個人再生の質問（２）

先日、難しいご質問をもらいました。
自分なりの答えは出ているのですが、いまいち自信がありません。

「再生申立人は主債務者Ａさん。負債総額は３０００万円、うち１５００万円（債権者Ｘ）につき連帯保証人としてＫがいます。再生手続中に連帯保証人であるＫさんがまったく支払わない場合には債権者ＸにＡさんは１５０万円支払うことになります。再生手続中にＫさんが１５００万円全額支払えば、本来の債権者Ｘは０円で、求償権者であるＫさんに１５０万円支払うことになります。再生手続中にＫさんが５００万円全額支払えば、本来の債権者Ｘには１００万円、Ｋさんには５０万円を支払うことになります。」

ここまでは異論の無いところだとは思いますが、ここからが問題なのです。

「仮にＡさんが再生計画上で１５０万円全額を債権者Ｘに支払ったとすると残りは１３５０万円です。これをＫさんは連帯保証人として支払う義務があります。では、この１３５０万円をＫさんが実際に支払ったら、Ａさんとの関係はどうなると思いますか？」

どうですか、皆さん、即答できる方って少ないのではないでしょうか？

参考になった方もそうでない方も、



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では、また明日。

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　--司法書士　松鵜孝之（HN：佐季papa/サキパパ）--
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