銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

恵比寿 板蕎麦香り家にて「胡麻だれ蕎麦切り」をいただきます

2008-08-11 11:16:27 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

最近のランチは随分と麺づいてしまっている。

茹だる様な暑さに負けている所以なのだろうが
こいつがどうにも悪循環を招いているのだ。

13時 昼食
19時 おやつにどんぶりもの
24時 晩飯
27時 上記をコレステロールに加工

消化があっという間な麺類が
晩飯まで腹を持たせてくれない結果
間食率が激増してしまっているのだ。

腹が減ってイライラするよりはと
結局なんだかんだ食べてしまうのだが
どうにもこの負のスパイラルからは
抜け出さなければならないと思う
今日この頃なのだ。



前振りが長かったが今日はお蕎麦屋さんを。

JR恵比寿駅の東口を
ゼストやら俺のハンバーグ山本方面に下ると
東口の交差点があるのだが、
そこを右に折れて1本目を右にさらに曲がったところに
香り家という板蕎麦屋があるのだ。

私は5年ほど前にお客さんに教えてもらったお店なのだが
板蕎麦を出すお店のレパートリーが少なかった時分では
随分とこのお店が新鮮に映ったものだ。

こちらのお店の主なメニューは

そば切り ¥830
胡麻だれそば切り ¥850
鴨汁そば切り ¥1,080
天麩羅そば切り ¥1330
納豆おろし ¥950
にしん蕎麦 ¥950
カレー南蛮 ¥1,000

ランチタイムには日替わりで
変わり飯がつくのだが
この日のごはんはたこの炊き込みごはんだった。



注文したのは胡麻だれそば切りだ。

前回麺つゆをいただいていたので
今回は胡麻ダレをということなのだが
変わらぬ姿でやってきた板蕎麦は
田舎蕎麦風然とした太めな隆々しさが
何とも食欲をそそってくれる。

写真を見ると
いくら広げても所詮蕎麦。

こいつでお腹いっぱいになったのか?と
疑問視をされる方もいるのかもしれないのだが、

大丈夫。

ここは¥450で蕎麦のおかわりができるのだ。
この日は都合3板。

蕎麦で十二分に腹八分以上の
満腹感を得ることができた。



お店のホームページを見ると
どうやらコチラのお店は山形をルーツにしているようだが
喉越しが良く、噛み応え、喰い応えのあるこちらの蕎麦は
食べて確かめ、どうこういっていただくのが良いだろう。

胡麻ダレをぺロリとやると・・・

濃厚だ。

甘味を感じるが
後腐れのない胡麻の甘みは
普段しつこく飽きさせられることの多いものとは
随分と違う秀逸なものだ。



続いて蕎麦をパクリとやる・・・

旨い。

間髪入れず胡麻ダレに
ちょいとつけてずるりと・・・

これまた旨い。

箸に引っ掛けては喰い
黙々と食べ続けた結果が
冒頭のおかわり2枚だったのだ。



たこの炊き込みごはんは
可もなく不可もなし。

付いてくるのがありがたいものなので
蕎麦を茹でる合間に一気に平らげた。

唯一失敗したのはおかわりのタイミングだった。

蕎麦が出るまで10分弱。

お腹と相談しながら
おかわりを頼むのならば
先手を打った方が店内を観察する時間が
少なくて済むのだろう。

夜の部は肴も用意されているので
酒を飲んで蕎麦で〆るのも由。
蕎麦だけ〆に喰いに来るのも由。

恵比寿という食いものには事欠かない街であっても
重宝するお店なのだろう。

ご馳走様でした。

板蕎麦 香り家
〒150-0013 渋谷区恵比寿4-3-10中出センチュリーパーク1F
TEL03-3449-8498
11:30~16:00 
17:00~04:30 
年中無休 

胡麻ダレそば切り ¥850
そばのおかわり ¥450×2板

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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   それでは明日もお会いしませう

