銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地場外 鳥藤にて「親子カレー」をいただきます

2008-12-26 20:55:55 | 銀座・築地 カレー

世間様的には今日で正月休みに
突入する方も多いのだろうが
当社は明日が最終日。

1秒でも早く越後に辿り着きたいのは山々なのだが
もうしばらくの辛抱を噛み締めたい。

さて、久しぶりの築地市場。

何を喰をうか頭の中では
20食近い献立を思い描いては
消去を繰り返していたのだが、
以前、つきじろうさんの日記で不覚にも
ヨダレをキーボードに垂らしてしまった
未食のお店に行ってみることにした。

鳥藤。

今年はルーキーズのおかげで
「とりふじ」ならぬ「とりとう」と
ちゃんと読んでくれた方が多いのだろうが、
大山鶏を使うこちらのお店。

果たしてどんなお店なのだろうか・・・



場所は新大橋通りから
行列のできるラーメン屋、井上の手前を左折。
曲がった数軒先の左手にご覧の蒼い暖簾を
見つけられるだろう。

店に入ると昼時だったこともあり
カウンターは満席。
奥のテーブル席の一角で、
このでっかい図体の受け入れ先を
見つけることができた。

メニューをちょろりと見て
ぼんじり丼温玉のせ 680円
とり弁当 600円なんてものも目には入ったのだが、
心に決めていた親子カレー 850円を
大盛りで注文させていただいた。



やってきたのがこちら。

これが鳥藤の親子カレーだ。

傍目に見るとまるでオムカレーのように
見えるのかもしれないが、
名前が示す通り親子丼とカレーのあいの子。

いざ、注文してみると
オムカレーも親子丼も
両方楽しめるようなその見た目は
思わずほ微笑んでしまうものだった。



スプーンを握り締め、
危うくカレー部分に手を伸ばしそうになり
慌てて手を引っ込めた。

味の強いカレーに手を出してしまったら
親子丼として楽しむことが到底できなくなるからだ。

あぶない。危ない。

改めて親子丼部分からパクリ・・・

うん。旨い。

ちょいとばかし甘めの割り下は
大ぶりな大山鶏と力強い卵とのバランスが良い。

こいつは親子丼として十分に旨いモンだ。



半分ほど親子丼として食べ進めた頃には
大盛りのまずまずなごはんの量で
お腹のウォーミングアップが十二分に捗った。

一口だけカレーの加減を試してみると
辛すぎず甘くないオーソドックスなカレーだったのだが、
いざオムカレーならぬ親子カレーとして口に運び入れると・・・

なるほど。

割り下の甘さがカレーに絡まり
程よい心地よさを与えてくれる。



こいつは、そんじょそこらの
オムカレーを喰わされるのならば
十二分に指名喰いをする価値がある。

一緒に出されるスープが
メインに劣らずこれまた旨い。

鶏がらにコンソメを
合わせたような白濁としたスープは
鶏の脂が表面に薄い膜を作るような、
まるで豚骨スープを連想させるようなものなのだが、
コンソメ系の塩気を微々とは感じるものの
極力必要以上に塩気を与えない美味しいものだった。



築地の鶏料理屋と言うと
私はまず第一にととやを挙げるのだが
選択肢の1つとして十分なお店だった。

せっかく築地にまで来たのだからと
魚に目がついつい行ってしまうのだろうが
ととやに鳥藤。

是非食べてみて欲しいお店だ。

ご馳走様でした。


鳥藤分店
中央区築地4-8-6
TEL03-3543-6525
7:30~14:30
日曜・休市日定休

親子カレー大盛り ¥850
(大盛り代が別にかかるかもしれません)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチを・・・

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

銀座 ジャポネにて「Wカレー」をいただきます

2007-11-12 19:37:49 | 銀座・築地 カレー

久しぶりに御成門に行ってきたので
御成門の駅から愛宕警察署方面に2分程の
激旨とんかつ屋の燕楽に行こうと思ったのだが
14:30では皆様。

まかないを食べている最中だった。

仕方がなく次なる移動先の有楽町で
食事をとることにしたのだが、
できたばっかりのイトシアに行ってみようか
散々悩んだ挙句に選んだ場所はジャポネだった。

ジャポネのカレーとは・・・?
横綱はやっぱりスパゲティのようなボリュームなのだろうか?

悶々と心の中に引きずっていた
この疑問を解消することにしたのだ。



ジャポネに到着すると丁度満席で並びはゼロだった。

カウンターだけの回転は速いお店だ。
案の定3分程で私の陣地が用意された。

注文したのはカレーの横綱サイズ¥750。
カレースパゲティのインディアン横綱などの
スパゲティメニューでは何度も注文しているサイズなのだが
今までどうもスパゲティのお店だとの意識が先行し、
この唯一のライスメニューは避けてしまっていた。

はたしてどんな量でくるのだろうか?



さすがにライスにルーをかけるシンプルなメニューだ。

あっとも言わせずにやってきた。

こちらがジャポネのカレー横綱と言いたいところだが
お気づきの方は相当なジャポネスタ?だろう。

こいつには裏話があるのだ。



じゃじゃじゃじゃーん!

ハクション大魔王を連想した方は
40前後の方ではないだろうか?

