銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

有楽町 あろいなたべたにて「パッキーマオ」をいただきます

2007-05-29 12:46:55 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

昨日実は銀座に行ってきた。

ただし14時を回っていたので
たいがいの店は「準備中」の板がかかっている。

未食の天麩羅屋に行きたくて、
四方八方回ってみたのだが
どこもかしこもやっぱり駄目だった。

とりわけ気になっていたのが春日。

以前、葡萄の樹に行った際に
お隣でごま油の香りが芳しく
いつかいつかと思いながら行けてないお店だ。



続いて向かったのは
有楽町のガード下の末廣。

上の写真が丁度ガード下に入った直後のものだが
ガード下はどこの街に行っても独特の雰囲気を
醸し出す不思議なエリアだ。

末廣は誰だかに油がきついと教えられていたが
物は試しと一度食べてみたかったお店なのだが
こちらも空振り。



ガードの奥の方に
¥500均一のタイ料理屋があるのを思い出し
インデアンカレーにもジャポネにも近い場所にいながら
男はグッと我慢した。



あろいなたべた。

変換ミスではなく店の名前だ。

タイ語はマイペンライやらサワディーやらと
片言しか話せない私にとって、
それが日本語なのかタイ語なのか
全く判らなかった。

!!!¥500ではなく¥630だったか。



中に入ると天井の低い
独特の空間がガードの下で息を吐いていた。

こちらのお店を正確に言うと
¥630円均一ではなく¥630以下均一だった。

読んでのごとく全てのメニューが
¥630以下なのだ。素晴らしい。

店員さんは見た感じは全てタイの方のようだ。

パッキーマオとライス¥200を
大盛りは駄目だと言われそのまま注文させていただいた。



こちらが今回の獲物。

パッキーマオは極太のビーフンを
野菜やひき肉と一緒にほんのりピリ辛く味付けたものだ。

店の雰囲気もさることながら
金属器がいい味を出している。
唯一足りないものといえば
店の前につながれた犬だろうか?

熱気や犬こそ足りないが
タイへの擬似体験をさせてくれるお店だ。



独特の香りに誘われて
平うちのビーフンを頬張ってみる・・・

まずまずだ。

タイの濃い口醤油
シーユーダムで味付けられている。
ナンプラーは使われていないだろうか?

いずれにせよタイの醤油味だ。



タイ米は量の方は申し分ないが
ちょいと水気が多かった。

単体では食べ辛いので
途中からパッキーマオに
絡めながら食べてしまった。



この極太ビーフンの食感は
フットチーネの茹ですぎたものと言うよりは
きしめんの醤油炒めと言うのがしっくりとくる。

ランチにしてはまだまだ満たされないが
追加注文、インデアンカレーのカレースパゲッティ、
ジャポネのカレーなどの梯子への葛藤を振り切り
青山に戻ることに・・・

2時3時にがっつり喰うと
晩飯が精進料理になっちゃうんですよ。
最近のわが家は。

ご馳走様でした。

あろいなたべた有楽町店
千代田区丸の内3-7-11
TEL03-5219-6099
11:30~22:30

パッキーマオ ¥630
ライス    ¥200

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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築地 珍味にて「トックック」をいただきます

