銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

神保町 丸香にて「釜玉うどん」をいただきます

2007-06-30 17:51:10 | 水道橋・神保町・御茶ノ水・小川町・本郷

読者の方に前々から薦められていた
讃岐うどんの名店に行ってきた。

丸香。

饂飩遍路では外すことができないという
山越出身のご主人が東京モンをぎゃふんと言わせるべく
神保町の地に建てたお店だそうだ。



場所は神保町から左手を小川町方面へ。
マクドの角を左折し数十メートルで
昼時ならば道路の反対に行列を発見できるだろう。

時間が15時という中途半端な時間だったこともあり、
並びはゼロ。

明治やら日大やらの学生さん達が
おやつ代わりの腹ごしらえに大挙していた。



テーブルには揚げ玉が。

本来ならば
初めて来訪する名店の出汁を堪能するために
汁ものを頼むべきなのだがお天道様は33度。

大好物の釜玉を3玉と言いたいのをこらえて2玉で、
おにぎりは売り切れていたので
げそ天と共に注文させていただいた。



お値段は香川ほどではないにせよ
東京では精一杯の良心的なお値段だ。

かけ ¥350
釜揚げ ¥400
釜玉 ¥450
ぶっかけ ¥500
釜玉にとろろの載った月見山が¥500。

1玉+¥100でお好みの量に調整してくれる。



先客の分を含めて10分程の待ち時間で
うどんが茹であがった。

ぬ、ぬうぉ~っっ!

卵の按配がヤバすぎる。

白身と黄身が固体に向かっている部分と
黄身が今まさに流し込まれたであろう部分が混在している。

2個を2回に分けて絡めたのだろうか?



真偽の程は判らないが
無性にぶっかけを追加注文したい衝動に駆られてしまった。

昼時ならば5玉位食べても
消化する自信はあるのだが、
晩御飯を考慮して自粛させていただいた。



出汁醤油をかるくぶっかけごちゃまぜにして
いざ、参らん・・・・

ぎゃっ、ぎゃふん!

均整の取れた手打ちうどんは釜揚げで
水で〆られていない分シコシコと言うよりはもっちり。

ぶっかけならば〆るのだろうから、
こいつのコシがさらに強いものも食べてみたい。

う、う、食べたい・・・



出汁醤油をさらに足し
摩訶不思議なほどの仕上がりの卵にうっとりしながら
はふはふさせていただいた。

昔から神保町には散々世話になっていたと言うのに
こんなお店を知らないとは・・・

無性に恥ずかしくなってしまった。



ここの讃岐饂飩ならば
カタクチイワシで摂った出汁も
この仕事ぶりからさぞかし旨いのだろう。

一舐めでいいから舐めてみたい・・・

揚げ置きながらここのげそ天。

¥150では申し訳ないほど出来栄えだ。
衣がいい華を咲かせて、卵に移った出汁醤油のはんなりとした
塩っ気が食欲をカッカと奮い立たせてくれた。



それにしても「いもや」が
この「丸香」の周辺にも私が知ってた以上に更にあったりと
今まで立ち入らなかった盲点のような場所に
まだまだわんさかと発見があるとは・・・

こういう発見を人様に教えていただけるとは
日記を付けてきた甲斐を実感することができましたな。

美味しいごはんをご馳走様でした。

丸香 (まるか) 
千代田区神田小川町3-16-1ニュー駿河台ビル1F
11:30~21:00(土は17:00まで) 
日曜・祝日定休

釜玉うどん ¥550(大盛り¥100増しを含む)
げそ揚げ  ¥150

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★☆☆

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新宿 ル・モンドにて「リブロースステーキ」をいただきます

2007-06-28 12:22:21 | 新宿

私が幼稚園児の頃。

うちの親父は肉を喰わなきゃ元気がでないなどと
朝っぱらからステーキを食べていたのを思い出した。

親父が30代の頃だから
それがどんな暴挙なのかようやく
理解することができる歳になったのだが、
血は争えない。

今日はどうしても肉が喰いたくなり
新宿の安くなかなかの肉を喰わせてくれる名店へ。

ル・モンド。



ステーキの神様を名乗るこのお店の厚切りステーキは
コストパフォーマンスがとてもとても抜群の品なのだ。

新宿西口のヨドバシカメラの目の前に
ひっそりと佇むカウンターだけの店。

お腹が空いているときならば厚切りステーキを、
そうでもない時ならばベーコンの周りにヒレ肉が鎮座した
ヒレステーキを注文するのだが、
今日は今まで食べたことの無いリブロースステーキを
ライス大盛りで注文させていただいた。



ちなみにランチタイムのメニューは
リブロースステーキ(150g) ¥950
サーロインステーキ(150g) ¥1,100
ヒレステーキ(110g) ¥1,200
厚切りステーキ(300g) ¥2,500
※厚切りはサイズバリエーション有り

生ビールは中で¥470だったり
グラスワインが¥360だったりと
どれもこれもついつい頼みたくなってしまう価格設定だ。



最初にやってくるのはレタス。

オーソドックスなイタリアンドレッシングが
かけられているのだが、
こいつがなかなかに旨い。

炭火で網目がくっきりとつけられるのを横目に見ながら
まだかまだかと平らげてしまった。



5~7分程度だろうか。

お待ちかねの牛の背中の肉がやってきた。

大盛りごはんのこの量。

肉や食事のバランスを考えるのならば
ポテトも大盛り(¥100)にすれば良かったかな。

いざとなれば胡椒でペッパーライスにして
平らげてしまおう。



この店のお米はそんなに良いものを使っていない。

お肉の出来を考えると
毎回、ややボサッとしたお米だけが
唯一の欠点なのではないかと考えさせられてしまう。



こいつがル・モンドのリブロースト。

旨そうな匂いがプンプンしている。

付け合せにはたっぷりのインゲンにフレンチポテトが
綺麗に盛り付けられている。



肉の上にのっている辛子色のペーストはバターだ。

バターだけではこんな色にはならないのだが
野菜や香辛料を練りこんでいるそうだ。

何が練られているのか全く判らない。

もちろん最初に言っておけば
バターなしにもしてくれるので
気になる方はお申し付けを。



ナイフを入れると
若干スジのある部分もあるが
基本的なスジ抜きはしっかりとされている。

焼加減は何も言わなければ私好みなミディアムレアだ。
好みがあれば最初に申し出ると良い。

肉の扱いをしっかり行なっているのだから
注文ごとに聞いても良いのだが、
あまりステーキに馴染みの無い日本では
好み嗜好のある少数派が申し出た方が効率が良いのだろう。



ソースをできるだけ
かからないようにしながら一口・・・

うん。旨い。そして柔らかい。

嫁はここのヒレステーキが大好物。

今日の抜け駆けを見て近いうちに
強制連行されるのだろうが・・・



ここのソースは洋風なようで和風だ。

単体ではしょっぱくも感じるのだが
肉汁が合わさるとむしろさっぱりと感じたり、
バターの濃厚すぎる部分をまろやかにしたりと
肉に合わせるものとして考えて作られている。