目黒 いしんにて「黒豚しゃぶしゃぶ」をいただきます

2008-04-16 22:15:14 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

プチ同窓会に行ってきた。

先月末。

渋谷の炭火が悶々と立ち昇る飲み屋街の一角で
私と同じように横に年輪を重ねてきた
懐かしい顔にばったりあった。

その懐かしい顔。

実は中学生の頃のクラスメイトで
あまりの懐かしさにアイリッシュパブに
引き擦りこんでしまったのだが、
その時に持ち上がった企画が
今回のプチ同窓会。

彼が薦める東京ではその店でしか喰えないという
黒豚のしゃぶしゃぶをいただきに行ってきたのだ。



場所は目黒駅から
権之助坂を左手で3分程下った場所だ。

歩道橋の袂にて
ご覧のいしんという看板が目に入るので
そこの階段を地下に降りてゆくと
いくつか芳ばしい暖簾の先に
このお店を見つけることができる。

約束の時間にちょいとばかし遅れて入ると
丁度、忘れようのない面々が集まった所だった。



こちらのお店。

単品でなくコース料理に
単品で補完するのが良いのだという。

コースは3コース用意されており、

黒豚しゃぶしゃぶ・串コース ¥2,700
(お通し、串おまかせ3本、黒豚しゃぶしゃぶセット
 野菜黒豚盛り合わせ、ちゃんぽん麺、お漬け物)

黒豚しゃぶしゃぶセット ¥1,800
(野菜黒豚盛り合わせ、ちゃんぽん麺、お漬け物)

おまかせ串コース ¥1,900
(お通し、串おまかせ5本、野菜焼き)

言いだしっぺお奨めの
黒豚しゃぶしゃぶ・串コースに
いくつかの単品を合わせていただくことにした。 



樽生の達人が注いだ
プレミアムモルツのグラスが発した
高音が鳴り止まぬ中で、
手元に置こうとしたその瞬間。

危うくグラスを落としかけるところだった。

箸置きに使われている物体が
あまりにも予想外なものであったことの反動なのだ。

ふぇ、フェリックス!

懐かしい面々が十数年ぶりならば、
フェリックスとの再会は二十数年ぶり。

この不思議な共通点に
まんまといっぱい喰わされた。



最初にやってきたのは黒豚のレバー。

口に運び入れると・・・

驚いた。

外見はしっかりと焼かれているこの肝臓。
炭火でしっかりと加熱されているのにもかかわらず
中はこの按配だ。

新鮮だと捉えるよりも
職人の腕が活きた焼き方だと捉える方が
間違いないのだろう。

こちらのお店。

鹿児島県下で黒豚育成の名人と言われている
(本当かどうかは知りませんが・・・)
増元黒豚農場の黒豚を東京で唯一喰えるお店だとか。



続いてやってきた豚の心の臓ことハツを食しても
なるほど。なかなかに旨い豚肉だ。

ちょうど「ウチくる!?」でワッキーさんが
行きつけだと紹介したばかりだそうで
その甲斐もあって最近ではインパルスの堤下さん
なんかが贔屓にしてくれているそうだ。

それもそのはずだと頷けるのが価格帯。

芋焼酎は¥500代がズラリ。
串も1本¥180~¥240と
豚肉の並ぶ寿司屋のような品のある内装にして
リーズナブルに美味しくいただけるのが
支持される理由という訳なのだ。



続いて豚の子宮。蕾ではなくコブクロだ。

私はこのゼラチンのようなコラーゲン質が大好物。
大好物ばかりだという余計な突っ込みは棄却して
バクリと口の中に・・・

旨い。

トロ~りと口の中に
後を引くように広がる脂の甘味。

ビールおかわり!



続いてうまかつという名のとんかつだ。

ご覧の通リ。

こちらのとんかつは
キムカツが一躍有名にした
ミルフィーユ仕立てのとんかつだ。

ハーフサイズで1人前が¥840。
以前。銀座のゲンカツでこの仕様は
熱が逃げやすいと言っていた通リ、
急いで食べるのが吉なのだろうと
何も漬けずにバクリとやる・・・

ジュっと口で滲む脂の旨み。

軽く塩を落とし
脂が塩を溶かした雫を
舌先で愉しむのが至極の時だ。



全然脂っぽくない脂。

普段は嫌がるこの脂を
コラーゲンのようにありがたがって
食べさせてしまうのだから大したものだ。

飲み物も芋焼酎に切り替え
今をトキメク神楽酒造の東国原なんていう
飲んだことのない焼酎やら、丸西焼酎なんて
小さな蔵元のうなぎという焼酎など、
都内の流通に左右されない風変わりな銘柄を
堪能させていただいた。



