銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 レストラン早川にて「オムライス」をいただきます

2007-02-28 22:35:23 | 銀座・築地 洋食

私はオムライスが大好きだ。

過去の日記の洋食覧やカレーの類を読み返すだけで
相当な卵好きであることを我がことながら
改めて痛感してしまう。

昨日はレストラン早川のオムライスを
食べたことがないことに気付き、
以前他の洋食メニューを食して
量に物足りなさを感じていたこのお店に
1年ぶりに行ってきた。



場所は銀座の4丁目。

ナイルさんが営む
ナイルレストランのお隣にこのお店はある。

実際に食べた事のある方であれば
共感いただけるのだろうが
たとえ¥1,200でも良い。

メニューを見ながらコロッケ魚フライや
ハンバーグ生姜焼きなどの合わせ技メニューがあれば
なんとも心強いお店になるのにと
この店に来る度に感じてしまう。



初志貫徹でオムライスを大盛りで、
ナポリタン¥700を追加するという荒業も熟考したのだが
妻の顔が頭に浮かび諦めた。

待つこと10分程でお目当てがやってきた。



こちらがレストラン早川のオムライス。
人の言葉で誰もが思い描くオムライス像ということだが

なるほど。その通り。

半熟でない薄く焼き上げられた玉子焼きで
チキンライスをくるんである。

遠い昔に母が作ってくれた
初めて食べるオムライスもこんな感じだった。



真ん中にビッとケチャップが振ってある。

中の按配はというと・・・

スプーンでぱっくりと切れ目を入れると
甘~い匂いがネクタイの辺りに込み上げてくる。



ライスにハムにタマネギ。

こいつにケチャップを振って相当炒めていた。

オムライスは卵の按配こそ
素晴らしいお店が多数あるのだが
その内の半数以上のお店が
ケチャップライスやチキンライスの
仕上がりで台無しにしてしまっていることが多い。



スプーンを潜らせて一口・・・

んんっ旨い!

このお店は台無しにしてしまう最大の要因である
ケチャップの酸味を千切りのタマネギの甘味と絡めて
うんまいケチャップライスに仕上げている。

みじん切りにしないのも
味のバランスを考慮してのことなのだろう。

卵は正直グジュグジュの半熟が好みなのだが
気にすることなく最後まで食べきれた。

惜しむべきはやっぱり量!!

席を立ち、どこにハシゴしようか思考しながら
銀座の街へフラフラと旅立った。

ご馳走様でした。

レストラン早川
東京都中央区銀座4-10-7
℡03-3541-7664
日曜・祝日定休
11:30 - 15:00 / 18:00 - 20:00

オムライス ¥800(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆

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築地 とうがらしにて「石焼ビビンバ」をいただきます

2007-02-27 22:21:03 | 銀座・築地 韓国・タイ・焼肉・沖縄料理

今日は前回チゲラーメンをご紹介した
とうがらしに行ってきた。

※入口は前回の写真です。



こちらのお店のお昼時は
僅か2人で切り盛りしているので
今日も回転が悪く10分程外で待つことに。

ガラスごしにランチメニューの
チゲラーメン&うどん
チゲライス
石焼ビビンバ
ビビンバの5択の中から今日の獲物を模索する。

心に決めた。



昭和40年代?と錯覚してしまいそうな
レトロな2階の座敷の片隅で
石焼ビビンバを大盛りで注文した。

今日はパチパチしたい気分だったのだ。



ほどなくして卵スープに新香、
マカロニサラダがやってきた。

卵スープは味噌汁の卵スープバージョンという説明が
一番しっかりとくるのだろう。

かつおと昆布かな?出汁もまずまず
普通に美味しい卵スープなのであった。



マカロニサラダは前回同様
作り置きを考慮して硬茹でにされたものに
にんじん玉葱がマヨっぽさ抑え目で和えられている。

この小鉢。

結構私好みだったりする。



顔を近づけるのも恐る恐るになってしまうような
ポップコーンとまではいかないお米の弾ける音と共に
お待ち兼ねの石焼ビビンバがやってきた。

見た瞬間お肉屋さんなんだがら
「石焼カルビビビンバにしてくれよ」という
心の叫びは生唾と共に飲み込ませていただいた。



こいつをスプーンで思う存分こね回す。

コチジャン好きな私としては
具合を見計らいながらこれでもかといった量の
味を足させていただいた。



スプーンでがりっガリッと石鍋の底を返すと
思わず「おおっ!」と声が漏れそうになるような
おこげの按配だった。

このおこげに対する喜びが沸く感情は
日本人独特のものなのではないかと勝手に妄想しながら
次なるおこげを作ろうとてっぺんの飯を底に、
底の飯をてっぺんに熱を回した。



この状態までよく我慢した。

ハフハフしながらスプーンごと
飲み込みそうな勢いで口の中へ・・・

アツッ旨い。

キムチやナムルの香りを
熱が飛ばすといえば良いだろうか?
適度にコチジャンを絡ませないとやや味が平坦に感じてしまう。

お肉の絵面が頭から離れず
やはりお肉も一緒にいただきたくなってしまったのだが
こればっかりはしょうがない。

ランチはチゲうどんの方が
お薦めできそうかなと思いながら
ご馳走様でした。

とうがらし
〒104-0045
中央区築地6-3-6
TEL03-3545-4322
月~金 11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~24:00(L.O.23:00)
土   17:00~22:00(L.O.21:00)
日曜祝日定休

石焼ビビンバ大盛り ¥980(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒とうがらしのチゲラーメン!