2007-03-28 16:32:46 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

実は私の周囲では
空前の辛いものブームが巻き起こっている。

デスクを挟んだお向かいさんなどは
食べ物の判断基準が旨いか不味いか
といったものではなく、
辛いか辛くないかといった始末なのだ。

そんな中で今日あがってきたリクエストは
とうがらしのチゲラーメン。

他のお店とは明らかに頻度の多い
築地のお店に向かって歩き出したのだ。



店に着いて店員さんの一言が
一行の期待を裏切ってくれた。

「今、一杯です。時間かかりますよ・・・」

途方にくれながら晴海通りに出ると
交差点の向こうに韓国料理珍味なる
お店が目に入った。

おそらくは韓国人の方が出迎えてくれて
周囲がチゲに走る中、私の方はトックックに
ライスを付けて今日の昼飯を乗り切ることに
決めたのだ。



こちらが珍味のトックック。

私が知っている知識はトックがお餅で
トックックがトックの入った
正月を祝うお雑煮という拙いもの。

こちらのお店では
白濁のテールスープに胡椒や塩で味付けをし、
たっぷりの卵とトックが煮込まれて運ばれてきた。



顔を近づけるだけで
牛のいい匂いが漂ってくる。

そもそも韓国料理に
関する知識が満足にない分、
このトックックが標準的なものなのか
どうかはわからないのだが、
今まで食べてきたトックックも総じて
白濁としたものだった。



スプーンを汁底に伸ばすと
ごっそりと餅が引っかかってくる。

堪らずパクリ・・・

うまい。

うるち米で作るトックのコシが
歯を押し上げるような弾力だ。
日本のお餅にはないようなぐにっとした
食感と一緒に牛の旨みが流れ込んでくる。



小鉢と呼べばよいのだろうか?
右側のキャベツの漬物が侮れない。

にんにくが効いているのだが
塩気とにんにくの香りで
こいつだけでごはんが
食べれそうな旨さなのであった。

炭水化物×炭水化物のお昼ごはんは
お店の方も眉をひそめていたのだが
今まで目にも入っていなかった場所にて
思いもよらぬ収穫なのであった。

ご馳走様でした。

珍味
〒104-0045
中央区築地6-21-2DABO2ビル
℡03-5148-0955
月~金 11:00~15:00
    17:00~01:00
土・日 11:00~01:00
第1・3日曜日定休

トック ¥850 (ライスサービスを含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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築地 とうがらしにて「石焼ビビンバ」をいただきます

2007-02-27 22:21:03 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

今日は前回チゲラーメンをご紹介した
とうがらしに行ってきた。

※入口は前回の写真です。



こちらのお店のお昼時は
僅か2人で切り盛りしているので
今日も回転が悪く10分程外で待つことに。

ガラスごしにランチメニューの
チゲラーメン&うどん
チゲライス
石焼ビビンバ
ビビンバの5択の中から今日の獲物を模索する。

心に決めた。



昭和40年代?と錯覚してしまいそうな
レトロな2階の座敷の片隅で
石焼ビビンバを大盛りで注文した。

今日はパチパチしたい気分だったのだ。



ほどなくして卵スープに新香、
マカロニサラダがやってきた。

卵スープは味噌汁の卵スープバージョンという説明が
一番しっかりとくるのだろう。

かつおと昆布かな?出汁もまずまず
普通に美味しい卵スープなのであった。



マカロニサラダは前回同様
作り置きを考慮して硬茹でにされたものに
にんじん玉葱がマヨっぽさ抑え目で和えられている。

この小鉢。

結構私好みだったりする。



顔を近づけるのも恐る恐るになってしまうような
ポップコーンとまではいかないお米の弾ける音と共に
お待ち兼ねの石焼ビビンバがやってきた。

見た瞬間お肉屋さんなんだがら
「石焼カルビビビンバにしてくれよ」という
心の叫びは生唾と共に飲み込ませていただいた。



こいつをスプーンで思う存分こね回す。

コチジャン好きな私としては
具合を見計らいながらこれでもかといった量の
味を足させていただいた。



スプーンでがりっガリッと石鍋の底を返すと
思わず「おおっ!」と声が漏れそうになるような
おこげの按配だった。

このおこげに対する喜びが沸く感情は
日本人独特のものなのではないかと勝手に妄想しながら
次なるおこげを作ろうとてっぺんの飯を底に、
底の飯をてっぺんに熱を回した。