続いて生姜焼き¥980。

このロースの脂身部分。
先ほどありがたい脂身だと
表現していたものと同様に一味違う。

ちょいとばかしコリッとした食感から染み出る旨み。

ちょっとお目にかかれない
豚のポテンシャルを堪能することができた。

ごはんが欲しい・・・



〆は豚しゃぶだ。

昆布出汁に、にんにくを2片落し
煮立つのをジッと待つ。

ぶくぶくしだしたら
肉・肉・肉だった1日に
懺悔するように野菜をたっぷりと放り込む。

野菜がしなったら
豚肩ロースをはじめとした3種類の肉を
お好きな時にお好きなように
2~3度昆布出汁に潜らせて
野菜を巻き上げる。



バクリとやると・・・

旨い。

にんにくがほのかに移った昆布出汁が
野菜にしろ肉にしろ1つ1つの味を
際立たせてくれるのだ。

感心したのは漬けダレの妙。

つい最近だと牛庵の和風ハンバーグが
和風と付けばポン酢を合わせる機械的な処理で
せっかくのお肉の味を台無しにするお店が
多いことを嘆いていたのだが、

こちらのお店は牛庵同様に
はんなりな蕎麦ツユのような
出汁の力で素材を損なわない食べ方を
させてくれるのだ。



肉と野菜は当然のようにおかわりし、
昔話に随分と花を咲かせてしまった。

ここで余談をもう1つ。

こちらのお店の店員さん。

なんと若貴兄弟の
兄弟子の方がいらっしゃるのだ。

若貴の若かりし頃の話を聞きながら飲む芋の味。

お腹の具合はいつも以上に絶好調で、
皆が喰った~ともたれる姿に対して
2合目にも満たない腹の虫を
どうしてくれようか考えてしまった。



〆の帳には自家製のチャンポン麺をブっ込む。

こいつは例の元兄弟子の方が打ったものだ。

豚から落ちた旨みと野菜のエキスを吸収した
昆布出汁がチャンポン麺を
いくらでも喰わせてくれるのだ。

おかわり。

週もまだまだ始まったばかりということで
この一軒でお開きになったのだが、
集まった4人の空白の10数年間を埋める作業は
酒と旨いもんがあれば十二分だった。



このいしん。

以前は渋谷にお店を構えていたそうだが
大酒を喰らった私が足をひっぱり
一人あたり¥7,000程の会計になってしまった。

とは言え、普通に飲み食いする分には
¥5,000程で十分賄えそうな価格設定は
文句なく安いと言える仕事ぶり。

串単体で言えば、
私は新宿鳥茂をお奨めするのだが、
一度は行ってくださいなと
お奨めできるお店だった。

ご馳走様でした。

いしん
目黒区下目黒1-3-28サンウッド目黒B1F
TEL03-5436-2234
※お問い合わせの際に「銀座の甚平喰い倒れ日記」を見たと言うと
「あの人よく食べますよね!」と言われます
17:00~26:00
日曜定休日

黒豚しゃぶしゃぶ・串コース ¥2,700
生姜焼き ¥980
うまかつ ¥840
(レバ¥180、ハツ¥180、子袋¥240)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★▲☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう

恵比寿 ピッツェリアD'oroにて「アンチョビとケッパーとオレガノピッツァ」をいただきます

2008-04-07 12:31:55 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

ようやく仕事の方も落ち着き
当たり前の日常に戻りそうなので
明日は3月中の休みのなさを取り戻そうと
代休をいただくことにした。

そうそう、前週末のtotoBIG。
ついにやってしまったと言うのか、
はたから見るとびっくりな全問間違えを
ついにやらかしてしまった。

駄目なものに全部×をつけていたら全てにつく。
全くかすらなかった分、6億円の可能性を
逆に感じる結果だったのだ。

今日は先週末の誕生日の日に食べた
ランチタイムのお話を。



食べるものは決めていた。

ちょうど、渋谷と恵比寿の中間にある
デザイン会社さんに修正の依頼をしに行ったついでで
恵比寿方面のお店で目当ての品を散策したのだ。

明治通リを恵比寿に向かって進み、
渋谷橋をさらに直進。
ラーメン好きの方ならば
一風堂の方かとピンとくるに違いないが、
その少し手前にドンピシャなお店があったのだ。

