皆さんが寒を凌ぐ際に食べるものは
どんなものだろうか?
私の場合最近嵌っているものが1つある。
ズンドゥブチゲ。
熱の伝導率(言葉が違うだろうなぁ・・)の良い
豆腐をハフハフしながら食べる鍋。
寒い日にこいつを喰らうと
豆腐で瞬間的に、チゲで体の芯から暖めてくれるのだ。
実は年末に訪れた五反田の絶品ハンバーガー。
フランクリンアベニューの近くに行く機会があったので
当時、その通り道で気になった繁盛店のチェゴヤ五反田本店にて
このアツアツメニューをいただいてきたのだ。
場所は駅から5分ほどの大通りに面した立地。
地図なしでも見つけられる好立地に位置している。
こちらのお店。
調べれば結構なチェーン店。
味が落ちたというご意見も他の方の日記には書かれていたが
いったいぜんたいどうなのだろうか?
こちらがチェゴヤのズンドゥブチゲだ。
見るからに暖まりそうだ・・・
実は私はチゲの正しい食べ方を知らないのだが
韓国の方々はどのように食べているのだろうか?
判らない理由はごはんの扱いについて。
そもそも韓国ではごはんを一緒に食べません
などというオチもありそうなのだが、
お店によって案内がある所では、
チゲにご飯を漬してだとか、
逆にごはんの上にチゲをかけてだとか、
両方向で案内されてしまうからだ。
寒い寒いと連呼しながら
さっそくスプーンを入れさせていただいた・・・
ひょいっとスプーンを上げると
中からプリッとした卵黄が・・・
卵のハリ、卵黄の大きさを見れば
そこそこ値段のしそうな卵だということが判る。
卵好きとしてはそのままごはんに
卵黄をぶっかけて卵かけチゲごはんで
いただきたいところだがここは我慢我慢。
おとなしくスープに溶かし込んで
いただくことにした。
改めてスプーンを入れなおすと
今度は豆腐がごっそり揚がってきた。
チゲにもいろいろと種類があるお店もあるが
こちらのお店ではアサリ入りのこのズンドゥブチゲと
もう一種類程度だっただろうか・・・?
堪らず卵を潰していただくことに・・・
具材をしこたま載せたスプーンを一気に口に運ぶ。
ぐ、うぁつい!
お前は馬鹿かと自分で突っ込みながら
異常なまでに熱を帯びた豆腐から
再びフーフーさせていただく。
深い!アサリの旨みを丸め込む卵黄の柔らかさ。
そいつらの後からじんわりじんわりと
辛さが込み上げてくる。
お店によっては
辛さの調節をしてくれる所もあるのだが
こちらのお店のデフォルトの辛さは
額がジトッと、
頭皮がピンと立つような
そこまで辛い辛いと大騒ぎを
するような辛さではなかった。
私には丁度良い辛さだったという訳だ。
ごはんはこんな風に
軽く漬して口の中に運ばせていただいた。
旨い。
私はごはんにチゲをかけてしまうと
米が汁気を吸いすぎてしまい
フヤケて胃袋に運ばれてしまうのが
あまり好みではない。
郷に入ればという言葉もあるのだが
このスタイルであっているあっていないは別として
当分は変えられそうにないフォームなのだ。
こちらのズンドゥブチゲ。
唐辛子に頼った希薄なものなどでは滅相なく、
葱などの野菜やアサリ、力強い卵黄が
渾然一体となってぶつかって来てくれる。
実は恵比寿にある評判店のズンドゥブチゲと
中2日で食べ比べて来たのだが、
十分に良い仕事だと納得させていただいた。
ご馳走様でした。
チェゴヤ五反田本店
〒141-0022
品川区東五反田1-25-19
TEL 03-3473-7821
11:00~01:00(L.O.24:00)
年中無休
ズンドゥブチゲ ¥900(ごはんおかわり無料!)
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆
・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう