銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

渋谷 KITCHEN TACHIKICHIにてメガ渋谷丼をいただきます。

2011-10-29 13:46:36 | 渋谷・原宿・表参道

明治通りと言われると
多くの人が連想するのは
原宿のラフォーレ界隈や
ユナイテッドアローズのある辺りだろう。

そういう私はと言うと、
渋谷駅から恵比寿方面に伸びる
渋谷警察署を起点とした辺りこそが
私の中の明治通りなのだ。

縁とは不思議なモノなのだが、

丁度1年前に・・・

学生時代を過ごしたこの街に
勤める会社が移転した。



この界隈のお店を
既にいくつか紹介しているのだが、
ここ半年で1番賑わっているお店は

油そば 東京油組総本店 渋谷組。

学生やサラリーマンを中心に
毎日のように行列を作っている。

一時代を築いた「すずらん」は
値段の高さから客足は遠のき、
盛者必衰の理をあらわしている。

そんな人気の油そばの店の数件先に
本日ご紹介するお店があるのだ。



KITCHEN TACHIKICHI

ほんの数週間前までは
立吉の名で餃子専門店をやっていたのだが
餃子というイメージで女性客が入らないのだろう。

メニューを刷新して
リニューアルを果たしたのだ。

ランチのメニューは

週替わりライスプレート ¥780
GYOZA A SET(焼餃子3個水餃子3個)¥780
   B SET(焼餃子5個肉味噌油そばorつけ麺)¥880
GYOZA TEISHOKU
並(餃子5個) ¥580
大(餃子7個) ¥780
W(餃子10個) ¥980
麺SET(肉味噌油そばOR濃厚ゴマつけ麺)¥780
A(焼き餃子2個水餃子2個)
B(ミニ丼(豆腐丼、餃子丼)
C(ミニサラダライスプレート)
渋谷丼 ¥500

などなど。



私めはと言うと
リニューアルする前は通常メニューだったのだが
特定の人しか食べなかったのだろう。

今では裏メニューになってしまった

メガ渋谷丼を大盛りで注文した。

こちらのお店。

厨房は2階にある。

路面店で、1階で受けた注文を
2階で作ってリフトで降ろすのだが
メガ渋谷丼を大盛りで注文する蛮行が
厨房にいたオーナーを引き摺り降ろした。

どんなお客さんなのか見に来ましたと
声を掛けられてしまったのだ。



やってきたのがこちらだ。

もし、どんぶりAWARD2011という
コンテストがあるのならば、
私は間違いなく最高金賞に推薦する
今年1番驚かされたどんぶりだ。

メガ+大盛りでたっぷりと
敷き詰められたごはんの上には
もやし、キャベツ、肉味噌と
餃子が6個刺さっている。

こちらにお好みで

豆板醤でピリ辛の赤ダレ、
黒酢と花山椒でさっぱりとした黒ダレ、
味噌に胡麻を加え柑橘で後味に配慮した
味噌ダレを選び食すのだ。

一通り試したが、
私は大喰いの後ろめたさで
燃焼系の赤ダレで食べることが多い。



最近餃子の値段は、
随分とリーズナブルなものも増えたのだが
たとえ5~6個で¥300代だとしても、
ちょっと待って欲しい。

トマトにはプチトマトやピッコラルージュのような
小さなトマトの名称が存在するが、
ミニ餃子が餃子を名乗るのはやめて欲しい。

あんまり熱くなって、
まるでこちらのお店の餃子が
小さいように映ってしまったかもしれないが、
そいつは逆も真逆だ。

肉たっぷりの餡は
豚の頭と腕肉を使っているそうだ。

皮にかぶりつくと
ピュッと肉汁が飛び出る。

そう、小籠包のようにだ。



その肉の旨みが
どんぶりに滴り落ちて
野菜たちと肉味噌と共にパクつく・・・

これが旨い。

餃子ライスのような側面だけでなく
肉味噌野菜旨み丼のような片鱗が
胃袋を飽きさせてくれないのだ。

ちなみにこちらの餃子には
にんにくは使われていない。

サラリーマンはもちろん。

お店側の思惑である
女性陣も平日のランチに
気兼ねなく餃子をパクつける。



一通り食べ進めてあとで、
最初にサラダと共にやってきていたキムチを
私はどんぶりに放り込む。



残った野菜たちと肉味噌で
和製ビビンバの完成だ。

劇的ではないが画期的でしょ。

お店に頼めばスプーンを出してくれるので、
もっとビビンバっぽく食べたい輩は
野菜をしっかり残したタイミングで
まぜまぜすると良いだろう。



最後に日本男子たちの疑問に答えておく。

こちらのお店の
レギュラーメニューの渋谷丼¥500。

メガ渋谷丼¥980と渋谷丼×2杯はどっちが
満足感が上かという誰もが気になるけど、
大人として聞けない疑問にだ。

答えは渋谷丼×2杯。

ボリューム的には全体で
1.15割増し程の僅差だった。

¥20の違いで多少の量はさることながら
サラダを2倍、餃子を時間差でアツアツで
食べられることが所以だ。

ただし、みっともなさに
耐えられる鈍感なハートをお持ちでないと、
周りの目に負けてしまい、
美味しくはいただけないので要注意。

こちらのお店は
まだ渋谷にしかないので
もし渋谷にお越しの際には
是非とも召し上がっていただきたい。

美味しいごはんをご馳走様でした。



KITCHEN TACHIKICHI

東京都渋谷区渋谷3-18-8
Tel03-3486-1269
11:30~16:00
17:00~24:00

メガ渋谷丼 ¥980(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★★

・・・週に1度は更新できるように甚平に愛のムチを・・・

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TREview

・・・ 皆さまの胃袋が幸せになりますように。・・・

渋谷 でんがなにて「どて焼き」をいただきます

2008-06-11 12:58:19 | 渋谷・原宿・表参道

立ち飲み屋の新しい店を見つけたなんて話は
今の時代ではたいした話題にもならないものなのだが、
渋谷に串カツの立ち飲み屋ができた!
なんて言い方をしたのならば、
関西出身のお兄様やお姉さまの
鼻息も荒くなるのだろう。

場所は渋谷の東口の歩道橋の反対側。

以前、東京トンテキという
ボリューム満点な豚焼きのお店をご紹介したことがあるが、
そちらのお店の1階部分が今回のお店だ。



4月の中旬にオープンしたのは知っていたのだが、
ランチタイムに串カツ入りのカレーやらを
提供していると聞いても、

どうにもそういう気分にはならなかった。

日中かいた汗を麦汁で補給する。

立ち飲みの串カツの使い勝手とは
そんなものなのだろう。

店に入ってまず気が付いたのは
社員と思しき2名を除いては
作業があまり板についているとは
言い難そうなこと。



メニューに目をやっていると
キャベツを持ってきた。

関西の事情や新世界のことをよく知る方ならば
こちらのお店の「ソースの2度ヅケ禁止やで!」の言葉は
随分と可愛いなぁと笑われてしまうのかもしれないが、
関東モンからすると、この可愛らしい表示のコピーも
十分に新鮮に映るのだろう。
(何を関東モンが偉そうに・・・)

ソースや醤油を好まない私も、
こと、お好みちゃんや串カツ屋になれば話は別。

久しぶりにポリポリやらせていただいた。



こちらのお店のメニューは
串カツは一部を除いて1本¥120。

牛、鶏、ウインナー、玉葱、なすの5本セットが¥580。
そいつにいか、きす、紅生姜が付いた8本セットが¥920。

大阪名物のどて焼きは¥140だ。

ビールはラガーの生が¥500。
ドライの中瓶が¥580。
サワー¥380。ホッピーが¥450。

焼酎は一刻者などの
どこの酒屋でも置いているものが5種類ほど。
あえてありきたりな焼酎をセレクトして
庶民の娯楽っぽさを演出していると考えるのは
考えすぎなのかも知れない。



