銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地場内 磯野家にて「かきめし」をいただきます

2009-03-31 12:11:05 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

出産を経ると食事が変わるなんて話を
耳にすることがあるのだが、
私の嫁は牡蠣が食べれなくなった。

そんな出来事があったので
今年の冬は近年で一番牡蠣を
食べなかった年になってしまったのだが、
せめて喰い納め位は行っておきたいと
思っていたのだ。

ちょうど、銀座界隈の昼時に
行く予定があったので、
ちょいと前につきじろうさんが言っていた
牡蠣の旨いというお店

行って見ることにした。



磯野家。

1階の磯寿司の赤い暖簾は
見ての如くのお寿司家さんなのだが
緑の磯野家の暖簾はお二階の食堂へと続いている。

階段を登りきると
ご覧の光景が広がるのだが驚いた。

床や柱に壁の感じまで、
私の高校の教室に雰囲気がそっくりなのだ。

今回の目的はここの
かきめしにありつくことなのだが、
メニューを見ると通常¥580のかきめしは
麺類・うどんとのセットならば大が¥525。
小でも¥370とお買い得なのだ。



それならばと見渡して
ラーメン ¥525
肉うどん ¥630
なんて麺類メニューの中から
ホタテと青菜のうまにそば ¥790を
選択したのだった。

ちなみに
牡蠣フライの定食は ¥1,260
単品メニューに
まぐろの赤身 ¥1,000
いかバター ¥630
麻婆豆腐 ¥630
なんてものもあった。

また、先のセットメニューには
ミニカレーのセットが¥265、
炒飯のセットが¥315なんてものもあるので
ご気分に応じてどうぞご自由にというわけだ。



数分してやってきたのがこちら。

これが磯野家の
ホタテと青菜のうまにそばと
かきめしのセットだ。

意識した貝尽くしのこのメニュー。

はたして実力の程はいかに・・・

かきめしに飛びつきたい心を
グッと落ち着かせて、
麺が伸びてしまわないように
ホタテの方からパクリといただいた・・・



うん。まずまずだ。

うま煮というトロミの具合は頃合よく
ソテーしたであろうホタテの
角の強い食感から飛び出る貝の味と
うまい具合に交じり合う。

わたしはここのラーメンを
食べたことがないので定かではないが
もしかしたらうまに系のそばには
焼きソバの麺をわざと
使っているのかもしれないのだと
このどんぶりに顔をつけてみて
考えさせられた。



そしてお目当てのかきめしだ。

大粒の牡蠣が3切れ。

柚子の香りと一緒に
牡蠣、かき、カキと話しかけてくるように
一面に香りが広がっていた。

写真では伝わりにくいが
こいつで¥580ならば
十二分に食べる価値があると
第一印象が言っている。



お箸を走らせてパクリとやると・・・

こいつは旨い!

牡蠣の旨み汁は
炊き込まれた飯に吸収されているが
それでも、プリッとした身に凝縮されたお味が
あっと言う間に口の中に広がる。

牡蠣が食べれなくなったと嫁は言うが
こいつならばおかわりを所望するのではないかと
驚きの声をあげてしまった。



大粒の牡蠣が3切れではなかった。

食べ進めるとごはんの中から
出てくるでてくる、牡蠣がでてくる。

ちゃんと数えた訳ではないが
感覚値で7~8個の大きな牡蠣が
どんぶりの中でかくれんぼをしていた。

これで¥580?