ピッツエリアドォーロ恵比寿店。



そう。一番好きだと豪語する
ピッツァが食べたくて食べたくてしょうがなかったのだ。

時間は14時。

ランチタイムの波は
どこもかしこもさざ波に変わってしまうこの時間帯に、
こちらのお店は運よく15時まで開けていたのだ。

ランチメニューは
パスタが桜海老のぺペロンチーノを含めた3種類。
リゾットがレモンとアーモンドのシチリア風1種類。
ピッツァがイタリアサラミと茄子のピッツァ
マスカルポーネととうもろこしのピッツァ
帆立とケッパー、青唐辛子のピッツァ

上記が全て¥980にドリンク付き。

アンチョビとケッパーのピッツァ ¥1,480
イタリア産チーズたっぷりピッツァ ¥1,580
ズワイガニのピッツァ ¥1,680

散々迷った挙句、
アンチョビとケッパー、オレガノのピッツァを
麦でできたあわあわな飲み物と共に
注文させていただいた。(誕生日ですから!)



ちなみに、メニューに書いてあった
大盛り¥200増しの文字はパスタとリゾットに向けられたもので、
「ピッツァは大きいですから!」と2度程静止されてしまった。

恥ずかしい。

数分でやってきたのがこちら。

十分な大きさだ。

チーズ、トマト、オレガノは
イタリア料理には欠かせない方程式のひとつ。

そいつに酢漬けのケッパーとアンチョビの塩気が
アクセントになりながら生地とチーズのもっちり感を
堪能する姿を思い浮かべるだけで、
相当幸せな絵面を思い描くことができた。

コルニチョーネが眩しい。
ここのはナポリピッツァなのだ。



たっぷりのケッパー。

これだけ入っているとピッツァに
大きく影響しそうだが大丈夫だろうか?

暖かいうちにパクリと・・・・

うん。旨い。

アンチョビの塩気はそれほど強くはなく、
ケッパーの風味とトマトの酸味にいい意味で
よく溶け合っている。



バランスの良さが
このピッツァの大きな特徴だろう。

コルニチョーネの小麦の香り、
芳ばしく焼かれた風味。
舌に広がるもっちりとした旨み。

最高の瞬間なのだ。

感心したのは
ランチメニューに付くドリンクたち。

通常のメニューならば
赤ワインでも、ビールでも、
ブラッドオレンジジュースでも
どれを付けても¥980。

よく洗浄されたサーバーから注がれる麒麟は
とても美味しくいただけたのだ。(暑かったし・・・)



私は1人で行ったので
喉元まで出掛かった桜海老のぺペロンチーノください。
という言葉は飲み込んで九十九ラーメンに梯子をしたのだが、
2人で行ってランチメニューから3品を注文したら
この内容ならばお腹も心も満たされる内容だった。

焼き上げる際のテクニカルな
オイルやハーブの使い方などでは
美味しいお店は他にも沢山あるのだが、
ベースとなる生地はしっかりとしたもの。

何と言ってもビールが美味しいのは
この上なくポイントが高い。

ご馳走様でした。

ピッツェリア・ドォーロ恵比寿店

〒150-0012
渋谷区広尾1-3-18広尾オフィスビル1F
TEL03-3473-0082
月~金 11:00~15:00(L.O.14:30) 
    17:00~23:00(L.O.22:00) 
土・日 12:00~23:00(L.O.22:00) 

アンチョビ・ケッパー・オレガノのピッツァ ¥1,480

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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五反田 チェゴヤにて「ズンドゥブチゲ」をいただきます

2008-01-30 21:52:33 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

皆さんが寒を凌ぐ際に食べるものは
どんなものだろうか?

私の場合最近嵌っているものが1つある。

ズンドゥブチゲ。

熱の伝導率(言葉が違うだろうなぁ・・)の良い
豆腐をハフハフしながら食べる鍋。

寒い日にこいつを喰らうと
豆腐で瞬間的に、チゲで体の芯から暖めてくれるのだ。



実は年末に訪れた五反田の絶品ハンバーガー。
フランクリンアベニューの近くに行く機会があったので
当時、その通り道で気になった繁盛店のチェゴヤ五反田本店にて
このアツアツメニューをいただいてきたのだ。

場所は駅から5分ほどの大通りに面した立地。
地図なしでも見つけられる好立地に位置している。

こちらのお店。
調べれば結構なチェーン店。
味が落ちたというご意見も他の方の日記には書かれていたが
いったいぜんたいどうなのだろうか?