注文したのは5本セットに生。
それからどて焼きだ。

晩飯前のちょい呑みには
こいつと黒ホッピーを引っ掛けるくらいが
丁度良いのだろう。

写真は強制連行したゴン太と2人前なので悪しからずだ。

まずは牛カツをガブリと・・・

肉質はまあまあの部類。
カウンターの目の前で次々と揚げているのを見ていると
衣を付ける前の粘り気から芋を使って
揚げているのが判った。



ウインナーは赤い。

魚肉っぽい食べ口といい
色の悪さといい、懐かしさと雰囲気を醸し出すのには
うってつけなものなのだと前向きに解釈した。

客単価¥1,000ちょいのこのお店ならば
文句を言うのはお門違いなのだろう。

もちろん他に安くて素材にも拘ったお店が
世の中には沢山あるのは事実なのだが、
渋谷の真ん前に大阪文化の匂いを
ちょいとだけ嗅がせてくれるお店が
できたことの方が嬉しいのだ。

阪神巨人の構図なのか
意外と東京モンが大阪に遊びに行く機会は少なく感じる。
いか焼き、葱焼き、どて焼き、お好みちゃん。
ニッキ水は好きにはなれなかったが、
元祖喰い倒れの街は知れば知るほど面白い。



時間差でやってきた茄子と玉葱。

茄子はどっぷりと油に浸かっていたので
串は見ため以上に熱々の仕上がりだ。

キャベツを手袋代わりに串に巻き付け
ソースに漬してバクリとやる。

旨いのだ。

酒の肴は下世話な会話とちょっとばかしのつまみ。

帰り際にサッと入って一杯だけやってさっと出る。
どうしても深く深く呑んで仕舞がちな今日この頃には
ごくごく新鮮な感覚を植え付けてくれるだろう。



最後にやってきたのがどて焼きだ。

白味噌仕立ての関西のどて焼き。

この絵は色々な議論の対象なのだろう。
私が始めて食べたどて焼きは新世界で食べた
八丁味噌仕立ての名古屋系のどて焼きだった。

どて焼きと書かれたこの品も
色々なお店で食べてゆくとどて焼きと言うよりは
どて煮だったことに後から気付かされた。

確か3軒目のお店だったかなぁ。

串打ちした白味噌仕立てのどて焼きを食べた際に、
店主から「ホンマもんは串打ち白味噌が基本やで!」と
どて焼き歴僅か3時間の甚平青年は教えられたのだ。



私は体型の都合上、
八丁味噌仕立てのどて煮の方が
好みだったりもするのだが、
そいつは名古屋だと突き放されてしまうのかもしれないが
お店の親父に教えられた情報以外にも
教育して欲しいものだと懐かしがりながら
考えさせられてしまった。

ご馳走様でした。

でんがな
〒150-0002
渋谷区渋谷2-22-10タキザワビル1F
TEL03-5468-2600
11:30~23:30
年中無休

5本セット ¥580
どて焼き ¥140
生 ¥500

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★▲☆☆☆



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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

代々木公園 ARMSにて「ダブルチーズバーガー」をいただきます

2008-04-14 13:10:14 | 渋谷・原宿・表参道

最近の休日は、
身重な嫁が人ごみを嫌い
私が彼女が食べたい食べ物を
黙々と運び続けるというのが
1つの形になってきた。

会社でも家でもまさしく働きバチという訳だ。

土曜日の日。

「坦々麺が食べたいけどチューボーですよに出ていた
代々木公園のお店のアボガドバーガーも食べれそう。
それから、明日のパンとコーヒーが切れそうだから
買ってきてね。」と

はじめてのお使いに出てくる
世のお母様方のような愛情は欠片もない、
業務命令を命じられるがままに送り出された。



10年戦士の愛車のマウンテンバイクを駆り、
最初にやってきたのがこちら。

以前にもご紹介したデンマークパンのお店。
イエンセンだ。

以前は毎週のように来ていたのだが
年が明けてからは随分とご無沙汰で、
久しぶりに全粒粉ぎっしりの
グラハムスブロード¥220を
購入させていただいた。



続いてやってきたのがこちら。

やなかコーヒーだ。
普段は新宿紀伊国屋脇の
ヤマモトコーヒーで豆を買うことが多いのだが、
渋谷、代々木公園方面に出た際は
こちらのお店で買わせていただいている。

私はマンデリンなどの
コク系のコーヒーが好みなので、
マンデリンスーパー¥950(200g)を
3番でひいてもらった。



やなかコーヒーの特徴は
事前に煎った豆を置いていないことだろう。

コーヒーは焙煎したてが美味しいのだと
注文ごとに焙煎して引いてくれるのだ。

だから1時間位待つのだが・・・

だが、この1時間。
どのように使うかが喰いしん坊の
見せドコロなのだろう。

普段ならば向かいのせきぐち亭で
ハンバーグやらシチューやらをいただいて
イエンセンでパンを買って待つことが多いのだが、
今日のお使いのメインが控えていたので
今日は生唾を飲み込みせきぐち亭に別れを告げた。



代々木八幡の商店街を抜け
目の前に広がる代々木公園を
参宮橋方面に進むと一際目立つ行列に出くわす。

ARMS。

先々週だかのチューボーですよ!のハンバーガー特集で
街の巨匠と紹介されたお店なのだ。

私よりも喰いしんぼだと思われる
Kyoko007さんが放送直後にあげた日記を嫁が見て、
今日の業務命令となったのであった・・・

ちなみに土曜のARMS。

放送後間もないということもあり
写真以上の大行列が。

イートインは1時間。
トゥゴーでも焼き時間を入れて
40分程の待ち時間なのであった。



こちらのお店の特徴は飲み物が高い。

と言うのは冗談交じりな本当の話なのだが、
サンドウィッチメニューも充実していることや
犬との同伴が可能なことなど、
立地を活かした営業を行っていた。

メニューの中から
アボガドバーガー ¥1,000と
ダブルチーズバーガー ¥1,250を注文し、
30分程の時間を過ごすためにお店をあとにした。

コーヒーの豆もまだまだ。
ハンバーガーもまだまだな
1人の時間を過ごした先は代々木公園。



実はこちらのサイクリングコース。

幼き甚平少年は補助なし自転車に
乗るための猛特訓をした場所なのだ。

懐かしい。

こちらは自転車が無料で借りられるので
子供に自転車を教えるのにはうってつけの場所。

30年近く前と全く変わらないコースを
30年まえとは見違える体つきで疾走し、
懐かしさを噛み締めた。

昔は全く感じなかったのだが

森の冷気。

マイナスイオンと言う奴なのだろう。

昔はなかったドッグランで
わんこを眺めて、ハンバーガーと豆をピックアップして
アツアツを食べさせるために
再び働きバチな帰路につく・・・



ようやく本業のハンバーガーだ。

持ち帰りな分、
ダブルチーズバーガーの面構えも
熱で多少潰されたのだろう。

思ったよりも小さく見える。

バンズの甘い誘惑が鼻先を
くすぐっているのはまだまだ温かい証拠だ。



ひょいと捲りあげると
チェダーの固まり具合から
まだまだではなく急いで口に
運んだ方が良いことを教えられ
さっさと口に運ぶことに・・・

旨い。

パテ、バンズ、チーズとレタスのバランスが
ここ最近食べたグルメバーガーの中でも
トップクラスの良さだ。



肉にも過度な味付けはされておらず、
鉄板で引き出された肉本来の旨みが
素直に伝わってくる。

特にバンズの焼き加減といい
そのものといい、

肉の按配ばかりに目を奪われがちな
ハンバーガーの奥の深さを
感じさせてくれた。



ちなみに嫁の食べたアボガドバーガー。

こちらもぺロリとやると
見た目が素晴らしく美しかった。

一口もらうと、アボガドとレタスに合わせた
ドレッシングというのかソースというのか、
こいつのかける具合も適切としか
言いようのない心地よさ。

お店でアツアツを食べたかった。



こちらのお店。

ハンバーガーには
皮付きフレンチフライが付いてくるので
持ち帰りで代々木公園の芝生の上で
食べるのも良いだろう。

この何にも替えがたい立地のうねは
他のお店には返しようもない
大きなアドバンテージなのだ。

ご馳走様でした。

ARMS
渋谷区代々木5-64-7
TEL03-3466-5970
11:00~23:00
年中無休

ダブルチーズバーガー ¥1,250

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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渋谷 高松にて「肉うどん」をいただきます