食べかけのカレーの写真など
誰も見たくはないのだろうが
どうしても経過をご説明したかったので
お付き合いいただきたい。

実はライスがジャンボ分しかなく
横綱料金でスパゲティも
食べさせてくれることになったのだ。



カレーのジャンボとインディアン(カレースパ)の普通サイズ。

ライスとスパゲッティが同じお皿に乗ったら
さぞかし凄まじい絵面になるのだろうと
お願いしてみたものの、
スパゲティは順番に作っている最中なので
先にカレーから食べていて欲しいとのことだった。

「おぉとも!」キン肉マンなら
こんな言葉で快諾するのだろう。



さてさて、肝心のカレーの話だが
ルーには若干焦げの匂いが移っていたこともあるのだが
私はこの店ではスパゲッティをお薦めしたい。

カレールー自体。

決して不味い訳ではなく、
豚肉の量もそこいらのカレー屋さんには
見習うべきものがあるほど、
しっかりとした肉質且つ量を兼ね備えているのだが
スパゲティを炒めるバターの香りがルーに移った方が
一味も二味もいい男になるのだ。



カレースパゲッティのインディアンは
前回ご紹介しているので気になる方は巻末にて
ご確認をいただきたい。

今回の特別メニュー。

きっと過去にも同じようなことがあり
同様の対応をしていたのだろうが
楽しみにお腹いっぱいになりに来た客を
決してがっかりさせることのないスパッとした対応。

見事の一言だった。

迎え入れる言葉にも
送り出す言葉にも繁盛店のおごりも見当たらない。

当分安泰なお店だとまざまざと理解させられ
ご馳走様でした。

ちなみに19:40分現在
お腹がちっとも減りません・・・ば、晩御飯がぁ。。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

ポークカレー横綱 ¥750
(今回はジャンボ+インディアンに変身!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★★

⇒ ジャポネのカレースパ。インディアン横綱の巻
⇒ ジャポネのジャリコ横綱の巻
⇒ ジャポネのキムチスパジャンボの巻

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

銀座 ダルマサーガラにて「マトンのカレー」をいただきます

2007-04-17 14:07:25 | 銀座・築地 カレー

最近はどうもカレーを体が求めているらしい。
ここ1ヶ月の日記を見返してみても
カレーを食べる頻度の多いこと多いこと。

実は昨晩も我が家ではカレーを食べたのだが
今日のお昼もまたまた食べたくなってしまった。

どうせならば旨いカレーをと向かったのが
ダルマサーガラ。



銀座の4丁目の外れにある南インド料理屋だ。

前回もスペシャルランチミールなる
こちらのお店ではボリュームのある部類のものを
頼んだのだが、今回もボリューム志向の私めは同じものを。
カレーの種類を変えて・・・



実はこちらのお店。

ここ数ヶ月のことなのだろうが値上げをしていた。
以前は¥1,300だったスペシャルランチミールは
¥100UPの¥1,400。

痛い。いたすぎる・・・

お客もそこそこ入っているお店なので
仕入れの都合なのかはさなかでないのだが
消費者にとっては悲しい出来事だ。



スペシャルランチミールセットがやってきた。

大きな特徴は大皿に
2種類のカレーが盛られることと
ごはんのおかわりが1回できること。

他のメニューは2種類カレーが選べても
小皿だったりおかわりごはんが有料だったりするのだ。



こちらはうに・・・ではなく
単なるサラダのドレッシングだった。

こちらのお店で唯一日本的な味だろう。

他のメニューに
しっかりと辛さが盛り込まれている分
さっぱりとしたサラダが口直しをしてくれる。



こちらは野菜カレーだったかな???

マトンを頼んだことに意識が行ってしまい
もう1品を何を頼んだのか思い出せない。

書き手としては一番恥ずかしい瞬間だ。



こちらがマトンのカレー。

ここいらのインド系のカレー店で
有名なお店といえばナイルレストランが有名なのだが、
さすがにナイルさんのようなキャラの濃い方はいないものの
こちらのお店の方が旨いのではないかと思わせられるような
香辛料の妙技というのかバランスの良さというものを
感じることができる。



ライスをほどほどにいただいた後、
パパドとプーリーでカレーをいただく。

インド料理ではナンがとても市民権を得ているが
南インドではナンは食べないのだろうか?

ご存知の方がいたらご教示いただきたい。



プーリーにびちゃっと漬してお口の中へ・・・

やっぱ旨い。

不思議なことに気が付いた。
頭や顔はスパイスで
毛穴ぱっくり汗だぁだぁのくせに

なんでかな?

背中やら普段汗をかく体部分は
全然汗が出てこないのだ。



前回ポリアル・クウトゥを
野菜の付け合せと教えてもらったのだが
これもポリアル・クウトゥなのだろうか?

辛くないジャガイモ料理だった。



ラッサムは独特の酸味のあるスープだ。

前回も言ったかもしれないが、
このクセのあるスープを好きか嫌いかで
東南アジアやインドでの旅行を
満喫できるかできないか丸解りだ。

ごくごく一般的なカレーライスが好きな方にも
インド料理通を自負されている方にも
こちらのカレーは是非召し上がっていただきたい。

ご馳走様でした。

南インド料理レストラン
ダルマサーガラ(Dharmasagara)

中央区銀座4-14-6銀座エイトビル2F
℡03-3545-5588

スペシャルランチミールス ¥1,400
(おかわりライス1杯つき)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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⇒ 初訪問!ダルマサーガラの巻

有楽町 インデアンカレーにて「ハヤシライス」をいただきます

2007-04-10 16:33:54 | 銀座・築地 カレー

前回のカレーの味にえらく感激して、
そのお店のハヤシライスがどーしても
気になってしまい、他のお店とは比べ物には
ならないほどのスピード再来店を果たしてしまった。

TOKIAビル・・・
地下1階のインデアンカレーだ。



実は悶絶系スパゲッティショップの
ジャポネに伺おうとしたのだが、
並びのキツさに断念した結果でもあったりする・・・

お昼時というよりも完全に3時のおやつの時間帯。
ジャポネには8人程の並びがあったのだが、
遠目にみた瞬間は準備中という嫌な文字も頭によぎった・・・

セーフ!



