銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

新橋 七蔵にて「稲庭うどん」をいただきます。

2006-07-31 17:33:16 | 新橋・汐留・虎ノ門・御成門

同僚が健康診断を終え、消化に良いものしか
食べれないと言うことなので本日のランチはうどんに決定。

銀座をパリに例えるとモンパルナスからブルゴーニュの森のように
南端から西の端っこまで片道10分の道のりをテクテクと4人で行進。

お目当ては新橋駅前ビル1号館。

レーズンサンドの「小川軒」もあるあのビルだ。

こちらのビルだが地下から2階までの3フロアに
個性豊かな飲食店が軒を連ね、言うなれば「食のワンダーランド」、
または「親父のディズニーランド」というのがふさわしい。



エスカレーターで2階に上がり、稲庭うどんの「七蔵」へ。

こちらのお店のランチタイムのシステムは
スキー場のレストランに非常に良く似ている。
トレーを持って回るあの仕組みだ。

接客に追われ、店員を呼んでもなかなか来ない店と比べると
客のことを考えればこそ、お客にトレーを持って歩いてもらう。

こういう割り切り方もりっぱなサービスだと思う。

稲庭うどんは小700、中900、大1,100の3種類があり、
ミニどんぶりがプラス300で6種類の中から選べる。

かつお丼とうどん大を入口で購入し、「お箸はこちらです」、
「食べれる量だけお取りください」(お新香)などの各エリアを
通過して席に着く。



雄大に広がる稲庭うどんの大地。



ココのうどんの決め手は何と言ってもこのつけダレだろう。

味噌の中に旦那を影で支える女房のような薄っすらとした
存在のゴマの風味。ガラも入っているのだろうか?
完全には解明できない独特の旨ダレが、広大な稲庭うどんの
フィールドをどんどん刈り取らせてしまう。

完食後にはつけダレを湯割りして飲めるのだが胃袋も大喜びだ。



かつお丼はワラ焼きに慣れてしまうと、
なかなかそれ以外のものは血生臭くて食べ辛い。



同僚の「高菜丼」は稲庭うどん以上に旨いとのことだが・・・
いくらと高菜を一緒に食したことはないが、非常に相性が良いそうだ。

こちらのお店は夜10時まで営業しているので、
夜のメニューのあなごの天婦羅やふぐの唐揚げなどで
一杯やったあとに、締めでうどんをかき込みたい。

親父のディズニーランドに心が躍る歳になったかと
思いつつも、ご馳走様でした。

本日のランチ
新橋 稲庭うどん「七蔵」
〒105-0004 港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館2階
TEL 03-3571-5012

うどん大+かつお丼 ¥1,400
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆

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青山一丁目 「MIKITA」でパスタをいただきます

2006-07-31 00:43:01 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂


先週、先々週に引き続き、
週末は青山一丁目にてランチタイム。

前々から噂を聞いて行きたいと思っていた
「MIKITA」に念願の初来訪だ。

場所は青山ツインタワーの裏手。
青山一丁目の交差点を青山墓地方面に進み、
最初の歩道橋の左手の麓にある路地を
(モッキンバードという焼き鳥屋が目印)
十手のようにまがり、50mほど進んだ左手。
住宅街だが動揺せずに進めば赤い看板が出迎えてくれる。

