司法書士佐季papaの毎日が一期一会

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実印なのか、実印ではないのか

2020年03月31日 | 不動産登記

愛読者の皆さん、こんにちは。

今日は年度末です。といっても、当事務所は比較的平穏です。もちろん、登記申請はありましたが、準備はほとんど前日までに終わっているので、登記申請当日に行うのは登記簿の内容に変更が無いことの確認ぐらいでしょうか。

ところで、昨日、本人確認情報(権利証が無い場合に作成)を必要とする不動産決済がありました。当然、事前に作成し、売主本人にも確認してもらっていましたのでその点は大丈夫、心配だったのは、ただひとつ、売主の口座への売買代金の着金が何時になるのかということでした。

着金しないと抵当権抹消書類を金融機関から受け取ることが出来ないからです。数年前の年度末のことですが、3時間近くかかったことがあります。

しかしながら、思わぬところに落とし穴が…。

売主が実印だと思って持ってきた印鑑が実印ではなかったのです。見た目はとても似ていたのですが、大きさが違ったのです。市役所が倍率を間違って登録してしまったのではないかと思うほど酷似していました。

売主は、印鑑はこれしか無いと言い張っていましたが、それが勘違いだったことが直ぐにわかりました。売主が用意した昔作成した書類の中に印鑑証明書と同じ大きさの印鑑が押されているものがあったのです。間違いなく当時は存在した実印。でも、今は無い。

そりゃあ、焦りましたよ。ただでさえ、時間が読めないのですから。

不幸中の幸いだったのは、売主が(1)運転免許証を持ってきていたこと(その場で改印できます)、(2)転出していなかったこと(既に他の市町村に住んでいます)、(3)市役所の支所が近くにあったこと、でした。

直ぐに改印してもらい、印鑑証明書を改めて発行してもらったことで、事無きを得たわけです。

これからは、実印の持参を伝えるだけではなく、それが間違いなく実印であることの事前の確認までも求めないといけないようです。

さて…借金等で悩んでいらっしゃる方の精神的経済的な負担を軽くするための相談を主としていますが、そこには不動産や会社の登記も関連してくることが多いのも事実です。それらを含めたご相談を平成15年から猫研事務所(東京都中野区)でお受けしています。吉田猫次郎さん(事業再生コンサルタント)の相談者数には足元にも及びませんが、それでも面談だけで600組は超えています。自分の事務所での債務整理に関する電話相談やメール相談を含めたらそれこそ数え切れません。

面談時間は、①10時45分~11時45分②13時00分~14時00分③14時30分~15時30分④16時00分~17時00分となります。
猫研での面談(仕事の状況によっては電話相談に変更することもあります)を希望される方は、

http://www.nekojiro.net/soudan.html

から予約をしてください。

電話相談に関しては面談日とは別でご予約を随時お受けしていますが、日時はこちらの都合に合わせていただいております(1時間程度)。電話相談を希望される方は猫研ではなく直接私の事務所に電話してください。
電話相談や債務整理手続を希望される方は、

http://www.sakipapa.net

記載の電話番号(047~)までお願いします。

なお、猫研事務所での面談、私の事務所での電話相談は何度でも無料です。スカイプでも対応可能です。
また、メールでのご相談にも、直ぐに回答できるかどうかはその時の仕事の状況にもよりますが対応しております。

以上、いつものお知らせでした。

では、愛読者の皆さん、明日が今日よりも良い日でありますように。コロナが早く終息しますように。

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