この状態までよく我慢した。

ハフハフしながらスプーンごと
飲み込みそうな勢いで口の中へ・・・

アツッ旨い。

キムチやナムルの香りを
熱が飛ばすといえば良いだろうか?
適度にコチジャンを絡ませないとやや味が平坦に感じてしまう。

お肉の絵面が頭から離れず
やはりお肉も一緒にいただきたくなってしまったのだが
こればっかりはしょうがない。

ランチはチゲうどんの方が
お薦めできそうかなと思いながら
ご馳走様でした。

とうがらし
〒104-0045
中央区築地6-3-6
TEL03-3545-4322
月~金 11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~24:00(L.O.23:00)
土   17:00~22:00(L.O.21:00)
日曜祝日定休

石焼ビビンバ大盛り ¥980(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒とうがらしのチゲラーメン!

銀座 王十里にて「ホルモン」をいただきます

2007-01-22 13:03:55 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

今日の昼飯は弁当につき
先日行った夜の部をご紹介。

腸の周りに付いた脂をじわっと
落とすように焼いてくれる極上のホルモンがあると
先輩に連れられて銀座の王樹里へ。



場所は銀座の4丁目。
シネパトスを背に王子製紙の方へ向かう途中だ。

週末でもないのに空席が見当たらないほどの盛況ぶりだ。

水白菜をやりながら
お目当てのホルモンが焼きあがるのを待つ。



焼肉系のお店に行った時の酒の飲み方は
大抵一杯目がビール。

それ以降はマッコリをひたすら飲みつづける。

私の周りにはマッコリ好きが多く
先日も多分に漏れずの結果だった。



こいつがお目当てのホルモンだ。

写真でわかるだろうか?

腸を逆さまに剥いて
腸の周りに付いた脂が
筒状の腸の中に凝縮されている。

こいつをお店の方が火守をしながら
良いと言われるまでマッコリをやりながら
にらめっ子するのだ。



だいぶ火が通ったところで
ハサミを入れてくれて、
したたり落ちる脂でライオンキングを彷彿させるような
炎の舞を拝ませてくれるのだ。

「まだですか?」

「・・・・・」

を何回繰り返しただろうか?

空腹時の10分、20分は体感時間を
3倍にはしてくれるのではないだろうか。



ようやくお許しが出て
口に運べる状態になったのがコレ。



ぐにょぐにょのはずの腸の弾力は
長時間かけてじっくりと炙られただけあって
さすがにカリッとまではいかないのだが
グサッと歯で噛み切らせてくれる。

口の中にはもはや脂ではなくなった
旨みの塊が舌の上でジュワ~っと広がって行く。

こいつは旨い!

色黒な顔で余計際立つ白い歯を見せながら
得意げな先輩の顔がだらしなくなってゆく・・・



マッコリはどんどんエスカレートし、
具合のよさそうなホルモンに手を伸ばそうと
試みるのだが、先ほどの腸の仕上がりに平伏して
自然と火守のおばちゃまのご指示に従ってしまった。