お店は地下にあり、1階の階段前にはスタンドに立てた
ランチメニューが置かれている。

知人の話による事前情報では、
「女性のツボを抑えた旨いイタリアンだが、
お前のような大食漢はランチを3つ食べなきゃ満ちないなぁ」
とのことだったがいかに・・・

¥1,200、¥1,500、¥2,500の3種類の中から
本日のパスタとマカロニの両方を楽しめる真ん中のものを注文。



サーモンクリームのマカロニとニラと海老のパスタ。
こちらにサラダ、バケット、デザート、珈琲or紅茶が
ついてくる。

サラダは鮮度もさることながら、しっかりとした量が・・・
契約農家から取り寄せているのだろうか?
サニーレタスを旨いと感じながら食べたのは初めての経験だ。

バケットは焼き具合が絶妙で、マカロニとパスタの
茹で具合も及第点以上だ。が、私は1つの失敗を犯していた。

何が起こったのか・・・・

濃厚なクリームソースのマカロニと塩加減で勝負するパスタを、
ランチプレートの盛り合わせにつられて、ついつい交互に
食べてしまったのだ。

やっちまった。

クリームソースに慣れてしまった舌が、
本来、ニラと海老を引き立てるはずの塩味だけを浮き立たせ、
完全にバラバラなパスタとして感じさせてしまうのだ。

口直しのアルコールでも注文しておけばよかったが、
あいにく今日はそういった日ではなかった・・・

自責の念に駆られる中、口直しの登場だ。



ケーキのように見えるが、こちらはれっきとした
アイスクリームであった。アイスクリームの上に
カラメルソースを敷き、フランベしてあるのだ。



飴のようなカラメルソースを割りアイスと一緒に
口に運ぶと、やさしい味が口の中で広がって行く。

旨い。

先ほどの失敗を完全に忘れさせてくれる。

入店時には¥1,500という値段が若干高く感じていたが、
全てを食べ終えてみると少し高いかな位に落ち着いていた。

知人が言うように普段広げに広げてきた私の胃袋には
若干物足りない量ではあったが、ひとつひとつの仕事には
非常に好感が持てる。ご馳走様でした。

本日のランチ
青山一丁目 MIKITA
Bランチ ¥1,500
(サーモンクリームのマカロニとニラと海老のパスタ、
サラダ、バケット、アイスクリームカラメルソース、コーヒー)
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 「謝謝」で中華をたっぷりいただきます

2006-07-28 14:36:52 | 銀座・築地 中華



銀座のはずれにある「謝謝」という
中華料理屋を皆さんはご存知だろうか?

場所は銀座と言うよりは完全に新橋なところにそこはある。

銀座のはずれ、リクルート本社ビルから新橋土橋口へ
向かう僅かな距離。まさにガード下と呼ぶにふさわしい
アダルトショップの並びに、間口2m程の白いお店が
ひっそりと佇んでいる。

こちらのお店の面白いところはなんと言っても、
食べ物のメニューがないことだ。もしかしたら
あるのかもしれないが、そういった客は見当たらない。

辛さの好みを告げ、食べ物の1人あたりの予算を告げれば、
季節の旬菜を使った様々な料理を用意してくれるのだ。

お店のスタイルや構造上、
2人もしくは4人で行くのが望ましいだろう。
今回、できた同僚が報奨金でご馳走してくれるということで、
ぞろぞろと5人でお邪魔した。



最初にでてきたのがコレ。
なんじゃこりゃと思いきや麺ではなくて、

なんと豆腐だ。

下味がしっかりついているうえ、
豆腐の癖に麺に近い食感があるのだ。

完全に心を鷲掴みにされた。



このきゅうりの味付けは門外不出なのだろう。
ゴマ油、にんにく、塩プラスアルファで
しょっぱ辛旨く味付けされていて、
ビールがすすむすすむ。







矢継ぎ早に次々と登場する前菜たち。

知り合いに中華の料理人がいるのだが、
中華の料理人はその店の力量を測る際に
塩モノメニューを頼むそうだ。

塩モノはごまかしが利かなく良い素材か、
良い塩加減か一目瞭然に丸解りするというわけだ。

塩モノばかり注文されると、同業かライターかどうか
勘ぐってしまい、ついつい力が入ってしまうなどと
ぼやいていたので、中華を食べに行った際には、
塩モノだけ頼んでみるのも面白い。

もし素材が豪華になっていたり、
量が多かったりしたら完全に作戦勝ちだろう。

まぁそんな甘い話はなかなかないだろうが・・・

この店の塩加減はというと利かせるモノ、
利かせないモノのメリハリがはっきりしていて、
非常に旨く感じた。



ゴーヤの苦味をいつも以上に感じたのは塩加減の賜物か。
海老との相性も抜群で、変わったものでは揚げ餅が入っていた。



料理も醤系に移り変わりビールから紹興酒へスイッチ。
痴話ばなしも佳境へ・・・





しばらくして、麻婆豆腐と一緒に銀絲巻(ぎんしまき)
というパオが運ばれてきた。麻婆豆腐をこちらと一緒に
お好きなようにということらしい・・・



パオをちぎって麻婆豆腐を詰め込んで一口。

旨い・・・

豆腐とパオのあかちゃん肌な食感と麻婆のコクが絶妙だ。





締めには焼きそばと冒頭の豆腐を合わせた冷麺が。

「青唐辛子はそんなに辛くないのでおひとつずつどうぞ」
とのことだが、砂糖漬けの青唐辛子といえどもやはり
青唐辛子の子は青唐辛子。

おっ辛くないじゃん・・・ん、どっひゃーな辛さで、
後から込み上げてくる刺激が普段とは違った汗を
引き出してくれる。

そんなかんやでお腹の方もいつも以上にパンパンに。
いつも以上に痴話ばなしがエスカレートしていたのも
美味しい料理の賜物だろう。

できた同僚よありがとう。お店の方にはご馳走様でした。

先日の晩餐
新橋 謝謝
もろもろ食べて1人2,500+ビールと紹興酒
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

