あたしはとってもいい人だということが証明されてしまった。ありがとう群さん。あたしのフェバリット・アニメの『科学忍者隊ガッチャマン』をよみがえらせてくれて。ガッチャマンの歌を歌える人に悪い人はいないそうです。
小林聡美が片桐嬢に「あのーー、ガッチャマンの歌、歌えます?」と聞いたとき、(予告のときからだったのですが)、「はいはい!」と心の中で手を挙げてましたです、ハイ。おまけにエンドテーマも歌えますけど。当然、着メロはガッチャマンです。ちなみに題名は『倒せ!ギャラクター』です。ってどうでもいいことを語らせてくれる、このタッチ。もうつかみはOKです。
40半ばの私は、自他共に認めるおばさんだが、おばさんである事が嬉しい。とりあえず、言えないことはない。少々の事ではびびらない。怖いものはない。このくらいの気持ちに到達するまでに、それはそれは色々とあったが、人生何とかなるさ、どんと行け!みたいな境地に到達している。そしてまだ枯れてはいない。とすると、まだまだエネルギーがあって、何でもやれると言う気迫があって、怖いものがないおばさんという代物は、この世で最強の物かもしれない。
名にしおうおばさんが3人もそろったのだから、それは最強なんてもんじゃない。ガッチャマンも尻尾巻いて逃げ出す強さだ。別に闘うわけではない。フィンランドのとある街で食堂を開いた小林聡美女史。レストランではなく食堂という所がポイント。客は入らず、来るのは妙な日本かぶれの若者と、やっぱ日本人。でも、小林聡美女史のほんとにあったかい「いらっしゃい♪」に引き込まれて、じわじわと人が入ってくる。
何のことはない、ゆるーい、再生の話なのだが、あたしにとって完全につぼだった。つかみから、カウリスマキと相通ずるタッチに、なんともいえない間。とにかくつぼ。マッサージに行って、「そこそこ、そこなのよ」とぴったしのつぼを押された快感だった。
見た人すべてがそう味わえるかどうかは保証はしないが、おばさんたちはきっと「うんうん」と一緒にうなずいてくれると思う。人に作ってもらったものをありがたいと実感しているのは紛れもなくおばさんたちだから。
『かもめ食堂』
監督 荻上直子
出演 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ペルトラ
小林聡美が片桐嬢に「あのーー、ガッチャマンの歌、歌えます?」と聞いたとき、(予告のときからだったのですが)、「はいはい!」と心の中で手を挙げてましたです、ハイ。おまけにエンドテーマも歌えますけど。当然、着メロはガッチャマンです。ちなみに題名は『倒せ!ギャラクター』です。ってどうでもいいことを語らせてくれる、このタッチ。もうつかみはOKです。
40半ばの私は、自他共に認めるおばさんだが、おばさんである事が嬉しい。とりあえず、言えないことはない。少々の事ではびびらない。怖いものはない。このくらいの気持ちに到達するまでに、それはそれは色々とあったが、人生何とかなるさ、どんと行け!みたいな境地に到達している。そしてまだ枯れてはいない。とすると、まだまだエネルギーがあって、何でもやれると言う気迫があって、怖いものがないおばさんという代物は、この世で最強の物かもしれない。
名にしおうおばさんが3人もそろったのだから、それは最強なんてもんじゃない。ガッチャマンも尻尾巻いて逃げ出す強さだ。別に闘うわけではない。フィンランドのとある街で食堂を開いた小林聡美女史。レストランではなく食堂という所がポイント。客は入らず、来るのは妙な日本かぶれの若者と、やっぱ日本人。でも、小林聡美女史のほんとにあったかい「いらっしゃい♪」に引き込まれて、じわじわと人が入ってくる。
何のことはない、ゆるーい、再生の話なのだが、あたしにとって完全につぼだった。つかみから、カウリスマキと相通ずるタッチに、なんともいえない間。とにかくつぼ。マッサージに行って、「そこそこ、そこなのよ」とぴったしのつぼを押された快感だった。
見た人すべてがそう味わえるかどうかは保証はしないが、おばさんたちはきっと「うんうん」と一緒にうなずいてくれると思う。人に作ってもらったものをありがたいと実感しているのは紛れもなくおばさんたちだから。
『かもめ食堂』
監督 荻上直子
出演 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ペルトラ
はーい、同年代デース!
何も怖いものありませーん(笑)
この映画は主人公たちと同年代の方が「うんうん」って共感できるのかしら?
でも男性にも人気だし、この映画を嫌いって言う人は少ないかもしれませんね~。
今のところ間違いなく今年の邦画ベスト3に入ってます!
若い人は現実からちょっと逃避したところ、あの本当においしそうなメニュー、日本では到底味わえそうもないゆったりしたムード。
どの世代でも、男女を問わず感じるものがありましたが、やっぱおばさんはうれしいわな。
ありがとうございました。
けっしておばさんの為だけの映画じゃないと思いますよ。
誰だって色々抱えて生きてるじゃないですか?ちょっと疲れちゃったなって思うときは必ずある。そんな時にほっとできる場所に行って一休み。そんな場所があるありがたみ。心に沁みます。
微妙なさじ加減というか、おにぎりだったら塩加減でしょうか?(笑)はたしてうめぼしは受け入れられるのか?という疑問は置いといて、「いらっしゃい」の微妙なニュアンスとか、これが邦画の良さなんだろうなってのが存分に味わえて、非常に良い作品になってました。
sakuraiさんのブログのおかげでこの作品に出会えたって部分も多分にあるので、感謝感激です。
ほっこり、今の日本人に必要なエッセンスですよね。
年齢的なツボもいい刺激でした。
小林聡美の自然体というか、独特の雰囲気もまた素敵。
ありがとうございました。
いまも、変らないですね。わたしも同世代で見習わねば。(笑)この映画についてはみなさんが語ってくれているので、ちょっと端折るのですが、小さい場面で
個人的に見のがしたくないので。 「かもめ食堂」の
前のお店をやっていたおじさん。忘れ物をを無事取り戻し、帰る道すがらに、おにぎりのごはんつぶが服に
ついたのを、一瞬ためらってから、食べますよね。
これ、経験しているひととても多いと思うのですが、
あのごはんつぶが、瞬間的に塩味がきいていて美味しいってこと。感じられませんでした?画面のおじさんは満足そうにされていると見たのだけど。
あの、白夜のシーズンのかもめ食堂はすべてに明るくて気持ちいいけど、ずっと暗い冬の時期はどのように
過ごせるのか、やっぱり気持ちいいのか、続編とは言わないけど、その部分も見たい気がします。
あのおじさんは、アキ・カウリスマキ監督の常連で、彼の映画に欠かせない役者さんなんですよね。寡黙な役が多いのですが、とっても味わいのある深い役者さんなのですが、彼ならではの味のある演技だったと思います。
きっと暗い一日でも、ほんわか明るいお店だと思いますが、見たいような、でもあれで完結させていいような・・・。うーーん、難しいです。
なんだか、また見たくなってきました。
コメント、ありがとうございました。またどうぞよろしく。
でも、確かにこの3人は最強。
室井さんを入れたいところだけど、
それは三谷監督にお願いしましょうか。
あ~でもあのゆるゆるはもう派手派手になっちゃったから
やらないかなぁ~(;・∀・)
でも、あのまま宝箱に入れておくべきものだったかもです。
そうですね。室井さんが入ったらマジに最強軍団になって、誰も太刀打ちできなくなりそうです。
あのくらいのゆるさがちょうどよかったのかもしれませんね。
しっかし、いい映画でした。