インデアンカレーは先客3名という
貸切1歩手前の状態なのであった。

前回食べた際の台詞では
次回はカレースパゲッティ+ハヤシライスと
豪語したものの時間が時間だ。

おとなしくハヤシライスを大盛りで、
卵を追加して注文させていただいた。



やってきたのがコイツだ。

前回のカレー同様、
こいつにもキャベツの酢漬けが一緒にやってきた。

カレーに生卵はよくあるパターンだろうが
ハヤシライスに生卵はどうだろうか?

卵好きな私としては全然OKなのだが
嫌がる向きもあるのかもしれない。



写真の色は赤も黄色もちゃんと出ている。

こちらのハヤシライスはご覧のような
明るい茶色なのだ。

にんじんグリンピースお肉の他に
これでもかと玉葱がふんだんに使われている。



こんじきの卵をスプーンで押しつぶし
暖色が混ざり合ってゆく。

この卵の黄身の感じが
どんな食べ物においても
私がこうしてしまう理由だ。

黄身の味が強めのソースやルー、
時には食パンの小麦粉の味などを
丸めてくれる感じが堪らないのだ。



スプーンで大切にすくいあげ口の中に・・・

ああっ甘い。

玉葱はこんなに甘いものだったのかと
今更ながら改めて見つめなおさせられた。



食べれば食べるほどに
ふんだんに使われている玉葱の量に驚かさる。

ドミグラス系のハヤシとは一線をかくすが
これはこれで十分に美味しくいただける。
ただしカレー程の驚きや感動は
込み上げてはこなかった。

<a href="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a0/f07cd6b2997f628e0190c54ea7785796.jpg">

こちらのキャベツの酢漬け。

とても評判の品なのだが何の味だろうか?
甘い口当たりから最後にキャベツのクセというのか
エグ味というのか一瞬嫌な味が引っかかるのだ。

一味余計なのか足りないのか
個人的にはもう一歩の改良をお願いしたい。

ご馳走様でした。

インデアンカレー丸の内店
千代田区丸の内2-7-3
東京ビルTOKIA地下1階 
℡03-3216-2336 
11:00~22:00

ハヤシライス ¥700(卵¥50、大盛り¥50を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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⇒ インデアンカレーの絶品カレーに痺れた!!!

築地 cali cari にて「ナンの食べ放題」をいただきます

2007-04-09 14:34:23 | 銀座・築地 カレー

良いお店、そうでないお店の判断基準は
人それぞれだと言うことは言うまでもないが、
料理の味という誰もが最優先しそうなこと以外では
トラブル時の対応やクレームの対応が
非の打ち所のないお店も挙げられるのだろう。

今日はそんなお店のひとつ。

インド料理屋さんのcali cariだ。



場所は先日ご紹介したさとうステーキの程近く。
京橋郵便局の裏手あたりにその店はある。

いったいどんなトラブルがあったかと言うと
私は以前このお店で店員さんに
カレーをぶっかけられてしまったのだ。

ぶっかけられるという表現は少々大げさなのだが
事件の真相は食器を下げる際のカレーまみれのスプーンを
ワイシャツに落とされてしまったというもの。



入口を入ると地下へ続く妖しい階段が・・・


その際のオーナーの対応が気持ち良く
私好みな食べ放題も手伝って
ちょくちょく伺わせていただいている。

特に感心したのが、
ものの2分でオーナーが謝りにくる
お店の行き届いた教育。

たま~にインド人の女性店員が
日本人女性スタッフを怒って
叩いたりしているのは感心しないが
やらかしてしまったらすぐに報告する。

これが簡単なことのようで
なかなか徹底できるお店は少ない。



このお店は地下1階がビュッフェ形式の食べ放題。
地下2階が普通にオーダーする仕組み。

地下1階、2階は6mの吹き抜けで
古城を思わせる豪勢なシャンデリアが
独特の存在感を放っている。

頭の中身はいつまでも子供な殿方などは
映画さながらにシャンデリアに
飛び乗りたくなるのではないだろうか?

もちろん言いだしっぺもその一人なのだが・・・



薄暗~い店内をランプがさらに妖艶にしている。

トラブルの続きなのだが、
さすがにカレーをワイシャツにこぼしてしまうと
サラリーマン的には業務もおぼつかないのだが、
飯代タダ+クリーニング代だと
封筒に入った千円札と名刺を渡され

「クリーニングで落ちなければ
 弁償しますので遠慮なく言ってください。」ときた。

普通に考えてたとえ1万円を支払ったとしても
リピートしてもらったりお店の評判を落とさないことの方が
よっぽど後々のお店のためには良いのだが、
瞬時に計算づくでこういった対応はなかなかできない。

純粋に客のことを考えているオーナーが
素で謝った対応が男前だっただけなのだ。



食事の方は当然のように
喰い倒れ式のビュッフェを選択した。

こちらのお店のビュッフェは
3種類のカレーとナン、サフランライス、
サラダ、ラッシーが食べ放題というもの。

お米と野菜はオーナーのお父上が
筑後平野で作られているとのこと。



最初にサフランライスで壁を作り
キーマカレーと卵と野菜のカレーをいただいた。

キーマカレーは固定メニューではないだろうか?

今まで私が伺った際には必ず、
3種のうちの1つにあげられていた。

旨い。

辛さは控え目ながら香辛料はたっぷりと使われている。



ナンは焼きたてを狙って取りに行くのが良い。

おいおい甚平。
お前取りすぎだろうそのナンの量は・・・
と聞こえてきそうだが、

黙らっしゃい!ではなく、
これを3人で摘ませていただいたのだ。悪しからず。



ナンでカレーを食べたあとに
3種のうちのもう1種類(忘れました)で
お腹を整えさせていただいた。

お味の方はまずまずのカレーを
気持ちよく食べさせてくれるお店。

皆さんもお試しあれ。

ご馳走様でした。

cali cari
〒104-0045
中央区築地4-3-11アクアビルB1
℡03-3545-4877
11:30~15:30(L.O.15:00) 
18:00~23:00(L.O.22:00) 
日曜定休

カレー食べ放題 ¥1,200
(土・祝は¥1,500)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★★

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有楽町にて「インデアンカレー」をいただきます

2007-03-19 15:06:16 | 銀座・築地 カレー

銀座界隈のカレー店の中では
ピカイチとの評判のお店が
有楽町の国際フォーラムの裏手
TOKIAビルにあるインデアンカレー。

読者の方や友人からの薦めもあり
丸ビルに行ったついでに寄ってきた。

実はTOKIAビルに来るのも初めてなのだが、
B1Fの飲食店街の充実ぶりに着いて早々驚かされた。



飲食店街の中腹に行列ができているお店が
今日のお目当てのインデアンカレーだ。

こちらのお店は関西で8店舗、
記念すべき東京進出の第一歩店と併せて
合計9店舗を展開している関西では
その名も轟く人気店だそうだ。

メニューはカレー、カレースパゲッティ、
ハヤシライスのベースとなる3種類に
卵やごはんの大盛り、ルーの大盛りなどを
お腹に合わせて組み合わせるようになっている。

インデアンカレーを卵付き、ごはん大盛りで注文した。



こちらがインデアンカレー。

戦後間もない1947年創業の伝統の味は
いったいどんなものなのだろうか?

卵は白身を極力切られてごはんに窪みを作り
その上からルーをかけられてる。

私がカレーを食べる際の卵の食べ方としては
2番目に好んで食べる食べ方だ。

ちなみに一番はご想像の通りオムカレー。



スプーンでルーを掬い上げ一口・・・

口当たりは甘い。
先日の蜂の家同様果実や野菜で
ルーの甘味を作り出している。

注目するべきはここからだ。
後からガツンと辛味がこみ上げてくる。

このギャップが堪らない。

「こいつは旨い!界隈屈指だ。」

思わず呟いてしまった。



スプーンで黄金色の球体をつつくと
暖色のグラデーションが広がる。

黄身と絡まったルーを食べると・・・

素晴らしい。

たった¥50の黄身にしては
とてもとても上等な卵の旨みが
口当たりの甘味に変化を与えて、
それでいて最後はやっぱりガツンとくる。

気に入ったことがもうひとつ。

しっかりとした辛さのカレーを出している自覚が
パートのおばちゃんにもしっかりとあるのだ。

お客の水の減り具合の監視体制は
セコム以上の気の入れようだ。



久しぶりに旨いカレーを
喰ったという感動もあるのだろうが、
こちらのカレーは間違いなく銀座界隈でも
飛びぬけている。

唯一残念なのは自分自身の胃袋だ。

でかすぎるのだろう。

大盛りを食べても全然足りないのだ。



付け合せのキャベツの酢漬けも評判だとのことなのだが、
旨いには旨いもののこちらの方は甘すぎる。

カレー自体にパンチ力十分なので酢漬けにも個性が出すぎると
味付けが少々オーバーに感じてしまった。

次は普通盛りのハヤシとスパゲティをWで。
量の問題もこれなら解決できそうなので
久しぶりに贔屓にできそうなお店のメニューを
制覇したいと思う。

美味しいごはんをご馳走様でした。

インデアンカレー丸の内店
千代田区丸の内2-7-3
東京ビルTOKIA地下1階 
℡03-3216-2336 
11:00~22:00

インデアンカレー ¥830(卵¥50、大盛り¥50を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★▲☆

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長崎カリー蜂の家にて「チキンカレー」をいただきます

2007-03-14 14:44:19 | 銀座・築地 カレー

読者のmymyzuさんからの情報で
長崎で50年以上の歴史を持つという
蜂の家のカレーを食べさせてくれるお店が
銀座にできたそうなので早速行ってきた。

場所は銀座の4丁目。
シチューのエルベやサンドイッチのAMERICANのある
歌舞伎座の裏手にその店はある。



界隈をしょっちゅう
ウロチョロしていたのに気付かなかった。

1月下旬にオープンしたということなので
できてから約2ヶ月間経つというわけだ。

階下に降りて着席後メニューに目をやると
ビーフ、チキン、野菜、ハヤシライスの
全てのメニューが¥700。

この中で一番辛いメニューは
チキンカレーだということなので
大盛り¥100の記載を見て
メニューにはない特盛りをお願いしてみた。



やってきたのがこちらのカレー。
お昼ごはんの量としては申し分なくなったのだが
幾分ルーの量が物足りないぞ。

ごはんの量を特盛りにして欲しいと
お願いしていたのでしょうがないのだが・・・



縦のアングルで見ると
しっかりとごはんの量が増えているのが一層わかる。

チキンカレーを注文したのだが
チキンの数は僅か2つ。

この間の伍郎蔵もそうなのだが
具がこちらのお店も全く持ってゴロゴロしていない。



気を取り直してルーを口の中に・・・

う~ん。バーモント!