※今回フラリと入店できたが予約を入れた方が良いそうだ

謝謝
東京都千代田区新橋1-13-3
03-3591-0558
営業時間 11:00-14:00, 17:00-22:00 (日祝休)

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昭和浪漫 銀座鳥ぎんの「釜飯」をいただきます

2006-07-27 17:04:04 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊

気のせいだろうか?銀座には焼き鳥屋が少なく感じる。
一串なんぼの商売では高い場所代を賄いきれないからだろうか?
とにかく銀座には焼き鳥屋が少なく感じる。

先日、同僚たちと共に銀座の路地裏を探検しよう。
ということになり銀座界隈を徘徊すること30分。
ビルとビルの隙間から体に染み付いたあのにおいが
香ばしい薫りを醸しだしていた。



地上には入口しかなく、階段を下ると大衆食堂を連想
させるような活気にあふれた光景を目の当たりにする。

こちらの「鳥ぎん 本店」、銀座のお父さんたちには
銀座松屋くらい有名なところなのだろう。広い店内の
席は9割方埋まっており、雰囲気としては銀座という
より浅草に近いものを感じる。

場所は女性に人気の「PIERRE MARCOLINI」の
裏手にあたり、昼は表通りが大行列、夜は裏手が
熱気ムンムンといった様相だ。路地のならびには
伝説のBARと言われる「LUPIN」や「鳥ぎん」の
暖簾わけ、「ニュー鳥ぎん」などがある。



メニューを見て驚いたのは銀座にしては安い。

聞けば創業50年を超える老舗で、勝手な想像だが
お店のつくりからして、土地を持っていてビルの上層を
テナント貸しし、銀座の高い家賃を気にすることもなく
お客さんに素材で還元しているような印象を受ける。

ビールと併せて、鳥わさ、煮込み、奴、串ものを注文。



鳥わさは臭みもなく、すこぶる旨い!



ネギたっぷりの煮込みは上品な赤だしで
箸を止めさせてくれない。







焼き鳥は炭火焼きで、正肉がとにかく旨い。

生ビールは洗浄もしっかりしてるのだろう。
注ぎ方も含め、極上の黒ラベルが味わえる。

腹も落ち着き締めに釜飯を注文。



50年以上使いこんでいるのだろうか?
相当に味のある釜が期待感を高める。



釜飯は¥840~¥950で、一杯やった締めには
2人で1つくらいが丁度よい。



赤だしの味噌汁と一緒にいただいたのだが、
濃厚な風味がはらわたに染み渡る。



釜飯の醍醐味といえば、このおこげだろう。
しゃもじでガリガリガリガリ削り落とし、
煎餅のような米粒の食感を堪能する。

ビール、日本酒とたらふくの栄養を補給して
3人で1万円ちょっと。なんだか小旅行を味わった
ような、すがすがしさと共にお店を後にした。
う~ん満腹。ご馳走様でした。

先日の晩酌
銀座 鳥ぎん本店
もろもろ3人で1万円
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★★

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築地 辰の字の「揚げ真如」もいただきます

2006-07-26 14:09:40 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊

同僚が「旨い親子丼が食べたい」ということで、
先日行った築地「辰の字」を推薦。

13時近かったこともあり「親子丼」と「揚げ真如」
のみの選択肢だった。先日親子丼を堪能したので、
本日は「揚げ真如」なるものを決めゼリフと共に注文。

「揚げ真如」は鳥ひき肉を油で揚げたものだそうで、
一緒にコロッケが付くそうだ。

駄話に花を咲かせていると、頃合良くして日本の食卓が完成。



見た目はがんものようだがお味はいったい・・・





一口箸を運ぶとムニュッと揚がった外面とは裏腹に
中からジューシーな肉汁がさっぱりとした素朴な
味わいの中に旨みを広げてゆく。

「親子丼の方が好きだがこいつも旨い!」

コロッケじゃなくてこれを2つ食べたい願望は
わがままでしかないのだが、酒のつまみとしても
ごはんの友としてもなかなかの一品にご馳走様でした。

本日のランチ築地 辰の字
「揚げ真如」¥900(大盛り¥100を含む)
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座7丁目 ETNAで「ガーリックエッグ」をいただきます

2006-07-25 15:36:45 | 銀座・築地 イタリアン

月に1回くらい、無性にパスタをかき込みたくなる日がある。
そんな日は決まって銀座7丁目か虎ノ門に足を運ぶのが常だが、
今日は前者の「ETNA」で思う存分炭水化物をすることにした。

「ETNA」は昭和通り三原橋の交差点を汐留方面に進み、
銀座東武ホテルの角、演舞場通りを銀座方面に曲がってスグにある。



ランチメニューは通常より¥100安く、日替わりでトマトソース
のものが用意されているが、お気に入りの「ガーリックエッグ」を
決め台詞の「大盛りで!」注文。

ブログを書くようになって気になっていることが1つある。
お店で写真を撮る際に皆さんはどのように断っているのだろうか?
百戦錬磨の女将さんや板さんに気後れしがちだが、
私はブログと言わず日記と言うようにしている。

「日記をつけているので写真を撮ってもいいですか?」
今のところ撮影禁止を申し渡されたことはないので、
しばらくは「大盛り」と併用して行きたい。



お待ちかねの「ガーリックエッグ」大盛りが登場!



このトロトロ感が堪らない。

実はこちらのパスタには、ある大きな特徴が2つある。

通常、パスタ店は注文を受けるとまず最初にパスタを茹でる
仕事から始めるが、こちらはまず最初に熱したフライパンに
オリーブオイルを流し込み、パスタをぶち込む。

そう。パスタは既に茹でてあるのだ。

そんな伸びきったパスタは喰ってらんないよと思うなかれ。
オリーブオイルのカーテンと焼きで、表面に絶妙な堅さが生まれ、
外はカリっとまでいかないが十分な歯ごたえを醸し出し、
伸びきったパスタから上等なスパゲッティに鮮やかに転身する。



もう1つの特徴は大の大人が満腹になる量だ。
比較物と一緒に撮っていないので写真で大きさが伝わりにくいが、
こちらの大盛りは、気安く注文できるような量ではないので、
初めて来店される方は並もしくは中盛をオススメする。



中にはスパゲッティがぎっしり。
この喰っても食べてもまだまだ感も堪らない。

ちなみにランチメニューなら
並盛¥830、中盛¥880、大盛り¥930。
それ以外は各+¥100だ。
サラダ¥50、コールスロー¥50なんてものもあるので
お店の方の心意気をぜひ試してみてはどうだろうか?

卵と絡めて食べてみたり、胡椒をかけて食べてみたり、
チーズを振って食べてみたりと一通り楽しんでいるうちに
完食だ。お腹いっぱいご馳走様でした。

本日のランチ
銀座7丁目 ETNA
「ガーリックエッグ」大盛り ¥1,030
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地 さとうにて「さとうステーキ」をいただきます

2006-07-24 14:51:29 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊
今日のランチは京橋郵便局ま裏にある和牛懐石の「さとう」。
こちらのお店、吉祥寺で徹夜組の出る羊羹屋さん「小ざさ」
さんの並びで、行列のできるお肉屋さんとして有名な、あの
「さとう」さんだ。



エントランスは和牛懐石を名乗るだけあって妖艶なかんじ・・・



こちらのランチ、¥1,260~¥5,000以上まで幅広く
用意せれていて、筆者は一番お安い「さとうステーキ」しか
食べたことがない。



この他に御飯、味噌汁、新香、サラダが付く。
調理状況は分からないが写真のように焼きたてでなく、
若干冷め気味だったのが痛い・・・



お味のほうはなかなか手がでないが、高価格帯の
お肉のお味はさぞかし旨いんだろうと言った感想。
御飯のおかわりに追加料金を取る店もあるが、
こちらは無料なのはありがたい。

小言のようで申し訳ないが、向かいの女性。
少食なのはしょうがないが、御飯が食べれないなら
予め少なめにしてもらってはどうだろうか?
一口箸をつけただけでそのまま下げてもらうのは、
お店の人もそうだがお百姓さんに申し訳ない。
何も作れない東京人こそもったいないを意識して
欲しいのだが他人は他人か・・・
自分も罪悪感に駆られながらお店を後にした。
ご馳走様でした。

今日のランチ
築地 「さとう」
さとうステーキ¥1,260(おかわり無料)
甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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青山一丁目 日比谷園の「坦々麺」をいただきます