とんでもないお値打ちメニューを
今まで知らなかったのだ(恥)



この、磯野家のかきめし。

誰がなんと言おうとも
築地に来たのならば食べるべきだと
今後は祖父の言い伝えのように
言うことになるのだろう。

今まで磯野家のある10号棟には
あまり来た経験がなかったのだが
灯台もと暗し。

レパートリーが増えると
随分と悩みの種にうなされそうだ。

ド冬の再訪を誓って
ご馳走様でした。

磯野家
中央区築地5-2-1築地市場内10号棟2F
TEL03-3541-7953
7:00~16:00
日曜・祝日・休市日定休

ホタテと青菜のうまにそば ¥790
かきめし(大)セット ¥525

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★▲☆

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元町中華街 海員閣にて「車海老のケチャップ煮」をいただきます

2009-03-28 18:39:50 | 旅歩き(国内・海外で食べる)

まずはみなさんにお礼を。

TREviewさんの
ブログコンテストで
賞をいただいたのだ。

活字と写真だけで
見栄えの悪いわたしの日記の、

果たして身の丈にあった賞なのかというと
もったいないくらいのものなのだが、
息子と嫁のおもちゃや洋服の糧には
十二分になったのだ。

応援ありがとうございました。


さて、本題に入らせていただくのだが、

数年前。

わたしが29歳の時に1年間で
友人の披露宴に出席した数は9件だった。

男は30までに結婚をという思いが
如実に表れた件数の多さだったのだが、
今年はそれに追いつきそうな勢いで
周りの人間が結婚しているのだ。
(ちなみに私は30を超えてから・・)



三連休は大学のサッカー部の主将が
ようやく結婚する運びとなり、
私の同期が全員片付いた記念すべき会のために
横浜くんだりまで行って来た。

せっかく横浜に来たのだからと
2次会そっちのけで仲の良い友人と向かった先は
彼の横浜旅行の舞台。

元町中華街だ。

思ひ出ばなしに
シューマイで花を咲かせようと
海員閣に向かったのだ。

お店の写真は最後の客として
店を出た際に撮ったものなので
閑古鳥が鳴いているが休日の19時あたりは
列が2列になる並びが出来ていた。



豚バラの煮込み???

最初がシューマイの写真ではない
今回の海員閣の訪問。

20分並んで、席についてから
が、ガーンとさせられたのだ。

そう、シューマイと牛バラの煮込みは
満員御礼の売り切れだったのだ。

実は並びの最中に後ろのマダムに
何がおススメなのかと聞かれていたのだが
豚々しいシューマイとトロトロの牛バラ系のメニュー、
そして車海老の辛煮は¥4,000と
ちょいとばかし高いがせっかくの中華街なのだから
食べてみたらどうかと話してしまっていた。

返す刀で未食メニューを
チョイスしたのだ。



車海老のケチャップ煮。

前回、辛煮の方を食べていたので
まだ見ぬケチャップ煮の方をというわけだ。

自慢の蝶ネクタイに
ケチャップが飛び散らないようにパクリ・・・

うん。旨いのだが、
これは車海老自体の話で
前回食べた辛煮と比べると
料理としては辛煮の方が上だ。

ケチャップ煮は味付けこそ
上手に味付けられいるのだが、
一体感が生姜やにんにくで
煮込まれたものの方が
随分と非凡に感じたのだ。



ちょうど、後ろに並んでいた
マダムの家族が隣の席だったので
「辛煮の方が美味しかったですよ」と
声をかけた。

この家族、年の頃20代後半の娘さんを中心に
見ていてなんとも気持ちの良い仲の良さだった。

わたしは社会人になって
初めて家を出てみて家族のありがたさを、
結婚してみてようやく親のありがたさを
理解することができた人間なので、
中華街くんだりまで両親と
食事に出てきた経験などなく
この歳になってから、
もっと実家にいるうちに親と一緒に
出かけておけば良かったと後悔しているので
息子が生まれたということもあるのだが

自分がどのようにか
作ってゆくであろう家族像について
人様を手本としたくなるほど
意識している時期なのだ。



一体感は劣ると言ったが
酸味を抑えたケチャップに絡んだ
車海老の味噌は1度は食べてみるべきだと思う。

五目焼きそばは¥1,200だったかな。

具材を見ると
値が張るのはしょうがないと思うのだが
焼きそばの麺の具合は私の好みではないもの。

以前食べた牛バラそばのことを考えると
麺類好きの方にはかた焼きソバやラーメン系
メニューの方が良いのではないかと思う。



先ほどの家族が
教えてくれたことがもうひとつ。

会社の若手に判らないことを
わからないままにしないように
恥ずかしくないから聞けと言っても
なかなかできないのだが、
日頃から臆せずに人に聞いたり学んだりする
姿勢を持つマダムの旦那様と娘を見守る視線は
良い時間を家族で過ごすために
知らないことは知ってる人に聞くものよと
無言で語りかけていたのだ。