2008-04-10 13:50:56 | 渋谷・原宿・表参道

前々からその場所に
讃岐うどんを出すお店が
あることは知っていたのだが
今まで暖簾を潜ったことのないお店がある。

その前々と言うのが
うどんブームが到来を告げた数年前ではなく、
10年以上前の大学生の頃なのだから
ようやく店の匂いに触れたことにも
なんだか照れくささ混じりなのであった。

高松。

ちょうど、この日記でも紹介したことのある
渋谷屈指の行列のできるラーメン屋こと
すずらんの至近にあるこのお店。

すずらんやいんでいらといった
華やかな部類の立地とは裏腹に、
ビルの谷間の薄暗き中で40年近く
切り盛りしてきたのだから、
大したものであるとともに
それなりの理由があるのだろう。



場所は渋谷警察署の
ちょうど裏手にあたるのだが、
目立たない場所なので下調べをしてから
伺うのが良いだろう。

店に入るとランチタイムのメニューは
肉うどん ¥950
高松うどん ¥900(かまぼこ、あげ、うずら入り)
きのこうどん ¥900
素うどん ¥850
ざるうどん ¥900
ぶっかけ ¥800

とどれもそこそこのお値段がすることが判った。

ただし、どれもおにぎり2個と小鉢、新香が付くので
¥250~¥300差し引いて考えると
ちょい高くらいの感覚だろうか?

私はというと体型を維持するために、
肉うどん¥950を大盛り¥150増しで
注文させていただいた。



やってきたのがこちら。

小鉢の正体はひじきだった。

さっそくいただこうと顔を近づけると
予想していた豚肉の集団ではなく牛肉がたっぷりと。
後でお店のHPで確認してみると
国産の牛肉を使っているそうだ。

ちょい高位と感じていた価格設定も
妥当なラインっかなと思えるようになっていた。

いやいや。

それでも素うどんの¥850は
見てみないとどうしても高く感じてしまうが・・・



毎度、毎度讃岐うどんを食べるたびに
いつか饂飩遍路の旅に出たいと言ってきたのだが
いつになったら行けるのだろうか?

ちょうど今年は
リフレッシュ休暇なる長期休暇を9日間も取れる歳。

身重な嫁を考えると
国内の電車で行ける国にでも
行って来ようかと思っている矢先だったので、
香川は十分に1つの選択肢になるのだ。

余談はさておき、
お肉の方からいただくことに・・・



うん。まずまずだ。

味付けは甘すぎず、しょっぱすぎず
牛肉をしっかりと感じる加減の良さだ。

肉自体も硬くなく、
饂飩のお供としては申し分ない。

続いて肝心の饂飩をパクリ・・・

昨今の讃岐饂飩がつるつるシコシコと
腰の部分がクローズアップされるのに対して、
讃岐うどんにしては粘度が控えめな按配だ。

手打ち饂飩の舌触りと言うのか
大阪なんかの饂飩の滑らかさと言うのか
ぶつりと切れない腰はあれど、
小麦粉と塩気が程よい美味しいお饂飩だった。



出汁を掬ってゴクリとやる・・・

東京モンには上品に映るかもしれないが
牛肉を煮付けた際のしっかりとした
醤油っ気が溶け込み、
私にはちょいと辛めに感じた。

とは言え、イリコっぽさや
醤油っぽさばかりが際立つような
ものでは決してないので、
最後はくまのプーさんが
蜂蜜を抱え込むようにどんぶりを鷲掴んで
干上がるまで飲み干させていただいた。



このおにぎり。

懐かしい感情を呼び起こしてくれた。

そう、幼稚園の遠足で母が作ってくれた
あの優しい味のしたおにぎりの味だ。

中味は梅とおかかだったのだが、
シンプルながら米の甘味を引き出す塩加減と
際立ちすぎない海苔の優しい味が、
無性に食べまくりたくさせてくれたので。

思い起こすとわが家には
ちょいと変わったおにぎりがあった。

チーズだ。

アツアツのうちにごはんに
とろけるチーズを埋め込んでさっと海苔に巻く。

食べる際には
熱でちょいとばかし広がったチーズと
米と海苔が同時に口の中に広がるのだが、
こいつが随分と旨いのだ。



絵にはしなかったひじき。

久しぶりに美味しいひじきだと感じた。

夜の部には一品料理も並ぶお店なので、
香川料理に舌鼓を打って、〆に饂飩を喰らう。

昔ながらの居酒屋風情な座敷で
そいつをやらかすのも悪くない。

次のメニューはもう決めた。

1人前¥600。2人前から・・・とあるたらい饂飩だ。

大きなたらいに
大量の饂飩が泳ぐのを横目にしながら
一心不乱にかっこむ姿を想像しながら、
ご馳走様でした。

高松
〒150-0002
渋谷区渋谷3-7-7 窪田ビル1F
TEL03-3406-0865
11:30~14:30(土は14:00まで)
17:30~23:00(土は17:00~22:00)
日曜祝日定休

肉うどん ¥1,100(大盛り¥150増しを含む) 

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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渋谷 伊倶部にて「イカ墨のオムライス」をいただきます

2007-12-18 20:17:20 | 渋谷・原宿・表参道

年末進行と言う名の厄介者の尻尾が
ようやく見え始めた。

来週あたりは相当に落ち着いて
随分と落ち着いて人生の楽しみのひとつである
昼飯を噛み締めることができるのだろう。

大袈裟で仰々しい前置きだが
今日は渋谷に行って来たので
そのお話をちょいとさせていただく。

日頃からコメント覧も見ていただいている方には
2ヶ月程前のコメント覧にて
旧知の事実となったことなのだが、
私の大学は渋谷にある。

10年以上前からご紹介済みのいんでいらやら
長崎などには世話になっていたのだが、
今日はその界隈に以前あった喫茶店が
洋風居酒屋に様変わりしていたので
気になってしまったという話だ。



伊倶部。

行列のできるラーメン屋こと
すずらんから氷川神社といったかな?

恵比寿方面に20秒程歩いた左手には
以前は猫のいる喫茶店があったのだが
こいつが様変わりしていたのだ。

とは言え私は猫が大嫌いで
猫のいるお店には近寄らない身なので
この喫茶店自体には行ったことがないのだが・・・

中のウッディな店内に腰を下ろし
メニューを一通り見ると
週代わりのパスタやハンバーグ、シチューなどと
オムライスを売りにしているのが確認できた。



オムライスは
トマトソース
マッシュルームとオニオンのクリームソース
最強のハヤシソース
カレーソース
イカスミソース
チリソース
の中からルーがセレクトでき、
ハーフ&ハーフなんてことにも
対応もしてくれるとのことなのだが
当代きっての卵好きは最強という文字と
イカ墨という文字につられて
このハーフ&ハーフとやらを
二日酔いの胃袋が弱気な普通盛りで注文させた。

最初にやってきた味噌汁とサラダは
可もなく不可もなくと言いたいところだが
味噌汁に使う水が不味すぎる。

ミネラルウォーターを使えなどとは言わないが
野菜を洗うにしろ料理に使うにしろ
水道管に疑問符が付くのならば対策は講じて然るべきだ。



肝心のオムライスがやってきた。

銀座時代にはそれこそ週一は大袈裟にしろ
いくつものオムライスを平らげてきたのだが、
果たして最強を名乗るこのお店の実力は・・・?