こちらがチェゴヤのズンドゥブチゲだ。

見るからに暖まりそうだ・・・

実は私はチゲの正しい食べ方を知らないのだが
韓国の方々はどのように食べているのだろうか?

判らない理由はごはんの扱いについて。

そもそも韓国ではごはんを一緒に食べません
などというオチもありそうなのだが、
お店によって案内がある所では、
チゲにご飯を漬してだとか、
逆にごはんの上にチゲをかけてだとか、
両方向で案内されてしまうからだ。



寒い寒いと連呼しながら
さっそくスプーンを入れさせていただいた・・・

ひょいっとスプーンを上げると
中からプリッとした卵黄が・・・

卵のハリ、卵黄の大きさを見れば
そこそこ値段のしそうな卵だということが判る。

卵好きとしてはそのままごはんに
卵黄をぶっかけて卵かけチゲごはんで
いただきたいところだがここは我慢我慢。

おとなしくスープに溶かし込んで
いただくことにした。



改めてスプーンを入れなおすと
今度は豆腐がごっそり揚がってきた。

チゲにもいろいろと種類があるお店もあるが
こちらのお店ではアサリ入りのこのズンドゥブチゲと
もう一種類程度だっただろうか・・・?

堪らず卵を潰していただくことに・・・



具材をしこたま載せたスプーンを一気に口に運ぶ。

ぐ、うぁつい!

お前は馬鹿かと自分で突っ込みながら
異常なまでに熱を帯びた豆腐から
再びフーフーさせていただく。

深い!アサリの旨みを丸め込む卵黄の柔らかさ。
そいつらの後からじんわりじんわりと
辛さが込み上げてくる。



お店によっては
辛さの調節をしてくれる所もあるのだが
こちらのお店のデフォルトの辛さは

額がジトッと、
頭皮がピンと立つような
そこまで辛い辛いと大騒ぎを
するような辛さではなかった。

私には丁度良い辛さだったという訳だ。



ごはんはこんな風に
軽く漬して口の中に運ばせていただいた。

旨い。

私はごはんにチゲをかけてしまうと
米が汁気を吸いすぎてしまい
フヤケて胃袋に運ばれてしまうのが
あまり好みではない。

郷に入ればという言葉もあるのだが
このスタイルであっているあっていないは別として
当分は変えられそうにないフォームなのだ。



こちらのズンドゥブチゲ。

唐辛子に頼った希薄なものなどでは滅相なく、
葱などの野菜やアサリ、力強い卵黄が
渾然一体となってぶつかって来てくれる。

実は恵比寿にある評判店のズンドゥブチゲと
中2日で食べ比べて来たのだが、
十分に良い仕事だと納得させていただいた。

ご馳走様でした。

チェゴヤ五反田本店
〒141-0022
品川区東五反田1-25-19
TEL 03-3473-7821
11:00~01:00(L.O.24:00) 
年中無休 

ズンドゥブチゲ ¥900(ごはんおかわり無料!)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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五反田 フランクリンアベニューにて「チーズバーガー」をいただきます

2007-11-26 19:00:47 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

3連休いかがお過ごしだっただろうか?

私はというと・・・買ってしまった。

リコーのGR デジタルⅡを・・・

手ぶれ補正機能も付いていない
カメラ好きのための高機能デジカメを
私のような初心者が扱える訳はないのだが、

豚に真珠とでも猫に小判とでも言ってくれ。

だってかっこ良過ぎるんですもん。

嫁を少しでも綺麗に撮りたくって・・・などと
あの手この手で言い訳をしてみたのだが怒りは収まらず
力を借りに向かった先は五反田のあのお店だった。



7025 フランクリン・アベニュー。

先日、日記のコメント欄で賑わせていたこちらのお店。

初めて行く際には下調べをしてから行くのが良いだろう。
JR五反田駅から徒歩10分程。
住宅街のド真中にあるので
見つけるのに少々手間取ってしまった。

ちなみに道中にある
ワンタンメンのお店「広州市場」と
韓国家庭料理のお店「チェゴマ」というお店は
客の入りがすこぶるよく、五反田界隈の事情は知らないのだが
なかなかの人気店であることを覗わせていた。



