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パターナリズム、その洞察。

2015-07-23 | 社会問題
真理とは何か。世界について何が真であり、何が真でないのかについて、私達はどのようにして判断しているのだろうか。

私達の社会は単に何らかのパターナリズム・・・・・・それほど効果的でないありうべきその他のアルゴリズムに比べれば、

自然淘汰という強力な過程に疑いもなく強く支持されたものに従って、それを行っているのだろうか。

あるいは、真理を言い当てる別の、たぶん非パターナリズム的な道、ひょっとすると直観的、本能的、あるいは洞察があるのではないだろうか。

私達の判断は、偶然的、思い込み的、惰性的な推論と推測の複雑な相互に関連した組み合わせに依存している。

さらに、多くの世俗的な状況では、何が実際には「真」であり、何が「偽り」であるのかについては、一般的な合意がないことも多くある。


一度、問題を単純化にする為に、男性社会の「争い」にだけ焦点を当てて考える事にしてみる。

「争い」の問題について現代社会はどの様に判断をするのか。ことによれば、私達の確実な知識さえも「争いの形」に基づいて作られているかもしれない。

少なくともここでは、実態はずっと明確なはずである。何が「真」であり、何が実際に「偽り」であるかについて、疑問が無いなどとは誰も言えないはずである。

では、男性社会の「争い」とは何であるのか。

男性社会の「争い」の問題は非常に古く、初期のメソポタミア文明にまで遡るが、それ以前は母権制の記録も残る。

日本古来も同様に、古くは母権制が存在いていたようである。

しかしながら、いくつかのことが非常に明確に鮮明に解明され、驚くべき新しい男性社会が訪れたのは、まだ2,000年かそこらのことである。日本では1,000年くらいである。

この論点は根本的なものであり、私達の思考過程が本当に本性上のパターナリズム的であるのかどうか、という問題そのものに関わっている。

従って、そこに疑問を持つことが私達には重要なのである。なぜなら、未来は破滅かそれとも人類の進歩かによる選択に懸っているからだ。

男性社会が大きく進歩した理由の一つにはより強い敵を求める資質とその手段が社会の発展に大きく関与してきた事実であった。

その為、男性社会はこのような強力な方法の使用に対して更に自信を深めて行くのであった。

これらの方法の多くは無限の要素を含む集合体の考察に関わっており、征服の証明がしばし功を奏したのは、このような集合体をまさしく現実的な報酬という以上の存在に仕立て上げたからである。

支配した存在としての全体。として考える事が可能だという理由である。

強力なこれらの男性社会は、無限的なパワーと独創的な概念から生まれたが、彼らは有限的集合体を利用することによってそれを整合的に発展させたのだった。

しかし、現代はその複雑であるはずの集合体が一つの共同体に成りつつある状況下において、「争い」の概念の根底が揺らぎだしたのである。

実際、現代の男性社会は誰と戦えば良いのか解らない状態であるのだ。

もし仮に、宇宙人が地球を侵略しに遣って来たら、人類はかなりの確率で世界統一するだろうと考えられる訳である。・・・・・・・。


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