2006-07-22 23:58:40 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

先日、ある先輩が私のブログを見て・・お前の写真は
どの写真も同じ角度から撮ったもので、せっかくデジカメ
は何枚撮ってもタダなのに、どうしていろんな写真を
撮らないんだ。食べ物やモノは何枚撮ってもイヤだなんて
言わないんだから、東京タワーの写真のように見上げた
構図や覗き込んでみるとか、遠くから眺めてみるとか、
自分の目線で写真を撮りなさい。・・との貴重なお言葉を。

確かに自分で見てみてもメニューのようにありきたりな仕上
がりで胃袋の中の被写体たちに後ろめたさを感じてしまう。

さて、心機一転今日のランチは先週末に食べそこなった
青山一丁目「日比谷園」の「坦々麺」を指名喰い。



場所は東京メトロ青山一丁目の駅と隣接している
新青山ビルの地下1階。お近くの方にはぜひ1度は
召し上がっていただきたいお気に入りの1品だ。



こちらの坦々麺の特徴はなんと言っても独特の風味を
醸し出しているゴマのコク。お店の方曰く、こちらの
ゴマは中国から取り寄せている日本では、なかなか手に
入らないものだそうで、ゴマのコクが辛さの中の旨さを
さらに引き出している。チンゲンサイとの相性が非常に
良いのも辛いもの食べに行こうというよりも、旨いもの
を喰いに行こうという気にさせる。

久しぶりに食べてみて、ある変化に気づいたのでご報告を。



以前までこちらの麺は中華そばに使われるコシのないものが
使用されていたが、ラーメンで慣らされた麺に対する欲求が、
この坦々麺で唯一残念な点として記憶していた。が、この唯一
の懸念材料がしばらく食べていない間になんと改善されていた。

パスタに近い感覚だが、日本人向きなしっかりとしたコシが
旨辛いスープと絡み合って以前以上に完成度の高いものに
なっていた。



ランチでついてくる杏仁豆腐の甘みでクールダウンして、
今まで以上の充実感を感じながらお店をあとにした。
ご馳走様でした。

本日のランチ
青山一丁目 「日比谷園」
坦々麺 ¥1050(デザートを含む)
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★☆☆

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築地すしざんまい奥の院で                   「マグロのカマ」をいただきます

2006-07-21 10:20:29 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

昨日、7月20日(木)のお昼ご飯

完全に昼飯を食べ逃し、夕方もいい時間に
本日1食目の栄養補給をようやく行えた・

築地界隈ではそこそこ名前の知れている
チェーン店「すしざんまい」の奥の院なる
店舗にて「マグロのカマ」と納豆巻きを注文。

なんでも、サイズは大・中・小の3種類が
あるそうで大は大ぶりのものが両面、中は
小ぶりなものが両面、小は小ぶりなものが
片面焼きで提供されるとのこと・・・

お値段がお値段なので(大は¥3,500)
小を所望し、待つこと15分・・・



ブロックレモンの大きさで判断して欲しいのだが、
自分の顔よりでかい生きた化石系の強面料理が
運ばれてきた。

彼の水戸光圀公が鮭の皮がこの世で一番の大好物
であったのと同様に、小生も脂のノった魚の皮には
目がなが、コイツの皮は皮というよりも完全に革。
象の皮膚のようにゴツゴツしたもので、店員さんに
聞いてみても「食べれるようですが、あまり美味し
いものではないようで・・・」とのバツの悪い回答が。

ごりッという感覚で皮を剥がすと中から自分の旨み汁
で煌々と耀く旨そうな身が登場。
(カメラ電池切れです。面目ない。)

以前こちらでお寿司をいただいた際にはチェーン店の
宿命か、旨いネタ、不味いネタがはっきりとしていた
ので期待度中で口に運ぶと、想像以上に旨かった。

マグロのカマを召し上がったことがある方ならご存知
だろうが、マグロの眼球の周りにはガチャガチャのカ
プセルのような軟骨?が存在する。

また、頬肉、脳天のあたり、アゴのあたりのそれぞれ
が、肉と脂のバランスで微妙に違った味がするから箸
が止まらない。

コイツを藁焼きで喰ったらもっと旨いんだろうなあ!
と思いながら、とにもかくにも、ご馳走様でした。

本日のレイトランチ
築地「すしざんまい奥の院」
「マグロのカマ焼き」¥1,500
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆

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リリーフランキー                            「東京タワー」をいただきます

2006-07-20 16:42:29 | 旅歩き(国内・海外で食べる)


先週末、周囲の熱烈な推薦を受け、今更ながら
リリーフランキーさんの「東京タワー」を読んだ。
本については皆さんの方がよくご存知でしょうから
ここでは多くを語りませんが、読んでいない人!!