まるで民家を改装したような作りなのだが
どなたかの日記では某国大使館の
私邸を改装したと記されていた。

界隈にデリバリーもしているのだが
デリバリーメニューは店内メニューと比べると
¥500程高く設定されていたが、
人件費などを考えれば当然のことか・・・



さすがはGRデジタルⅡ。

しぼりやらコントラストやらを
素人が毎回毎回設定するのは難しいので
オートモードで良い被写体だけ見つけただけで
現代アートは言い過ぎにしろ
風の抜け具合が感じられるような1枚が撮れた。



中に入ると先客が3組待っていた。

回転の早いハンバーガーなので
そんなには待たないだろうと思っていると
案の定5分程で我々の番が回ってきた。

開放的な空間とプライベートな感じが
まるでホームパーティを思わせるように
お客をもてなしていた。



注文をと思ったのだが・・・

店員さんはバッシングやらてんやわんやで
テーブルに目を配りきれてはいない。

しばらくしてようやくやって来た店員さんに
チーズバーガーExとアボガドバーガーM。
オニオンリングにハイネケンを注文させていただいた。

ちなみにお肉のサイズは
M112g、L149g、Ex225gだそうだ。



今後の方のためにメニューを少々。

         M    L     Ex
ハンバーガー ¥850 ¥1050 ¥1550
チーズ    ¥950 ¥1150 ¥1650
アボガド
マッシュルーム
テリヤキ
ベーコンチーズ¥1050¥1250 ¥1750
オーソレミーオ
クラブハウスサンド ¥1450
パストラサラミサンド ¥1100
ローストビーフ ¥1350
フレンチポテト ¥250(S)¥550(L)
オニオンリング ¥250
ピクルス ¥300

日本のお店でも
だいぶ見かけるようになったオニオンリング。

ハンバーガーのお供には必需品のこの品。
大好物のひとつなのだ。



まずは嫁が頼んだアボガドバーガーのM。

一口だけ貰ったのだが
アボガドと肉々しいパテとの相性は抜群。

話題になっていた通り
Mサイズのアボガドバーガーは
とってもレアな焼き加減だった。



続いて私の頼んだチーズバーガーだ。

見るからに旨そうなピクルスとトマトが
食欲を存分にそそってくれた。

テーブルにはケチャップ(へインツ?)と
マスタードが添えられていたが
せっかく牛々しいハンバーガーなのだからと
チーズの上に予め塗られたケチャップ以外は
かけないでいただくことにした。



Mサイズのパテと比べると
倍以上の厚みを感じる・・・

チェダーの肉の熱に屈した感じも
ますます食欲を加速させた。

ゴキュッ・・・



生唾を何度も飲み干して
焼いて焦げ目のついたバンズをかぶせいざ!出陣!・・・

旨い。

つなぎのない牛肉隆々としたハンバーグこそ
私の中のハンバーガー像。

塩・胡椒で上品に味が整えられているのが
肉の美味しさをさらに引き立てているポイントなのだが
贅沢者の私はもっと荒々しい下味付けの方が
牛っぽさがムンムンとして好みなのだ。

とは言っても旨いもんは旨い。



チーズバーガーのパテは
アボガドバーガーのレアに対して
ミディアムレアに焼かれていた。

この肉を300g~400g程で
もっと荒々しい下味付けをすると
以前言っていたニューヨークのジャクソンバーガーに
かなり近いものになる。



牛肉大国でない日本で
本場のハンバーガーを食べさせようとすると
どうしてもこのような価格設定になってしまうのだが
炭火焼きの牛肉丸出しのハンバーガーを
ここで食べれることは旅行して食べたと思えば安いもの。