初めてのリブロースも
コストパフォーマンスの高いものだったが、
やはりヒレや厚切りの方がより幸せに浸れそうだ。

美味しいごはんをご馳走様でした。

ステーキの神様 ル・モンド
新宿区西新宿1-16-11
TEL03-3343-7728
11:00~15:00
17:00~22:00
日曜定休

リブロースステーキ ¥1,050
(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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新橋 ポンヌフにて「ハンバーグスパゲティ」をいただきます

2007-06-27 13:08:53 | 新橋・汐留・虎ノ門・御成門

普段あまり乗ることのない
ゆりかもめ沿線に行ったついでに
ディズニーランドに行ってきた。

と言ってもミッキーの変わりに
おじ様方がウヨウヨといる
親父のディズニーランドの方。

そう。新橋駅前ビルだ。



このビルを潜って
胸が高鳴るのだから
私もすっかり親父の仲間入りだ。

元気カレーにしようか?
かねまつのうなぎにしようか?
七蔵の稲庭うどんにしようか?
まるやのとんかつにしようか?
頭の中で我よ我よと立候補者が殺到した。



最終的に出した答えは
ナポリタンでお口のまわりを
真っ赤にしたい。だった。

ポンヌフ。

この写真は食べ終わった
12時過ぎに撮ったものなのだがこのビル。

以前と比べると随分と
女性が増えたことに気付かされた。

親父たちだけで愉しませるな。
ということか。



店の雰囲気がなんとも昭和だ。

客の入りは7割程。
11時台ということもあり
嵐の前の静けさといったところか。

今日の夜は外食の予定なので控えめに。
自家製プリン付きのハンバーグスパゲティを
普通盛りで注文させていただいた。



5分程でやってきたのがこちら。

これがポンヌフのハンバーグスパゲッティ。

私がそうだったように
多くの人が生まれて初めて食べたスパゲティは
こんな感じのナポリタンかミートソースだったのではないだろうか?

確か4歳だった頃に
自分で訳も判らず注文したバジリコのスパゲティが
赤くなかったことにたいそう驚き、
テーブルのタバスコがいつものスパゲティに
してくれるものだと思い込み真っ赤になった
バジルのスパゲティで大泣きしたのを思い出した。



ここのハンバーグ。

私は結構好みだったりする。

ナポリタンと比べると酸味を利かせたソースが
つなぎでボヤかされていない牛肉の味を
グッと引き立ててくれるのだ。

フォークでハンバーグの腹を開くその瞬間、
溢れんばかりではないが黄金の雫が滴る。



うわっぁ~っ!もったいない。

落ちるべき場所は
私の胃袋の中であるべき雫を
ソースと絡まった極上の味と思い込むよう
言い聞かせた。

スパゲティをまいて巻いてパクリ・・・

く~っっ柔らかい!

スパゲティがではない。ケチャップの味がだ。
オムライスにしろナポリタンにしろ
玉葱使いのてだれのいるお店のものはうんっごく旨い。

このお店もそのひとつなのだ。



アルデンテ?何じゃそりゃ?

ごく太麺のナポリタンには
茹ですぎ位が丁度良いなど、
普段では考えられない思考回路にしてしまうのだから
昭和マジック恐るべしだ。

マッシュルームに玉葱、そいつにベーコンだったかな?
ケチャップの味を見事に昇華させたスパゲッティを
気分転換に粉チーズと合わせたり合わせなかったりしながら
貪り喰った。



食後には成就して道化と化した
真っ赤な口元を拭い、
自家製プリンとアイスコーヒーをいただいた。

こちらのプリン。

濃厚とは言い難い按配だが
カラメルを含めあっさりと胃の中に納まってくれる。



ガラス越しに
今か今かと懐かしの味を求める大人達が目に入り
アイスコーヒーを流し込んで勘定を。

たま~に喰いたくなるナポリタン。

いいですねぇ。

ご馳走様でした。

ポンヌフ
港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館1F
TEL03-3572-5346
9:30~19:30
日曜定休

ハンバーグスパゲティ ¥1,100
(ドリンク、プリンを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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⇒親父のディズニーランド其の一 まるやの激旨ロースカツの巻
⇒親父のディズニーランド其の二 アートだぜ七蔵の稲庭うどんの巻

青山一丁目 麺屋武蔵 青山にて「味玉つけ麺」をいただきます

2007-06-26 11:12:33 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

どんな益荒男喰いをしても
ほどほどにねと見守ってくれる嫁が
唯一目くじらを立てる食べ物がある。

そいつの名はメタボの天敵ラーメン。

今週ラーメン食べた?と聞かれる程
目の敵にされてしまっているのだ。

20代の頃は飲んで深夜にラーメンを食べるなんてのは
ザラもいいとこ屁のかっぱだったのだが、
最近では胃がイエローカードを出すほど
深夜には受け付けなくなった。

歳だねぇ・・・



その分無性に麺を喰らいたくなることがある。

銀座時代ならばジャポネやエトナといった
イタリアンな炭水化物をがっつり食べさせてくれる店があった分、
ラーメン率を極めて低く抑えることができたのだが、
ここは青山、赤坂界隈。

お上品なスパゲティこそあれど
麺で腹を満たすには選択肢は少ない。

麺屋武蔵。



立地柄ついつい来てしまうこの店で
つけ麺の大盛りを味玉付きで注文させていただいた。

こちらのお店。

著名な分よくご存知な方も多いのだろうが
ラーメンには大盛りメニューはなく、
つけ麺だけがその栄誉を与えられている。

なんでだろう?

ラーメン系を注文する大食いは
たいがい「とんがり飯」というチャーシュー丼に
誘導させられてしまうのだ。



大どんぶりにせり出した
麺の按配を見ていただければ
嫁のパンチと天秤にかけて
つけ麺だけで思いとどまったことを
ご理解いただけるのだろう。

なかなかのボリューなのだ。



柚子の入った醤油ダレはなかなかに濃ゆい。

頼めば食後に割スープをもらえるが
薄めて口にするとしてもこの塩分。

しょっぱすぎて嫁の怒りが正しい訳だ。

鰹でない魚出汁に椎茸かな、
それと鳥ガラが柚子の隙間から
ほのかに感じられた。



こちらのお店で1点気に入っていないことがある。

それは茹でた麺の後処理。

ヌメリを取るのが甘いことや
麺の締まりが甘いことが過去に何回かあった。

麺はつけ麺の命だ。

この辺が蔑ろにされてしまうと
並びのないお店になって行くのだろうが、
今回のはしっかりとしたものだった。

旨い。



以前、ラーメンを食べた際にも言わせていただいたが
私は豚丸出しのこのチャーシューは嗜好違い。

好みでないが好きな人は大好きなのだろう。

厚みも大きさもしっかりとあるこのチャーシューは
できれば私は刻んでスープの中に漬して欲しい。



味玉は黄身の旨みはしっかりとしたものだが
加減がこちらも嗜好違いだ。

卵よ。もっとトロけておくれ。

細心の注意を払っていたつもりだったが
やっちまった。

ワイシャツに醤油ダレが・・・

お気に入りの1枚じゃなかったことは
不幸中の幸いだったのだがなんだかなぁ・・・

ご馳走様でした。

麺屋武蔵 青山
港区南青山2-3-8
TEL03-3796-8634
11:00~15:30
17:00~21:30

味玉つけ麺 ¥990(大盛り¥160、味玉¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒干海老が効いてます!麺屋武蔵の塩ラーメンの巻

新宿 豚珍館にて「とんかつ定食」をいただきます

2007-06-25 12:34:55 | 新宿

相変わらずの風邪引きで、
のど飴もカンロの梅のど飴から
浅田飴にグレードアップ。

皆さん。季節の変わり目につきご注意を。

今日は新宿に用事があったついでで、
クリスピークリームドーナッツ程ではないにせよ
行列のできるとんかつ屋に行ってきた。

豚珍館。

安さと独特の食感、ボリュームで評判のお店だ。



場所は新宿郵便局を1本甲州街道よりに入った
ビルとビルの静けさの同居する一角だ。

お昼時ならば2階へ続く階段はもちろんのこと
路上にも激安ボリューム満点メニューを求める
学生やサラリーマンがたむろする。

平均価格帯は¥700程度か・・・

いかリングとかにクリームコロッケ ¥550
いかリングときす ¥580
紙カツ ¥600
チキンセット ¥680

などお父さんにやさしいメニューから
上は¥1,000ちょっとのメニューまで多種多様だ。



時間が早かったこともあり
階段に3人程の並びこそあったが
回転の速いこのお店にあって
3人なぞは調理時間と同程度のもの。

全然問題ない。

最近とんかつを食べていなかったこともあり
こちらのデフォルトメニュー。とんかつ¥800を注文した。



5分程の並びの末、
着席後1分程で今日の獲物が並べられた。

生憎、カウンターの1番奥の薄暗い空間で
申し訳ないが今日の写真は期待できないので悪しからず。

一揃えはごはんに新香、とん汁にとんかつ。

カウンターにあるややとろみがかった甘口ソースと
流体の辛口ソースを併せていただくことに。



こちらのお店の大きな特徴のひとつが
このとん汁とごはんがおかわり自由なこと。

写真では大根だけが目に飛び込むが
にんじんや溶けてなくなりかけた
豚肉などがしかと沈殿している。

もうひとつの特徴は
大旦那の内弁慶ぶり・・・

一目をはばからず職人に浴びせる怒声は
会社でも怒られている方にとっては
食事すらも生きた心地のしないものにしてしまう。

この辺はご一考いただきたい。



こちらが豚珍館のとんかつだ。

独特の食感と言ったのは行列にも秘密があるのだろう。

とんかつに2度揚げは常套手段なのだがこちらのお店はおそらく、
並びの最中にオーダーを取り高温で揚げるところまでを行い、
入店直後もしくは見切りで低温にぶち込んでいるのでは
ないだろうか?

余熱で肉の按配をコントロールをしているのかは判らないが
客を待たせない秘訣と衣をこげ茶でガリッカリッとした
あまりお目にかかれない食感に仕上げる秘密との
両輪をこれが担っているのだろう。



写真はひどいが味はなかなか。

この衣がやみつきになる人は
ここのとんかつしか食べれなくなるのだろう。

脂身の除かれた?
赤身ぎっしりのロース肉は硬くはない。

肉厚もなかなかのもので
ごはんとん汁のおかわりと共に
満腹中枢をしっかりと刺激してくれる。

やかましいのだけはご遠慮いただきたいが
こういうお店が少なくなっている平成の世の中には
旦那の小言も風情なのかなぁ・・・

とにもかくにもご馳走様でした。

豚珍館
新宿区西新宿1-13-8たかはしビル2F
TEL03-3348-5774
11:00~15:00
17:00~23:00(土曜11:00~22:00)
日曜・祝日定休

とんかつ定食¥800(ごはん、とん汁おかわり自由!)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★▲

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青山一丁目 マサラチャイにて「ナツメとカレー」をいただきます

2007-06-21 15:55:16 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

風邪がひどい。酷すぎる。

昨晩なぞはさっさと会社をあがり
21時には飯も喰わずに眠りについたのだが
夜中に3回も目覚めてしまい
ぐっしょりとしたTシャツを何度も着替えるはめに・・・

今日は朝か水分ばかり摂っていたので
発汗性の食べ物をとカレーを食べることにした。



マサラチャイ。

ミンミンやさっちゃんのあるアジア会館の奥地の並びに
カルカッタ五つ星ホテルのシェフをウリにした
カレー屋がある。

店のテラスに着き、ナンとライスと2種類のカレーが付き、
さらにケバブかタンドリーチキンが選べるスペシャルセットが
お薦めだというのでそちらと薦められるがままに
マンゴーラッシーを注文させていただいた。



最初にやってきたのはマンゴーラッシーだった。

ストローに口をつけると
こいつが普段口にしてきたものとは違うことに気付かされた。

ダヒーの味なのか?
それともミルクの変わりに豆乳を使っているのか?

空っぽの胃袋に染み渡る
本当に体に良さそうな味だ。



続いてやってきたのはこちら。

店からのサービスだそうで
ナツメと干し葡萄とはちみつが盛られたものだ。

聞けばアラブの人達は食事の際に免疫力を付けるために
これらにはちみつをつけて摘むのだそうだ。

日記をつけるようになってからの利点の一つは
こういった差し入れを喰いしん坊に与えてくれることなのだが
それ以上に風邪で荒れた喉に水飴のように濃厚なはちみつが
潤いを与えてくれたことが何よりも有り難かった。



大皿にはチキンにナンとライスに気持ちばかりのサラダが。
別の小皿にカレー2種がそれぞれ盛られている。

こちらのお店のカレーは野菜と豆のどちらかと
その日のお薦めカレーをつけてくれる。

今日のお薦めは海老のカレー。
そいつに豆のカレーを選択したのだ。



こちらは海老のカレーなのだが
生の生姜の千切りが添えられていたことに驚き
インド人ウェイターを呼んだ。

インドでも生の生姜を
こんな風に食べることを知り
改めて驚かされた。



スプーンで掬い上げ、
海老の塊と共に一思いに口の中へ・・・

うん。まろやかな辛さだ。
生姜のおかげで海老やスパイスが
引き立っているのだ



見た目には若干海老のカレーよりも
赤味を帯びている程度の豆のカレーは・・・

海老よりもちょいと辛味が強くなっているが
どちらにせよマイルドな部類。

辛いのが好きな人には物足りないのだろうが
上品なとろみがかったカレーは
なかなかに食を捗らせてくれる。



ライスにたっぷりとひよこ豆を盛り付け
微妙な食感の違いを愉しみながら
大粒の汗を流した。

日差しも強く気持ち良いかと
誰もいないテラスに陣取ったが
風邪引き以前にカレーは熱射を浴びながら
食べるべきではないなと後悔が込み上げた。



見るからにかぐわしいチキンは
ナイフとフォークを添えるだけで
ハラリと崩れ落ちてくれた。

よく南インドだとか北インドだとか
広大なインドの地域性を押すお店も存在するが
カルカッタの特徴なのだろうか?
日本人に合わせているのだろうか?