絶対読んでください!!!!!!!!!!!!!

「東京タワーがどないなもんじゃい」と思っていたの
だが、涙を通りこし嗚咽してしまった。



さてさて、今日のお話は先週16日(日)に友人
のよしお君の結婚式の2次会に行った時のもの。

友人4人(♂)と浜松町のとあるCAFEでよしお君
の幸せな姿を満喫し、お店を出たのが20:00。
あたりはすっかり夜化粧で、視線の先に光ってい
るものが冒頭の写真。

おばちゃんパーマの優作が「ぐるぐるしに行こうよ」
の一言を・・(注)「東京タワー」の中でたびたび使
われている言葉)実は、偶然にも4人が4人とも
「東京タワー」を読んでいたのだ。

浜松町から東京タワーまでは徒歩20分ほど。4人
とも遠近法にすっかり騙され、近そうでなかなかサ
イズがそれ以上大きくならない東京タワーに向かっ
て吸い込まれていった。

ようやく到着してまず驚いたのが、20:30を過ぎて
いるというのにチケット売り場のこの様子・・・・・・・



立て続けに驚いたのが、地上150mの中間地点
までのエレベーター代が・・・・・・・・・・・・・



¥820-

とどめは、フラフラになって辿り着いた地上150m
地点の人ごみと、てっぺんに登るにはさらに¥600
を払って、エレベーターを40分待たなければならな
い事実!リリーフランキー恐るべし。



タクシーの運転手さん曰く、1年前まではガラガラ
だったんだけど、ここ1年で急に人が増えちゃった
んだよ。とのこと・・・

蝋人形館くらいの知識しかなく、初めて知ったの
だが、実は東京タワーには「ノッポン」なるオリジ
ナルキャラクターがいるのだ。



あまりの容姿にボールペンを衝動買い。

他にも、お土産用に大小さまざまな昭和を感じ
させるグッズが目白押し。



もちろん、お約束のコーナーも・・・



結局、40分待ちは断念したが、地上150mから
見下ろす東京の夜景は思いのほか美しく楽しかった。

東京にくらすと案外あたり前の場所が記憶だけのもの
になっているもので、自分の成長に応じて楽しみ方も
成長しているものだと感心させられる。
リリーフランキー様、素敵な体験をご馳走様でした。

本日の夜遊び
東京タワーのエレベーター ¥820
ノッポンボールペン    ¥400
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ☆☆☆☆☆
(このあと六本木でラーメン食べちゃいました)

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東銀座 鮨宮澤で「あぶり丼」をいただきます

2006-07-19 17:19:34 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

昨晩から降り続く長雨の影響で
今日のランチは近場で済ますことに・・・

晴海通り万年橋を新富町方面へ進み、1本目の
祝橋を銀座方面に左折したビルの地下1階に、
鮨宮澤というカウンターとテーブル1席だけの
コンパクトな寿司屋がある。



こちらのランチタイムは「にぎり」と「あぶり丼」
の2種類のみで12:00~13:00のランチピ-ク
時には、超人的なスピードながらご主人の華麗な
手捌きで仕上がる旨そうな寿司たちの圧巻とも言
える光景を拝む事ができる。

本日は13:20に入店したため、先客は1名のみ。

「あぶり丼・・大盛りで。」の合図と共に丼にシャリ
が盛り付けられ、鮪の炙りと盛り付けは奥の厨房
で行われるため、握り寿司のような光景を拝むこと
はできないが、3分程でこち?という白身魚の味噌
汁と共にお目当ての品が運ばれてきた。




こちらの「あぶり丼」、漬けにせざるをえないような
素材を使っている訳では全くなく、漬けにし、ミディ
アムレアに炙ることによって鮪の旨みをあますこと
なくごはんで堪能することができるように、白ゴマ
の風味、レタスや海草の食感、炙り落ちた鮪の旨
みと漬けタレの極上のエキスが薫り立たせる食欲、
食事における黄金比のひとつの答えはこちらでご
ざいますと言わんばかりに計算し尽された完全無
欠の一品である。