炒飯は¥750。

こいつも可もなく不可もなし。

最後の2品と食べれなかったシューマイが
以前の興奮した記憶をちょいとばかし
薄めてしまった。

今回は随分と海員閣から
離れた日記になってしまったのだが、
先ほどのご家族の娘さんは
歌を詠っているというので
ついでにご紹介しておこう。

島村 智才さんの優しい歌声はコチラ

ひょんなきっかけで
随分とこの家族と話込んでしまったのだが
こんな出会いも飯を喰う楽しみのひとつなのだ。

ご馳走様でした。

海員閣
横浜市中区山下町147 
TEL045-681-2374
11:40~15:00 17:00~20:00
日祝11:40~20:00
月曜定休

車海老のケチャップ煮 ¥4,000
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

豚バラ煮 ¥1,200

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

五目焼きそば ¥1,200

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

五目炒飯 ¥750

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆

⇒ あっちこちで目にする中華街の黄色。皇朝の巻
⇒ こっちはどうだ?雅秀殿の肉まんの巻
⇒ 大人のデートには最適?萬珍樓 點心舗の巻
⇒ 気持ちが真摯に伝わった!元町 梅林の巻
⇒ お粥って美味しいんだね。安記の巻
⇒ シューマイでお腹一杯になるんです。海員閣の巻①
⇒ ミソと生姜&ニンニクの三重奏!海員閣の巻②
⇒ 中華街から徒歩3分。モトヤパンケーキで絶品お口直しの巻
⇒ 水餃子にココナッツ!?山東の水餃子の巻

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銀座 春日にて「天丼」をいただきます

2009-03-25 12:39:15 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

マスター元気かな?

大酒飲みの親父諸君ならば
冒頭のような活字にかこつけて
ちょいと一杯の途につくことが多いのだろうが
両祖母を亡くしているわたしに置き換えてみると

大女将は元気かな?

といった具合になることが多いのだ。

銀座界隈でこんな話が現実となるのが
築地場外の大勝と1丁目の天麩羅家の春日だ。



暖簾を潜ると先の大女将は
カウンターの端っこにチョコンと腰掛けて
新しい顔が入ってくるのを今か今かと
待ちわびていた。

向けられたしわくちゃの笑顔が
健在の何よりの証だった。

前回は上天丼を大盛りで注文していたので
今回は上の字を取り除き、
同じく大盛りで注文させていただいた。

天丼は¥900だったかな?

最近は子供が出来たこともあり、
ランチで¥1,000以内という
1区切りをだいぶ意識するようになったのだ。



最初に出てきたのは
たくわんと熱すぎないお茶。

写真以上に色の悪いたくわん。

まっ黄色に着色されたものが
大嫌いな私にとっては
天麩羅を待ちながら摘むのには
うってつけだった。

自家製なのだろう。
塩気が強いのでこの位の分量で
2切れぽっちを味わって食べる以上は
塩分の取りすぎになってしまう。



程なくしてやってきたのがこちら。

これが春日の天丼の大盛りだ。

上天丼¥1,100にあなごがのっていたので
てっきり天丼にはのっていないものだと思っていたのだが
届いた瞬間に嬉しい悲鳴を上げてしまった。

箸を割りパクリとやると・・・

不思議だ。

前回は若手とベテランの2組で
天麩羅を切り盛りしていたが、
今回はベテランと大御所。

同じ油を使って
おんなじ手順で天麩羅を揚げても
揚げる人によってこんなにも変わる。

油切れが随分と良く、
元々あっさり食べさせてくれる天麩羅が
さらに純朴に感じた。

これぞ天麩羅という訳なのだ。



前回の日記にネタについては
事細かに書いていたので、
この店の海苔の天麩羅が
やっぱりお気に入りであることだけを
書かせていただいて、
今日は何故この店が好きなのかについて
自問自答させていただきたい。