恵比寿にて「俺のハンバーグ山本」をいただきます

2007-02-26 19:17:31 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

すっかり更新が滞ってしまい本当に面目ない。
今週は若干落ち着いたので張り切って参ります。

実は先週は2日間家に帰れなかったのだが
恵比寿やらと普段なかなか訪れることも少ないエリアで
昼飯を食べてきました。

恵比寿で行ってきたかったお店の名前は
「俺のハンバーグ山本」。

雑誌やらテレビやらで目にする機会も多く
恵比寿で一番真偽のほどを知りたかったお店なのだ。



場所は恵比寿の東口をZEST方面に7~8分程度。
奇跡的に迷わずに着いたのだが、
普通の人ならば初めて行く際は地図持参をお薦めする。

着いた時間が午後13時を回っていたので
幸い並びもないかった。

先客が出るのを数分待って
スムーズに来店することができた。

自家製ハンバーグ ¥1,000と
俺のハンバーグ  ¥1,500と迷ったのだが
せっかくなので後者を注文させていただいた。



席に着きサラダと一緒にやってきたのがこいつ。

青汁ではない。

セロリにりんご、もしかしたらレモンも混ぜてあるのだろうか?
りんごジュースよろしく飲みやすいセロリの
ジュースが全てのお客さんに提供されるようだ。



数分ほどで俺のハンバーグがやってきた。
テレビなんかの事前情報ではベーコンだかに巻かれた
コーンとクリームが割った肉の肉汁の間から滴ってくる
とのことだったのだがどんなもんだろうか?

付け合せにはポテトの上に明太子にバターかな?
明太子のクセを押さえたペーストを乗せたもの。

それからゴボウ、チンゲンサイ、
ボイルドエッグとしめじが提供された。



アップで見れば分かりやすいだろう。

じゃがいもの上に
ピンクゴールドに輝くペーストが明太子だ。

デミグラスソースを舐めると
重々しいものではなく野菜の甘味の強いソースなので
明太子抑え目のこのペーストならば合うのだろう。



お肉の方に箸を入れてみた。

クリームは・・・

とろけてこない。

焼きが甘めなためこのクリームは
練乳程度のトロミが精一杯なのだった。



箸を口に運ぶと・・・

・・・悪くない。

ハンバーグには大きく分けて
2つのタイプがあると思うのだが
1つはつなぎ抑え目な肉の味、肉汁で勝負するタイプ。
もう1つはつなぎをしっかりと使いふっくらと
つなぎに絡んだ肉汁の旨みで勝負するタイプ。

こちらのハンバーグは後者のものだ。



正直どちらがタイプかという話なのだが、
私は肉々しい前者が好みなので、
すごく旨いわけでも不味いわけでもない
このハンバーグにそこまでの驚きは感じなかった。



お店の方は細かいところでいくつか気になった。

ごはんのおかわり無料な点は非常にありがたいのだが、
ソースがたっぷりなハンバーグにお箸しか用意されていない。

こいつにスプーンを用意した場合
食べやすさが2倍以上に上がる反面
ごはんのおかわりも2倍以上に膨れ上がるのだろう。

接客もかんじの良い裏で
緻密な計算がされているように
勘繰ってしまったのだ。



あれだけ話題になっているお店なのだが、
もう一度来たいかと問われれば否。
食べたことがない人には一度食べてみることを
お薦めしたい。

もう少し火が通ったらもしかしたら
違う印象になるのかも知れないが、

ご馳走様でした。

俺のハンバーグ山本
渋谷区恵比寿4-23-12茗荷原ビル1F
Tel03-5475-5701
11:00~15:00
17:00~23:00(L.O.22:30)
日曜定休

俺のハンバーグ ¥1,500(ごはんおかわり無料)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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四ツ谷 若葉にて「たい焼き」をいただきます

2007-02-21 02:06:22 | 四ツ谷・四ツ谷三丁目・荒木町

ふ~っ。

気が付けば夜中の2時にして
ようやく日記の更新ができそうだ。
今週は金曜日まで会社に泊まることになりそうなので
恐縮ながら不定期で更新させていただきたい。

今晩は先週末のお話で恐縮なのだが
嫁と自宅から旨いもん散策ツアーに出かけた
最終到着地をご紹介したい。

四ツ谷の若葉だ。

東京のたいやき御三家と呼ばれている
このお店には実は初めての来店で、
麻布の浪花家、人形町の柳屋と並んで
私の中のたいやきランキングがようやく
完成する日を迎えることができた。



