読者の方に前々から薦められていた
讃岐うどんの名店に行ってきた。
丸香。
饂飩遍路では外すことができないという
山越出身のご主人が東京モンをぎゃふんと言わせるべく
神保町の地に建てたお店だそうだ。
場所は神保町から左手を小川町方面へ。
マクドの角を左折し数十メートルで
昼時ならば道路の反対に行列を発見できるだろう。
時間が15時という中途半端な時間だったこともあり、
並びはゼロ。
明治やら日大やらの学生さん達が
おやつ代わりの腹ごしらえに大挙していた。
テーブルには揚げ玉が。
本来ならば
初めて来訪する名店の出汁を堪能するために
汁ものを頼むべきなのだがお天道様は33度。
大好物の釜玉を3玉と言いたいのをこらえて2玉で、
おにぎりは売り切れていたので
げそ天と共に注文させていただいた。
お値段は香川ほどではないにせよ
東京では精一杯の良心的なお値段だ。
かけ ¥350
釜揚げ ¥400
釜玉 ¥450
ぶっかけ ¥500
釜玉にとろろの載った月見山が¥500。
1玉+¥100でお好みの量に調整してくれる。
先客の分を含めて10分程の待ち時間で
うどんが茹であがった。
ぬ、ぬうぉ~っっ!
卵の按配がヤバすぎる。
白身と黄身が固体に向かっている部分と
黄身が今まさに流し込まれたであろう部分が混在している。
2個を2回に分けて絡めたのだろうか?
真偽の程は判らないが
無性にぶっかけを追加注文したい衝動に駆られてしまった。
昼時ならば5玉位食べても
消化する自信はあるのだが、
晩御飯を考慮して自粛させていただいた。
出汁醤油をかるくぶっかけごちゃまぜにして
いざ、参らん・・・・
ぎゃっ、ぎゃふん!
均整の取れた手打ちうどんは釜揚げで
水で〆られていない分シコシコと言うよりはもっちり。
ぶっかけならば〆るのだろうから、
こいつのコシがさらに強いものも食べてみたい。
う、う、食べたい・・・
出汁醤油をさらに足し
摩訶不思議なほどの仕上がりの卵にうっとりしながら
はふはふさせていただいた。
昔から神保町には散々世話になっていたと言うのに
こんなお店を知らないとは・・・
無性に恥ずかしくなってしまった。
ここの讃岐饂飩ならば
カタクチイワシで摂った出汁も
この仕事ぶりからさぞかし旨いのだろう。
一舐めでいいから舐めてみたい・・・
揚げ置きながらここのげそ天。
¥150では申し訳ないほど出来栄えだ。
衣がいい華を咲かせて、卵に移った出汁醤油のはんなりとした
塩っ気が食欲をカッカと奮い立たせてくれた。
それにしても「いもや」が
この「丸香」の周辺にも私が知ってた以上に更にあったりと
今まで立ち入らなかった盲点のような場所に
まだまだわんさかと発見があるとは・・・
こういう発見を人様に教えていただけるとは
日記を付けてきた甲斐を実感することができましたな。
美味しいごはんをご馳走様でした。
丸香 (まるか)
千代田区神田小川町3-16-1ニュー駿河台ビル1F
11:30~21:00(土は17:00まで)
日曜・祝日定休
釜玉うどん ¥550(大盛り¥100増しを含む)
げそ揚げ ¥150
甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★☆☆
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