チキンにしてもマイルドな旨みの妙で
ここのは勝負をしている。



お肉の方はほぼナイフとフォークで削ぎ落とせたのだが
僅かばかりの肉片をもったいないと
最後はしゃぶらせていただいた。



ナンは思ったよりもずっしりとしていた。

生地を厚めに使っているのだが
焼き膨らんだ部分と生地に纏わり付いて
ぶてっとした部分があり、
生地っぽさを感じさせられるよりも
もっと伸ばして大きくかじらせてくれた方が
私には有り難い。



最後にこれはアッサムティーかな?

しつこくない苦味が凛とたった
美味しいお茶だった。

風邪引きがカレーなどと
失笑される方もいるのだろうが
結果オーライ。

医食同源を感じたインド料理屋さんは
5分程熱を下げてくれたのではないだろうか?



ただし最後に落とし穴が用意されていた。

ぼーっとしていた風邪引きは
マンゴーラッシーが¥555だとは全く気付かず、
¥1,910の請求に思わず声をあげてしまった。

嫁よすまぬ。薬代だと思ってくれと念じながら
ご馳走様でした。

マサラチャイ
港区赤坂7-5-33カムラン赤坂51ビル
TEL03-5573-4617
9:30~22:00
デリバリーも可能

スペシャルセット ¥1,355
マンゴーラッシー  ¥555

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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赤坂 GHITAROにて「卵とスモークハムのビスマルク風」をいただきます

2007-06-20 13:45:34 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

無知とはかくも恐ろしいものかと痛感させられた。

今までの行動範囲をほんの100mだけ伸ばしただけで、
私の大好きなピッザを焼きたてで味わえるお店に
巡りあうことができたのだ。

GHITARO。

長野の儀太郎軍鶏を取り入れた
イタリアンをウリにするこちらのお店。

ものの本では乃木坂~六本木間に
位置していたように記憶していたのだが
なんとなんとの生活圏。



最近少し興奮を覚えた「さっちゃん」から
3分程の場所に私の来店を静かに待ちわびてくれていた。

内装・外装ともウッディーな面持ちで、
店の前の黒板にはパスタのランチが¥1,000。
ピッザのランチが1,100。
軍鶏の付いたものが¥1,600だったかな?



ピザニスタ?としては4種類のピッザメニューの中から目に付いた
卵とスモークハムのビスマルク風を注文させていただいた。

こちらのお店のランチには5種類の前菜の盛り合わせ、
サラダ、スープの中から好きな一品を選ぶことができるそうで
お手盛り感のある前菜5種を選択しそのときを待った。



最初にやってきたのはパンだ。

ピッツェリアを自負するだけあって
自家製パンなのだろうか?

ほのかに温かいパンに
オリーブオイルを塗りつけパクリとやる。



微熱で鈍化した味覚にも
生地本来が持つ甘さが伝わってきた。

うん。旨い。

ちぎるとすっ~と伸びる生地に夢中になっていると
前菜の盛り合わせとやらがやってきた。



正解だ。

パンのおかわりができるのかどうか
聞けばよかったのだが、
予想以上のお手盛り感に思わず
目じりが下がってしまった。



豆に合わせてあるのはツナと玉葱。

表面が固めの豆を歯が押しつぶすと
ツナとそれを引き締める玉葱が
豆の旨いと合わさって口の中に広がる。

食感がそれぞれ違うのも食欲をそそるのだ。

旨い。



こちらはキッシュのようなものを
バルサミコ酢で合わせている。

バルサミコが強すぎて
味を捉えられないのが残念な仕上がりだった。



こちらはサーモンのマリネ。

サーモンの魚っぽさを
玉葱が引き立ててしまい、
好きな人は好きなのだろうが
私はこれならばスモークサーモンを使った方が
美味しくいただけるのではと感じた。



こちらはいかのバジルソース和え。

風邪引きにはバジルソースの
細かな味が識別不能。

いかの食感だけを愉しむ結果になってしまった。



ようやくピッザがやってきた。

で、でかい。

直径25~30cmはありそうな大振なピッザ。

極めて薄焼きなミラノ風だ。



大好物のひとつ。

卵が見た目以上にジュクジュクしている。
それも片目ではなく両目玉でだ。

ぐぅぉ~。もう我慢は出来ない。



この生地の膨らみが
カルツォーネのような感じになっている按配も
激烈に胃袋を刺激してくれた。



どうしてくれようか
0.02秒程思案をした結果
思考回路とほぼ同じタイミングで
本能が黄身をつぶしていた。

卵の芳香の広がりと
スモークハムの燻されたアロマで
一瞬意識を失いかけた。



この卵とハムが軍鶏のものなのかは知らないが、
手づかみでは形を維持するのが難しいピッザを
ナイフとフォークで口に運んだ・・・

駄目だ。旨いよこれ。。。。

ハムを包み込むスモークチップの香りが生地にも移り、
肉自体からにじみ出る旨みと卵のまろやかさで
個性の中に協調性を垣間見るような
複雑な旨みを演出している。



スモークハムは
熱で旨みを搾り出したように
光り輝く雫をまとっていた。

駄目だ。もう1枚頼もうか?

理性が弾け飛んで暴走し始めている。

我慢。我慢。



両目玉の卵のおかげで
最後までアドレナリンを切らすことなく
ペロリとやることができた。

食後にはエスプレッソが・・・

一口目で苦味を堪能し、
二口目は小さじ1杯の砂糖を混ぜて
甘苦さを愉しんだ。



乃木坂にも赤坂にも程近い一角で
働き甲斐が増えたような錯覚を覚えたこのお店。

外苑前と青山一丁目の中間の
246沿いにも別店舗があるそうなので
今度はそちらにも行ってみたいと思う。

やっぱりピッザはいいなぁと感じながら
ご馳走様でした。

GHITARO(ピッツェリア ギタロー)赤坂店
〒107-0052
港区赤坂7-6-47赤坂ニュープラザ1F
TEL03-5570-2130
12:00~14:00
18:00~22:00

ピッザ 卵とスモークハムのビスマルク風 ¥1,100
(前菜、パン、エスプレッソを含む)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★▲☆

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青山一丁目 桃太郎にて「マーボなす」をいただきます

2007-06-19 14:55:19 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

同じお店が登場すると
青山一丁目界隈を喰い尽したと思われるかもしれないが
まだまだ未食のお店はたっぷりとある。

今日はその中から見た目からして
歴史の感じられる桃太郎に行って来た。

場所は外苑東通りの都営住宅の並び。
サムラートやカレー麺の実之和をご紹介した一角だ。



店に入ると先客は7名ほど・・・

見れば4人が固焼きソバや焼ソバを食べていた。

初見のお店ではお店の人に聞くか
周りが喰っているものを頼むのが外れも少ないのだが
今日はどうしても麻婆なすな気分。

¥850のこいつをおかわりや大盛りは
追加料金だと言うのでおかわり用に
普通盛りで注文させていただいた。



やってきたのがこちら。

味噌汁、新香にライスと
量も然程大きくない麻婆なす。

瞬時にちょいと物足りないかなと
不安に駆られてしまったのだが
百聞は一見にしかず。

男は黙って食べてみることに・・・



水溶き片栗粉でとろみが付けられた餡はやや甘い。

油の熱で味覚が恐る恐るな内は苦もないが、
温度がダレてくると甘さが際立ち
ちょいと控えて欲しく感じる。

ひき肉は申し訳程度だ。

育ち盛りの下っ腹にはやや物足りない。



なすは高知産だろうか?