銀座の外れで
お店が広い訳でもない。

10人入ったら
酸素が随分と薄くなってしまうような
お店で、とびっきりの天麩羅だと言う訳でもない。



料理に精神論を持ち込むことについて
眉をひそめる方もいるのだろうが、
わたしは媚びや驕りのない挨拶や雰囲気は
料理とおんなじ位大切なものだと考えるもんだから
ご紹介したお店でお料理が凡庸に感じた際は
居心地が随分と良かったんだと
解釈していただきたい。

おんなじお店で
一緒に行く人が違うだけで
残る思ひ出が随分と違うように、
このお店のお婆ちゃんが与える
職人さんやお客さんへの影響に
触れに行くのが楽しいのだ。

心地の良いひとときを
ご馳走様でした。

春日
〒104-0061
中央区銀座1-4-6
TEL03-3561-1887
11:30~13:30
17:00~
日曜・祝日定休

天丼 ¥900(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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西新宿 もうやんカレーにて「とん足カレー」をいただきます

2009-03-13 11:07:20 | 新宿

新宿十二社通りの青梅街道の畔に
行列のできるカレー屋がある。

もうやんカレー。

カレー好きな方ならば
ご存知なのかもしれないが
この西新宿界隈は私の大好きな
お好み焼きの美味しいお店なんかも密集していて、
なかなかに素晴らしい場所なのだ。

ちなみにコチラのお店。
青梅街道沿いにもう1軒、
池袋に1軒と4月には渋谷にもできるそうなので
最寄のお店でお試しいただくと良いだろう。



主なメニューは

ビーフ ほほ肉煮込みカレー ¥1,100
ポーク バラ肉煮込みカレー ¥1,100
チキン みそ炒めカレー ¥1,100
エビ みそ炒めカレー ¥1,100
チーズカレー オランダ産ゴーダチーズ ¥1,100
もうやん式ドライカレー ¥1,100
全部カレー ¥1,550
葱カレー ¥1,550
きのこカレー ¥1,550

といったところだ。

また、ツマミも置いてあり
飲めるカレー屋というのも面白い。

鴨あぶり焼き ¥850
豚トロみそ焼き ¥850
きのこチーズ焼き ¥1,100
えび20辛炒め20ぴき ¥1,300
きのことサーモンのマリネ ¥850
特製もうやんおうどん ¥1,200
牛すじ煮込み ¥500



カレーのトッピング系は

焼きチーズトッピング ¥400
きのこトッピング ¥400
目玉焼きトッピング ¥100
千切りキャベツ ¥100

今日はメニューを
づらづらと並べさせていただいたが
もうやんカレーと言えば

ミレニアム盛りだ!

下の写真を見ていただければ
ざっと想像がつくだろうが、
要するにとてつもない盛りなのだ。

ちなみにメニューには
八分盛り 200g ¥150引き
普通盛り 350g
大盛り 500g ¥100プラス
メガトン盛り 700g ¥500プラス
ミレニアム盛り 1kg以上 ¥1,000プラス

と書かれているが
噂にはこのミレニアム盛りは
ココイチの1300gカレーを凌駕する
とんでもないものなのだそうだ。



休日出勤で日光を丸1日浴び続けた後で
私が注文したメニューはというと・・・

取りあえずビール。

という私のような親父達の決め台詞だ。

中学3年生の時に
ココイチの1300gを完食しているが
30代で心地よく食べれるのは900gまでだと
ここ最近の胃袋が語りかけてくれているので
カレーの方は
とん足カレー ¥1,200
焼きチーズ ¥400
目玉焼き ¥100
大盛り ¥100
というルーや具材に重きを置いた
注文をさせていただいた。

疲れきってメガトンにも
手を出せなかったのだ。



こちらのお店では
ふかしたジャガイモが食べ放題なので
他店以上にルーをしっかり付けてくれることからも
米とじゃがいもで腹を満たすのが良いだろう。

協力会社の方と
1日の仕事ぶりについて
あーでもないこーでもないと
語り合っているとお目当ての品がやってきた。

これがもうやんカレーの
とん足カレーの大盛りだ。



見ての通り
ライスとルーは分けて提供される。

ルーに目を落とすと
焼きチーズと言われるものは
想像以上に焼かれてはおらず、
ルーにとろけ込んでいる状態だった。

最後まで気になって
迷いに迷ったメニューが
葱カレー ¥1,550という、
活字だけ見ると

どうして?

と疑問をいだいてしまうものなのだが
この、とん足カレーに集中しよう。



ルーを半分ほどライスに招き入れ
一思いにパクリと・・・

うん。旨い。

2週間寝かせているという
カレーの味は玉葱やりんご、トマトなどの
甘味を利かせた私好みの欧風系なのだが、
このもたっとしたとろみは
単純に寝かせただけのものではない。

気になってお店のホームページを見ると
バナナを使っていると書いてあった。

ルーの独特の風合いは
バナナによるものだったのだ。



とん足はと言うと
骨ごと口の中に放り込んでも
舌でつるんと外せてしまうほど柔らかい。

臭味はなくテロンとした
食感と豚の旨みを存分に
楽しむことができた。

こちらのお店のカレー。

私は好きなカレーなのだが、
焼きチーズの¥400は
素材が良くても良さが伝わらないものだった。

また、自分でトッピングした結果と言えど
¥1,800のカレーは旨くて当たり前の部類。
お腹の通信簿もちょいと厳し目に
なってしまうのだ。



とは言ってもお店にも言い分はある。

こちらのお店は
ルーをしっかりと付けている。
いろんな具材で煮込んだカレールーを
たっぷり出すとなるとそれなりに
原価もかかるのでこのお値段。

グルメバーガーには出費するんだから
グルメカレーにも出費を許してよ。

カレーという大衆食のイメージが
なかなかそれを受け入れさせてくれない
だけなのだ。

焼きチーズはもう注文はしないのだが
結局のところ再訪したいお店なので、
皆さんにもお楽しみいただきたい。

ご馳走様でした。

もうやんカレー利瓶具(十二社店)
新宿区西新宿6-25-14第2仲川ビル1F
TEL03-5323-5539
11:30~15:00 18:00分~23:30
日曜定休

とん足カレー大盛り ¥1,300
焼きチーズ ¥400
目玉焼き ¥100

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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有楽町 つるとんたんにて「貝柱クリームのおうどん」をいただきます

2009-03-09 22:09:26 | 銀座・築地 蕎麦・うどん

「インデアンカレー」に「きじ」、
「つるとんたん」。

何故に大阪の美味が有楽町・東京界隈の
とある一エリアに密集しているのだろうか?

TOKIAビルに行くたんびに
この謎がいつになったら解明できるのかと
毎度まいどで考えさせられてしまう。

TOKIAビルに行かれたことのある方ならば
昼時の行列1位2位を争う2つの店舗を
よくご存知なのだろうが、
これまで、その片割れの「きじ」しか
ご紹介していなかったので、
きょうは竜虎の片割れの「つるとんたん」を
ご紹介したい。



TOKIA地下1階14時の絵。

「きじ」や「つるとんたん」で
ランチをと思ったのに行列に
心が折れたことのある方。

14時~15時は大抵ガラガラなので
ちょいとばかし遅いランチで
ありつくのが良いだろう。

「つるとんたん」の店舗前には
馬鹿でかい器に入れられたうどんが
並べられているのだが、こちらのお店。

ホントにでかい器でおうどんを
提供してくれるのだ。



主なメニューは
日替わり(炊き込み付き) ¥880
きつね ¥680
地鶏 ¥980
肉 ¥980
天ぷら ¥1,200
釜玉 ¥780
ざる ¥780
すきやき ¥1,650
チゲちゃんこ ¥1,650
牡蠣 ¥1,000

