![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/c0/8204bd32b1ab11848068c6d18ce413b2.jpg)
出演者は見事に3人だけ。ここは徹底してる。冒頭、無言のままに部屋に防音壁を貼り付け、ベッドを固定し、金具をきっちりと付けて行く手際の良さは、お見事。犯罪者なのはわかっているけど、こいつら犯罪で生きるより、リフォーム屋あたりの仕事をして行った方が、よっぽど行けるんではないかと思うほど。
そして女性を誘拐。計画通り、きっちり仕事をこなし、あとは身代金を受けとるだけ。誘拐で一番大変なのは、身代金の受け渡しってやつで、どうやって金を手に入れるんだろう・・・?などと思っていたのだが、キモになるのは、そこではなく、3人の人間関係!!
うーん、ちぃと頼りなげなキアヌの若いころを思い出させたダニー!!主犯格のおっさんにいろいろと指図され、時折逆切れも見せるかわゆさ・・。うーん、もろにおばさんの好みでありやした。自信なさげに、女を見つめるまなざしがなんともいい。でもって、どっかで見たことあるんだけど、思い出せず。。
ま、いっか。。と思って見ておりましたところ、おーーっと意外な展開。うーん、そう来たか!ここは言えませんので、見ていただくことにして、それまでの職人芸的な犯罪から、徐々に破たんして行くあたりから、人間の弱さというか、もろさというか、したたかさというか、さまざまなもんが見え隠れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/96/c64896f85bf9f78fc1cecf82f39721f1.jpg)
騙し合いに、抜け駆け、誰が誰を信じ切れるか?みたいな。かわいさ余って憎さ百倍やら、いろんな心理が内包しているのですが、きちんと整理され、新人監督とは思えない手腕で、大胆に描いたんではないでしょうかね。
終わり方には、異論も少々ありやすが、こういう才能が出てくるのは嬉しいこって。
とにかくアタシは、マーティン・コムストンにすっかりやられてしまいまして、素性探しを当然致しましたところ、なんとケン・ローチの「Sweet Sixteen」のあの少年だったではありませんか!!ちゃんとあたくし、目をつけていたではありませんか!!うーん、アタシの目は確かだったかも。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/aa/dfedb4b6564dccda02ba3ad3ab22eba8.jpg)
次の出来が大きく問われそうな監督さんですが、大作が待っているようで、次が真価の見せ所かもです。
◎◎◎○
「アリス・クリードの失踪」
監督 J・ブレイクソン
出演 ジェマ・アータートン マーティン・コムストン エディ・マーサン
そして女性を誘拐。計画通り、きっちり仕事をこなし、あとは身代金を受けとるだけ。誘拐で一番大変なのは、身代金の受け渡しってやつで、どうやって金を手に入れるんだろう・・・?などと思っていたのだが、キモになるのは、そこではなく、3人の人間関係!!
うーん、ちぃと頼りなげなキアヌの若いころを思い出させたダニー!!主犯格のおっさんにいろいろと指図され、時折逆切れも見せるかわゆさ・・。うーん、もろにおばさんの好みでありやした。自信なさげに、女を見つめるまなざしがなんともいい。でもって、どっかで見たことあるんだけど、思い出せず。。
ま、いっか。。と思って見ておりましたところ、おーーっと意外な展開。うーん、そう来たか!ここは言えませんので、見ていただくことにして、それまでの職人芸的な犯罪から、徐々に破たんして行くあたりから、人間の弱さというか、もろさというか、したたかさというか、さまざまなもんが見え隠れ。
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騙し合いに、抜け駆け、誰が誰を信じ切れるか?みたいな。かわいさ余って憎さ百倍やら、いろんな心理が内包しているのですが、きちんと整理され、新人監督とは思えない手腕で、大胆に描いたんではないでしょうかね。
終わり方には、異論も少々ありやすが、こういう才能が出てくるのは嬉しいこって。
とにかくアタシは、マーティン・コムストンにすっかりやられてしまいまして、素性探しを当然致しましたところ、なんとケン・ローチの「Sweet Sixteen」のあの少年だったではありませんか!!ちゃんとあたくし、目をつけていたではありませんか!!うーん、アタシの目は確かだったかも。。。
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ダニー・ボイルの再来などと言われている様で、なるほど、
なりふりかまわないむきだし感というか、汚いアイテムを
最大限に活かすあたり「トレイン・スポッティング」が思
い出され懐かしかったです。
ラストは予定調和な感じが否めなかったですが、こういうの好きです。
アリス役のジェマ・アータートン嬢、華々しいボンドガール
から、よくこの汚れ役を引き受けたもんだと感心しました。
性格俳優さんになれそうです!
「明日へのチケット」に出てたの?
覚えてないな~サッカー少年の一人なのね。
あまり好きな映画ではなかったな(笑)
最初から中盤まで、かなーり引き込まれてたのですが、色々と分かっていくと、段々と下降気味でした。
ラストもね、これも好みかな。
ジェマ・アータートンって、結構な作品に出てますね~。
後から検索して、「ああ、あれね~!」の連チャンでした(苦笑)
なにより点数甘いのは、マーティン君が好みだったからに違いなんですが。。。
よろしくお願いします。
巷では、イギリス版「キサラギ」というのも聞きました。
ラストはともかく、途中のとんとんと流れる話と、結構なやられた感がとっても良かったです。
アリスさんは、だいぶはすっぱな感じでしたが、体張ってましたなあ~。
出てる映画見て、凄いんじゃん!と思ったのですが、今いち印象薄いです。
見てて、「絶対こいつ見たことある!」と思いながら、うち帰って即効探して、「ああああ!!そうだあ」とガッツポーズでした。
はいはい、後半尻つぼみ状態だったのは、否めませんが、こういうものにありがちで、そこはしようがないとして、前半のつかみはうまかったです。
新人とは思えない手腕。次がちょっと楽しみです。
とにかくマーティン君が拾いモンで、あたし的には◎です!
僕はこの監督にやられました。
新人とは思えません。
お金なくても、いい作品は作れるという見本みたいなものです。
「そうきたかー」っていうのがいくつもあって、まさに産スペンスのの真骨頂。
次回作、期待大です。
いい脚本と、うまい役者がそろうと、おかねなくてもいいのが出来ると言う、見本みたいなもんですね。
次回はいかに!