幼い頃は喰わず嫌いだった食材なのだが
今では大好物のひとつになるのだから人生判らない。

栄養素の少ないなすを
たっぷりと油が染み込んでしまう天麩羅で
塩と焼酎で食べる。

私の大好きな晩酌のひとつだ。



甘めの餡でごはんを食べるというのは言い過ぎなのだが、
おかわりごはんは明らかに具材の量からして
ペースオーバーなのだがここの米はなかなか旨い。

値段を気にせずおかわりを頼んで後に後悔を・・・

な、なんとおかわりごはんが衝撃の¥250。

高すぎる。



ここは日本か?と疑いたくなるような仕打ちに
呆然と財布を取り出すほかなかった。

旨い飯をおかわり自由だと言われて
3杯目には悪いからと支払いを申し出たくなる店もあれば
こういったお店にも出くわす。

だからランチは愉しいのだと
頭では判っているのだが・・・

ご馳走様でした。

中華 桃太郎
港区南青山1丁目3-6
TEL03-3401-5484

麻婆なす定食 ¥850
おかわりライス¥250

甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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神田 うな正にて「焼津うなぎ」をいただきます

2007-06-18 15:31:24 | 神田・御徒町・秋葉原・錦糸町

先週は随分と忙しく
散々ぱら日記をさぼってしまった。

忙しさのあまり昼食を取らずになんてことは
私に限ってはありえないことなのだが、
コンビニのおにぎりを久しぶりに食べたほど
忙しかったのだ。

その合間をぬって、
神田にあるうなぎ屋に3年ぶりに行ってきたので
今日はそのお話を・・・



うな正。

「うなまさ」ではなく「うなしょう」と読むこのお店。

私との付き合いは今から10年程前だろうか?
社会に出たての頃に安くそこそこの大きさのうなぎを
喰わせてくれるこちらのお店にはそれこそ多い月では
毎週1食はここでランチをとるほどご厄介になったものだ。

世の中を知るようになって
贔屓はどんどんどんどん代わっていったのだが
最後に行った3年前とお隣の様子こそ変わっていたが
暖簾を潜れば見慣れた光景が出迎えてくれた。



店に入りうな丼¥840を大盛りで、
¥210の肝焼きと共に注文した。

初任給のカツカツな生活だった頃は
ごはんの下に、もう一枚うなぎがが隠れた
うな丼ダブル¥1,575というものが、
一昨年あたりに流行った私なりの自分への
ご褒美だったことが今でも懐かしい。

回想にふけっていると先付けに
うな肝の煮付けを出してくれた。

ちょいと苦味の利いた肝が
みりんの甘さかな?
丁度いいアクセントになっており
ぐぐっとビールを飲みたくなってしまった。



それからこちらのお店は
新香と吸い物はおかわり自由だ。

新香は昔から全く変わっていない。
うす味で口休めにはさっぱりとしているのだが
昔はこいつを食べてもっと塩気を欲しがったのだが
10年経つと丁度よく感じるようになっていた。

歳だねぇ・・・

吸い物は昆布出汁ばかりが目立った
塩がちょいと欲しくなる一品。

もちろん肝吸いは別会計となる。



そうこうしていると
肝心のうなぎがやってきた。

神田の西口商店街の入り口に近い
こちらのお店のうなぎは
今も昔も焼津産を一貫している。

ドロ臭さが微塵にも感じられない
養殖ものをふっくらと蒸らし、
良く言えば柔らかくほんのりと甘い、
悪く言えば辛さとタレのコシが欲しい
水気の強いタレに漬けてパリッとではなく
しっとりとした按配で出してくれる。



串を抜く際に崩れてしまった身を見れば
柔らかさの加減をお分かりいただけるだろう。

私はうなぎを食べる際には
山椒をめったに使わないのだが
ここのうなぎは味が柔らかすぎて
最後の一切れには必ずと言ってよいほど
振り掛けること多かったのを思い出した。



タレが染みたごはんが猛烈に食欲をそそり
カメラを放り出して一口・・・

うん。まずまずだ。

自ら大盛りにして
身とごはんの口に入れる配分は
難しくなってしまったが、
タレがキツくないことも手伝い
そんなことを気にせずにかっこませていただいた。



肝焼きがあがってきた。

丼に放り込み上品な苦味を
最初は串で、残りはごはんと一緒にいただく。

旨い。

ここのタレはうなぎの身にはもう少しかと思っていたが
うな肝にははんなりと尖らせない程よさ。



全てのお客に「まいど」と発する
元気な女将の姿は見えなかったが
久しぶりに昔の馴染みに行くのは
自分の成長を再確認するのには
もってこいの場なのであった。

ご馳走様でした。

うな正
千代田区内神田3-11-1三惠ビル1F
TEL03-3256-9822
10:30~21:00(土曜は15:30まで)
日曜・祝日定休

うな丼 ¥945(大盛り¥100増しを含む)
肝焼き ¥210

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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赤坂さっちゃんにて 「広島風いか玉うどん」をいただきます

2007-06-14 15:50:52 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

忙しさにカマけて日記の更新が滞ってしまった。

面目ない。

と言うことで昨日のお話を・・・

ついこの間行ったばかりなのに
再びおんなじ暖簾を潜りたくなってしまった。

さっちゃん。

そう、先日ごはん入りお好み焼きを食べたあのお店だ。

私の好物はピザ・タコス・お好み焼き。
小麦粉やとうもろこしの粉ものが好きなのか
丸いものが好きなのか3食は無理にせよ
毎日食べても決して飽きることのない
お米に継ぐ主食なのだ。



今日のお目当てはうどん入りの広島風。

前回焼きそばとライス入りを確認しているので
うどんを食べれば鉄板焼を除きベースを全て食べたことになる。

いつものようにうどんを1.5人前にしてもらい
ちょいと奮発していかも追加して
今か今かと待ち焦がれさせていただいた。



ちなみに冬に牡蠣を焼いているのかと聞いてみたのだが
焼いてやるから持って来いときたもんだ。

ますます悪くない。

前回、この薄生地のもちもち加減に
クラクラさせられたのだが今日のもいい按配だ。



うどんを薄皮にのせて大量の野菜をその上に。
しばらくしたら豚バラをちらし、
一度野菜ごとひっくり返して
野菜の水気で蒸し焼きに・・・

広げた卵のうえに載せ変えて
卵が熱いと言ったらひっくり返して出来上がりだ。



再三再四作り方を説明しているが
これは自分に言い聞かせるためのことでもある。

家では作ったことの無い広島風にチャレンジしたく
てだれの手順を頭に刻み込み、
今週末にでも試してみたいと思っている。



ソースがかかったものとかかっていないもので
これほど見栄えも香りも違うのだから
オタフクソース様様だ。

うどんの広島風・・・

おそらく人生でも片手ほどしか食べていないこの品を
久しぶりに口に運んだ。

うん。まずまずだ。

うどんの存在感が大きすぎて、
見方を変えるとオム焼きそばの
下に生地が敷かれたものにも感じてしまう。



キャベツもうどんに圧倒され
お好みを喰っている感じがすごく希薄に思う。

今更ながら気付かされたが
私は広島風よりも関西ものが、
広島風ならばごはんや焼そばの方が
うどんよりもずっと好みだったのだ。

お好み好きがお好みからちょいと離れたものを食べると
余計に粉たっぷりのお好みを食べたくなってしまう。



総じて美味しくいただけたのだが
こいつにライスを貰わなかったのは失敗だった。

広島風のお好み定食ならば
ランチメニューとしては大満足メニュー。

胃袋にお叱りを受ける
昼下がりとなってしまった。

ご馳走様でした。

広島風お好み焼き さっちゃん 
港区赤坂7-5-33
TEL03-3589-5720 
11:30~22:00 [土] 11:30~20:00 
日曜・休日定休

広島風イカ玉うどん ¥1,100
(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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築地場外 青空三代目hafuにて「マグロのキーマカレー」をいただきます

