さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

自然食品ショップの前で。

2007-02-08 20:54:04 | Weblog
東京には、自然食品の店、なんてのがいっぱいあります。とある街を歩いているとき、通りがかった駅前の自然食品店の前で、妻が立ち止まった。

高いねー。と妻。そりゃー、東京だもの、野菜なんか、特に有機栽培やら、無農薬なら、高いのは当たり前です。

さらに妻は、無農薬だったら、こんなにきれいで真っ直ぐな大根なんて、めったにできないんだから。と。

無農薬だったら、もっとカタチが歪んだり、曲がったりするものよ、と妻が言う。私、しょっちゅう、そんなの貰ったりするからと。

岡山県の自然が豊かな田舎町、近隣には畑や水田がいっぱりあり、農家のお知り合いも多いという。羨ましい環境です。そして、現地で野菜を作るのを手伝ったり、見たりしているわけですから、本当に無農薬かどうかなどは、簡単に見抜けてしまうわけですね。

無農薬や有機栽培を売り物にする自然食品の店には、きれいな大根、さらにいろいろな野菜が色とりどりに並んでいます。それが本物かはわかりません。信じるか信じないかは人それぞれに。産地などが直ぐそばの地場で、どういう育て方をして収穫されたかを見てないと、真実はわからない。

歪んで見てくれの悪い大根。でもそのものを知っている地場の人は、それが解っている。そういう安心なものを日々食べている。

料理のにおいで、満ちた部屋。

2007-02-08 12:57:51 | Weblog
昨日の夜、風呂から出ると、部屋中に匂いが満ちている。いい匂いである、おいしそうな。春巻きと、あらかじめ聞いていたから、なるほどこういう匂いが立ちこめるものなのだ。フライパンの中には、春巻きの具がしっかりと入っていた。

私は、味噌汁の匂いが好きだ。だから、鍋いっぱいに具沢山の味噌汁を一週間分作ってしまう。時には豚汁、時には鶏肉も使う。少しずつ減っても、鍋を火にかけるだけで、しばらくすれば部屋に味噌汁の匂いが拡がる。一度作れば、それが一週間くらい。さすがに妻は嫌がるが。

街を歩いていてもそうだ。デミグラソースの匂いに出会うと、すぐ横には洋食屋さん。牛丼の匂いがすれば吉野家。匂いを嗅がせて客を引き寄せる、鰻屋などは、財布の中身を気にしなければ、簡単に吸い寄せられてしまいそうだ。

しかし、今は違うらしい。シッピングモールのレストラン。ホテル内の名店。シェフや有名店の名前だけで客を呼ぶらしいが。吹きさらしの駅のプラットホームで、味醂と醤油、出汁の混じった匂いに出会うことは、誰にでもあるはず。その匂いだけで、駆け込みたい衝動が湧き起こるものだ。

さて、今の我が家の匂い。それはカタチをなして、皿に盛られる。そんな匂いのすべてが味わいを決めているのかもしれない。おいしい料理には、おいしい匂いが立ち込めているものだから。昨日の春巻きは、ボリュームがあって、旨かった。今朝の、朝食は春巻きの具を使ったオムレツ。なるほど、これもいける。味噌汁は、かすかに生姜の味が効いている。風邪の予防にいいかもしれない。なるほど、の連発だ。