銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

赤坂 涵梅舫にて「回鍋肉」をいただきます

2007-08-24 16:37:01 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

日記にはあげていないが
最近1週間に1回は行っているお店がある。

私の好きな食べ物。
ピザ、タコス、お好み焼きの中の
お好み焼きのさっちゃんだ。

広島風よりは粉たっぷりなものの方が好みではあるのだが
粉イリコが薄い広島風のに広がったコクのある広島風は
お店の柄の良さと相まって足を向けさせてくれている。

どうも絵面が似たりよったりなので
同じお店の似たような記事はあげるのを控えているのだ。



ちょうど昨日のこと。

さっちゃんのおばちゃんが
ギタローの隣りの中華料理屋が旨いのだと教えてくれたので
性分上じっとしてられなくなって行って来た。

涵梅舫と書いてカンメイホウと読むのだそうだ。

赤坂の駅からよりも乃木坂の駅の方が近いだろうか?
ミンミンやさっちゃんは青山一丁目もこの2つに割って入るが
こちらのお店は前述の2択な距離にある。



店に入って驚いた。

随分と赤坂な落ち着いた内装なのだ。
メニューに目を通しているとお茶を持ってきてくれたのだが
どこの中華料理やでも同じようにやってくれる
ポットでお茶を出してくれる風習。

私はこいつが生まれた経緯は知らないが
日本にはないこの文化がとても好きだ。

日替わりランチメニューの
イカとブロッコリーの炒めものを同僚が頼むと言うので
回鍋肉を注文させていただいた。



やってきたのがこちら。

玉子スープにザーサイ、ゆで卵、春雨に
ライスとしっかりとした量の回鍋肉。

旨そうだ。

最初に手を伸ばしたのはスープだった。



香りが鼻に飛び込んだ瞬間に
先日行って来た周さんのお店を思い出したのだ。

そう。

こいつからもコーンの甘い香りが
ふんわりと漂っている。

蓮華を走らせて口の中に入れると・・・

十分に旨いのだが
ちょいとばかしコーンの甘味が
スープを飲み込んでいた。

好みで言うならば周さん家の方が
上品に感じて私好みだった。



続いてザーサイだけでも
ごはんが食べれてしまいそうなことを確認し、
春雨に手を伸ばした・・・

この春雨。

味付けは大陸仕様そのままなのだろうが
中華が不慣れな日本人が食べても
初めて口にする新鮮な味付けは
お隣の国だということ以上に
すんなりと受け入れられる味付けだった。



本日のメイン。回鍋肉だ。

たっぷりのキャベツにピーマン。
肉の量も申し分ない。

っと。ここでアクシデントが
お恥ずかしいのだがキャベツの弾力が箸の先で弾けて
ワイシャツに向かって飛び跳ねた・・・

ガーン!!!

一生懸命おしぼりで叩いたのだが、
この油染みは取れそうもない。



後悔をなんとか腹の底に沈めて
回鍋肉をようやく口の中に運んだ・・・

??? 火力のマジックだ!

キャベツもピーマンも
恐ろしい程シャキッとしている。

弱い火でタラタラ炒めたら
野菜もへたれてこうはいかないだろう。



お肉の方は粗悪では決してないながら
極上とは言いかねる肉質を調理という魔法で
見事に引き出していた。

同僚のいかとブロッコリーの方も
塩使いが素晴らしい。

これは久しぶりのめっけものだ。



食後にはデザートが。

杏仁豆腐だけならば珍しくも無いのだが
カステラのような食べ物が一緒に付いてきた。

これはいったい・・・?

パクリとやると
カステラ程蜜の効いていないスポンジの間に
蜂蜜が塗られた食べ物だった。

口直しとして、あって嬉しい食べ物だ。



杏仁豆腐はなかなか美味しい。

ぷりんとした寒天よりな食感は
私向きではないのだが美味しくいただけた。

こちらのお店。

数ヶ月に何回か募集15名の1人¥50,000で
満漢全席をやっているそうなのだが、
中国政府公認の特級だかの免許を持った方々を抱えている以上に
料理から感じた期待感が失われた宮廷料理の復活に
期待を持たせてくれそうだ。

新宿の京王デパートにも入っているそうなので
次回はこちらの方にも行ってみたいと思う。

ご馳走様でした。

涵梅舫(かんめいほう)

〒107-0052
港区赤坂7-6-47赤坂ニュープラザ1F
TEL03-3224-1607
11:00~14:30 17:30~22:00
(日・祝日の夜は17:00から)
年中無休

回鍋肉 ¥1,050(ライスのおかわり無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★▲☆


・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチを・・・

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう


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