2007-06-12 22:07:21 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

昼に銀座で予定があり、
ちょいと早い昼食を懐かしさを感じるようになった
築地でとらせていただくことにした。

時間は10時30。

実は今月のわが家の贅沢の日には
寿司大で浴びるように握りをいただこうとの予定なのだが、
mymyzuさんのお話では土曜は朝6時でも
並びがキツイとのご指摘が。

寿司大。恐るべし!

平日に労せず食べれるのならばと
嫁にはこっそりと覗いてみたが・・・



甘かった。

天房のあなご丼も良いのだが
今年1番の熱射が天麩羅を拒否していた。

一通り場内を見て回り結局は心を鬼にして場外に繰り出した。

虎杖の海鮮ひつまぶしを食べたことがなかったので
店の前まで行ってみたがどうもしっくりとこない。

先日、炙り丼の築地青空三代目が
新店舗を出したとの垂れこみがあったのを思い出し
今日の獲物にようやく照準を合わせることができた。



築地青空三代目hafu。

本店から30m程晴海通り寄りにあるこちらのお店は
出来たばかりとあって玄関口が雑然としていた。

中に入ると一転。
市場が移転しても続けて行こうとの気概を感じる
腰を据えた作りだった。

メニューの方は多くが本店隣接の屋台店のものと
代わり映えはしていなかったのだが
見慣れぬ違和感が目に飛び込んできた。

マグロのキーマカレー。

なんじゃこりゃな仰天メニューを見つけて
黙ってられる私ではない。

さっそく大盛りで注文させていただく。



こちらが今日の獲物。マグロのキーマカレーだ。

聞けばグッチ裕三さんの番組で
賄メニューを紹介した際に出されたものだそうで、
新店で食べるのは私が最初のお客さん。

まだまだ開発途中とあって
最終形に向けて文句を言って欲しいとの
大役を仰せつかった。



さっそくスプーンに手を伸ばしごはんをパクリとやる。

米が旨い。加減も良い。
普段使わない銘柄米でカレー用に飯を炊いているそうだが
炊き加減が米の甘味をしっかりと引き立てている。

カレーの方を一口。

読んで字の如くひき肉の代わりにマグロを使っているのだが
マグロと判らない程に下処理が施されており、
食べ終わった後に空気に触れた舌に漂う僅かなマグロの香りは
常人では言われなければなかなか気付かない出来だ。



このマグロをカレーに馴染ませる秘訣を
私は聞いてしまった。

商売にさわると不味いので
ここでは洋酒にマグロを漬けるとだけ
書かせていただこう。

辛さの按配も私好みで
カレー自体の出来栄えとしてもとても良い。

炎天下も手伝っていい汗が流れてきた。



特筆するのはキャベツやら葱やらを
油で炒めた付け合せが
なんともカレーと相性の良いこと。

油がカレーの香辛料のひとつのように
感じてしまう一体感は純粋な驚きだった。

わが家のカレーにも
こいつは活かして見たい気にさせてくれた。



大将が温泉卵が合うか
試して欲しいと入れてくれた。

駄目だ。

3日かかるという温泉卵だが
濃厚すぎる黄身がカレーには強すぎる。

こいつに合わせるのならば
半熟の目玉焼きの方がが良いだろう。



野菜が合うと言ったら
たっぷりと追加してくれた。

次回以降は野菜の量を増量してくれるようだ。

今回の試食が終わり値段について問われた。

私は¥1,000で十分満足できると答えたのだが
日記をつけていてちょいと気になることがあった。

前回、お店の方々も
私の日記を見てくださっていたので
この場を借りてその気になったことを・・・



私は米の値段やマグロの原価・処理、岩のりの味噌汁の仕事ぶりなど
¥1,000で十分に良い仕事だと感じたのだが、
上から4番目の写真を見て欲しい。

マグロの処理の秀逸さが理解されにくい以上、
料理を見た目で判断された場合には
¥1,000がとても高い見てくれに
見えてしまわないか心配になったのだ。

今回、温泉卵は全然合わなかったのだが、
卵の旨みは捨て難い。

増量した炒め野菜をごはんの上に敷き詰め、
その上に卵の白身だけを焼いた目玉のないものを敷き食感を追加。
さらにその上にカレーを盛り付ける。

盛り付けたカレーの中央を窪ませ
残った卵黄を落とし込んで出来上がり。

広がりのある卵黄を使って
目で楽しめる料理に昇華できれば
鬼に金棒なのではないだろうか?

喰いしん坊のたわごとなのだが
最終形が気になって気になって
差し出がましく言わせていただいた。

ご馳走様でした。

青空三代目屋hafu
〒104-0045
中央区築地4-13-8(本店)より
晴海通りに30mの左手

マグロのキーマカレー ¥1,100(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒激旨!青空三代目の炙り丼の巻

東京 インデアンカレーにて「カレースパゲッティ」をいただきます

2007-06-11 17:06:28 | 東京・大手町・日本橋・京橋・三越前・竹橋

確率1/6561。


土曜日に高校時代の
サッカー部の友人の結婚式に行ってきた。

30を過ぎている同期の約半分が
未だに結婚をしていなかったのには驚かされたが、
中には十何年ぶりに合う者もいて、
それはそれは昔話に華を咲かせることができた。

その2次会の席で私はなんと
じゃんけん8連続勝利(あいこなし)の快挙を達成し
わが家に2台目のi-podを手にすることができた。
(嫁に没収されてしまったが・・・)



嬉しさのあまり余談が多くなってしまって申し訳ない。

今日のランチは最近のお好み付いた食事がエスカレートし、
東京駅に行ったついでにTOKIAビルの「きじ」にて
関西のお好み焼きを食べようと向かってみたが、
11時30にして行列・・・

返す刀でお向かいのインデアンカレーに行ってきた。



ここの未食メニューはカレースパゲッティ¥680。

相当な空腹だったので、
消化の早いパスタよりもごはんの方が
良いのではと思ったのだが、スパゲッティ大盛り¥50、
卵¥50、ルー大盛り¥200と共に注文させていただいた。



2分程でやって来たのがこちら。

スパゲティを見る目は
どうもジャポネが基準になってしまったので
若干の物足りなさを感じてしまう。

ルーとのバランスをすごく重要にしている様を
感じずにはいられないこちらのお店では、
四の五の言わずフォークを取れと
言うことなのだろうが。



ちなみにルーの大盛りの上に
ダブルという追加メニューもあり、
そちらの方は確か¥500。

私ならば普通のカレーを
2皿食べる方が幸せなのだが
身なりの良いおじ様方の多くが
ルーのダブルを愛用しているようであった。



こちらの卵。
以前カレーを食べた際にも
¥50にしては上等だと書かせていただいたが
今日のも変わらずハリが良い。

フォークを弾くと言ったら大嘘付きになってしまうが
軽くつつく程度では崩れてくれないのだ。



沢山ではないがそこそこ牛肉が入っている。

下処理もしっかりしていて
こいつとウリのカレールーにパンか何かで
カレーシチューとして売り出しても
間違いなく客の付く出来栄えだ。



黄身を崩す様に見入っていると
無意識にフォークにスパゲッティが絡まっていった。

うん。旨い。

ちょっと気になったのだが
ひょっとしてライスとスパゲティでは
ルーの味を若干変えているのだろうか?

