきたからねえ。いっぱい外国人もいるから。それらから、押し込められたのかもしれない。なにも書くことがないと言いながら、こんなことを書いてしまった。