場所はJR四ツ谷駅から四ツ谷三丁目方面に。
マルエツだっただろうか?
左手にあるスーパーの角を左に曲がって
50mほどの場所にその店はある。



先客は5名ほど・・・

自宅からかれこれ小一時間程の道程を
餡子の旨みだけを頼りにウォーキングで乗り切った。

ガラスごしに2人の職人さんが
ペンチのような1尾焼きの鯛焼き器を駆使し
1尾1尾丁寧に焼き上げている様子が伺える。

出来上がった鯛焼きは
親方風情の老人が待つ場所に泳ぎ寄せられ
老人が何千日と同じように見つめたであろう眼差しで
鋏で丁寧に鯛焼きのバリを取っている。

嫁と1個半ずつ食べようと
合計3尾を注文した。



タイミングが良かったのだろう。

5分ほどで消化したカロリーを
補ってあまりあるずっしりとした餡子を
腹に貯めた鯛焼きがやってきた。

餡子が透けて見える薄皮ぶりに
生唾を飲み込みながら写真を撮らせていただいた。



尻尾の按配が知りたくて
もぎっと断裁してみた。

薄い。

まるで魚の皮のような薄皮の中に
どさっと餡子をはらんだ立派な鯛焼きだ。



過去の鯛焼きの記憶を呼び起こしながら一口。

冗談じゃなくサクッという音と共に
濃厚な香りの餡が口の中に広がる・・・

旨い。

皮に関しては今まで食べたどの鯛焼きよりも旨い。
餡子の方は旨いながら浪花家のものよりも
小豆が若干尖った印象を受け、
私は浪花家の方が好みである。



柳屋は元々商売っ気というか
お店の雰囲気が私には合わず、
私の中では浪花家、若葉の順で
今後は鯛焼きを人に薦めることになりそうだ。



食べ終わった後、
お皿からは素敵な焼きが目に飛び込んできた。

いいじゃないですか!

値段も手頃な価格帯ゆえ
四ツ谷にお越しの際には
薄皮の按配をご自分の目で確かめられたし。

ご馳走様でした。

わかば  
新宿区若葉1-10小沢ビル1F
℡03-3351-4396 
9:00~19:00 
日曜定休

鯛焼き ¥126

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

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⇒御三家 浪花家のたいやきはコチラ


銀座 葡萄の樹にて「柴漬けオムライス」をいただきます

2007-02-19 15:39:39 | 銀座・築地 洋食

先週の金曜日。

読者のmymyzuさんに教えていただいた
柴漬け入りのオムライスが気になり銀座の一丁目まで。

銀座一丁目の路地裏に
とんかつの春日と寄りそうように立地した
葡萄の樹なるお店に行ってきた。



11時50分と着いた時間が早かったこともあり
10分ばかり表を散策するハメになった。

駐車場のフェンスに干してある
ゴム手袋やらと銀座とは思えない
路地裏の妙な生活を満喫しようやく来店。



先客はゼロ。

カメラを携えたいの一番の来店に
おっちゃんおばちゃんに多少身構えられてしまったが
小ぶりな鉄板とカウンター、それからテーブル席が1席と
こじんまりとした店内に目をやりながら
一通りメニューに目を通した。



濃厚とのタレこみのあった
ビーフシチューも気になったのだが
やはり柴漬け入りのオムライス。

まずはこいつをと大盛りで注文した。



鉄板のまん前に陣取ったので
興味深く作り方を見学させていただいた。

まずは油を引いてお肉を手早くに火を通す。

事前情報ではステーキ肉の端切れと
ガーリックを一緒に炒めているということだった。



続いてご飯、キノコのみじん切り、万能ねぎ、
柴漬けをその上にかぶせ薄口醤油で味付けしながら炒める。

ご覧の通り醤油は完全に回っていないのだが
この状態で放置し、おこげをわざと作っている。

今日はしばらくして揚げニンニクをまぶしていた。

最初のお肉と油と生にんにくを炒めると
強烈に薫ってしまうので昼時のサラリーマンには
この手順の方が相応しいだろう。

ちなみにこの量は私の大盛り分と
直後に来店したマダムの2人分だ。

残念!



食い入るような視線を投げかけている最中で、
サラダと漬物がやってきた。

かちらをポリポリやりながら
再び鉄板に目を戻す。



おっとっと・・・

コンソメスープがやってきた。

ここまでの品々はどれも可もなく不可もなく
の出来栄えだった。



焦げ目をつけたガーリックライスを鉄板のすみに寄せ、
30回ほど玉子をかき混ぜてオムレツを作る。

お皿に先ほどのガーリックライスをのせて
その上にオムレツをかぶせて出来上がりだ。



こいつが葡萄の樹製ふわふわ卵のオムライス。

オムレツの下のガーリックライスが
醤油と柴漬けに影響を受けて
蛸飯のようにも見えてしまう。

お味の方はいかがなもんだろうか?



柴漬けがお判りになるだろうか?

ライスだけを恐る恐る口に運んでみる・・・

???

驚いた。柴漬け独特の酸味が全く消えてなくなっている。
醤油の味がキツイわけでもない。

薄口の醤油とフライドガーリック、
ネギに柴漬けのそれぞれが影響し合い
とても柔らかな味になっているのだ。



卵と一緒に柴漬け入りのライスを口に運ぶと
柴漬けばかりに意識がいってしまいそうなのでが
全然そんなことはない。

卵の甘味を十分に認識できる力加減だ。

醤油を入れているのでケチャップはと思い
最後の最後までケチャップを使わずにいたのだが
思った以上にまろやかな柴漬け入りライスは
ケチャップとの相性も良い。



食後にはコーヒーもついてくる。

私とマダム以外のオーダーのほとんどが
牛ステーキランチに集中していた。

次回の獲物はこいつに決まったのだが
こちらのお店。

大将とお母様のお二人で
切り盛りしているようだが
高齢なお母様への配慮の欠けた言動は
お店の評判を下げてしまいますよ。

ご馳走様でした。

葡萄の樹 
中央区銀座1-4-6第一ナスダ銀座ビルB1F
℡03-3567-7550
11:30~14:00
17:30~23:00
日曜定休

ふわふわ卵のオムライス ¥900
(大盛り無料。食後にコーヒー付き)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地 夢吟坊にて「とろろ昆布のおうどん」をいただきます

2007-02-16 10:51:31 | 銀座・築地 蕎麦・うどん

今週来週とどうしても忙しさにかまけて
日記の更新が滞りがちになってしまいそうなので
申し訳ないがご了承いただきたい。

昨日は深夜残業に
よせばいいのに深酒という黄金パターンで
とてもとてもごはんが食べれる状況ではなく
うどんや蕎麦を所望。

選んだのが万年橋にある夢吟坊。

渋谷のお店には行ったことがあったのだが
初めての来店だ。



こちらのお店はかき揚げが面白いのだが
午前中のポカリスエットでの
点滴が効を奏したのだろうか?