ここのチジミもなかなかのものだ。

こちらのお店はちょいとばかし
単価が高いのがたまにキズだが、
素人に焼かせないで火守をさせるあたりのことを考えると
全然苦にならないお値段だろう。



締めにはトゥックを。

お餅自体はもともと大好物なのだが、
この韓国のうるち米で作る汁ものに負けないお餅は
日本の料理にも抜群の相性だ。



酔っ払って最初の腸とトゥックぐらいの記憶しか
残っていなくて申し訳ないのだが、
旨いものを適正な処理をしてもらって
食べるお店には是非とも起こしいただきたい。

美味しいごはんをご馳走様でした。

王十里(おうじゅり)
銀座4-8-11善隣ビル1・2F 
℡03-3538-5866
17:00~27:00

1人¥8,000ほどいただきました。

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地 とうがらしにて「チゲラーメン」をいただきます

2007-01-12 14:46:51 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

「今日の昼飯は心に決めたものがある。」

同僚の一言でどこに行くのかわからないまま、
築地方面に歩を進めた。

本願寺の脇をすり抜け、
さらに勝どき方面のお店といえば
「天ぷらのいしい」や「とうがらし」だろう。

案の定辿り付いたのが「とうがらし」。

ランチに来たのは初めてなのだが、
夜は安くて旨いホルモンを喰わせてくれるお店なのだ。

辿り付けば8人もの先客が、
店の前でヤンヤヤンヤの状態なのであった。

無理もない。ランチを僅か2人の店員さんで回している。



結局15分程でようやく入店し、
ランチメニューのチゲ、チゲラーメン、チゲうどん、
ビビンバに石焼ビビンバ各¥880の中から
チゲラーメンをライス付きで注文した。

夜のメニューにも同じものがあるのだが、
ここのチゲラーメンは石焼で、
血の池地獄の如くぶくぶくとさせながらやってくる。



こいつがチゲラーメン。

マカロニサラダとたくわん、
+¥120のライスがで今日の一揃えだ。

マカロニサラダは作り置きとはいえ、
良い湯で加減で時間が経ってもコシのある
なかなかの出来栄えだった。



チゲラーメンには玉子にチンゲンサイ、
ネギに白菜?(入っていたようないなかったような…)に
大き目の牛肉がごろごろっと入っている。

このチゲの肝になっているのが牛肉で、
牛肉の旨みがポッポとするチゲの味を
上等にしてくれているのだ。

辛さはデフォルトよりも
頼めば辛くしてくれるので、
辛いもの好きな方はお好きなように
やってもらいたい。



唯一のネックがこちらの麺だ。

石焼にするのでおそらく乾麺なのだろう。

家訓に「麺は硬麺で!」と掲げる程
麺のコシが好きな私としては、
シャツにチゲスープが飛ばないように
おとなしくしながら平坦な麺を
ツルツルするのは旨いもんを喰う行為を
腹に溜める行為に変えてしまうのだ。

チゲスープほど美味しいとは呼べない
この麺で唸らせてくれれば申し分の無いものなのだが、
贅沢なわがままは肉屋に言うべき言葉ではない。



麺を食べ終えるとようやく
お楽しみの昼食が始まる。

出来る限り拾わないように食べていた
ネギなんかをスプーンですくい上げて
手をつけていないごはんにぶっかける。

汁だくのごはんは好みでないので、
具を拾い上げてから牛ダシの染み込んだ
チゲスープを・・・



そっと、そっと、全てに汁がかからないように
しながら垂らしこむ。

具と汁の染みたごはんと白いごはんを
削り取るようにスプーンを走らせながらやるのだ。

旨い。

即席の韓流牛丼は
¥880にしては上等な牛肉の旨みで
この上ないどんぶりなのであった。

食べてはそっと汁を足し、
食べてはそっと汁を足す。

額に吹き出した汗など
気にすることなくあっと言う間に平らげてしまった。

ご馳走様でした。

とうがらし
〒104-0045
中央区築地6-3-6
TEL03-3545-4322
月~金 11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~24:00(L.O.23:00)
土   17:00~22:00(L.O.21:00)
日曜祝日定休

チゲラーメン ¥1,000(ライス¥120を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 ぴょんぴょん舎にて「極上チジミ」をいただきます

2006-11-01 12:58:30 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

お昼時の銀座は本当に賑やかだ。
今日も旨いもんを求めて界隈を散策してきた。



同僚の1人が
「昼飯におでんなんてどうだ?」と呟いた。

悪くない。

昼間っからおでんと日本酒をつつく映像を妄想しながら
目的の場所へ歩き進んだ。



丁度松屋通りの文祥堂ビルの向かいあたりで、
路地の間からひょっこりと顔を出す看板を発見した。



路地を覗き込むと1.5m程のビルとビルの隙間に並ぶ
人の列が目に飛び込んできた。

旨そうな匂いがしたのだ。



見れば本当に狭い、
10人程しか入らない
盛岡冷麺のお店を発見してしまったのだ。

先ほどまでのおでんモードは何処吹く風・・・

満場一致で昼飯が決まった。



先客が5人もいてしばらくは時間がかかりそうなので、
ビルの隙間の奥を探検してみた。

すると、これまた芳ばしいお店を発見した。



創業1933年。

ランプというお店で
同僚の一人が一度だけ訪れたことがあるそうだ。

完全に大都会の喧騒から隔離された
隠れ家というよりはアジトと言うべき
こんなお店を根城にしてみたいものだ。



10分程でようやく店内へ。

盛岡冷麺とミニビビンバのセットが通常は¥1,200。
ランチタイムなら¥1,050とのことなので即決した。

大盛り料金は追加¥200・・・

微妙な追加料金にうろたえながら
さらにメニューをじっくりと見ると
ランチチジミが¥450。

同僚と割り勘で麺の大盛りよりも
チジミを選択した。



店内は北欧調というのか、かわいくまとめられている。
また、インテリアも手作り風の洒落たものがお店の雰囲気を
さらに柔らかく演出していた。



程なくしてまずはビビンバが登場。
見た目はナムルののった普通のビビンバだが・・・



ナムルをかき分けると
中からでてきたのは五穀米。

5種も入っているようには感じなかったが、
ごはんが炊き上げられる過程で赤米だかの
影響を受けてこんな色をしているようだ。



梅肉のような色をした
黒茶のペーストは、そうコチジャンだ。

たっぷりとコチジャンを入れてスプーンの先で
お米を潰さないようにしながらかき混ぜる。



これはジャンバラヤではない。ビビンバだ。

コチジャンが各種野菜をまとめてくれて、
単体ではバラバラだった味がようやく料理になった感じだ。

旨い。

同僚3人はこのビビンバを
辞退していたのだが、もったいない。

どうもビビンバは
石焼で玉子と肉がパチパチしてないと
そそらないように感じがちだが、
コチジャンを絡めたビビンバは
そんじょそこらの炒飯に勝るとも劣らない旨い飯。

ようするに大好物なのだ。



盛岡冷麺が登場。

手前にある白い物体はなんと「なし」だ。
季節によっては「すいか」なんかも入れてしまうのだそうだ。

盛岡冷麺はご存知の通り平壌からの逆輸入食材。

韓国の冷麺との違いは、
韓国のものがそば粉とでんぷん粉で作られているのに対して
盛岡のものはでんぷん粉と小麦粉で作られているそうだ。



別特辛のキムチ。

こちらのお店では冷麺の辛さを4段階に選択でき、
最初から冷麺に辛味を入れたものと
辛味を「別」にしたものをさらに選択する。

特辛(3段階目)の冷麺とは別に提供するものが
別特辛と言うわけだ。



辛味を入れる前に麺とスープを食べてみる。

盛岡冷麺のツルツル且つ歯ごたえのある食感は
いつ食べても不思議と美味しく感じてしまう。

旨い。

スープはあっさりとした鶏ガラに牛肉も煮込んである。
チャーシューのように見えるお肉はビーフジャーキーのような
乾物を戻してあるお肉であった。



満を持して辛味をぶっこむ。

最初はちょっとだけ絡めながら。
そして徐々に広がってゆく赤味を眺めながら。



最終終着駅はご覧のような真っかっ赤。

特辛といえども旨さを実感できるレベルの辛さで、
次回はもう一段階上を試してみたい。

今回、チジミを食べたかったのもあるのだが、
お店の方に麺の量を予め確認していた。

曰く「けっこう食べ応えのある量ですよ。」の
言葉通りで、普通の人なら十分な量だろう。



そして、チジミの登場。

パチパチと鉄板の上で芳ばしい匂いを発している。

旨そうだ。



パクリ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

旨いはコレ。

同僚と顔を見合わせてしまった。

明らかに葱やらがいっぱい入っているので、
イメージとしては野菜感たっぷりの
シャキシャキしたものを想像していたのだが、
薄い生地のどこにそんな力があるのだろうか?

モチモチの食感と葱の内側のヌルッとした感じが
チジミ全体をしっかりとモチッとしてくれているのだ。

このチジミとビールだけで2時間は語れそうな旨さであった。

行列ができているということは
巷では有名店なのだろうが、
運命的な出会いができて本当に良かった。

美味しいチジミをご馳走様でした。

ぴょんぴょん舎
〒104-0061
中央区銀座四丁目4-1
℡03-3564-1963
営業時間 11:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日 なし
席数 10席
※松屋通り文祥堂ビルの道路向かいの細い路地

ランチセット ¥1,050(冷麺別特辛とミニビビンバのセット)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

ランチチジミ ¥450(※同僚とシェア)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

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銀座 いいあんべえにて「タコすばジュ-シィ」をいただきます

2006-09-13 15:30:33 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

ジャポネの横綱が食べたくなりインズ3へ急ぐ。

時間は11時50分。

うまくいけば行列に加わらずにすむのだが、
残念。今日は既に30分待ちコースであった。

あきらめてインズ2の地下を探検。

前々からしずったお店をいくつかチェックしていたのだが、
最近特集の多い「涙そうそう」につられ
沖縄料理店「いいあんべえ」(銀座IN沖縄)に入店。



森山良子さんも好きなのだがBEGINは心の師匠。
特に「島人の宝」は島国日本の第2の国歌にしたい程なのだ。



懐かしいようで新鮮なランチメニューのつくりに見入っていると
「そば」のことを「すば」と書いてあるのに気づいた。

沖縄では「すば」というのだろうか?

「タコすばジューシー」が気になってしまい
決め台詞の大盛りで注文をした。

タコライスのそば版であることは容易に想像できるのだが
何をもってジューシィなのだろうか?



こちらのお店の内装はオーナーの趣味なのだろうが、
大人の駄菓子屋的な楽しさで溢れている。



出番待ちの泡盛たちが不思議と
また来たくなるような雰囲気を醸し出している。

お店の人と飾ってある魚拓について談笑していると
お目当ての「タコすばジュ-シィ」がやってきた。



見た目はひき肉のないタコライスだ。

レタス、キャベツ、トマトにチーズとマヨネーズに青海苔。
見た感じはそれ以外見当たらず野菜の園を掻き分けると
中からひき肉、すば、小さく切り刻んだラフテーとかまぼこが現れた。



野菜の量に圧倒されながらも箸をすすめる。
上層部のマヨネーズとチーズのコンビネーションは
ビックマックの味と一致した。

ソーキがフットチーネのような食感で
ちょっとしたパスタを思わせる。

旨い。

「すば」には「スパゲッティ」もかけているのだろうか?

食べ進めてゆくうちに想定外のものが・・・



なんとごはんが姿を現した。

タコすばだけでなくタコライスもとい
タコリゾットも同時に楽しめてしまうのだ!

一心不乱に今度はスプーンを走らせる。



到着時にスプーンがついているのを
不思議に思っていたのだがこういうことであった。

この料理は何を隠そう、とにかくすごい!

タコライス・タコすばをメキシカンの延長や沖縄料理と
捉えていた概念が完全にぶっ壊された。

ジューシィな野菜がたっぷりと入っているので
通常大量の水分が沈殿するのだが、
それを踏まえてダシ汁の味付けがされている。

野菜から落ちた水分で、食事が佳境に差しかかる頃には
頃合の良いリゾットが出来上がっているのだ。

フットチーネな感覚といい、
まるでアレンジしたイタリアンをも彷彿させる。

お見事な料理にご馳走様でした。

いいあんべえ(銀座IN沖縄)
電話: 03-3562-0978
住所: 東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1
定休: 日曜

タコすばジュ-シィ ¥900(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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