さらに、一緒に運ばれてきた味噌汁がこれまた旨い。
旨みが凝縮された存在感のある、こちの身を具とし、
味噌と魚、もしかしたら蟹からも出汁を採ったよう
なコクの効いた汁が、これだけでごはん3杯は食べ
れてしまう程の素晴らしいハーモニーを醸し出して
いる。

よく、蕎麦屋の天婦羅と言うが、寿司屋の味噌汁と
いう言葉もなかなか捨てがたいなと呟く。

今日は店内も落ち着いているので、普段はなかなか
話す機会のないご主人にブログ掲載のお願いと併せ
て取材を敢行してみた。

先日、甚平ブログにコメントを書いてくださった
那智勝浦在住の方が鮪が特産品だとおっしゃって
いたので、鮪の話題を・・・

ご主人曰く、那智勝浦産の鮪は大間産程のブランド
ではないにせよ、なかなかの高級品でランチに出せ
る価格帯ではないとのこと・・・食いしん坊魂に火
が灯る。現地の人たちは手頃な価格でさぞかし鮪を
堪能しているんだろうなあ、うらやましい。

今日食べた「あぶり丼」の鮪は産地こそ教えていた
だけなかったが日本近海産のネギとろに使うような
部位で仕上げているとのことだった。

とにもかくにも美味しいごはんをご馳走様でした。

本日のランチ
東銀座 「鮨宮澤」 03-3542-0054
「あぶり丼」¥1260(大盛り無料!)
甚平満足度★★★★★
甚平満腹度★★★★☆

※鮨宮澤好きな常連さんのHPはコチラ
http://www.geocities.jp/man_chan_30/

※那智勝浦情報満載ブログはコチラ
http://blog.goo.ne.jp/nachikatsuura

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築地3丁目辰の字の「親子丼」をいただきます

2006-07-18 13:58:15 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊

前々から店構えが気になり1度行ってみたいと思っていた
築地3丁目「辰の字」にて念願のランチタイム。



場所は築地本願寺前交差点を聖路加タワー方面へ、
2本目の筋を左折したところ・・・

鳥専門店でランチタイムは「焼き鳥重」、「揚げ真如」、
「親子丼」の三拓、各¥800で、先客のほとんどが
「親子丼」を食べていたので、郷に張れば郷に従えと
「親子丼」を注文。もちろん大盛りで・・・

待つこと5分、トロトロの卵に絡まった食欲をそそる
「親子丼」が目の前に。



この「親子丼」、鶏肉と卵だけのシンプルなものだが、
大山鳥は味がしっかりしているので卵の旨みと相まって
箸が止まらず、あっと言う間に完食。

割り下は甘すぎることなく、ご飯をビチャびちゃにしない
絶妙のバランスで、付け合せの味噌汁も豆腐と油揚げだけの
シンプルなものだが、これまた、だしが利いていて、割り下
といい、だしといい、和食におけるだしの大切さを痛感させ
られる一品であった。

野沢菜の漬け具合も天晴れで、自分の仕事もこの位きっちり
やらなきゃなと思う一品にご馳走様でした。

本日のランチ
築地3丁目「辰の字」
「親子丼」¥900(大盛り¥100を含む)
甚平満足度★★★★☆
甚平満腹度★★★★☆

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青山一丁目 「LA VERDE」で            ボンゴレビアンコをいただきます

2006-07-16 14:38:25 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂


私用で青山一丁目に行く用事があり、昼食は久しぶりに
青山一丁目でと思いながら12:30に自宅を出発。

30分程で目的地に到着し、張り切って用事を済ませた
が、努力の甲斐なく時間は16:30。ほとんどのお店
の店先に「準備中」の表記が・・・

「だよね・・・」第一候補は新青山ビルB1Fの「日比
谷苑」の「坦々麺」と決めていたが案の定の「準備中」。
17:00からディナータイムが始まるが、その30分
を空腹が許さず頭の中でぐるぐるぐるぐる次なる候補を
検索開始。「麺屋武蔵」、名前が出てこなかったが「カ
レーラーメン」の店、どちらも徒歩5分圏内のお店だが、
それすらも空腹が許してくれない。どうしよう・・・

新青山ビルB1Fに唯一「営業中」だった「LA VER
DE」というイタリアンのお店があったが、パスタやピザ
は下調べをして行かないと盛り付けがお上品すぎて5皿も
10皿も注文しないと胃袋が満たされなかった経験が頭を
よぎる・・・よし・・清水の舞台から・・・は言いすぎだ
が、結構な覚悟を決めてお店の中へ。