出汁の香りを嗅いだ瞬間に
一転コロッと空腹になってしまった。

お目当てのかき揚げうどんを大盛りで
さらにかやくごはんを付けてしまった。



こちらが一揃えだ。

我ながら本当に二日酔いなのか
疑問に駆られながらも両手を合わせた。

うどんのお供にこちらのお店では
ご覧のようにとろろ昆布が設置されている。



こちらの出汁は
鰹などの魚出汁に加えこぶでも取っているので、
元々腹持ちの良いうどんにはなっているのだ。

テーブルには他にも
七味や山椒、抹茶塩などが設置されている。

うどんは太めの機械打ち。
まずまずのコシで大好きではないが
好きの類の出来栄えだ。



先ほどの腹持ちの話だが、
昆布には栄養素を時間をかけて
体内に運ぶという効能
(結果として腹持ちがいいらしい)があるそうで、
実感できるようにとろろ昆布もぶっかけた。

ただし、情報源は例の「あるある」
だったような気もするのだが・・・



こちらが面白いと言っていたかき揚げだ。

普通のかき揚げは
衣で大きな固体を形成するのだが、
こちらのかき揚げはにんじん、ごぼうに芝海老の
ひとつひとつがパラパラと分離して揚げられているのだ。

そいつを何も付けずに一口。
塩をつけて一口。
出汁に潜らせて一口と
あの手この手で愉しませてくれるのだ。



かやくごはん。

余計だった・・・

味云々を語るよりも
そこまでキツくないかき揚げの油が
思い出させてくれた二日酔いのお腹には
流し込むのが精一杯。



こちらのお店のおうどんだが
総じて美味しい類だと思う。

都内でも数店舗展開しているので
東京モンが知らないかき揚げを
知らない方はお試しを。

ご馳走様でした。

夢吟坊
〒104-0045
中央区築地1-13-5ADK松竹スクエア1F
℡03-3541-9800
月~金 11:30~23:30
土・祭日11:30~22:30

かき揚げうどん ¥980?
大盛り     ¥150
かやくごはん  ¥180

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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神保町 キッチン南海にて「海老フライ生姜焼き」をいただきます

2007-02-14 11:25:31 | 水道橋・神保町・御茶ノ水・小川町・本郷

すっかり更新が滞ってしまった。

面目ない。

決してファスティングなどという
無謀な行為で余計な脂肪を削っていた
理由ではなく飯の方はしってかりと
食べさせていただいていた。

昨日は久々に神保町に行く機会があったので
ここ最近の餃子研究の足しにしようと
スイートポーズ(餃子専門店)を覗いてみたのだが
ここの餃子は大好物のひとつなのだがあら残念・・・

3時に近い時間ということもあり
あいにくの準備中だった。

返す刀で振り返りキッチン南海は・・・



セーフ!

休憩時間には触っておらず1年数ヶ月ぶりに
名店の多い神保町界隈でもその名を轟かす
洋食屋の雄、キッチン南海に久々の来店だ。

ここの有名なメニューは
トロミの少ないルーが真っ黒なカツカレーと
ひらめのフライだろう。

時間が中途半端で晩飯に触りそうなので
ひらめフライにしようと思っていたのだが
またまた残念。

ひらめフライのみ売り切れだ。



流石に人気メニューだけのことはあると
関心している場合ではない。

写真栄えは明らかにカツカレーに軍配が上がるのだが
大きいことで有名な海老フライも捨てがたい・・・

ここのメニューは2品盛りが基本。
海老フライならば生姜焼きか
カニクリームコロッケの選択肢がある。

それでも足りない人には単品¥250~350で
チキンカツや先ほどまで上がっていた品々を
追加できるのだ。



晩飯前のウォームアップには
海老フライ&生姜焼きの普通盛りで十分と
意を決して注文した。

待っている間にお隣りに届いた
カツカレーを見て一瞬後悔しかけたのだが
やってきた海老ちゃんをみて自責の念は吹っ飛んだ。



こちらが海老フライ&生姜焼きライス。

巨大な海老フライタルタルソース添えに
キャベツがてんこ盛り。

ごはんが半分ほど進みそうな生姜焼きと
マヨネーズが効きすぎないように和えられた
スパゲッティで一揃えだ。

ちなみにこちらのお店には
スープやら味噌汁やらの類は存在しない。



上から見ると対したことないように見えるのだが、
大きな平皿に標高2,500mくらいだろうか?

立派に盛られたごはんを見て
流石は学生の街だと感心してしまった。



この海老は大正海老なのだろうか?
ブラックタイガーなのだろうか?
はたまた車海老なのだろうか?

プリッとした食感は
ブラックタイガーかなと思ったのだが
そもそもこんなに大きく育つ種族なのだろうか?

