銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 春日にて「上天丼」をいただきます

2008-07-25 13:09:40 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

私と普段接している人ならば既知の事実なのだが
最近髪を25cmほど切った。

日記のプロフィール覧まんまだった出で立ちでは
流石にこの異様な暑さを乗り切れないと
判断してのことなのだが、
このツルツル頭。

髪の乾きのスピードは
トラックとスポーツカー程の差を感じてしまう。

余談はさておき今日は休日の銀座のお話を。

ここ最近は休日も連日連日の仕事漬け。

せっかく休みに銀座まで出てきているのだからと
ちょいと抜け出して行ったことのないお店に
行くことにしたのだ。

春日。

以前、葡萄の樹というお店を
紹介した際に見つけたお店なのだが、
行こう行こうと思いながら
ようやく実現した訳だ。



メニューの方はこちらの通り。

漂う油の香りでてっきり天麩羅屋だと思っていたのだが
このお店の正体は割烹だったのだ。

休日に仕事となると奮発もしたくなるのだが
まだ見ぬわが子のことを思うと我慢、我慢。

暖簾をくぐり上天丼を
大盛りで注文させていただいた。



最初にやってきたのは
温かい煎茶に白菜漬けだった。

よわい70は超えている大女将が
スッと出してくれたのだが、
無言の笑顔の裏には
「冷たいもんばっかり飲んで胃が疲れているでしょう」
とい言葉が隠されているように感じ、
滴る汗を拭いながら口に運んでみた。

7~80度のお茶は
思ったよりもしんどく感じない。

暑い時にあたたかいものを飲むのが良いことを
知っていながらやってこなかったのを
思わずテレ臭く感じさせられたのだ。



カウンターごしには
中年の職人と20代の職人が注文をこなす。

昼時は若手の教育にあてているのだろう。

年配の職人の目利きを受けながら
若手が一生懸命揚げていた。

数分でやってきたのがこちら。

これが春日の上天丼¥1,100だ。



味噌汁には天麩羅で使う
海老の頭が入っているのだが
しょっぱくもなく、海老臭くもなく
美味しいお味噌汁だった。

この味噌汁には天かすが入れられていたのだが
味噌汁を吸った天かすは油が落ちる上、
その油が海老の臭味を丸めるような
バランスを取るためにとても重要な役割を
果たしているように感じた。

沈殿していたピリ辛味は山椒だろうか?

出汁も味噌も丁度良い汁には
良いアクセントだと思う。



続いて上天丼。

ネタは海老が2尾に丼をはみ出したあなご、
ししとう、大葉に昆布、白身魚はメゴチだった。

写真以上に白く揚がった天麩羅は
油が新鮮な証拠だ。

何から箸を付けようか
迷った挙句に手を付けたのは海老。

ごま油は使っていないように感じるこの天麩羅は
パクリとやるとカラリとは言い切れない。

しつこくない油の風味のおかげもあり、
微妙な油切れの悪さが風変わりな、
しっとりとも形容しがたい
独特の食感を作っていた。



タレのお味は甘くも辛くもない。

油グセが強くない分
この位が丁度良く感じた。

また、上天丼と書いて
あなごがのってくるあたりは
男心を鷲づかみにしてくれた。

特に面白かったのは
昆布の天麩羅だ。

ころもの中に潜む粘度から香る
ほんのりとした味わい。

旨い。



炊き加減の良いお米を
ガッと胃袋に流し込むと
食後に甘味が出された。

赤いさくらんぼのように映るものの正体は
なんとミニトマト。

シロップで煮詰めたこのトマトに加え
白いものは林檎なのだが、
まるで洋梨のような食感と甘味を醸し出し
胃袋をしっかりと落ち着けてくれた。



こちらのお店。

休日の昼下がりで
お客が私を含めて2組しかいなかったのだが
なんとも居心地の良いお店だった。

大女将が睨みを利かしたおもてなし、
細かいことだがおしぼりに
箸置きもちゃんと出す。

天麩羅を喰いにいったのに
温泉宿の自分の部屋でくつろいだような
気にさせてくれるあたり。

嫁が落ち着いたら
夜の部にでもご招待してみる気にさせられた。

ご馳走様でした。

春日
〒104-0061
中央区銀座1-4-6
TEL03-3561-1887
11:30~13:30
17:00~
日曜・祝日定休

上天丼 ¥1,100(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

新宿 ラ・ベットラ・ペル・トゥッティにて「霧島豚のグリル」をいただきます

2008-07-17 12:32:04 | 新宿

日記、日記と言っているこの書き物。

最近の惨状たるやまさに週報化してしまっている。

一昨日はここ数週間土・日も仕事だった埋め合わせにと、
嫁の誕生日に1日どっぷりと付き合うために
代休を頂戴したのだ。

せっかくの誕生日だからと
食べたいものは何なのか聞いてみると
重い体を遠くに運ぶのはしんどいので
近場も近場でリストアップされた。

新宿ホルモン
鳥茂
ラ・ベットラ・ペル・トゥッティ
バリラックス ザ ガーデン
パリ4区

全て新宿駅周辺に点在するお店たち。



出された結論は
野村ビルに入っている
ラ・ベットラ・ペル・トゥッティ
バリラックス ザ ガーデン
のどちらかに行き当たりばったりで行く
というものだった。

到着したのは正午ジャストだった。

先客5組待ちのラ・ベットラに対して
バリラックスの方は気持ちいい位
人が吸い込まれていた。

店の内装に感化されたのだろうか?

結局、落合さんの暖簾分け。
加藤政行シェフが切り盛りする
ラ・ベットラ・ペル・トゥッティに
初めての来店を試みることになった。



20分程の待ち時間を消化して
店に迎え入れられる際にちょいと感心したのが、
お店の接客マニュアルだ。

まさかそんなものを見せて貰った訳ではないのだが、
他のお店と比べると、良い意味で一言多かったのだ。

「暑い中、お待たせいたしました。」

たった5文字の違いなのだが
頭に入れるこの一言と、シルバーをセティングする際に
一緒に置かれる水差しが、十二分にお出迎えを
感じさせてくれるのだ。



ランチの価格帯は3種類。

Aコース ¥998(フォカッチャ、サラダ、スープ、パスタ)
Bコース ¥2,000(フォカッチャ、前菜、パスタ、珈琲orジェラート)
Cコース ¥3,500(フォカッチャ、前菜、パスタ、メイン、デザート)

Aコースのパスタは2種類からの選択で
この日はパンチェッタとキャベツのトマトソース、
小海老と水菜のクリームソースからの2択だ。

また、前菜は

盛り合わせ(B=2種、C=3種)
イベリコ豚と野菜のチャンポッタ
18ヶ月熟成パルマ生ハムのサラダ
スープからの選択。

B、Cコースのパスタは

アーリオオーリオぺペロンチーノ
ポルチーニと牛肉のクリームソース
日向鶏の自家製ソーセージの辛いトマトソース
茄子とズッキーニ、オリーブのトマトソース
生ハムと小海老とトマトのアンチョビクリームソース
パルミジャーノとバジリコのリゾット
タコとあさりのリゾット



メインは

いさきのグリルドライトマトとオリーブソース
かじきマグロと茄子の挟みオーブン焼き
霧島豚のグリルバルサミコソース
ホロホロ鶏のローマ風煮込みだった。

私が頼んだのはCコース。

イベリコ豚のチャンポッタ
生ハムと小海老とトマトのアンチョビクリームソース
霧島豚のグリルバルサミコソース
クレームブリュレ

前菜とメインで豚の食べ比べをしようと言うのだから
86kgの重量をなんとかキープできそうだ。



最初にやってきたのはフォカッチャ。

こちらのお店。
テーブルにオリーブオイルは備え付けておらず
パンに使う場合は別途有料になるそうだ。

ただし油分程良いフォカッチャは
何も漬けなくても十分香り高く食べることができたので
どうしてもな人は頼めば良いのだろう。

続いてやってきたのは
イベリコ豚と野菜のチャンポッタ。

チャンボッタは
夏野菜を煮込んだ南イタリア料理だ。

当然のようにズッキーニや玉葱
トマトなんかが煮込まれているのだろうが
運ばれてきた姿はキリリと盛りつけられた
凛々しいものだった。



前菜の言葉の意味に近い風体は
いい意味で裏切られた訳だ。

早速、イベリコ豚にフォークを入れてパクリ・・・

旨い。

イベリコ豚の上品な脂は
私の脂肪の質とは雲泥の差。

主食をどんぐりに切り替えようかしら・・・



豚を捲り上げると
野菜がたっぷりと現れた。

前述の3品の他に
蓮根やブロッコリーなんかも入っており
ちょっとしたお店だったら
メインを張れるような
ボリュームと内容だった。



続いてパスタがやってきたのだが
写真は嫁が頼んだ
日向鶏の自家製ソーセージの辛いトマトソース。

面白いと唯一口にしたのが
日向鶏のソーセージだったのだが、
ソーセージを裏返して細かくぺティナイフを入れて
グリルしたような舌触りと鶏とは思えないソーセージの按配に
私もこいつを頼んでも良かったと
思わされてしまった。



こいつがそのソーセージだ。

イカなんかに入れる包丁の入れ方に似ていたのだが、
ピリ辛いトマトソースの絡み方が絶妙。

食べ応えが強烈にあった。



そしてこいつが私の頼んだ
生ハムと小海老とトマトのアンチョビクリームソース。

ぺロリとやると
アンチョビの塩気の殺し方がなんとも優しい。

自分で作るとどうしても
塩気とクセの活きたものになってしまうので、
この技は是非とも盗んでみたいものだ。

パスタはごくごく細いものがつかわれており、
茹で加減も余熱を計算した絶妙なものだ。



アップで見ると
海老の隣がサーモンのようにも見えるのだが
メニューの通り、こいつの正体はフレッシュトマト。

クリームソースでフレッシュトマトを使う感性を
私は持ち合わせていなかったので
こいつは使わせていただきたい。

1点おやおやと思ったのは
生ハムの使い方。

大きく使っては
先ほど言っていた塩気が強くなってしまうのだろうから
細かく使っていたのだろうが、
存在感に乏しい。



店内は9割5分が女性客だった。

サラリーマンの懐的にも
998という価格設定は嬉しいのだが
ボリューム満点とは言いがたいパスタランチは
私のようなガテン系には響きにくいのだろう。

私はフォカッチャを3個ほどお腹に放り込み
満腹感が出るように努めていた。



続いてメインの
霧島豚のグリルバルサミコソース。

メイン付きを頼んだのは私だけだったのだが
ここは気が利いていた。

小皿を準備した上で
嫁用に「小皿をお使いになりますか?」と
聞いてきたのだ。

テーブルの状況を見て言ったのではなく
予め準備をした上で出された言葉。

こいつもマニュアル化されているのだろうが
それにしても徹底していると更なる感心を
生み出された。



この霧島豚。

バルサミコを煮詰めて
とろ味がつけられているのだが
わが家で活用されていないバルサミコを
こうやってお使いなさいと
言われているような気になってしまう。

煮詰めることで酸味が押さえられ、甘味が増し、
かといって本来のさっぱりとした風合いが
損なわれることなく口の中に広がるのだ。

旨い。



最後に出てきたのが
クレームブリュレバニラアイス添え。

Cコースは数種類のデザートの中から
1品選べるのだが、判っていた。

私の口にこいつが入らないのは・・・

1つ言わせていただけるのならば
¥200で飲めるという珈琲。

コースの中に入れて欲しいねぇ。

デザートだけ出されるよりは
よっぽど格好がつくということだ。

甘味に喰い付く嫁を横目に
エスプレッソを啜りながら
ご馳走様でした。

ラ・ベットラ・ペル・トゥッティ
新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビルB1F
TEL03-3342-3699
11:30~21:30
年末年始・不定休(新宿野村ビルに準ずる)

Cコース ¥3,500

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

新橋 ビーフンあずまにて「五目ビーフン」をいただきます

2008-07-07 13:30:23 | 新橋・汐留・虎ノ門・御成門

3日で帰って来ると言っていた嫁が
2週間ぶりにわが家に戻って来た。

あんまりにも長い空白は
両親にあんたひどい事でも言ったんじゃないのと
疑われてしまう始末。

家事を頑張っていた旦那からすると
随分とひどい仕打ちだったのだ。

今日はまたまた登場の
大人のディズニーランドだ。

新橋駅前ビルのことだと
そろそろピンときていただけるように
なったのかもしれないが、
このシリーズの中で
名店中の名店が抜けていることに
後ろめたさを感じていたのだ。

ビーフンあずま。



その名の通り
ビーフンの専門店であるこのお店。

この新橋駅前ビルの1つの顔と言っても
嘘にはならないのだろう。

2Fの奥に鎮座する立地は
華やかさとはかけ離れた場所なのだけれども
昼時には客がひっきりなしにやって来るのだ。

主なメニューは
並 ¥550
五目 ¥750
蟹玉 ¥750
バーツアン(ちまき)¥650

ビーフは¥100を前後して
小盛り、大盛りを選択できるのだが、
前回薦められるがままに食べた巨大ちまきが
ズシンと腹に溜まる旨さだった。



今回頼んだのは五目の大盛り。

普通盛り+ちまきにしようか、
大盛りにしようか迷った挙句の選択だったのだが、
お目当てがやってきた瞬間にちょいとばかし失敗したかな?
と不安になってしまうような大盛りの量だった。

果たして満腹になるだろうか・・・?

五目の方はにんじん、椎茸、白菜、
ピーマン、豚肉、卵、たけのこなど。

こいつに備え付けの
にんにく醤油をぶっかけて喰うのだが、
デフォルトではごくごく上品に味付けられているので
ここはガッツリとかけさせていただく・・・



真っ白なビーフンによく馴染ませてパクリ・・・

旨い。

ここのビーフン。
ビーフンの米っぽいねっとり感がクセになる。

それにしてもこの商売。

よくも考えて始めたものだと感心してしまう。
世の中広しと言えどもビーフンの専門店を
開こうなどという思考に辿りつく輩は
そうそういないだろう。

自慢のビーフンの違いで
十分に他店の定番的なランチメニューと
やりあえると思ったのだろうが、
まんまと思惑どうりとなった訳だ。



純白のビーフンが
にんにく醤油で十分に染まるように
さらに和えてゆくのだが味の馴染みは一定のまま。

何と言っても野菜が油っぽくないのが良い。

そして、にんにく醤油のお淑やかな味の加減が
野菜の控えめな性格ともぴったりと嵌っている。

また、ゆで卵が鶏ではなくウズラなのも
卵黄の強い味が多くならないように
配慮されてのものなのかもしれない。



豚肉ににんにく醤油なんて
コテコテかと思いきや、
こいつもごくごくスムーズに
箸を運ばせてしまうのだ。

唯一の弱点と言えば
大盛りと言えども私のお腹を満たすのには
もう2杯ほど同じものが必要なことくらいだ。

前回、ちまきを付けていたので
腹にしっかりと溜まってくれていたのだが、
ビーフンだけでは強烈な胃酸が
あっと言う間にジュワッと
溶かしてしまったのだった。



このビーフン東。

実はビーフンにも2種類あって
この焼きビーフンに対して汁ビーフンが存在する。

私は汁の方がボリュームを感じると言われていながら
どうも食べなれた焼きビーフンの方に
路をとってしまうのだが、
ガッツリ系の御人は汁の大盛りと
ちまきを注文すれば十分に満足できるのだろう。

取りあえず今まで以上に
家事に参加する決意を持ちながらも
全ての家事を1人でやることから解放されることに
ちょっとした安堵を持ちながらの
ご報告なのであった。

ご馳走様でした。

ビーフン東
港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館2階
TEL03-3571-6612
平日11:30~14:00 17:00~21:30
土 11:30~13:30
日曜・祝日定休

五目ビーフン大盛り ¥850

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆

<新橋駅前ビルシリーズ>
⇒ 絹のような芸術稲庭うどんの巻
⇒ 発見!安くて旨いとんかつの巻
⇒ 汗びっしょり。焼きカレーの巻
⇒ 喫茶店の名ナポリタンの巻
⇒ 出た!大人のお子様ランチの巻
⇒駅前ビルで魚を食べるならここだ!の巻
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築地場内 江戸川にて「タラ豆腐」をいただきます

2008-07-01 13:11:59 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

3日4日で帰って来ると言っていた嫁は
よっぽど居心地が良いのだろう。

帰って来る気配がない。

ここ1週間。

久々の独身生活を満喫するなどと申していたのだが、
楽しんで家事ができたのは3日間。

深夜帰宅⇒料理⇒洗濯⇒食事⇒EURO⇒6:00就寝という生活は
ボディーブローどころか強烈なカウンターとなって
私の身を削っていたのだ。

ようやくEUROが終わって開放されるのも束の間。
プリズンブレイク3がレンタル開始と来たもんだから
どうにも手に負えない。

馬鹿に点ける薬はないと言う訳だ。



随分と更新が滞ってしまった言い訳を
つらつらと綴ってみたのだがはっきり判ったことが1つ。

家事。嘗めてました。
主婦の皆様。いつもご苦労様です。

普段から風呂掃除と窓拭きだけの担当で
手伝っている気になっていたのが
ちょいとばかし甘かったのだ。

さて、無事懺悔が終わったところで
溜まってしまった日記の更新を。

今日の話題は、
前回ラーメンを大絶賛した築地場内の江戸川だ。

今回の目的はラーメンだけは食べちゃうのだろうが
江戸川の未食メニューに手を伸ばし、
よりお店のことを理解しようと言う物だ。



最初に注文したのは煮込み¥450。

築地でモツと言うと
どうしても「きつねや」の4文字が頭に浮かぶのだが、
ここん家の実力はいかに・・・

旨い。

よく下処理されたモツに
濃厚な味噌とたっぷりの葱が絡み合い
ビールやごはんと叫びたくなるものだ。

ごはんと味噌汁!



続いて注文したのは
季節は過ぎた鱈豆腐。

伺った日は冒頭のように
ピーカン照りだったのだが、
どうしてもフーフーしながらごはんと鱈豆腐を
たらふく頬張ってみたくなってしまったのだ。

歳だねぇ。

こいつが吉とでるのか凶と出るのか、正直、
どきどきしながら待たせていただいたのだが
やって来た姿は思ったよりも弾力がありそうだ。



最初は何も漬けずにパクリと・・・

うん。旨い。

プリッとした身からあっさりと
白身の甘味が染み出てくる。

薬味に醤油をチョロリと垂らして
むしゃぶりつかせていただいた。



小ライス¥200とあさりの味噌汁¥130がやってきた。

ちなみにこちらのお店。
ライスの普通盛りは¥260。

ラーメンが頭をよぎって
普段注文することのない小を頼んだのだ。

ごはんは牛丼なんかをやっているだけはある。

好みのやや固めで
汁に負けない粒の立ったごはんが
食事をぐんと進めてくれるだけでなく、
砂抜きがきっちりとされたあさりから出た出汁が
上手に絡み合った味噌汁。

ダブルパンチでぺロリとさせてくれた。



それぞれ半分ほど食べ進めた
ごはんともつ煮をがっしゃんこ。

喰い慣れたところでもつ煮丼にする訳だ。

私はカレーに関しても
ルーびたしになったビチャビチャのごはんを
食べるのが好きではないのだが、
汁気を吸い易い柔らかめのごはんが嫌いなのも
どっちが先だか判らないが一貫した嗜好だ。



最後にラーメン¥500を硬麺で。

相も変わらず優しいこのラーメン。

旨すぎる。

ラーメンに関しては
前回散々旨い旨いと書かせていただいたので
詳しくは巻末の前回の日記にて。

女将さんが胸を張って
自慢するだけのことはある一品。

是非召し上がっていただきたい。



私は結婚する前の一人暮らしだった時代は
洗濯も食器洗いも溜めてやる派だったのだが
結婚してからいざ一人でやるという機会に直面すると
どうしても嫁の影響を受けてしまい。

使ったらかたす派に様変わりしてしまった。

もちろんこれが一番部屋を綺麗に保つ方法なのだが
当たり前として身についていない時分では
どうにも厳しいものだったのだ。

へそ曲がりは早く帰ってこいとは口が裂けても言わずに
ゆっくりしてきなよと呟くのだがどうなることやら・・・

ご馳走様でした。

江戸川
中央区築地5-2-1築地卸売市場6号館
TEL03-3541-2167
5:00~13:00
定休日 築地市場に準ずる

モツ煮 ¥450
鱈豆腐 ¥650?
ごはん(小) ¥200
あさりの味噌汁 ¥130
ラーメン ¥500

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★▲☆

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