1皿1皿のお値段はお手頃を通りこしていたので、あさり
400gの表記に本当かよと思いながら「ボンゴレビアン
コ」を決め台詞の「大盛りで」と共に注文。

10分程して運ばれてきたのは



いいじゃないですか!
写真ではあさりが少なく見えますが400g
の表記に嘘いつわりはなさそうで、パスタも
小生一押しの頃合「アルデンテの20秒前」
(アルデンテが髪1本分の芯と言うならば2
本分位の感覚)で、しっかり砂抜きされたあ
さりが白ワインの風合いと絡まって食が進む
進む・・・パスタは消化が早いから・・・と
満腹感に不安を覚えながらも終わってみれば
納得の腹八分目。時間が時間だったので晩飯
のことも考えて驚きの1品で撤収。
ご馳走様でした。

本日のレイトランチ
青山一丁目「LA VERDE」「ボンゴレビアンコ」¥1,200
(大盛り¥100を含む)
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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LOTTE「和のしずく」をいただきます

2006-07-15 00:19:57 | 旅歩き(国内・海外で食べる)



風のない日の気温34度がこんなにも厳しいものだとは
思わなんだ。1週間の自分へのご褒美はハーゲンダッツ
のクリスピー・抹茶黒蜜が主力であったが、こんな日は
涼のものをと、前々から気になっていた「雪見大福」の
LOTTEプロデュース、「和のしずく」を購入。

あずきあん・紅梅あんで悶々としつつもまずはオーソド
ックスなあずきあんを選択。



パッケージを開けるとネーミングの通り栗饅頭のような
包装が顔を出す。

パッケージ裏面に「初めは表面が白く凍っています。ほ
んのりあんが透けて見えてきた頃が食べごろです。徐々
に透けていく姿も一緒にお楽しみください。」の表記が
・・・



言われるがままに、頬張りたい衝動をグッと我慢するこ
と5分経過・・・



おそらく「雪見大福」の生地を改良したと思われる餅生
地部分がしっかりと葛の風合いを醸し出した。う~む、
お見事。

肝心のお味の方ですが、バニラアイスは「雪見大福」と
同等か、それよりも若干香料を落としたようなお味で、
「雪見大福」好きの小生には特に不満はない。が、あず
きあんが粉っぽいのが残念で残念で、冷たい和菓子を名
乗り、葛っぽさを見事再現したのはあっぱれながら、「
雪見大福」の3倍近い価格設定はいかがなものか・・・
「雪見大福」を3個食べた方が幸せに感じた一品であっが
ご馳走様でした。

本日のデザート
LOTTE「和のしずく」
甚平満足度★☆☆☆☆
甚平満腹度☆☆☆☆☆

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築地場外「海宝館」にていただきます

2006-07-13 17:34:38 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

皆様はじめまして。甚平と申します。
以後、お見知りおきの程よろしくお願いします。

梅雨の合間の快晴に本当にうだった木曜日。
何か精の付くものを食べようと築地の場外市場を
会社の同僚と回遊。個人的には小生お気に入りの
うなぎ屋「はいばら」の「うな肝丼」をかき込み
たい衝動に駆られたが、さすがに中1日という
高校野球ばりの強行日程に同僚が付いてこれず、
「海宝館」にてランチタイム。

「海宝館」へは通算2回目で、前回は「あなご丼」
のあなごの大きさに我を忘れた記憶がありますが、
本日は「特天丼大盛り」を所望。 海老、あなご、
いか、牡蠣×2が独特のパリシャリッとした衣で
揚げられ、若干甘めなタレが掛けすぎられることな
く到着。海老味噌?の味噌汁が一緒に運ばれてきた
が、できれば漬物も一緒に欲しい。

前回同様、河岸の男たちを満足させられるような
圧倒的な出で立ちで、食べ終わる頃には小学校の
プールの授業後の脱力感に似た満腹感が体中を覆い
尽くす。味と言えば前述の衣の食感を一度試されたし。
あなごは臭みもなく、海老・イカ共及第点。牡蠣は
季節、好みもあるが唯一疑問が残る。また、海老の
頭を使った味噌汁が寸胴の残りが少なく火を落として
いたのか、若干ぬるく感じた点も残念だが、
ご馳走様でした。

本日のランチ築地場外「海宝館」
「特天丼大盛り」¥1,400-(大盛り¥100、税含む)
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★★

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