食後に気になって海老について
調べてみれども分からずじまいであった。



生姜焼きは普通に美味しい生姜焼きで
それ以上でも以下でもなかった。

昔はこのお店にも週1ペースで
足を運んだこともあった。

11時15分の開店時には
大抵10人ほどの並びができるのだが
繁盛の理由は値段、ボリューム、味のバランスなのだろう。



タルタルを海老の頭にくっけて
大きな口で噛り付く。

旨い。

20CM程の大きな海老も私の胃袋へは
僅か3ターンほどで消えてなくなるのだが
決して衣でごまかしたようなものではない
このエビフライに噛り付く行為だけで
お腹を満たしてくれた。

これからもこの値段をキープしてくださいな。
ご馳走様でした。

キッチン南海
千代田区神田神保町1-5
℡03-3292-0036
日曜・祝日定休
平日: 11:15 - 16:00 / 16:45 - 20:00
土曜: 11:15 - 20:00

エビフライ生姜焼きライス ¥780

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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赤坂 九州じゃんがらにて「ぼんしゃん」をいただきます

2007-02-09 18:08:59 | 青山・外苑前・赤坂・乃木坂

今日はとあるセミナーにて
お弁当をいただいたので夜の部を・・・

自制していた一杯の後のラーメンを
ついに解禁してしまった。

場所は赤坂、日枝神社の袂にある九州じゃんがらへ・・・



テレビやら雑誌やら、
ことあるごとにあれだけダメだと言われている
深夜のラーメンもこればっかりは男の性。

夜11時を回っているというのにこれだけの人だかりだ。

みんな悪いことがすきなのね・・・

昔よく食べたぼんしゃんを、
酔っ払っフラフラになりながら
豚肉の入ったドライカレーなるライスと一緒に
味付け玉子と共に頼んだ。



昔は原宿や日本橋のこの店によく通ったものだが、
今となっては年に2回喰うか喰わぬかといった代物だ。

私が高校やら大学生の頃だっただろうか。
新代田の「なんでんかんでん」やこちらのお店は
豚骨ブームにあやかって時代の寵児となっていた。

その時にクリーミーなココの「ぼんしゃん」なる
ラーメンをいたく気に入り、多い時には
毎週のように食べていたように記憶する。

相変わらずの濃厚ながらクリ-ミーで、
豚骨のポタージュスープという表現がぴったりなスープだ。

旨いが歳のせいだろうか?
脂でマクができるほどのスープの味も
クドく感じてしまう。



こちらが一緒に頼んだドライカレーだ。

昔は替え玉¥150でやっていたのだが
どうやら値上げをしたようだ。
¥200を出すのであればと今回はある思惑があって
替え玉を諦めてこちらのメニューを¥180で頼んでみた。



九州じゃんがらはスープは旨いと思う。

イマイチなのがこちらの麺。
いつもいつもバリ硬で頼んで顔を埋めながら
麺さえ変わればもっと旨いラーメンになるのにと
かれこれ十五年以上も変わらぬ感想を持ちつづけている。



脂が固まって膜になっているのがわかるだろうか?

本当に悪そうだが、
これがラーメンをやめられない魅力のひとつなのだ。

ホットミルクの膜ほど舌に纏わりついたりせず、
口に入れればジワッ~と溶けてゆき
そのまま私の下腹部に吸収されてゆく。



チャーシューはホロりと崩れ落ちるほどの
柔らかさのものではないのだが、
漬けダレにしっかりと漬けられた
豚骨スープに負けないチャーシューだ。

この味も十数年間変わっていない。

ある思惑というのがこちら。



麺とチャーシューを食べ終えて
頼んだ味付け玉子を箸で割る。

残ったスープをドライカレーに
びちゃびちゃにならない程度にかける。

カレーと豚骨スープのリゾットと言うのか
おじやと言うのかこんなものを即席で作ってみたのだが・・・

これがとんだ大失敗だった。

まずい!完全に自爆なのだが
カレーを豚骨スープが洗い流してしまい
豚骨スープにも悪影響を・・・

とんでもない味を吸い込んだごはんが
さらに酷いことない。

命からがらなんとか完食できたのだが
2度とやってはならないと肝に銘じさせていただきました。

ご馳走様でした。

九州じゃんがら 赤坂店
〒100-0014
千代田区永田町2-12-8
10:45~26:00
(曜日により終了時間が若干異なります。)

ぼんしゃん ¥670
ドライカレー¥180
味付け玉子 ¥100

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 蘭苑菜館にて「麻婆豆腐をいただきます」

2007-02-08 14:23:38 | 銀座・築地 中華

中華が食べたいとの同僚の一言で
中華三原方面に自然と足が向かった。

到着してみたものの
黒山の人だかりができていたので
仕方なく一本築地寄りにある
蘭苑菜館という中華料理屋に行ってきた。

ここの土・日のランチタイムは
中華料理食べ放題¥1,200なんてことを
やっているそうなので、
ご興味のある方はこちらまで。



こちらのお店の平均価格帯は¥800~¥900程度。
酢豚なんかの定番料理から麺類に半チャーハンのセットなど
中華料理屋のランチタイムをイメージさせるようなものは
大抵のものが並んでいた。