盛り付けはとても美しい。
底が極めて薄い平皿はルーをこんな風に
広げて見せるのには適しているのだが
ちょっとした皿への影響で
簡単にこぼれてしまいそうになるほど
お世辞にも実用的とは言えない。



こぼさないように気を揉みながら
まずはイカ墨の方からいただくことにした・・・

この甘みと爽やかな酸味は白ワインかな?
イカ墨の見た目とは相反するこの味を
吉とするか凶とするかは人それぞれの判断なのだが
ワインに依存した甘みと酸味には
私はあまり賛成することはできなかった。

要するにイカ墨である必要が
あまり感じられなかったという訳だ。



卵に切れ目を入れて食べ進めると
卵の按配、ケチャップライスの按配とも
とびきりではないもののまずまず美味しくいただけた。

ただし、アクシデントが・・・

予想通りルーをこぼしてしまい
ワイシャツの袖に気づかないうちに付けてしまったのだ・・・

食事をしていてブルーになる瞬間は
気をつけていてもネクタイやらを
汚してしまう瞬間。

年に何度かあるやっちまった感を
こんなところで噛み締める羽目になったと言う訳だ。

くぬぅっ・・・



こいつが最強のハヤシ・・・

今まで日本一の親子丼やら
最強のカレーやらととてつもない煽り文句に
立ち向かうたびにがっかりとさせられていたのだが
個の主観を非難する訳ではないが
一番強いハヤシのルーではなさそうだ。

こちらのお店。

夜用のお酒のレパートリーは大したもので
オーナーの趣味なのかグリコのシャンパンが
大量に準備されていた。

おそらくは¥9,000以上は取られるのだろうが
洋風居酒屋然としたお店でディスプレイにも
見立てられるようなグリコの使い方は
オレンジのコーポレートカラーが
いかに美しいと言えども少ないのではないだろうか?

お皿の機能性よりも
盛り付けの美しさを意識していた点なども
踏まえると美意識は相当なものなのだろう。

ご馳走様でした。

伊倶部 (いくべ)
渋谷区渋谷3-6-18荻津ビル1F
TEL03-6419-8446
月~金 11:30~14:30
月~木 18:00~24:00
  金 18:00~翌2:00
  土 19:00~翌2:00
日曜・祝日定休

イカ墨と最強のハヤシハーフ&ハーフの
オムライス ¥900

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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渋谷 うな鐵(うなてつ)にて「ヒレ巻き」をいただきます

2007-10-29 17:27:17 | 渋谷・原宿・表参道

私の好物のひとつに鰻がある。

ひとえに鰻といっても
普通ならば重なんかを連想しがちになるのだが
いろいろな食べ方がある。

串焼きもそのひとつで、
私はうな串を出してくれるお店には
本当に目がないのだ。

学生時代ならば実家のある荻窪の「川勢」と
学校のあった渋谷の「うな鐵」。

今は新宿の「カブト」なんかで
大好物をこんがりと焼いてもらっている。



結婚してから独身時代と一番大きく変わったことは
「ちょいと一杯!」がめっきり減ったことだろう。

限られたお小遣いや晩飯を用意していてくれる嫁などの
要因はあるのだが、私の場合はランチが飲み代を
圧迫しているという表現が正しいのかもしれない。

今日はその「ちょいと一杯!」のお話だ。

大嵐の先週末。

同僚と渋谷で一杯ということになり
久しぶりにうな鐵に行って来た。

場所は渋谷マークシティの裏手の飲み屋街。
丁度とんこつラーメンの博多天神のある道を
109の方に向かう途中にその店はある。

ビルの1階の奥まった所にあるので、
下調べをしなければ迷いかねないのでご注意を。



昭和の30年代から
渋谷でうな串を喰わせてくれるこのお店。
私との出会いは10年程だろうか?

上の写真の右奥の看板の文字。
ご覧になれるだろうか?

「精力絶倫」を看板にしてしまうほど
活気のあるお店なのだ。

レバ ¥250
きも ¥200
ヒレ ¥100
ばら身 ¥150
くりから ¥250(うなぎの脂身)

などの串モノから

白焼き ¥1,600
太巻き ¥550
丼 ¥1,000
重 ¥2,000
うな茶漬 ¥750

など腹ごしらえをするにしろ
酒を摘まむにしろどちらにも対応できる。



最初に頼んだのは
ヒレに串巻きに肝焼きだ。

行った時間が20時を過ぎていたので
中にはいくつか品切れの商品も存在する。

私が特に好きな部位は肝に次いでヒレ巻きだ。

この店の肝は可も不可もな品ものなのだが
ヒレ巻きには目を見張るものがある。

牛蒡でヒレを巻くお店は多いのだが
この店はニラで巻くのだ。

ヒレの芳ばしさの後にヌメ~っとした舌触りに
同じくヌメ~っとしたニラと香りが何とも面白い。



塩焼きでやってきたのは
うなぎのあばらの身ことばら身だ。

白焼きとは違う
芳ばしく焼けたうなぎは
あっさりとしていながら
ある部分でこってりとしている。



季節はずれの銀杏はご愛嬌。

酢の物、青物を一切頼まず
唯一がこれかいと嫁に見せたらド突かれそうな
構成になってしまった。

こちらのお店で特に人気があるのは
下の太巻きではないだろうか?



重や丼に使う蒲焼は恐らくは
蒸しているものなのだろうが、
この太巻きは鰻の身をひねりながら串打ちして
蒸さずに焼き上げたものだろう。

関西の鰻屋で喰うような鰻のプリッとした食感と
濃厚なタレと白身の3重奏が
どんどん酒をすすませてくれる。



白焼きは色が悪くて申し訳ない。

この白焼きも可もなく不可も無く。

消費者のためにはっきり言うが
こちらの鰻屋の養殖鰻はびっくりするような代物ではなく、
ごくごく平均的な素材なのだ。

中にはちょいと高い品もあるが
安く手軽にうなぎを食べるのにはまずまずのお店で、
ヒレ好きの私としては串焼きをやっているお店だから
重宝しているという訳だ。



ちょいと高いを代表するのはうな丼だろう。

お世辞にもこの素材でこの量は
決して口が裂けても安いとは言えない。

私はこのお店のごはん物は
普段ならば好んではいただかないのだが
なにしろこの夜は一軒目。

炭水化物の欲求に叶わなかったと言う訳だ。



会社の若手なんかはうなぎの串焼きを
食べたことがない者も沢山いるのだが、
鰻のヒレやカシラの味は今までの食わず嫌いを
後悔したくなるような格好の肴だ。

この店ならば一杯¥3,000程度はかかってしまうので
新宿のカブトなんかでうな串デビューするのも良いだろう。

ちなみカブトには(呑ん平だらけです)女性1人で行くことは
やめた方が良いことと、カブトならば¥2,000かからずに
1杯ひっかけることができることをお伝えして
ご馳走様でした。

うな鐵(うなてつ)
渋谷区道玄坂2-8-8コスモ渋谷館1F
TEL03-3461-9024

うな串、日本酒諸々 ¥5,000/1人

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

⇒ 神田でお安くうなぎの串モノを食べるならココだ!の巻
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   それでは明日もお会いしませう


渋谷 ロゴスキーにて「つぼ焼き」をいただきます

2007-10-17 20:43:33 | 渋谷・原宿・表参道

渋谷ロゴスキー。

1951年に日本初のロシア料理専門店として開店したこのお店は
今年で56年もの長きに渡って活躍しているのだが、
私との付き合いも以外にも長い。

初めて行ったのは今から15年程前の
私が高校生の時だった。

完全に歳がバレてしまったが
その当時は246を桜ヶ丘の方に渡った所にも
もう1店舗を構えるほど繁盛していたのが
4年ほど前に商圏がかぶるとの理由で桜ヶ丘の店舗を閉めてからは
とんとご無沙汰のお店だった。



場所はいたって簡単だ。

渋谷の南口バスターミナルの向かいにある
東急プラザを9階に登れば、
いかにもロシアンな名前のこちらのお店を
いとも簡単に見つけることができるだろう。

桜ヶ丘のお店もそうだったのだが
こちらのお店には昔から何とも言えぬ品があった。



冷戦時代に西側に作られた
冷徹なイメージだとかそういったことではないのだが
ロシア聖教の重厚感なのかベールに包まれていた
ソヴィエトという国の文化を垣間見ることのできる
貴重な場所だと勝手に思っていたものだ。