変り種は
かつカレー ¥1,200
牛すじカレー ¥1,200
海老クリーム ¥1,200などか。

何も言葉を足さなければ和洋折衷の定食屋と
勘違いをされてしまいそうなので断わっておくが、
全ておうどんのメニューなのだ。



今回注文させていただいたのは
貝柱クリーム ¥1,200のうどん3玉だ。

楊枝を並べてみたので
器の大きさがおぼろげながら
お判りいただけるだろう。

こちらのお店。

うどんの玉数は3玉まで
無料で増減してくれるので、
私のようなワイシャツの中で
ぷよぷよのペットを育てている方も
まずまずご納得いただけるのだろう。

ちなみに最後まで
迷いに迷ったメニューはかつカレー。

カレーうどんは津々浦々
もはや定番中の定番と呼ぶに相応しいのだろうが
かつカレーうどんとなると
中々お目にはかかれないのでないだろうか?



以前、新宿の東京麺通団の
チーズ入りの釜玉ことチー玉を
和製カルボナーラだとご紹介しているのだが
ここまで思い切ったクリーム仕様のおうどんも
随分と珍しいものだと思う。

クリームソースの中に
帆立の貝柱と三つ葉。

目の当たりにすると
饂飩との相性が悪くないであろうことを
十二分に推察することができた。



紙エプロンを首に下げズルリと・・・


まずまずだ。


シチューと言うよりも
スープ状のクリームソースは
うどんでもパスタでもしっくり行く加減だ。

ただし、写真控えめに口に運んだはずの
手打ち饂飩の具合はちょいとばかしユルく感じた。

嗜好の違いもあるのだが
私の好みではない饂飩だと
正直に申し上げておく。



貝柱をバクリと・・・

こいつが饂飩であるからこそ
新鮮味を感じるものなのだが
かつカレーにチャレンジするべきだったかと
ちょいとばかし後ろ髪を引かれてしまった。

ちなみに3玉のボリュームだが
私の腹では2玉に感じる程度のものなので
本気でお腹を満たしたい輩は
3玉×2杯をお召し上がりいただくか、
インデアンカレーかジャポネを
デザート代わりにすると良いだろう。

(ちょっと言い過ぎたな)



こちらのお店。

トッピングメニューも
中々に充実しているのだが

月見 ¥170
納豆 ¥300
海老天 ¥250
山芋 ¥300

と、頼んで見なければ
疑問が残ってしまいそうなので
取りあえずカルボナーラ道を突き進むために
¥170もする卵を追加で頼んでみた。



白身が切られた
まずまずのハリの卵がポツリと。



うどんに移して
問答無用に崩す。



ちょいと混ぜれば
一段とカルボナーラに近づいた
黄金色のおうどんの出来上がりだ。

改めてバクリと・・・

う~ん。

ソース自体が十分強いので
見た目の満足感は得られたが
味への影響は大して変化を得られなかった。

¥170という値段を考えると
頼むべきではなかった。



今回、貝柱クリームという
饂飩屋の紹介として最初にするべきものでは
なかったこともあり、
随分と辛めに見て取れたのかもしれないが、
関西のうどん好きな方が
きつねあたりを食べたのならば
大手を振って通いつめるかもしれないお店だ。

先だって福岡で食べた
饂飩の余韻もあったので
本日のような活字が並んだのであった。

ご馳走様でした。

つるとんたん
〒100-0005
千代田区丸の内2-7-3東京ビルTOKIAB1F
TEL 03-3214-2626
11:00~23:00
年中無休

貝柱クリーム ¥1,200(3玉まで無料!)
卵 ¥170

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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大門 ドリームファクトリーにて「サラミのピッザ」をいただきます