壁に目をやると麻婆豆腐がオススメとなっていたので
こちらの定食を注文した。

「ごはんのおかわり1杯自由」なる
微妙な表記の日本語がメニューには
記載されていた。



こちらが麻婆豆腐定食。

麻婆豆腐、ごはん、新香、玉子スープ、
サラダ、杏仁豆腐の6品で一見豪華に見えるのだが
麻婆豆腐のボリュームは明らかに物足りなく感じてしまう。



本場四川を謳っていたのだが
山椒で黒々としたものではなく
日本人の口に合わせて作られているようだ。

一舐め・・・

山椒はほどほどに効いているのだが
唐辛子の足しにラー油を使っている。

頭の毛穴はしっかりと開き、
額に汗は噴出したのだが
旨いと諸手を挙げられる麻婆豆腐ではなかった。



花椒もパラパラとは入ってはいるのだが
食べやすい麻婆豆腐はちょっと中途半端
に感じてしまう。



胡麻油のドレッシングのかかった
レタスとかいわれのサラダ。

にんじんも微量ながら入っていた。

家庭でもお店でも
今まで何千回と食べてきたものと
全く変わりはない。



失敗した!

麻婆豆腐を食べた後では
玉子スープの薄味が全く識別できない。

上品なものなのかもしれないが
舌がやられているおかげで単なる
足りないスープに感じてしまった。



杏仁豆腐もごくごく普通だ。
失礼だが缶詰のものともさほど変わらない。

新宿に「新宿ホルモン」なる肉屋があるのだが
ここの濃厚な杏仁豆腐と比べると
大人と子供ほどの差がある。

私が食事の際に重要視する
飯の炊き加減もゆるく
麻婆豆腐の量から始まった
小姑チェックの診断結果は
¥1,100は高いなと感じてしまったのだ。

食べ放題ならば話は別なのですが・・・

ご馳走様でした。

蘭苑菜館
〒104-0061
中央区銀座5-10-5
℡03-5568-0867
平日11:30~22:40LO
土日祝日11:30~22:00LO

麻婆豆腐定食 ¥1,100(ごはんのおかわり1杯無料)

甚平満足度 ★★▲☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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築地 越後家にて「豚汁」をいただきます

2007-02-06 15:53:17 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

今日はどうしても魚が食べたくなり、
久しぶりに魚竹にでも行こうかと覗き見ると
待ちがキツ目だったので断念。

前回なんちゃって鯛のあこう鯛を食べた
徒歩数分の越後家に。

焼き鮭に豚汁が付くD定食¥1,000とやらが
目に留まりおかわり無料を見越して普通盛りで注文した。



D定食には前述の他に生卵、焼き海苔、
新香と炊き加減も絶妙な飯、
それからナガイモが付いてくる。

ここのごはんはいつ食べても同じ炊き加減で
ふっくらと旨い飯を喰わせてくれるのが嬉しい。

ごはんがススムのが分かりきっているので
一杯目はおかずで、二杯目は卵かけごはんでと
決めているのもここに来たときの定石なのだ。



豚汁を一舐めして
ロダンの彫刻のようになってしまった。

何を入れているのかわからない・・・
全然まずいわけではない。
普通に美味しいのだが
ターメリックでも使っているのだろうか?

誰もが思い描く豚汁の味に
一クセ付加されたものだったのだ。

具には白菜、じゃがいも、
長ネギを1cmもの厚さに輪切りしたもの、
豚肉に厚揚げ、にんじんが入っていた。
ごぼうや蒟蒻などの定番はご遠慮いただいたようだ。



それほど大きいわけではないが
こんがりと焼かれた旨そうな焼き鮭だ。

私は鮭の皮に目がない。

皮でごはんを巻いて口に運ぶと
ピリッとした塩気が鮭の脂と一緒に溶け合って
ごはんと一緒に口の中で広がってゆく・・・

旨い。

おろしは塩の振られた鮭には必要ないので
もったいないので口直しにそのままいただく。



とろろを家でやる時は
普段はやまといもを使うことが多いのだが
水気や味からして長いもだろう。

海苔が味付け海苔でわさびまで
入れられていたので醤油は必要なさそうだ。



こちらのお店に来るのはおそらく5回目程だ。

ごはんの按配、魚の具合も魚竹には劣るが
いつ来ても十分に良い仕事をしてくれるお店だと思う。

夜の部にはお邪魔したことがないので
お酒の按配はわからなんども
ご帰宅前の一杯にもおそらく外してくれないだろう。

ご馳走様でした。

越後家
中央区築地2丁目14-12
℡03-3542-1572

D定食 ¥1,000
(ごはんのおかわり無料!)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒ 越後家のあこう鯛はコチラから

築地 築地キッチンにて「オムレツピラフ」をいただきます

2007-02-05 15:23:44 | 銀座・築地 洋食

事件です。

DS lightは持ってきたのに
相棒のカメラを忘れてしまった!