ランチメニューは数種類ある。

ウズベクランチ ¥1,050
(ウズベク風羊肉と麺入りスープ)
ロゴスキー風カレーランチ ¥1,260
(こいつも羊肉のカレーだ)
ロールキャベツランチ ¥1,260
ボルシチとピロシキのランチ ¥1,260
つぼ焼きランチ ¥1,360
スペシャルランチ ¥1,780
(ボルシチ、ピロシキにビーフストロガノフが付く)

などなど。



せっかく久しぶりに来たのだからと
大好きなつぼ焼きにウクライナ風ボルシチと
ポークと野菜のラグーソース煮込み、パンorライス、
それからロシアンティーが付くつぼ焼きランチに
単品で¥210の肉のピロシキを
一緒にいただくことにした。



最初にやってきたのはピロシキだ。

こちらのお店のピロシキは油で揚げられたものだが
焼かれたものも本土には存在するそうで、
私はこのお店や数える程の機会でしかピロシキを食べたことがないので
焼いたピロシキにはお目にかかったことがない。

こちらのお店では肉と野菜の2種類を用意しているのだが
魚の入ったものもロシアにはあるそうだ。

あつあつのピロシキは
日本のものに例えるならば揚げ肉まん。

ジューシィーな餡をハホハホやりながら
体を暖める様子が目に浮かぶような温かい味だ。

旨い。



ピロシキにパクついていると
ボルシチとライス、それから豚肉のラグーソース煮込みが
どどっとやって来たので改めて集合写真を。

もちろん手でちぎっているとはいえ
食べかけのピロシキの絵面はちょいと汚くて申し訳ないが
こいつに加えてつぼ焼きもやってくるのだから
たいそう豪華なご馳走になった。



続いて手をつけたのはボルシチ。

ウクライナの伝統料理だけあって
ウクライナ風は正統派なのだろうが
こちらのお店でランチメニューに応じて出し分けられている
ウズベク風、田舎の家庭風、ロゴスキー風といった
様々な種類のボルシチの違いを語る術はない。

スプーンをちょいと入れただけで
お肉やテーブルビート、タマネギにニンジン、キャベツといった
ボルシチにお馴染みの素材を
わんさか拾い上げることができた。



パクリとやると・・・

根菜のエグ味だろうか?ちょいとクセがある。

添えられているサワークリームと一緒に改めて口に運ぶと・・・

ぐぉっ!サワークリームが見事にエグ味を消して
全く別のスープに仕上げてしまう!

旨い。



豚肉のラグーソース煮込みの方は
ニンジンとタマネギを刻んで赤ワインで煮詰めたソースだろうか?

それにしてはちょいと甘めに仕上がっているので
甘味の元を解明したかったのだがいったい全体?

パンではなくてライスにした理由は
ピロシキを頼んでいたこともあるのだが
この豚の肉でがっつりとお腹を満たすためでもあった。

まずまず美味しくいただき次なる獲物に。



楽しみにしていたつぼ焼きだ。

バターの焼かれた匂いがほんわかと香り
中の様子を創造しながらパンを崩して行く食べ方は
いつ何時に食べても心躍らされる。

さっそくスプーンでパンを切り開くことに・・・

アツアツに焼かれたクリームソースが
閉じ込められていた熱気と共に姿を現した。

う、旨そう・・・



口の中に運び入れると
濃厚なクリームソースと共に
しめじと鶏肉のコリッとした食感と風味が
パンの生地でさらに柔らかみを増し、
味覚を何度も刺激してくれた。

幸せの瞬間だ。



ロゴスキーでは全てのランチメニューに
コーヒーもしくはロシアンティーが付いてくるのだが
ここは滅多に飲まないロシアンティーを頼むべきなのだろう。

ロシアンティー自体は苦いお茶を
蜂蜜なんかを舐めながら飲んだことに由来しているそうだが
日本では一般的には蜂蜜やジャムが沈澱している
紅茶として広まっている。

ジャムや蜂蜜を舐めながら飲む位ならば
最初っから入れてしまえということなのだろうが
これはこれで私は嫌いじゃない。



スプーンで底を掬ってみると
写真でお判りになるだろうか?

ドロッと糖度たっぷりなイチゴジャムが
「俺は甘いぞ!」と言わんばかりのとろみを醸し出していた。

舐めると・・・しっかりと甘い。

普段紅茶やコーヒーはプレーンで飲むのだが
たまにはこんなのもいいだろう。



上ずみはとても苦味の効いた紅茶だが
好みに合わせてかき混ぜるとどんどん甘味が広がる。

結局私はこんなにジャムを残してしまったが
ただでさえ高カロリーな今日のメニューで
こいつを舐めきってしまうと
まるで甚平’s デブート キャンプだ。

普段からカロリーカロリーと
連呼してそうなメニューが続くが
今日はこれにて手仕舞いだ。

ご馳走様でした。

ロゴスキープラザ店

渋谷駅南口バスターミナル前
渋谷東急プラザ9Fダイニングアベニュー渋谷[Shokutsu]
TEL:03(3463)3665
11:00~22:00
年中無休

つぼ焼きランチ ¥1,360
ピロシキ(肉) ¥210

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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渋谷 いんでいら南口店にて「オムカレーをいただきます」

2007-09-22 01:19:26 | 渋谷・原宿・表参道

最近テレビでCMをやっている
明治のミルクチョコレート。

皆さん召し上がったのだろうか?

久々に頭にきたので
冒頭がこんな出だしになってしまったのだが、
普通のミルクチョコレートが¥105に対して
チョコに絵柄が型押ししてあるだけで
¥300近い金額とは、チョコの量はいつもの
2倍程なのを考えてもさらさらおかしな商品なのだ。

CMは明らかに誤解を与えているので
訴えられてもおかしくない商品。

明治がこんなになってしまうとはと
本当に驚いてしまった。

さてさて、肝心の昼飯の話なのだが、
学生時代。結構な頻度でお世話になっていたお店が
渋谷の地にある。

いんでいら渋谷南口店。



渋谷に学校があったこともあるのだが
こちらのお店。¥500だかのポークカレーが
学生は¥100引きなのだ。

もちろん他のメニューも全て学生割引を受けられるのだが
金に限りのある(今もそうだが・・・)学生時代には
一番安いメニューを学割と大盛りで相殺できることが
非常にありがたかった。

懐かしさを堪えつつ、
久しぶりの訪問を果たしてきた。

入ってみてびっくりしたのは
10年前と何も変わってはいなかったこと。

店長も変わらずであえて変わったことと言えば
バイト君の面々位だろうか?




以前にはなかった見慣れぬメニューは
スープカレーとオムカレー、オムハヤシ。

ハムエッグなるカレーも昔は確かなかった。

好物の卵ののったカレーとなれば
喰わねばならぬとばかりに

オムカレーを大盛りで、
それからチーズをトッピングしていただくことにした。

ちなみにこちらのお店のカレールーは2種類あり、
1つが欧風カレー、もうひとつが
¥100程高いインド風カレーだ。

昔はよく欧風カレーを食べていたので
思い出したくて今回はそのもので注文した。



3分程でやってきたのがこちら。

大盛りカレーの上に
オムレツがポンとのせられた姿でやってきたのだ。

思わずルーを舐めてしまったのだが・・・

変わっていない。

野菜の旨みエキスが凝縮されたカレーライス。
家庭で作るカレーで届きそうで届かない、
目指すべく明確なハードルを与えてくれるカレーだ。



スプーンでオムレツに切れ目を入れて
ライスの上に広げてみた。

広がったのはジュクジュクの卵だ。

いつ、何時に見ても心が踊ってしまうのだが
よくもまあ飽きないものだと
我ながら感心しながら食べてしまった。



卵の隙間からチーズがこぼれ落ちる。

チーズ入りオムレツに
りんごの効いたジューシィーなカレー。

母の作るカレーとは随分と違うのだが
家のカレーをこんな風にして欲しいと
何度も懇願していろいろなものを
あの手この手で試したのを思い出した。



いろいろなカレーを食べ歩くようになってからは
こちらのお店が1番とは決して思わなくなったのだが、
学生時代の味は第二のおふくろの味を思い出させてくれた。

数店舗展開しているので
食べたことがある方も何人もいるのだろうが
自分家のカレーの目標とするべく
一度食べてみてはいかがだろうか?

ご馳走様でした。

いんでいら 渋谷南口店  
渋谷区渋谷3丁目7-2
TEL03-5485-1156 
 
オムカレー ¥930
(大盛り¥100増し、チーズ¥50増しを含む) 

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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渋谷 東京トンテキにて「スタミナ丼」をいただきます

2007-09-11 14:48:17 | 渋谷・原宿・表参道

同僚が渋谷でがっつり豚肉を喰いたいと言うので
以前1度ご紹介している東京トンテキ渋谷に行って来た。

場所は渋谷駅の東口。

ロータリーの六本木寄りの歩道橋の裾野にその店はある。
写真ではチャイタイと言うタイ料理屋の
看板ばかりが目立っているがお店の方はその2階。

ガラス張りのダイニング調のお店が
今日の目的の地なのだ。



前回、お店の看板メニューのトンテキをいただいていたので
今回は玉子ののったスタミナ丼を
大盛り¥100増しで注文させていただいた。

メニューを見ていて気づいたのだが、
おかわりも大盛りも¥100増しだったような気がしていたのだが
それが誤りで、大盛りが¥100、おかわりは¥150だった。



5分程でやってきたのがこちら。

なすびの漬物に味噌汁、
それからにんにくの芽の香りが
ぷんぷん立ち昇るスタミナ丼で一揃えだ。

肉たっぷりでスタミナを命名したのと思いきや
にんにくとお肉でスタミナ丼だったという訳だ。



まずは前回ケチのついた味噌汁から・・・

おやっ?出汁が味噌に負けていないぞ。

前回は昆布と鰹の銘柄をウリにしている割に
そのバランスの悪さにゲンナリさせられてしまったのだが
今日の味噌汁は及第点。

ただし味噌汁に関しては私の方が美味しく作れるなと
いらぬ敵意を露にしてしまった。



主役のスタミナ丼だ。

たっぷりのキャベツにこれでもかのにんにくの芽と玉葱。
そいつにまずまずの量の豚肉が炒められて生卵が落とされている。

とってもシンプルなのだが
男心を存分に擽ってくれるメニューなのだ。



お約束のように卵を崩して
黄味の広がりをうっとりと眺めてみる。

旨そうだ。

スプーンでお肉と卵ご飯を上手に掬い
一思いにかぶりつく・・・

ぐぉっ!旨い。

サラリーマンを失格にしてくれる
大量のにんにくの芽が、もちろん炒める際に
にんにく本体も一緒に炒めているのだろうが
お肉のしつこさを別の意味でしつこくしている。

かと言って男が嫌がるしつこさではなく
男が喜ぶしつこさなのだ。

どんなしつこさだ・・・



肉をガツガツ喰いたい面々には
トンテキの方が圧倒的に噛り付かせてくれるのだが、
私はこのスタミナ丼。

大好きです。

スーパーなんかでは
にんにくとにんにくの芽は別々に売られているので
ガーリックテイストなメニューを自宅で愉しもうとすると
どうしてもにんにく本体のみで調理してしまいがちなのだが、
にんにく臭がはんなり香るにんにくの芽の後味は
そんなしつこさをどこかサッと落としてくれるような
さわやか味がある。



もしかしたらバイト君に味噌汁を任せていたのかもしれないが
いつ行っても同じ味が出せるようになったら
もっと良いお店になるのだろうなと
前回の裏の顔をちょいと残念がってしまった。

次は500gの頂上メニューをいただきます。

ご馳走様でした。

東京トンテキ
渋谷区渋谷2-22-10タキザワビル2F
TEL03-3797-9589
11:00~15:00
18:00~23:00
年中無休

スタミナ丼 ¥1,000(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

⇒ とことん豚の東京トンテキの巻

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渋谷 長崎にて「皿うどん」をいただきます

2007-08-03 13:35:50 | 渋谷・原宿・表参道

渋谷に行ったついでに
久しぶりに長崎に行ってきた。

こちらのお店。
渋谷界隈で生活をしている方でも
知っている人は知っているといった程度なのだろう。

なにしろ相当に立地が悪いのだ。



場所は並木橋交差点の上り坂を
ウインズの反対側で青学方面い上る。
坂を登りきった石垣沿いを振り返ると
マンションの1階に赤い暖簾を見つけられるだろう。

こちらを知ったきっかけは
実は母から教えてもらった。

実は大昔に親父とお袋はこの店を
デートスポットとして活用していたそうだ。

今では考えられないデートコースに
思わず唖然としたなだが・・・



メニューはざっと。

ちゃんぽん ¥945
チャーシューチャンポン ¥1155
皿うどん細麺 ¥945
皿うどん太麺 ¥997
豚の角煮 ¥945
しゅうまい ¥577
はるまき ¥525 といったもの。

学生時代。ちょいと高いと思いながら
角煮以外の一通りのメニューを食べているのだが
皿うどんの太麺としゅうまいを注文させていただいた。



5分程でやってきたのがこちらの皿うどんだ。

私が特に気に入っているの
上に載っているこちらのあんかけ。

しょっぱくない優しい塩味のあんは
いつ食べてもスイッとお腹に納まってくれるのだ。



久しぶりのお味にかぶりつく・・・

うん。やっぱり旨い。

私が食べ始めたのもここ10年なのだが
親父達が食べていた30年以上前とおそらくは同じ味なのだろう。
たとえ風邪を引いていたとしても食べれそうな
本当に飽きのこない味なのだ。



こちらが皿うどん。

家庭で一般的に食べられる細麺のチャ-メンも
用意があるが私はこの太い麺があんかけで
ふにゃけたものを食べる方が好みだ。

本当は2人前程の麺を喰らいたいのだが
残念ながらこちらのお店には大盛りがない。



具材はキャベツにキクラゲ、もやしと豚。
いかもたっぷりと入っている。

騙されないで欲しい。
写真で見えるハムのような物体はかまぼこだ。

値段もそこそこするので
当然のように具材もたっぷりと
使われているのが救いの神だろう。



こちらがしゅうまいだ。

正直、¥577というお値段は
結構値の張る部類だと思う。

黄色い固まりがお判りになるだろうか?
もやしをカレー粉と酢で漬けこんだものだ。

口直しには良いが
私はカレー粉が邪魔だと思っている。



肝心のしゅうまいだが
蒸したてでむんむんと立ち昇る湯気が
豚の香りを運んでくれる。

中はと言うと・・・

片栗粉でプリッと仕上げたと言うよりも
豚の脂を練りこみしっとりと作りこんだといった按配だ。

こいつは20個くらいは食べれそうだ。



久しぶりにやってきて
お店が続いていたことに一安心。

立地と営業時間を考えると
夜は界隈の教職員の方の
晩酌の定番として機能しているのだろうが
このあんかけのどこにでもありそうでなかなかない
絶妙の加減は是非試してもらいたい。

ご馳走様でした。

長崎
渋谷区東1-14-12常盤松マンション1F
TEL03-3409-2932
11:30~14:30
17:00~20:30
月曜定休

皿うどん太麺 ¥997
シューマイ  ¥577

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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表参道 MAJESTICにて「牛肉のフォー」をいただきます