最初に感じるのは間違いない。
りんごを摩り下ろした甘さだ。
それにパイナップルも使っているのだろうか?

一番辛いというチキンカレーだったが
辛さの加減は甘味の後から軽くピリッとくる程度。



十分個性があり先味は私好みなのだが
後味はもう少しピリピリしてくれた方が
果実の甘味を活かせるのではないだろうか?

具がない分ルーに意識も集中しやすいので
私の大好きなステファン・・・ではなく
卵なんかのトッピングメニューも
できればご用意いただきたい。



問題が起こった。

会計をしようとしたら驚きの¥500増し。
大盛り¥100増しに対してどういう計算になるのか?

こちらが無理に頼んだとはいえ
もう1杯カレーが食べれてしまいそうな
追加料金であれば、せめて一言欲しかった。

味はまずまずとはいえ
対応には満足できませんでした。

ご馳走様。

蜂の家銀座本店
〒104-0061
中央区銀座4-12-7 B1
℡03-3547-0810
11:00~21:00(L.O.20:30) 
不定休

チキンカレー ¥1,200(特盛り¥500を含む)

甚平満足度 ★★▲☆☆
甚平満腹度 ★★★★▲

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銀座 伍郎蔵にて「オムカレー」をいただきます

2007-03-08 18:49:42 | 銀座・築地 カレー

人間の体は本当に不思議にできている。
ちょっと気温が落ちただけで
不思議と体温を上げたがるのだ。

そんな私の頭の中は今日はカレー曜日。

エトナのグリーンカレーを食べようと
お店の前まで歩を進めたのだが
10人近い大行列に諦めさせられ、
次に向かったのが昭和通り沿いの伍郎蔵。



一風堂のお隣にあるお店だ。

中に入り一通りメニューに目を通すと
私の好きなオムレツののったものがあった。

カレー屋でオムレツとくれば
そう!オムカレーだ。

いつもの通り大盛りで注文をし
目の前に現れたのがこいつ。



初対面とはいえ一瞬固まってしまった。

オムのいい按配にではない。
ルーに野菜の欠片すら入っていないことにだ。

ルーを作るためにいろいろと野菜は使っているのだろうが
私はどうも野菜がごろごろしていないカレーには
萎えてしまう口。

ご自慢のルーをご堪能くださいということだろうが
どうにも収まりがつかない。



オムカレーの上にはフライドオニオンがまぶしてある。
何かを語りかけるようにポツリと佇む角煮がひとつ。

お店のメニューにはカレーは辛味よりも旨みと
ルー自慢のお店を謳っている。

試しに一舐めぺロリとやってみる・・・

普通だ。

不味くはないが野菜の方にもスパイスの方にも
旨みが偏っているわけではない。
どっちかというと若干スパイスよりの
すごーく普通のカレーなのだ。



角煮の方も可もなく不可もなく。
唯一の具を大切に食べていたつもりだが
さすがにこれだけではあっという間に
ごはんと卵とルーだけになってしまった。



個人的にはフライドオニオンは
カレーととても相性の良いものだと思っている。

お店によってはテーブルに備え付けてある
お店なんかもあって、あれば嬉しいもののひとつだ。

サラリーマンキラーの
フライドガーリックなんかも大好物だが、
さすがに平日の昼飯にぶっかけられているものでは
なかなかないか・・・



オムライスを食べるように
ぱっくりと卵を掻き分けてみたのだが
白いごはんが垣間見えて
「あぁカレーを食べていたんだ」と
一瞬オムライスに錯覚しかけた意識を呼び戻された。



こちらの伍郎蔵。

奥のテーブル席はゆったりとしているので
4人なんかでカレーを求めて徘徊する際には
誰もが無難だと文句のでにくいお店なのだろう。

厳しいようだがカレーは旨みと謳うのであれば
カレー激戦区の銀座ではもっともっとご精進いただきたい。

ご馳走様でした。

伍郎蔵
中央区銀座3-11-14
℡03-3549-1402
11:00 - 23:00
年中無休

オムカレー大盛り ¥880(大盛り¥100増し?を含む)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 鳥泉にて「山椒カレー」をいただきます

2007-01-26 12:23:49 | 銀座・築地 カレー

香辛料の具合など
バリエーションこそ星の粒ほどあるカレーなのだが、
山椒の効いたカレーは珍しいのではないだろうか?

鳥泉。

れっきとした焼き鳥屋さんなのだが、
ここのランチには結構な頻度でお世話になっている。



初めて食べた山椒入りのカレーのお味は
何で山椒なのだ???と不思議に思いながらも完食。

結構合うじゃん程度の印象だったのだが
実は恐ろしい中毒性を持っていたのだ。

私が思い描くカレーの中でも
確固たるジャンルを確立してしまい
2ヶ月にいっぺん位はこの山椒入りカレーを
食べたくなってしまう。



こちらのお店のランチタイムは
本職の焼き鳥丼をはじめ大きく分けると
鳥系のものとカレー系のものに分けられる。

カレー系は基本的にはカツカレーorカレーの2種類なのだが、
今日の日替わりがコロッケカレーとのことなので
そいつを大盛りで注文した。

最初にやってきた大根のサラダ。

大根のサラダというと
圧倒的に千切りのものを目にするのだが、
水分を感じやすい大根はこんな風にスライサーで
薄くしてくれた方が美味しいと思っている。



何の変哲も無い味噌汁のように見えるのだが、
実はそうではないのだ。

こいつにもアイツが入っている。

そう、山椒入りの味噌汁だ。

この味噌汁も中毒中枢をくすぐってくれる。

旨い。



コロッケカレー。

大き目のコロッケと鳥やモツが入っている。

具合を確かめるためにペロリ・・・

???

効きがあまいのか?効いていないのか?

いつもよりも山椒が全然効いていない。

カレーとしては普通に旨いのだが
山椒入りカレーを食べに来たものとしては
正直へこまされてしまった。



一時期チキンカレーにハマッた時期もあったのだが、
へろへろになるまで煮込んでくれたモツは
カレーとの相性も抜群だった。

量はそこそこあるのだが、
写真ではわかりにくいお皿の深さを考えると
ルーの量がライスに対してやや足りないような気がした。



コロッケの方は
誰もが想像するコロッケのお味だ。

自家製なのかは定かではないのだが、
芽抜きのしっかりとされたコロッケは
エグ味が全く無く、
ほっこりとしたじゃがいもの甘味を
十二分に堪能させてくれた。

味噌汁だけでは体内山椒を満たしきれなかったのが
とてもとても残念だったのだが、

ご馳走様でした。

鳥泉
〒104-0061
中央区築地4-14-19
℡03-3248-6920
11:30~14:00、17:00~23:00
土は夜の部のみ、日祝日定休

モツとコロッケのカレー ¥850(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地場内 中栄にて「合いがけ」をいただきます

2006-12-12 17:09:35 | 銀座・築地 カレー

最近市場の方に足が遠のいてしまっていたので
久々に場内まで足を運んでみた。

高はしで煮魚でもと思っていたのだが、
以前ご紹介した禄明軒の並びにある、
中栄(ナカエイ)で足がストップした。

大正元年創業のこの店は、
築地場内にありながら昼時は
行列のできる有名店なのだ。



今まではせっかく場内に来たのだからと
魚を求めていろんな店を渡り歩いてきたのだが、
築地市場に来てまで行列してしまうカレーの秘密を
どうしても知りたくなってしまったのだ。

中に入ってまず目についたのがそのお値段。

インドカレー、ビーフカレー、ハヤシライスが
デフォルトメニューで全て¥500円。

こちらに大盛り¥100、特盛り¥200、卵¥50をプラスするのだ。

他にはスープや味噌汁などのメニューがあるのだが、
どうやって喰っても¥1,000以内で済んでしまうのも
魅力のひとつなのだろう。



私の初中栄は2種類の味を同時に楽しめる合いがけを
店の方が薦めてくれたインドカレーとハヤシライスで、
大盛り、卵入りで注文した。

左がインドカレーで右がハヤシライス。
卵はごはんに埋め込むように提供された。



インドカレーは玉葱と豚バラと特製のルーや
野菜と一緒に鶏がらスープで作られているそうだが、
野菜の甘味の少ない香辛料のバランスで勝負するカレーだ。

具がお肉だけで寂しいのかと思うとそうではなく、
お肉がゴロゴロしている分、気にならずに食べられる。



ハヤシライスは逆にセロリ、ピーマン、タマネギ等の
野菜の甘味がしっかりと効いたまろやかで酸味を抑えたルーで
シナモンの香りが上品に薫っていた。



こちらのお店の特徴のひとつはキャベツだろう。
人によってはたくさん盛り付けてもらっている人もいて、
減量中の面々はごはんなしでキャベツにルーを
かけて食べる人もいるそうだ。

また、高回転のお店の秘訣は接客の良さもあるのだろう。
挨拶、水を補充するタイミングなどどれも快活にこなしている。

いい仕入れをして気持ちよく帰ってもらいたい。
そんな気持ちが伝わってくるお店だった。



店を出て目に飛び込んできたスチロールの山。
西部警察にでてきそうな絶妙の絵面も場内の魅力だと思う。

ご馳走様でした。

中栄(ナカエイ)
中央区築地5-2-1
℡03-3541-8749

合いがけ(インドカレー&ハヤシライス) ¥750
    (大盛り¥100、卵¥50を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地 RASAにて「ホタテカレー」をいただきます

2006-11-28 14:36:13 | 銀座・築地 カレー

今日はごはんを食べたい。

パン中心の食生活から帰還すると
どうしても反動でごはんが恋しくなってしまう。

丼モノ、カレーで迷いに迷い、
未食のカレー店に行くことに決めた。



「RASA」。

場所はとんかつの「とんき」や讃岐うどんの「暖だん」の
入っているコンワビルの地下一階だ。

辛口のビーフカレー¥850。
中辛のポーク、チキン、カツ、海老、ホタテカレー¥850。
甘口の野菜カレー¥800の中から
ホタテのカレーを大盛りで注文した。

野菜カレー以外¥850の均一というお店は
珍しいのではないだろうか?



ものの1分足らずで、ホタテカレーの登場だ。
このあたりはさすがはカレー屋だ。

時間がない時なんかは不思議と
カレーばかりの食生活になってしまう訳である。



テーブルにはお馴染みのラッキョや
福神漬けなだが設置をされているのだが
1つだけ見慣れないモノが置いてあった。

その何かは後ほどご報告を。



スプーンを口に運びカレーのお味を・・・

不味くない。

クミンが足りないのかコリアンダーが足りないのか
要するに香りがもう少し高い方が美味しく感じさせて
くれそうなカレーだ。

大盛りごはんはそこそこ喰い応えがあり、
腹七分の適度な満腹感を与えてくれた。

ホタテカレーを注文する際に、
どの位の帆立を使っているのかと興味津々だったのだが、

小粒な貝柱が3つ・・・?

あるものの切れ端が口の中に転がり込み、
牛筋も入っているのかとよく見てみると、



帆立のヒモを使っているのだ。

この帆立のヒモが予想以上にカレーに合う。
ヒモの食感を愉しみながらカレーと絡み合う旨みは
自宅のカレーでも試したくなる新鮮な発見だ。

先ほどの貝柱の数に不平を漏らしかけていた口が塞がった。



先ほど見慣れぬものとご報告していた食材がコレ。

切り方に翻弄されてしまっただけだったのだが、
実は大根の漬物だった。

全体としてはまずまずのカレーだが、
お値段にバリエーションがない点も含めて
是非、食べてと言える程の絶品カレーではなかった。

お近くの方は覗いて見たらいかがでしょうか?

ご馳走様でした。

RASA
中央区築地1-12-22コンワビルB1F
11:30~14:30 土日祝定休
℡03-3542-0175

ホタテカレー ¥900(大盛り¥50を含む)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒ コンワビルのとんかつ屋さん
⇒ コンワビルで讃岐うどん

銀座 えすとにて「インディアンカレー」をいただきます

2006-10-30 13:56:44 | 銀座・築地 カレー

香辛料で汗をかこう!

上司の一言で今日のランチはカレーに決定した。
以前から並びの気になっていた「カレー屋えすと」に初来店。



場所は銀座3丁目の外れもはずれ。
ヤマト運輸本社の向かいにその店はある。



店内はとても狭い。
いくら回転の速いカレー店と言えども
7席程では自然と列ができてしまうのだ。



普段ならば初めてのお店は
店の名前の付いた看板メニューを食べるところだが、
持ち帰り用カレーの匂いがあまりスパイシーではなかったので
「えすとカレー」(中辛)、
「インディアンカレー」(辛口)、
「グリーンカレー」の3種類の中から

「インディアンカレー」を決め台詞と共に
温泉玉子付きで注文した。



しばらくして350g程度のライスにフライドオニオン、
鶏肉×2がものすごい蒸気と共に登場だ。



玉子を崩して、カレールーを一ナメ・・・

口当たりはそんなに辛くないのだが、
後から体の中がポッポとしてくる辛さだ。

まずまず旨い。



揚げにんにくにしろフライドオニオンにしろ、
油を通してぱりっとなった食材には目がない。

ルーでしなっとした食感とぱりっとした食感が
食事に変化を加えてくれる。



メニューには柔らかく煮込んだ鶏肉が・・・・
と記載されていたが、本当にハラリとほどけた。

骨からスプーンで外せてしまうのだから相当なものだと感心。



う~ん。

店内がやや暑いのもあるのだが、
それにしても汗が止まらない。

当初の目的である香辛料で汗をかこう!は十分に満たされたのだが、
これだけ汗をかくと流石にシャワーでも浴びたくなってしまう。

ルー自体はまずまずで、
大盛り無料なのは素直にありがたい。

お近くの方は一度お試しを。

ご馳走様でした。

カレー屋 えすと
中央区銀座3-14-2
℡03-5563-2933

インディアンカレー ¥800(温泉玉子¥100、大盛り無料を含む)
※ライス少な目は▲¥100です

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 ロチェスターにて「復活のカレー」をいただきます

2006-10-12 15:04:59 | 銀座・築地 カレー

お得意先からの帰り道。
有楽町にあるニュートーキョーの総本山に行ってきた。

場所は有楽町マリオンの真向かい。



何軒もの飲食店がビルの各階にひしめき合っているのだが、
「復活のカレー」なるキャッチコピーに
心惹かれて6階の「ロチェスター」へ・・・



エレベーターを降りて驚いた。

キャバクラというのではなく、
昔でいうキャバレーやダンスホールを
改装したレストランのような雰囲気で
とにかく怪しく、暗い。



唯一明かりの入る窓際席は先客たちでいっぱいだった。



客層は8割以上が40代以上の男性客で、
女性客はおじさまたちの武勇伝を聞かされている
OLさんがちらほらと言った感じであった。



内装は全ての壁が石壁で、
床一面に絨毯が張り巡らされている。
お城をイメージしているそうだが、
どうにもこうにも落ち着かないのだ。

こちらの料理のシステムはちょっとばかし変わっている。

数種類のカレーやオムライスなど¥1,000程の単品を注文すると、
ビュッフェ形式のサイドメニューを好きなだけ食べれるシステムなのだ。



ポテトサラダやコーン、レタス、オニオン、トマトなどの
サラダバイキングを始め、ウーロン茶、コーヒー、ヨーグルト、
プリン・・・



変わったものでおでんやシュウマイなんてものまである。

明らかにランチの雰囲気ではない中で週替わりの
しょうが焼きカレーを注文した。



カレーは普通のライスとバターライスの2つから選択ができ、
どちらもお替りが自由なのがありがたい。

ルーのお味はというと復活の・・・などと
売りにしているだけあって野菜のエキス、
特に私の好きなトマトやパイナップルが効いた
なかなか旨いルーだった。

バターライスに関しては
取り立てて声をあげる程ではなく、
いたって普通のお味だ。

サラダはフォルクスのサラダバイキングと
五分五分といったところで、

おでんとちくわはコンビ二のおでんと同等。

カレー以外はサービス品。
可もなく不可もなくということだ。

それにしても暗い。

カレーがカレーのように見えないのがもどかしく
本日の撮影は諦めた。

結局、バターライス2枚とちくわ、玉子、サラダを平らげたのだが
どうにも落ち着かず早急に退散した。

料理云々よりもお店の雰囲気を見に、
一度は訪れて欲しいお店だ。

ご馳走様でした。

ロチェスター  
千代田区有楽町2-2-3ニュートーキョービル6F
℡03-3571-4057 

週替わりカレー ¥1,000
(サラダ、おでん、デザート、シュマイ、
ウーロン茶、コーヒーなどが食べ放題)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 ニューキャッスルにて「 辛夷飯」をいただきます

2006-10-02 14:47:40 | 銀座・築地 カレー

時間は13時30分を回っているというのに
吉野家の行列には驚いた。

警備員に最後尾札を持たせ、
僅か5日間のイベントをみんなで楽しんでいるようだ。

辛いカレーが食べたくなり、行列を横目に見ながら
久しぶりに「ニューキャッスル」に行ってきた。



場所は銀座の2丁目。
先日うなぎが旨くて驚いた
「ひょうたん屋」とは目と鼻の先だ。

超が付くほどの有名店なので
皆さんの方がよくご存知だろう。

メニューはお馴染みの様相で、



おっちゃん、おばちゃんご推奨の
メニュー未記載の「ツンカマ」(蒲田の次)を注文した。



こちらのカレーの特徴は、
小麦粉をしっかり炒めているので、
焦げ茶色で、舌触りがざらっとしていること。

一晩寝かせているのか、ルーからペーストに
近づいた感じで、濃厚ながら十分な辛さが
毛穴を広げてくれる新陳代謝カレーだということだろう。



大森以上のメニューにはご覧の半熟目玉焼きがつき、
卵の黄身がパンチの効いたカレーを若干マイルドに
仕上げてくれる。

いつものがら旨い。

初めて行かれる方のために一言。

こちらのカレーの量は
駅名で表示してあるのはメニューの通りなのだが、
一番多い「ツンカマ」ですら
ごはんの量は300g程ではないだろうか?

女性でもよっぽどお腹がいっぱいでない場合を除いて、
大森以上のオーダーをかけるのがよろしいかと。

ちなみに30分前に豚マンを食べた私の胃袋でも、
「ツンカマ」をもう一往復しようか迷う程の量であった。

昔懐かしの銀座の面影に
ご馳走様でした。

ニューキャッスル
中央区銀座2-3-1
℡03-3561-2929

辛夷飯 次蒲 ¥840

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

⇒ニューキャッスルから50m。ぷりぷりの激旨うなぎ

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銀座 ダルマサーガラにて「南インドカレー」をいただきます

2006-09-06 14:27:16 | 銀座・築地 カレー

カレーなどのスパイスの効いた
食べ物を口にした際に、頭の毛穴が
開くような感覚を受けることがある。

そのように感じるのは私だけではないはずだ。

今日は丁度毛穴を開きたい気分で、
行ったことはないが評判の良い
南インド料理レストラン
ダルマサーガラ(Dharmasagara)に行ってみた。



場所は銀座方面から晴海通りの万年橋の交差点を左折。
以前紹介した「油林鶏」の川け田(いけだ)の30m程先。
こちらの看板が目印だ。



階段から2階へ登る。
共有スペースを装飾してしまっているのが
なんとも素晴らしい。



扉が2つあり、突き当りが飲食店。
右手の扉はチベット密教のギャラリーだそうだ。
チベット密教に関しては全く無知そのものだが、
インテリアとしては趣のある品々が並んでいた。

スペシャルランチミールスの但し書きにある
「おかわりライスが1杯つきます。
けっこうなボリュームです。」という言葉に
誘われるがままに注文してみた。

こちらのカレーはチキン、マトン、野菜、キーマ、
日替わり野菜、日替わり肉の6種類の中から
それぞれのメニューに応じてカレーを1~3種類選択する。

チキンとキーマを注文した。



パパドという揚げ煎餅とプーリーというナンに近いパン、
ポリアル・クウトゥという野菜の付け合せにサラダ、
ラッサム(タイ料理でよくあるすっぱめのスープ)が
ライスとカレーの他につく。



ポリアル・クウトゥ

黄色いのは豆で、全く辛くなくインド料理にも
こんなにあっさりしたものがあるのかと感心した。



ラッサム

このすっぱいスープがだめだと
東南アジアへの旅行は控えたほうが良いだろう。
ミャンマーにしろタイにしろこの味のスープは
必ずと言って良いほど、どこの国でもでてくる。



キーマカレー

後から来る辛さだった。
念願かない完全に毛穴が開いた。



日本人のイメージするキーマカレーよろしく
ごはんにのっけてみた。



こちらがチキンカレー。

マイルドな味わいだ。
鶏肉塊がスープの中に4つ入っていた。



おかわりライスで
同じように盛り付けてみた。



お隣が丁度インド人と思われる4人組で、
見よう見まねでパパドとプーリーを漬して食べる。

ナイフとフォークの使い方は親から習っても
インド料理の食べ方は教えてもらえなかった。
近い将来は家庭教育の一環でインド料理の食べ方を
教える家も出てくるのではと思うほどインド料理屋が
増えたように感じる。

余談だが、どなたか水餃子の食べ方を
ご存知な方がいたらこちらも教えていただきたい。

タンに醤油を入れて食べるものなのか?
醤油皿でたべるものなのか?
そもそもタンは飲んでも良いものなのか?
水餃子を食べるたびに葛藤しながら結局醤油皿で食べている。



お水も銀器ででてくる。

肝心のお味の方は、正直に旨い。
インドに行ったことはないのだが
日本人向きに調味していないような感触を受ける。

とにもかくにもご馳走様でした。

南インド料理レストラン
ダルマサーガラ(Dharmasagara)

中央区銀座4-14-6銀座エイトビル2F
℡03-3545-5588

スペシャルランチミールス ¥1,300
(おかわりライス1杯つき)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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