確認したくてカレーライスを追加しようか迷ったが
i-podを振り回す嫁の顔が浮かび自粛。



スパゲティは茹で置きだろう。
ルーにも卵にも文句がなかったが
芯1本残して茹でたパスタで食べたらさらに旨いのだろう。

こいつがスパゲティを名乗っていることもあるが、
偉大なルーの力が茹で加減に目くじらを立てさせてくれなかった。

こちらのお店は今回で3度目だが
ようやく私の胃袋との着地点を見出すことができた。

カレーにカレースパゲティ。
次回からは大盛りだなんだはヤメにして
普通盛りのダブルメニューで行くことにしました。

ご馳走様でした。

インデアンカレー丸の内店
千代田区丸の内2-7-3
東京ビルTOKIA地下1階 
℡03-3216-2336 
11:00~22:00

カレースパゲティ ¥980
(卵¥50、大盛り¥50、ルー大盛り¥200を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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⇒ 界隈随一。旨いぞ!インデアンカレーの巻
⇒ 玉葱の甘さたっぷり!インデアンのハヤシライスの巻

青山一丁目 さっちゃんにて「甚平風お好み焼き」をいただきます

2007-06-08 12:39:21 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

私がお願いしている美容師さんは広島県の出身だ。
2人共お好み好きとあり髪をやっている際にも
ついついお好み話に華が咲くのだが
彼女が愛用しているお店は飯田橋の檸檬。

そして在京の広島県民を2分する
もうひとつのお店が赤坂のさっちゃんだそうだ。

ここ最近のお好み焼の空振り話を慰めに
駄目もとで昼飯時に行ってみた。



場所はなんとミンミンから徒歩30秒。
アジア会館の坂を下りきって道なりへ右に。
ミンミンを過ぎて20m程でご覧の建物が目に入る。



今まで何十回もこの道を通ってきたが
思いのほかいくつもの飲食店が
このビルには入っていた。

薄暗い地下1階に吸い込まれると
視線の先に目指すお店が佇んでいた。



店に入りメニューに目をやると
通常の広島風お好み焼きの他に見慣れぬ
豚玉ライスの文字を発見してしまった。

聞けば焼きそばやうどんの代わりに
ごはんを入れて作るものなのだそうが
絶対に頼みたいのだが焼そばも喰いたい。

落ち着いた折衷案(ゴリ押だったが・・・)が
豚玉ライスに焼きそば半分を一緒にしてもらい
2/3がライス、1/3が焼きそばという異色の広島風。
名づけて甚平風お好み焼きとして注文させていただいた。



こちらのライスがとても面白い。

紅しょうがと紅しょうがの漬け汁で
味付けをして炒めるのだ。

普通の広島風同様、
まずはクレープのように生地を焼き
キャベツ、もやし、揚げ玉、葱をその上に。
野菜に熱が伝わったところで豚バラを引き、
あらよっと豪快に半回転。

ライスと焼きそばを炒めたら
生地の上から鉄ベラで体重を載せ
野菜自体の水気で一気にしんなりとさせる。

しんなりしたらライスと焼きそばの上に
本体をのせて玉子を鉄板に広げる。

玉子の上に本体をのせ
頃合を見計らってもう1回あらよっとだ。



最後にソース、青海苔、白胡麻をふって
甚平風お好み焼きの出来上がりだ。

広島では若い人以外はマヨネーズを使わないそうなので
郷に入れば郷に従えと最初はマヨネーズを
使わないでいただくことにした。



鰹節ではなくて白胡麻をふったお好み焼きは
おそらく初めて食べることになる。

はたして中はどんな按配なのだろうか?

私にしか見えないセンターラインに
思い切って鉄ベラを入れた。



ぬっ、ぬぉ~っ!

なんてことだ。玉子の下には
ぎっしりとしかも美しくごはんが鎮座している。

熱々のお好みを鉄ベラにのせ
フーフーしながら一気に私の奥に続く暗黒面に・・・
(昨日スターウォーズを見たもんで)

うぉっ!うっ旨い。



個人的に広島風は
薄生地のモッチリ具合と玉子の仕上げが
重要だと思っているのだが、ここの甚平風。

酢飯ならぬ生姜汁飯が
濃厚なおたふくの後味を綺麗に消し去り
モチモチ生地の食感と玉子の風合いを
思う存分堪能させてくれるのだ。

キャベツなんかが生姜の酸味を抑えているのも
見逃すことはできない。



端の方にはぎっしりと広島風の標準形が。

駄目だ・・・ビールが飲みたい。匂いだけでも・・・

甘い誘惑という名のダークサイドに
一気に引き込まれそうになってしまった。

半分程食べ終えたところで・・・



蛇が走った。

マヨネーズを合わせて見たくなり
ソースの大地に白いウネリを。

うん。これは合わない。

生姜汁とマヨネーズが喧嘩してしまい
チグハグな味に代わってしまった。

ちょいと余分なマヨを落とせば
悪くないの1歩上までリカバーできた。



こちらのお店。
神宮球場やユニバーサルレコードから程近いこともあり
偉い人たちがやってくるようだ。

広島風よりも関西のお好みの方が
好みではあるのだが気に入った。

いくら近くとも週1はやりすぎだが
定期的に通わせていただくことにした。



食べ終わり、
額からぶわっと吹き出た汗が鉄ベラに落ちた瞬間に
お好み焼きも格闘技だったのだとほくそ笑んでしまった。

ちなみにお店で甚平風お好み焼と注文しても
何も出てきませんので悪しからず。

美味しいごはんをご馳走様でした。

広島風お好み焼き さっちゃん 
港区赤坂7-5-33
TEL03-3589-5720 
11:30~22:00 [土] 11:30~20:00 
日曜・休日定休

甚平風お好み焼き¥900(豚玉ライスにそば半分で1.5人前に)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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新宿 つけ麺屋やすべいにて「辛味つけめん」をいただきます

2007-06-07 12:44:18 | 新宿

昨日は1日休みをもらって
3年ぶりに1日人間ドックに行ってきた。

前日の夜から水のみで過ごしていたので
空っぽの胃袋をハイオク満タンに
してくれそうなお店を四方八方。

15時という時間が災いして
結局、新宿のやすべえへ・・・

こちらのお店が渋谷にできた際には
渋谷界隈につけ麺ブームが巻き起こったのが
5年以上前のことを今でも懐かしく記憶している。



こちらのお店のウリはなんと言っても麺だろう。
もっちりとした自家製麺を¥680という均一価格で
並盛り(220g)・中盛り(330g)・大盛り(440g)と
胃袋に合わせて用意してくれる。

さらに¥100出せば特盛り550gという
レスラーメニューもあったりする。

ドック帰りで健康になったような錯覚もあり
辛味つけ麺を大盛り味玉付きで注文させていただいた。



5分程の並びはあったがそこはつけ麺屋。

回転が速い。

席守と言えば良いのだろうか?
客の喰う状況を見ながらオーダーを
コントロールする係りがいるので
着席後2分程度で獲物が用意された。

こちらがやすべえの辛味つけ麺だ。



ラー油で真っ赤に染まった魚出汁ベースのつけ汁。

体に悪そうな色だ・・・

中にはメンマとチャーシュウを
千切りにしたものと葱が入っている。

つけ汁を一舐め・・・

辛味よりも尖っていない酸味が
麺をさっぱりと食べさせてくれそうだ。

次回は辛味2倍くらいが私には丁度良いのだろう。



こちらが440gの麺だ。

高さを見れば中々の量であることが
お判りいただけるだろうか?

麺で言えば麺屋武蔵のつけ麺と非常に似ている。

中学生の時に1300gのカレーを完食したことはあるが
つけ麺1300gと闘えるのだろうかと
ふと考えてしまった。



こいつをラー油の溜まりに落として
服に死んでも跳ねないようにしながら慎重にすする。

うん、空腹時は何を食べても美味しく感じるのだが
麺の水気が落ちてもしっかりと絡むつけ汁。
歯ごたえのある麺は量も去ることながら、
本当に喰った気にさせてくれる。



正直、大量の麺を平らげる場合
味に変化がなければ飽きずにいるのは中々難しい。

私はここのは醤油味が一番好きなのだが
味の奥行きのある醤油でさえ飽きてしまうのに
より平坦な辛味つけ麺はさすがにこのままでは
食事が腹に入れる作業になりかねない。

ということで、備え付けの削り節を
麺にぶっかけて味に変化を・・・



出汁にも使われているだけあって
ラー油入りとはいえ相性はとても良い。

続けざまに刻み玉葱をスープに・・・

玉葱の甘さが元々のスープの辛さと
玉葱自体の辛さも引き立て
削り節で一層濃くなった魚っぽさと相まって
最初に感じた旨みとは別境地だ。



仕上げに出汁スープを貰いつけ汁をいただく・・・

麺の茹で汁に負けないだけの
滅茶苦茶濃いスープだったので
割らないととてもとても口には入れられないのだ。



渋谷で言えば
今ではすずらんの方が人気店なのだが、
安く胃袋に合わせて麺を用意してくれるこのお店は
私のような食いしん坊にはもってこいのお店だ。

逆に小食の方には不満もあるでしょうが・・・

ご馳走様でした。

つけ麺屋やすべえ新宿店
渋谷区代々木2-11-19
TEL:03-3375-5911
11:00~2:00

辛味つけ麺 ¥780(味付け玉子¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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赤坂 レストラン富士にて「豚ロース肉の黒酢ソース」をいただきます

2007-06-05 12:30:09 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

青山~赤坂界隈の日記を書いていると
ホテルアジア会館を起点に回想をされる方が
多いように感じている。

今日はそのアジア会館の今を・・・

青山一丁目の駅を赤坂側に出て
外苑東通りを六本木方面へ。
2個目の信号を左折し下り坂の中腹に
このホテルはある。



このホテルの昔の様子は存じ上げないので
この絵を見て知っている方は
見比べて見て欲しい。

宿泊費は高くはないそうで、
私の会社では大阪なんかの支社から出張してくると
必ずここを使うことになっているので
界隈では相当に安いのだろう。



ホテル左手にこのホテルで唯一の食事処。
レストラン富士がある。

ランチの価格帯は総じて¥900程度。

こちらのお店の特徴は
パンを死ぬほど食べれるところにある。

中に入り、
ランチの豚ロースの黒酢ソースとやらを
注文させていただいた。



・・・注文から1分経っていない。

気が付かないうちに
気を失っていたとも思えないのだが
恐ろしい程のスピードで今日の獲物が用意された。

う、うっ・・・



恐る恐るナイフとフォークを手に収め
まずはペンネからいただくことに・・・

・・・・・・・・・。

予想通り。せめて硬めに茹でておいて欲しかった。

伸びきったペンネやパスタは改めて不味いと
確認することができたのがせめてもの幸いだ。



一番ひどかったのがこいつ。

見た目以上に黄ばんだ米は恐らく昨日のものを
一度保温を切って今日になって再度保温したもの。

炊いたとは思えないようなカリカリの米を
ポリポリと食べさせられる。
人生で一番旨くないごはんに
赤坂のこの地でありつくことができた。



気を取り直してお肉の方に・・・

ナイフを入れる際には感じることはできなかったが
レンジも不十分で生ぬるく、
すっかりと硬くなったお肉だった。

食事中は酢豚で相性の良さを確認済みの
黒酢とパイナップルで何か他の料理ができないかと
思いにふけったりととにかく気を紛らわせることに集中してしまった。



サラダもすっかり生気を失った
萎れた野菜達だった。

なんだかなぁ・・・

実は先週末は先々週に喰いそびれた
お好み焼き熱を冷ますために
新大久保のおうさか苑まで行って来たのだが
たまたま休みの無情の張り紙が。

この頃、飯を喰おうにも本当についていないのだ。



完全に消化不良だったので
パンで鎮火活動に励まさせていただく。

こちらのお店、レストラン横にベーカリーが設置されており
神戸屋の看板を背負ったパンを次から次へと焼いている。

レストランには5~6種類のパンが常設されていて
お客はそれを食べ放題と言うわけだ。

まずはクロワッサンを始めとした3種類を秒殺。



続いてバケットなど3種を。

パンの方は極めてまともな仕事だった。
写真を見て気付いた方がどれほどいるのかは判らないが、
実は最初の右上のパンと2回目の左下のパンは同じ物。

こちらのお店でおかわりしたいものが
このまるっこい小さなパンだったのだ。



このパンの特徴はご覧の通り。
生地にチーズが練りこまれているのだ。

しっとりとしたパン生地にチーズの粘り気が合わさり、
後を引くようなもっちりとした食感が
手を止めさせてくれない。



正直、ランチよりもこのチーズ入りのパンを
20個程食べさせていただいた方が
よっぽど有り難かった。

事情があるにせよ。ちょっとやりすぎだ。

ご馳走様でした。

レストラン富士
〒107-0052
港区赤坂8-10-32ホテルアジア会館1F
TEL03-3746-3556
月~土 7:00~10:00 
    11:30~14:00 
    17:00~21:30 
日・祝 7:00~14:00
不定休 

豚ロース肉の黒酢ソース ¥900

甚平満足度 ★☆☆☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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