復活！越後にて姫君をいただきました。

1年と11ヶ月。

長い長い冬眠期間だった。

眠りについている間は
自分の年齢が30代半ばを過ぎたこともあり、
時間の経過がとにかく早く感じていた。

会う人来る人に
最近は断食でもしているのか？と
心苦しくい言葉を沢山いただいていたのだが
中々に重い腰は1度染み付いた習慣を
簡単には矯正してくれなかった。

2年もほったらかしの日記に
毎日300人以上の方々が
訪問いただいている後ろめたさと、
文章を書くことで人様の半分以下の脳味噌を
少しでも刺激できるようにと
今更ながら再び筆を取らせていただく。



わが家の麟太郎はというと
お蔭様で元気に快活に育っている。

女の子に見間違うばかりのロン毛も
夏の暑さともうすぐ幼稚園の面接があることもあって
バッサリと切らせていただいた。

もっかトイレトレーニング中で、
ようやく「しっこ」は言えるようになったが
茶色い方はあいも変わらず
お尻にこびりつけてしまう。



魔の2歳児は
自分の思い通りに行かないと
ある日はスーパーのお菓子売場で
寝転んで動かなくなったり、
またある日はおもちゃ売り場で
何かを手に入れるまで帰ろうとしなかったりと
我侭の盛りを謳歌している。

麟太郎が生まれてから
1番面白かったエピソードは、
彼の大好きなカーズ２を映画館に見に行った時だ。

２歳半では最後まではどうせ、
もたないとは思っていたのだが、

真っ暗な映画館内と
大音量のスクリーンの迫力が
彼に取らせた行動はと言うと・・・



予告編が始まって１分足らずで
出口を指差し「いやだ。あっち」と言わしめた。




流石に映画館の方も心苦しかったのか
無料チケットを土産に持たせてくれたのだが、
はじめての映画は親戚縁者中の笑いの種を
提供してくれたのだ。



そんな麟太郎にも
はじめての転機が訪れた。

妹の塔子が生まれたのだ。

麟太郎が生まれた時は
はじめての出産で勝手が判らず、
いよいよ生まれそうだと言われて
慌てて越後に向けて旅立ったのだが
信濃から北上しようという矢先に
生まれてしまっていた。

今回は午後15時に連絡をもらい
残務を済ませて越後に辿りついたのが
23時あたりで、病院について10分程で、
無事に長女が生まれてきた。



麟太郎には
母親が陣痛で呻き声をあげる様が
よっぽど心配だったのだろう。

声１つ出さず歯を食いしばる姿を
幼い、まなこにじっと焼き付けていた。

流石に興奮したこともあって
夜中の３時まで寝てはくれなかったが
母親のいない夜に文句もめげず
ひとまわり大きくなったように
感じさせてくれた。

これから２人目のお子さんを
向かえる方がいらっしゃるのならば、
父親だけでなく子供にも
出産に立ち会わせることは
成長を促すうえで良い手段だと思う。

冬眠明けのはじめての食事の話は
次回からということにさせていただくのだが
久しぶりの文字を考える作業は
改めて今の私には必要なことなのだと思う。

元気な長女をありがとうございました。

甚平満足度　★★★★★
甚平満腹度　☆☆☆☆☆

・・・週に１度は更新できるように甚平に愛のムチを・・・





・・・　皆さまの胃袋が幸せになりますように。・・・