2007-08-01 19:53:54 | 渋谷・原宿・表参道

えらい暑い日だった。

こんな日はさっぱりしていながらもガッツリ食べれるものをと
表参道に行ったついでに小原流会館にある名店。

ふーみんの豚の梅煮でも食べようかと
向かったのだが残念無念。

売り切れという名の喰いっぱぐれだ。

返す刀を用意していない。
さぁ困ったと振り返ると
ふーみんのお隣の見慣れぬお店が目に飛び込んだ。



THE MAJESTICレストラン表参道。

それもそのはず。7月4日にオープンしたばかりの
出来たてのホヤホヤのベトナム料理のお店なのであった。
独立記念日に開店するベトナム料理店。
偶然なのかは詮索しない・・・

こちらのお店。ベトナムホーチミン市の名門ホテル
「ホテル・マジェスティック・サイゴン」と提携し、
メインシェフはそのホテルから呼び寄せたそうだ。

目に付いた牛肉のフォーのランチを
とりあえずは注文させていただいた。



5分程で今日のランチが用意された。

人参とチンゲンサイの炒め物に海老の生春巻き。
それからお目当ての牛肉のフォーで一揃えだ。

私はタイのビーフンにしろベトナムフォーにしろ
お米が原料のモチモチ歯ごたえのある麺には
なにしろ目がない。

なんでもかんでも大好物のようにも聞こえかねない
こいつはこいつで捨て置けないのだ。



まずは炒め物から。

ベトナム料理を食べる機会は
年に片手もないだろうが、
この野菜炒めは日本人向けに
アレンジされているのではないだろうか?

チンゲンサイの旨みも苦味も
しっかりと感じられる炒め物は美味しいのだが
想像していたアジアンな感覚ではなかった。



続いてメインの牛肉のフォーを。

パクチーの香りが湯気と共に立ち昇り旨そうだ。
温かいスープに生玉葱を合わせる感覚は
日本人は持ち合わせていない
ものではないだろうか?



思ったよりも牛肉の量が多い。
豪州産なのだろうか?

ちょいと赤味が強いが気にせずに一口・・・

不味くはないが入っている量に
一喜した程度のお肉だった。



フォーをさらう・・・

この歯ごたえとスープの塩気は
ナンプラ-でまかなっているのだろうか?
丁度良い薄味のスープが空腹をどんどん満たして行く。

旨い。

スープが染み込んだ生玉葱が
パクチーを中和する訳はないのだが
パクチーパクチーしすぎないバランスがとても良い。



何故か最後に食べることにした生春巻き。

ソースはナンプラ-と胡麻油と
他にも何か混ぜてありそうだ。

遠めに見ても彩りも
一番しずるを発していたのがこいつだった。



ライスペーパーのシト~ッとした感じが
なんとまぁ美味しそうなことか・・・

海老の下にはシソがいるのは判るが
他にはいったい何が入っているのだろうか?

ガブッ。

キュウリと白いのは春雨かな?鶏も入っている。

餃子の皮にしろライスペーパーにしろ
どなたが考えてくださったのかは知らないが
今更ながらありがたみを痛感してしまった。



こちらのお店。

料理の方は全然悪くないのだが
悲しむべきはその立地だ。

正直ふーみんのまん前で勝負するのには
やや分が悪いのではないだろうか?

ふーみんの並びに心が折れた方。
豚の梅煮が売り切れてがっかりした方は
是非一度試していただきたい。

ご馳走様でした。

THE MAJESTIC restaurant表参道
(ザ・マジェスティック レストラン)

港区南青山5-7-17小原流会館地下1階
TEL03-3409-7818
11:00~23:00
最終日曜日定休

フォーの定食 ¥1,050(食後にドリンク付き)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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渋谷 東京トンテキにて「トンテキ定食」をいただきます

2007-07-09 21:14:31 | 渋谷・原宿・表参道

ふーっ!山積みの作業がようやく終わって
結局今日は昼飯を喰いそびれてしまった。

というわけで今日は昨日日曜日のお話を。

私がスーツという名の作業着を購入しているのは
岩槻だかに本社を置くハナビシの渋谷店だ。

サッカーをやっていたこともあり
日本人離れしたレスラー体型に合うスーツは
吊るしではとてもとても着ることができないからだ。

そのハナビシの帰り道。
渋谷の東口の渋谷警察署のある歩道橋で
ブランチで見て気になっていたお店を
偶然にも発見してしまった。



東京トンテキ。

ビフテキならぬ豚肉のステーキことトンテキを
これでもかと喰わせてくれる私にぴったりのお店なのだ。

中に入ると内装に驚いた。

どこからでも調理の様子が目の当たりにできる
オープンキッチンを囲むように配されたカウンターはタイル貼り。

豚肉の塊を喰わせるお店に女性客がしっかりと多いのは
こんな雰囲気でペロリと食べさせてしまう
工夫の成せる技なのだろう。



こちらのトンテキのお値段。

トンテキ定食 ¥1,000(200g)
定食(大) ¥1,200(250g)
定食(特大) ¥2,200(500g)
スタミナ丼 ¥900(肉野菜炒めのせ)

となっている。

当然のように特大を注文しようとしたのだが
「これ食べたら晩御飯抜きだけど・・・」の厳しい教えが耳に入り
泣く泣く普通サイズを卵¥50と共に注文させていただいた。



7分程度で上がって来たのがこちら。

先ほどのタイル貼りとはこちらのカウンターのこと。
家もこういうカウンターが欲しいなどと
住宅ローンを完全に無視した一言は聞き流し
群馬県は上州とことん豚というブランド肉に
噛り付くことに・・・



ラードでソテーされた肉には
ガーリックチップと共にバルサミコに
ウスターやパイナップルなどを混ぜ合わせたような
特製のソースがたっぷりと和えられている。

ラードという豚から出た脂が混ざり合ったソースだから
トロピカルという表現は野暮ったいが
馴染んだ酸味と甘味を併せ持ったソースが
しっくりと落ち着いているのだ。

うん。旨い。



備え付けのメニューには
善光寺の一味やマヨネーズ、バルサミコで
味に変化をとのことだったのだが
元々が濃い目の味付け。

どれもコレも相性は良い。



溶き卵にして半分だけ肉にかけてみた。

豚自体を煮込んでいる訳ではないので
卵がソースを流し落としてしまい
卵好きな私と言えどもこればかりは
失敗と言わざるをえなかった。

残りは卵かけごはんにしていただいた。



こちらのお味噌汁。

単品ならば¥150。
鰹節にしろ昆布にしろ銘柄をウリにしていたが
鰹出汁ばかりが主張をし、完全に味噌が出汁に負けていた。
これまで豚肉のコストパフォーマンスの良さばかりが
際立っていたのだがここでケチがついてしまったのだ。



ごはんの加減は申し分ない。

今回、うちのお嬢様のごはんを半分いただいたので
大盛りにはしなかったのだが、
どちらも有料の大盛りを頼むならば
明らかにおかわりごはんをいただいた方が
お腹を満たすのには優れたお店なので
ごはん愛好家の方はおかわりを所望するのが
良いだろう。



香の物にはなすびが添えられた。

このなすび香りの高い酸味を利かせた
風変わりな味付けをしているのだが
豚の味付けが濃いのを踏まえると
ぴったりな新香なのだろう。

このレシピは学びたと思うほど
こいつは旨かった。



今回、豚のボリューム、肉質を考えると
★を4つつけたいところだが、
味噌汁のケチで半分削って3個半。

キャベツにしろキャベツの下に敷かれたもやしにしろ
栄養価を考えれば¥1,000では
十分に納得できるお店だろう。

嫁に内緒で500gに行こうかなと思いつつ
ご馳走様でした。

東京トンテキ
渋谷区渋谷2-22-10タキザワビル2F
TEL03-3797-9589
11:00~15:00
18:00~23:00
年中無休

トンテキ定食 ¥1,050(生卵¥50を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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渋谷 とん八にて「とん八丼」をいただきます

2007-07-04 16:16:01 | 渋谷・原宿・表参道

先日電車内で
見ず知らずのOLさん達の小話が耳に入った。

話の内容はハーゲンダッツの新商品。
ティラミスが激ヤバだとのことなのだが、
感化されてまんまと買ってしまったのだ。

ティラミスよりもクレームブリュレ。

こちらの方が彼女達の言葉で言うならば
びっくりするほどヤバかった。

駄話はさておき、
今日は渋谷に行ったついでに
駅からちょいと離れたちゃんぽん皿うどんの名店
「長崎」に行こうと歩を進めていたのだが
並木橋の手前で行ったことがないお店に気がついた。

こりあん食堂 とん八。

百聞は一見にしかず。とりあえず予定変更だ。



13時を過ぎていたこともあるのだが
2階の店内に入るとそこはまるで閉店後のバーゲン会場。

わずか2名の店員では回せきれないのか
食べ終わった食器が少なくとも
10箇所以上は放置しっぱなしの惨状だった。

急激に食欲も萎える。

取りあえずはお薦めだというとん八丼とやらを
大盛りで注文させていただいた。



5分程でやってきたのがこちら。

ナムルに杏仁豆腐、スープに蓮根の小鉢、
それからサラダにとん八丼で一揃えだ。

品数的には¥800だかでこの内容はご立派。

店内が狭く厨房まで見渡せてしまう作りなので
後片付けがおっついていないと、
ちゃんと洗っているのか不安になってしまうのが
とてもとても残念だ。



こちらがとん八のお薦めのとん八丼だ。

アルミだかステンレスだかのお盆と器が
学校給食を思い出させてくれた。

そこそこの量の豚肉が
ごはんの上にのっかったものだ。



ビビンバよろしくスプーンでかき混ぜて一口・・・

甘めに味付けられた豚肉とごはんは
誰もが納得する相性の良さだが
ごはんが柔らかすぎる。

豚の煮汁でごはんに旨みを加える丼が
完全に煮汁に参ってしまっている。

もったいない。



この蓮根の小鉢。

オクラと人参と蓮根を梅肉だか
梅酢だかで和えているのだが、
オクラと梅の相性の良さと
蓮根に絡んだオクラの粘り気は
面白く食べさせていただいた。

こいつは旨い。



白濁としたこれは牛と豚のスープだろうか?
ソルロンタンのように牛々しい味ではないが
黒豚のしゃぶしゃぶでもこの白濁スープを
使っているようでなかなかに旨い代物だった。

それからサラダとナムルは可も無く不可も無く。

もやしは胡麻油だけでなく
白胡麻で風味を足してくれるとより私好みだ。



杏仁豆腐は杏仁霜の香りがなかなか高い。

とびっきりではないが
ありがたい代物だった。

こちらのお店。

小技は効いているのだが
私の大好きなごはんの按配だけで
厳しい物言いになってしまった。

好みもあるので気になる方はお試しを。
そうそう。「長崎」は胸を張ってお薦めできますので
こちらは行ったことがないようならば
地図を片手に行ってみてくださいな。

ご馳走様でした。

とん八
〒151-0053
渋谷区渋谷3-15-8-2F
TEL03-5774-4466
11:30~14:00
18:00~23:30 
日曜・祝日定休 

とん八丼 ¥800?
(大盛り無料、値段の記憶がぁ~スミマセン!)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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代々木八幡 イエンセンにて「フランスクブロード」をいただきます

2007-04-28 14:11:40 | 渋谷・原宿・表参道

私の日記を読んでいる方々が
気付いていることがある。

甚平は土日に日記を書かない。

そんなジンクスを急に覆してみたくなり
今日はわが家の常食パンのお話を。

イエンセン。

代々木公園の袂。
代々木八幡という名の駅にその店はある。



代々木八幡は大好きな街のひとつだ。

亘(コウ)で和食を食べたついでに
ビールタンブラーを買ったり・・・
パンを買いに行ったついでに
せきぐち亭で洋食を堪能したり・・・
イエンセンのパンを片手に代々木公園で昼寝をしたり・・・

ちょっと考えただけで
この街を起点にいくつもの過ごし方が挙げられてしまう。

イエンセンはそんな街にある
デンマーク大使館御用達のデンマークパンのお店なのだ。



全粒粉がたっぷりのグラハムスブロード。

考えてみるとこちらは売り切れ続出で
選択肢がない時によく買うパンだ。

わが家の常食パンは下の
フランスクブロード。



パンにまぶされたケシの香りが
コーヒーにもチーズにもハムやベーコンにも良く合う。

要するに朝飯はこいつさえあれば
なんとでもなってしまうのだ。



こちらのお店は1斤を
そのまま持って帰ることもできるのだが
その場で好きな大きさにもスライスしてくれる。

こいつを厚めに落としてもらい朝を迎える。
特に土曜日の朝にこいつがないともう大変だ。

嫁とゆっくり朝食を摂れるのは週末くらいなので
最初にコケると週末の全てが台無しになってしまう
気にさえさせてしまうのだ。



こちらのお店は
上品にバターが香る
ペストリーが評判なのだが、
先程のフランスクブロードの次に買うのが
下のスモースナイル。



デンマーク語というものが存在するのかは定かでないのだが
デンマークのパンにはスモーという言葉が付くものが多い。

お店の方曰くスモーはバターのことだそうで
そう聞けばなるほどなのであった。

見た目よりもしっとりとした生地で
巻き上げられたシナモンロール。

甘すぎず、かと言って香り高く、
しかもケバケバしい香りでは決してなく、
コーヒーのお供にはこいつ無しでは
やってられないのだ。

お近くの方はもちろん
渋谷・原宿あたりの買い物ついででも
是非お立ちよりいただきたい。

ご馳走様でした。

イエンセン
渋谷区元代々木町4-3
TEL03-3465-7843
6:50~19:00(土曜日は16:00まで)
日曜・祝日定休

フランスクブロード ¥315

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

スモースナイル ¥140

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

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原宿 Double Tall Cafeにて「極上ラテ」をいただきます

2007-04-26 13:47:53 | 渋谷・原宿・表参道

ごはんネタを楽しみにしていただいている方には
大変恐縮なのだが、今回はある発見があり
打合せ先で偶然見つけたcafeをご紹介したい。

原宿のDoble Tall Cafe。

10年以上前からそこにあったような、なかったような…
その場所に何らかのお店があるのは知っていたのだが
見向きもしていなかった場所に偶然行ってきた。



場所は原宿駅から表参道を
ラフォーレ方面に向かう途中。

昔からそびえる
グリーンファンタジアビルの2階に
その店はある。

打合せということで
飲み物を注文しようとしたのだが
時間は未の刻。

三時のおやつにケーキセットはいかがですか?
のキラーワードになされるがまま。

チョコシフォンにアイスクリームを付けて
ラテと一緒に注文してしまった。



こちらがDoble Tall Cafeのラテ。

冒頭のある発見とは
このバリスタの腕の見せ所ではない。

見た目にも美しいこちらのラテ。
ミルクの泡立ちがクリーミーに保てるよう
ぬるめの適温をきっちり守り
存分にハートを描いてくれた。

旨い。



実はある驚きとは
こちらのドリンクのテイクアウト料金なのだ。

通常ラテは表参道の喧騒から逃れ
落ち着いた空間で見た目にも美味しいものを
¥600で提供しているのだが、
持ち帰る場合は空間も腕も
見せられないということなのだろうか?

¥150引きの¥450で提供しているのだ。

断然¥600で雰囲気も一緒に
召し上がる方が良いのだが、
心遣いに驚かされた。



こちらがチョコシフォン。

+¥100のバニラアイスも
レディーボーデンかな?
濃厚な取ってつけたような
アイスではなかった。



糖度の無いクリームは
甘さが抑えられたチョコレートケーキと相性が良く、
私のようなレスラー体型が後ろめたさを感じず
体の中に入れることができた。

上品な甘さは賛否両論だろう。
ただし、アイスとの相性はとても良いですぞ。



立地柄、お客に快適空間を
提供しているという意識からだろうが
値段の区別には正直意図を感じざるをえなかった。

偉いですねぇ。ご馳走様。

Double Tall Cafe
渋谷区神宮前1-11-11
グリーンファンタジアビル2F

ケーキセット¥1,050 (アイスクリーム+¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

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