2009-03-03 21:28:25 | 浜松町・大門・田町

昨年からの不景気の影響で、
私の会社もだいぶ苦戦を強いられている。

景気が悪いとどうも気分が
淀みがちになってしまうものだが
気持ちの良いランチを取るだけで
こんなにも晴れやかになれるものかと
驚かされたお店があった。

ドリームファクトリー。

大門の駅から左手で浜松町方面に向かう。

1本目の道を左手に入り100mほど進むと
その店は同じく左手に佇んでいる。



店の暖簾を潜ると
奥の蒔窯の前でせっせとピッザを出し入れしている
店主と思わしき御人がいらっしゃいと一瞥してくれた。

メニューに目をやると

ピッザセット ¥1,300
(マルゲリータ・サラミ・ベーコン・ツナの4種)

グラタンセット ¥1,300(海老グラタン)

ドリアセット ¥1,300
(ほたてのドリア)

薪窯セット ¥1,550
(生ハム、車海老、アーティチョーク、)
 ゆで卵のピッザ

夢工場セット¥1,790
(ロースハム、車海老、、生ハム、ほたて、)
 黒オリーブのピッザ

とある。

初めてだしマルガリータをと思い
注文しようとしたその視線の先に
隣の方のサラミの旨そうな横っ面が目に入り
スンでのところでサラミのピッザに鞍替えした。



最初にやってきたのがこちら。

メニューにはサラダとあるが
甘みが存分に引き出されたにんじんや
グリルして香ばしくなったピーマン。

一切ればかしのチョりソを口に放り込んだ瞬間に
今日のランチが素晴らしい音色を
奏でてくれることを理解できた。

こちらのお店。

ランチには1ドリンク付くのだが
このサラダプレートとドリンクに
¥4~500を払ったと考えれば
¥1,300~という価格帯が
決して高いとは感じなかった。



待ちに待ったピッザがやってきた。

これがドリームファクトリーの
サラミのピッザだ。

直径30cmオーバーの焼きたてのピッザは
目の前にいてくれるだけで幸せな気分にさせてくれる。

そう。まるで生まれたての赤ちゃんのようなのだ。

おいおい。ここで親バカモードに入るのかと
思われた方もいるのだろうが大丈夫。

今日は子供の話は一切なしだ。



トマトソースの赤に一際輝くサラミの真紅。

たまらずパクリと頬張った・・・

旨い。

この、オレンジでトマトの酸味を
丸めたようなソースの味が絶品だ。

サラミやチーズにしろ
ピッザのできに大きく寄与している。

空輸?

いったいぜんたいどうしているのだろうか?



こちらのピッザはご覧の通り
ローマ風の薄焼きピッザだ。

時間があればもう1枚
食べて行きたいと思わされたのだが
生憎打ち合わせの10分前。

後ろ髪を引かれる思いで
葛藤を抑えさせていただいた。

ピッザという性質から
焼くのに時間がかかる分
タイミングが悪いと随分と待つハメになるので
たとえランチと言えども事前に電話をして
席を確保した方がよさそうだ。

現に何人もタイミングが悪く
諦めて帰っていた。



冒頭で気持ちの良いランチが
云々と申し上げていたが、
ただピッザが旨いだけでは
こんな大それたことは言わない。

剣道には残心という言葉があるのだが
これは読んで字のごとく
相手に心を残すことを示す。

面をいかに打ち抜いても
相手の方に向き直らなければ
1本にはならないのだ。

ご主人のいらっしゃい。
ありがとうございます。の言葉の1つ1つに
蒔窯から顔を上げて一瞥する様が
その残心に被ったのだ。

お客に心を残すお店の姿勢は
我々営業マンが見習わなければならない
基本中の基本。

美味しいごはんと見事な姿勢。
ご馳走様でした。

ドリームファクトリー
〒105-0013
港区浜松町1-18-8
TEL03-3431-6830
11:00~14:00
17:00~22:30(土曜は22:00まで)
日曜・祝日定休

サラミのピッザセット ¥1,300
(ドリンク・サラダ付き)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★▲☆

・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチを・・・

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう