酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

哲学の継続。

2015-07-24 | 社会問題
現代の哲学者は「疑う」ことを忘れ、ひたすら正当化することにかまけている。

正義の主張は裏を返せば、自らの正当性を主張しているだけで問題解決には至っていないと考えられるからだ。

その有り余る知的好奇心とずば抜けた独創性と思いやりのある協調性によって社会問題の解決に挑むのがインテリジェンスの使命だ。


古典的哲学では、私達の常識に対応して、客観的世界が目の前にあるその世界は精密に定式化された倫理に支配されて明確な決定論的な仕方で発展する。

このことはアリストテレス元来の図式と同じように、カントやマイケル・サンデルの理論についても正しく受け継がれている。

社会的、自然的存在は私達自身とは独立に存在すると見なされている為に混乱している。

古典的父権制世界がまさにどのように「ある」かは、私達がそれをどういう風に眺めようとしているかに左右されない。

さらに、私達の精神社会と道徳倫理はそれ自体、例え過ちを冒したとしてもこの世界の一部である。

それらもまた、同一の正解で決定論的な古典的父権制世界の方程式に従って発展していると考えられている。

私達の無意識的な習慣が毎日の振る舞いにいかにして影響しているのか、それをどう感じ取っていようともこの世界の一部であることに変わりはない。

実在、私達の意識的知覚、自由意志と見えるもの、これらの本性に関する最も真剣な古典的父権制世界の背景には、このような描像があるようだ。

男性自身も父権制としてある役割を果たし、責任の追及に対しては不安を感じる人達もいるだろう。

男性社会は今世紀の初期段階で世界の実現の振る舞いと古典的父権制社会の記述との間に微妙な食い違いが観察されたことから生まれた物事の図式で、根本的だが人に不安と緊張を感じさせる、多くの人にとって古典的父権制社会という言葉は、矛盾社会にメスを入れ、解剖し、切り刻むかもしれないが、傷痕に残るのはほんのわずかな支配主義者だけである。

「古典的父権制社会」とは「不確定要素」のような、いくつかの漠然とした概念を思い起こさせるものに過ぎない。

現実には、女性社会はお馴染みの男性社会とは根本的に異なるにも関わらずに、非常に共存的なのである。

その上、男性社会の通常な見方とは反対に、自然法則にせよ、統計学にせよ、感情論にせよ、これらは決定的に社会に影響を与えて発展する。

私達が意識的に知覚できる女性社会の出現に関連した、ある不思議な大規模の活動を通じて現れる現象なのである。

私達はこのことを、そして女性社会がいかに我々に物理的存在に対する見方を変えるよう迫るかを、理解するように努めなければならないのです。




コメントを投稿