銀座にはやり残したことがまだまだある。
東京駅の客先に行ったついでに
銀座まで足を伸ばしてきた。
今日のお目当ては
赤いチャンポンで有名な天津飯店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/da/963fb46648943217508907feb40998eb.jpg)
場所は銀座の2丁目。
ツンカマでお馴染みのカレー屋
ニューキャッスルのお隣にその店はある。
最近さんざん麺類を食べてきたので
赤いチャンポンを我慢して
豚の角煮丼定食を大盛りで注文させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0d/8e9047375f0c3a097e9d113b06c683e0.jpg)
わずか3分程でやってきたのがこちら。
大きな土鍋に傍目にもてんこ盛りの
豚の角煮丼と水餃子が3個、
新香にもやしをごま油で和えた冷菜、
それからスープだ。
店内には大陸の曲と
私には全くわからない店員さんの中国語が
飛び交っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9b/a9a9638354d697ffe58f94671860074b.jpg)
チンゲン菜の量も角煮の量も
全く手加減無しなのがありがたい。
顔を近づけただけで
日本人の加減でないことが
匂いですぐに理解することができた。
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まずは蓮華でごろっとした肉塊を掬い上げ一口・・・
旨い。これはめっけもんだった。
豚肉は脂が多いわけでもなく
臭味のない香り高らかな角煮を心置きなく愉しませてくれる。
メニューの価格帯も十分リーズナブルで
この量でこの味でこの値段ならば
全く文句のつけようはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/88/fa3fd81db481dc1a49fa55e86450843d.jpg)
ご飯を掬おうと喰いすすめて驚いたのが
改めて角煮の多さだった。
喰って食ってくって
ようやくご飯にたどり着く感じだった。
米の炊き加減も大量の角煮に絡んだ餡にも
負けない按配でこちらの方も
最後まで掬い尽くさせてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/c2/48c476e01f93309d36a0710c48b011d8.jpg)
角煮の方に喜びを得られたのだが
水餃子がいただけなかった。
皮が厚いのは良いのだが
茹で時間が甘すぎる。
粉っぽさが餡の旨み汁も吸収してしまったのか
パサついた旨いには程遠いものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/f5/eddc402c479ce775474c5622136e3b59.jpg)
もやしの方はまずまずだ。
白ごまと塩味がもう少しあると
ごま油の香りがもっと際立って
さらに美味しいものになるのだろう。
うちの母の得意料理なのだが
母の味に一日の長を感じてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a3/ffecbf476b702e1f6d36db32f3258ffa.jpg)
スープに関しては賛否両論分かれるのだろう。
中国で中華料理を味わったことのない男が
あーだこーだ言っても始まらなさそうな味だ。
後から感じるもわっとした臭味を
旨いと感じるのか不味いと感じるのか・・・
角煮丼に満足していただけに
水餃子の出来栄えが悔やまれてならなかった。
お腹いっぱいご馳走様でした。
北京小菜 天津飯店
中央区銀座2丁目3-2
TEL03-3561-0323
豚の角煮丼定食 ¥924
(大盛り¥50増しと書いてありましたが普通料金でした)
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★▲
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