実は昨日の昼食で1個約800カロリーという
メガマックとやらをどうしても食べておきたくて
最寄のマクドに突撃したまま、
カメラを会社カバンに移し忘れてしまったのだ。

しかも10時30分販売開始の50個に
11時30分であぶれてしまい喰えずじまい。

仕方なくビックマックを5年ぶりに食べるという
トホホな週末なのであった。

というわけで今日のブログは携帯カメラにつき
画像が粗い+枚数が少ない2重苦を
なんとかテキストで濁させていただきたい。

今日は以前「ひいらぎ」というお店をご紹介した
東劇ビル地下1Fのtsukiji kitchenへ
通算3回目の来店だ。

最近雑誌か何かで紹介されたらしく
先週なんかは並びがきつくて
他の店に回ったほど繁盛している。



入口のボードに本日のメニューと
雑誌の紹介ページの開きが置かれていた。

A・・・ハンバーグ デミグラスソース ¥1,000

B・・・フレッシュトマトソースのパスタ ¥900

C・・・オムレツピラフ        各¥800

    ドライカレー

    ハヤシライス

ネーミングに惹かれて
オムレツピラフとやらを大盛りで注文した。



最初にやってきたのはサラダと
あさりのコンソメスープ。

どちらも無難な味付けで
一番驚いたのが私の携帯カメラの性能の悪さ。

so902iを使っているのだが
先代のシャープ製に比べて
ピントを上手に絞ってくれない。

携帯電話を弄り回していると
お目当てのオムレツピラフがやってきた。



皆さんがイメージするオムレツピラフという名称の食べ物は
いったいどんなものだろうか?

その正体はピラフとは謳っているものの
オムライスをバラバラにした
ケチャップライスとオムレツと牛肉入りドミグラスソースの
集合体なのであった。

ドミグラスソースを舐めてみると
悪い感じは受けない。



にんじん、ピーマン、タマネギが刻まれた
ケチャップライスを口に運ぶと・・・

平凡だ。

柔らかめに炊かれたごはんに
更にケチャップの水分を吸い込んだピラフは
ボソボソとしてしまって、
味の方も中途半端なケチャップの酸味を
隠すためにドミグラスやオムレツの
円味をかりないと食べ辛い。

自分で大盛りにしてしまったこともあり
ドミグラスソースの量とごはんの量との
バランスも完全に崩してしまい、
ソースが欲しいのに足りない事態に・・・

食後にコーヒー、紅茶を提供してくれることや
料金などを考えるとまずまずということになるのだが、
正直、行列ができるほどではなさそうなのだが・・・

ご馳走様でした。

tsukiji kitchen
〒104-8422
中央区築地4-1-1東劇ビル地下1F
TEL&FAX 03-5550-1385
平日 10:00~23:00 (ラストオーダー22:00)
(土曜・日曜・祝日は定休。貸切パーティーのみ可)

オムレツピラフ ¥800(大盛り無料!ドリンク付き)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆

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⇒私はお隣のひいらぎの方が美味しいと思います

銀座 本陣にて「からしレンコン」をいただきます

2007-02-02 19:42:48 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

英気を養おう!の合言葉で選ばれたのがモツ鍋。

銀座のはずれも外れ、
ほとんど汐留という立地にある
本陣さんに初めての来訪だ。

博多モツ鍋をウリにしているだけあって
入口に貼り付けてある九州の焼酎のラベルに
男心を完全に奪われてしまった。



中に入って更に驚く。
「いったい全体この土地は何坪あるのだ?」と
思わず詮索してしまうような、
劇的before&afterにでてきそうな
極小店舗なのだ。

1階にはカウンターと厨房とトイレが、
2階、3階には座敷とテーブルが数席ずつ、
バリアフリーとは対極にあるような
急勾配の階段がそれらを繋いでいる。



ビールとお通しをやりながら
メニューに目をやっていると
ビールの旨さに同僚と目が合ってしまった。

プレミアムモルツを使っているのだが
泡立ちといい喉越しといい久しぶりに
旨い生ビールをいただけた。

2杯目から瓶ビールになるようなお店でないことで、
お料理への期待感が更に高まった。



ちなみに蛸の酢の物と蒟蒻は
お通しで出てきたものだ。

大きな感動は得られなかったが
ビールをやりながら頼んだ
鍋や肉ッ気を待つのにはもってこいだった。



こちらは豚串。

鶏の方は薩摩地鶏を謳っていたが
黒豚ではないのだろうか?

薩摩地鶏の方は
骨付きのまま炙ってあるのだが、
若干焼きが甘くインフルエンザ問題が渦中のここ最近に
この生っぽさで鶏肉を口に入れるのは躊躇してしまうような
具合なのであった。



からしレンコンをまじまじと食べるのは
実は生まれてわずか2度目だ。

中に入っているからしは
味噌がほとんど効いていない、
和がらしそのままの状態に近い。

今までレンコンは乱切りにした
レンコンをかき揚げの要領で揚げ、
酢醤油に漬けたものを食べるのが
一番の好みだったのだが、
ビールにからしレンコンは
思った以上に胃を刺激してくれて
この日のような大喰らいモードの日には
もってこいな食べ物だ。



こちらは地鶏のたたき。

たまねぎと一緒にポン酢で和えてある。

どこのどいつが鶏インフルエンザに怯えているんだと
厳しい突っ込みが聞こえてきそうだが、
聞こえないフリをさせていただきたい。



お酒もビールから焼酎に変え
森伊蔵をロックで注文してみるが・・・

???

芋の棘がすっかり飛んでいる。
いくら円味のある上品な酒といえども
ラベルを切って相当な時間が経過しているのだろう。

中身の詰め替えを疑われても仕方の無いような
クズ焼酎になってしまっていた。



お待ち兼ねのモツ鍋だ。

火にかける前のものは
モツの上の野菜の量もこれでもかと
聞こえてきそうな豪快な盛り付け方だ。



出汁に火が通り始めると
野菜のハリがみるみるうちに消えてゆく。

牛モツの脂が出汁にフツフツと染み込んで回る。

旨そうだ。



頃合よく取り皿に開けるとこんな具合だった。

モワッと立ち込める匂いにくらっときた。

あぁ・・旨い!

あっというまに消えてなくなった取り皿の具材を補充しようと
3人が3人とも喧嘩箸にならないように眼を光らせていた。

こちらのモツ鍋はモツだけのおかわりや
野菜だけのおかわりなど、
お腹の具合に合わせて選択肢を
用意してくれているので
人数に応じて融通がきくのがありがたい。



鍋の〆におじややチャンポンなどを
楽しむことができる。

今日の頭の中身はすっかり九州モードになっているため
問答無用でチャンポンを注文した。

伊佐美も一緒に注文してみたのだが
こちらの方は森伊蔵とは対照的に
まさに伊佐美だ。

元々クセ丸出しの荒っぽい伊佐美の方が
好みなこともあり、こっちで後悔させてもらったら
何を言い出すかわからなかった。



出汁を足してもらい再び火を入れる。

底までしっかりと漁られた鍋では
舞い立つ具材も見当たらない。

アクを丁寧に掬い取り
ひと煮立ちさせたら出来上がりだ。



チャンポンの麺と旨み出汁だけで食べるチャンポン。

こちらも旨い。

コシのあまりない麺を一つまみずつ口に運び
兵どもが夢のあとの出汁をどんどん流し込む。

さすがにおじやをやる胃袋は残っていなかった。

美味しいごはんをご馳走様でした。

もつ鍋 本陣
中央区銀座8-15-6
℡03-3545-1866
月曜~金曜 11:45~14:00(ランチ)
      18:00~24:00(ラストオーダー23:00)
土曜    17:00~23:00(ラストオーダー22:00
日曜定休

薩摩地鶏にからしレンコンモツ鍋など
1人あたり¥7,000位でした

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★★

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銀座 萬福 にて「野菜炒め」をいただきます

2007-02-01 19:06:08 | 銀座・築地 中華

ビタミン不足を補うために
今日のランチは野菜をたっぷりと
摂れるものにしようと決めたまでは良いのだが
さてさてどうしたものか?

結局行き着いた答えが中華料理。

元々野菜たっぷりな反面油もたっぷりな
中華料理に対して体に良いのか悪いのかと
半信半疑に感じてはいるのだが、
揚げ物なんかを食べるよりはよっぽど良いと
今日みたいな日にはお世話になってしまう。



やってきたのは萬福さん。

こちらのお店は大正に屋台として創業した
列記としたシナ蕎麦屋さんなのでした。

¥980の野菜炒めを大盛り¥100、
ラーメンのトッピングとの記載はあったのだが
野菜炒めに煮卵はぴったりだとこいつも¥100で注文した。



やってきたのがこちらの絵面。

まさにサラリーマンの昼食のイメージに
ぴったりなものが鎮座した。

実はアクシデントがひとつ。

この写真を見てピンときた方は素晴らしい。

いったい何が起こったのか想像しながら
ご一緒いただきたい。



こちらのお店のライスのお椀は中々大きい。
おかわりの心配をしなくて済みそうな
大盛りライスで一安心させていただいた。

焼飯もやっているからだろうか?

ごはんも後から火にかけてもそのまま食べても
どちらでも美味しくいただける炊き加減で、
決してべチョべチョなどしていない。



野菜炒めは豚肉、ピーマン、にんじん、
キクラゲ、キャベツにもやしにタマネギ、にらなど、
ありきたりな面々で構成されているのだが、
普通に美味しい野菜炒めをいただけた。



野菜炒めに煮卵は私のような
卵大好き人間の胃袋を満たすためには
改めて必要不可欠だと感じた。

そしてなぜだか餃子が・・・



私が食べた餃子の数は2つ。

これでお解かりいただけたろうか?

実は野菜炒めには元々煮卵が付いていたようで
別皿で煮卵が丸々1個(2切れ)運ばれてきたのだ。

さすがに2個も卵はいらないと
餃子(¥660)を食べていた同僚に
トレードしてもらったのだ。



実はこれが不幸中の幸いだった。

このお店の餃子はなかなか旨い。

ご覧の通り餡の90%以上が合びきのこの餡は、
小龍包とまでは行かないまでも、
肉汁がひたひたとしたたるビールにも
ごはんにもぴったりな餃子だったのだ。

にんにくは効いていないので
まっ昼間からやれるのもありがたい。

ニラを入れる餃子がとても多いのだが、
このニラの加減、野菜の割合が非常に難しい。

クセの強いニラの味に支配されれば
旨い餃子とは呼べないし、
野菜から出たり野菜が吸ってしまう水分の問題、
こちらのお店のように思い切って
ニラを外して肉ばかりにしてしまうのも
ひとつの方法なのだが、
私の極上の餃子像は獣菜兼備なもの・・・



※スープは油控え目なさっぱりとしたお味
 ほうれんそうとネギが入っていました。

餃子に拘ってしまうのには理由がある。

実は我が家の餃子は鋭意開発の真っ最中で、
2週間おきにキャベツと白菜はどちらが良いのか、
豚と牛の割合は?肉と野菜の比率はと
あの手この手で理想の我が家の餃子を探しているのだ。

私にはやっぱりニラがあった方が良いと
確認できただけでも大きな収穫。

ご馳走様でした。

萬福
住所 東京都中央区銀座2丁目13-13
電話 03-3541-7210
営業時間、定休日 11:00~22:30(LO) 日祭休

野菜炒め ¥1,180(大盛り¥100、煮玉子¥100を含む)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

餃子   ¥660(いただきものです)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆

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