狂牛病やらの際には
打撃が多少なりともあったのだろうが
今後も頑張っていただきたいものだ。



ちなみに、予定では
反対口にあるミート矢澤のランチも食べようとの
強行スケジュールを組んでいたのだが
雰囲気の良さに嫁が和んでしまい
15時には間に合わず。

駅前の陳麻家で
お持ち帰り麻婆¥525×2を購入して帰路に。

ご馳走様でした。



7025 フランクリン・アベニュー
品川区東五反田3-15-18
TEL03-3441-5028
11:00~21:00
(日・祝日 11:00~19:30)
無休

チーズバーガー ¥1,650(Ex225g)
アボガドバーガー ¥950(M112g)
オニオンリング ¥250

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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恵比寿にて「俺のハンバーグ山本」をいただきます

2007-02-26 19:17:31 | 恵比寿・目黒・五反田・品川

すっかり更新が滞ってしまい本当に面目ない。
今週は若干落ち着いたので張り切って参ります。

実は先週は2日間家に帰れなかったのだが
恵比寿やらと普段なかなか訪れることも少ないエリアで
昼飯を食べてきました。

恵比寿で行ってきたかったお店の名前は
「俺のハンバーグ山本」。

雑誌やらテレビやらで目にする機会も多く
恵比寿で一番真偽のほどを知りたかったお店なのだ。



場所は恵比寿の東口をZEST方面に7~8分程度。
奇跡的に迷わずに着いたのだが、
普通の人ならば初めて行く際は地図持参をお薦めする。

着いた時間が午後13時を回っていたので
幸い並びもないかった。

先客が出るのを数分待って
スムーズに来店することができた。

自家製ハンバーグ ¥1,000と
俺のハンバーグ  ¥1,500と迷ったのだが
せっかくなので後者を注文させていただいた。



席に着きサラダと一緒にやってきたのがこいつ。

青汁ではない。

セロリにりんご、もしかしたらレモンも混ぜてあるのだろうか?
りんごジュースよろしく飲みやすいセロリの
ジュースが全てのお客さんに提供されるようだ。



数分ほどで俺のハンバーグがやってきた。
テレビなんかの事前情報ではベーコンだかに巻かれた
コーンとクリームが割った肉の肉汁の間から滴ってくる
とのことだったのだがどんなもんだろうか?

付け合せにはポテトの上に明太子にバターかな?
明太子のクセを押さえたペーストを乗せたもの。

それからゴボウ、チンゲンサイ、
ボイルドエッグとしめじが提供された。



アップで見れば分かりやすいだろう。

じゃがいもの上に
ピンクゴールドに輝くペーストが明太子だ。

デミグラスソースを舐めると
重々しいものではなく野菜の甘味の強いソースなので
明太子抑え目のこのペーストならば合うのだろう。



お肉の方に箸を入れてみた。

クリームは・・・

とろけてこない。

焼きが甘めなためこのクリームは
練乳程度のトロミが精一杯なのだった。



箸を口に運ぶと・・・

・・・悪くない。

ハンバーグには大きく分けて
2つのタイプがあると思うのだが
1つはつなぎ抑え目な肉の味、肉汁で勝負するタイプ。
もう1つはつなぎをしっかりと使いふっくらと
つなぎに絡んだ肉汁の旨みで勝負するタイプ。

こちらのハンバーグは後者のものだ。



正直どちらがタイプかという話なのだが、
私は肉々しい前者が好みなので、
すごく旨いわけでも不味いわけでもない
このハンバーグにそこまでの驚きは感じなかった。



お店の方は細かいところでいくつか気になった。

ごはんのおかわり無料な点は非常にありがたいのだが、
ソースがたっぷりなハンバーグにお箸しか用意されていない。

こいつにスプーンを用意した場合
食べやすさが2倍以上に上がる反面
ごはんのおかわりも2倍以上に膨れ上がるのだろう。

接客もかんじの良い裏で
緻密な計算がされているように
勘繰ってしまったのだ。



あれだけ話題になっているお店なのだが、
もう一度来たいかと問われれば否。
食べたことがない人には一度食べてみることを
お薦めしたい。

もう少し火が通ったらもしかしたら
違う印象になるのかも知れないが、

ご馳走様でした。

俺のハンバーグ山本
渋谷区恵比寿4-23-12茗荷原ビル1F
Tel03-5475-5701
11:00~15:00
17:00~23:00(L.O.22:30)
日曜定休

俺のハンバーグ ¥1,500(ごはんおかわり無料)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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