銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 ひょうたん屋一丁目店

2011-10-25 10:16:11 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

長女の塔子が生まれて
あっと言う間に1ヶ月が過ぎようとしている。

江戸と越後の距離を考えると
療養中の御台所様の元へは
出産前、出産時、1週間後と
わが家の家計が許したのは三度程の遠征だった。

今週末に約2ヵ月ぶりに
家族が帰ってくるということもあり、
魔の2歳児と新生児を持つ旦那の務めを
精一杯果たそうという意気込みを口実に、
給料日前だというのにちょいとばかし奮発してみた。



空気が随分と秋めいた銀座の街を
颯爽と腹で風を切る大食漢が
英気を養うという活字にピンときた答えは
銀座の一丁目。

一丁目の交差点を昭和通り方面に進み
ホテルモントレ銀座の角を煉瓦亭の方に
左手に曲がったその先にその店はある。

ひょうたん屋。



以前は中央通りの反対側。

並木通りに暖簾を出していたこちらのお店が、
再開発で無くなってしまった際の絶望感は
今でも昨日のように思い出される。

うなぎ好きにとっては
無くてはならないお店だったのだ。

1年半ほど前に煉瓦亭に寄った際に
懐かしい暖簾を見かけた際には、
嬉しさのあまりランチを梯子してしまった。

江戸っ子にとって蒸さない
関西焼きで鰻を食せるお店は
大変にありがたいお店なのだ。



注文したのはうな重の(中)

移転する前は

並 ¥1,200 中 ¥1,500
上 ¥1,800 特上¥2,200

移転後の1年半前は

並 ¥1,400 中 ¥1,700
上 ¥2,000 特上¥2,500

本日はというと

並 ¥1,700 中 ¥2,000
上 ¥2,500 特上¥3,000

土用の丑の日のニュースで
ご存知な方も多いのだろうが、
今年は鰻の稚魚のシラスウナギの不漁で
鰻の値は上がる一方。

領収書をもらう輩が多いのも
サラリーマンのランチには
ちょいと重い値段がそうさせているのだろうが
うなぎが気軽に食べれなくなってしまうのは
鰻好きには一大事なのだ。



ここ2年間は鰻の値が高いままだったので
随分と食べる回数は控えていたのだが、
せっかくの鰻だ。

鰻を食べるのだから頑張ろうと
言い聞かせて箸を抜くのだ。

まずは山椒をかけずにパクリ・・・

蒸さずに焼いて閉じ込められた
鰻の旨みがプリッと口の中に広がる。

鰻自体は手放しで喜べる代物ではないが
そこは不漁の皺寄せだと移転後に食べた
鰻たちが弁明した。

山椒をかけひょうたん屋の甘すぎないタレと
鰻とごはんのハーモニーを
無心で堪能する時間が過ぎると
最後には充実感と火照った体だけが残された。

鰻の豊漁を祈りながら
ご馳走様でした。



ひょうたん屋(銀座一丁目店)

東京都中央区銀座1-13-9
tel03-3561-5615
平日 11:00~14:00 17:00~20:30
土曜 11:00~13:30
日曜祝日、第二・第四土曜定休

うな重(中) ¥2,100(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

⇒移転前のひょうたん屋の記事はこちら!
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・・・ 皆さまの胃袋が幸せになりますように。・・・

銀座 春日にて「天丼」をいただきます

2009-03-25 12:39:15 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

マスター元気かな?

大酒飲みの親父諸君ならば
冒頭のような活字にかこつけて
ちょいと一杯の途につくことが多いのだろうが
両祖母を亡くしているわたしに置き換えてみると

大女将は元気かな?

といった具合になることが多いのだ。

銀座界隈でこんな話が現実となるのが
築地場外の大勝と1丁目の天麩羅家の春日だ。



暖簾を潜ると先の大女将は
カウンターの端っこにチョコンと腰掛けて
新しい顔が入ってくるのを今か今かと
待ちわびていた。

向けられたしわくちゃの笑顔が
健在の何よりの証だった。

前回は上天丼を大盛りで注文していたので
今回は上の字を取り除き、
同じく大盛りで注文させていただいた。

天丼は¥900だったかな?

最近は子供が出来たこともあり、
ランチで¥1,000以内という
1区切りをだいぶ意識するようになったのだ。



最初に出てきたのは
たくわんと熱すぎないお茶。

写真以上に色の悪いたくわん。

まっ黄色に着色されたものが
大嫌いな私にとっては
天麩羅を待ちながら摘むのには
うってつけだった。

自家製なのだろう。
塩気が強いのでこの位の分量で
2切れぽっちを味わって食べる以上は
塩分の取りすぎになってしまう。



程なくしてやってきたのがこちら。

これが春日の天丼の大盛りだ。

上天丼¥1,100にあなごがのっていたので
てっきり天丼にはのっていないものだと思っていたのだが
届いた瞬間に嬉しい悲鳴を上げてしまった。

箸を割りパクリとやると・・・

不思議だ。

前回は若手とベテランの2組で
天麩羅を切り盛りしていたが、
今回はベテランと大御所。

同じ油を使って
おんなじ手順で天麩羅を揚げても
揚げる人によってこんなにも変わる。

油切れが随分と良く、
元々あっさり食べさせてくれる天麩羅が
さらに純朴に感じた。

これぞ天麩羅という訳なのだ。



前回の日記にネタについては
事細かに書いていたので、
この店の海苔の天麩羅が
やっぱりお気に入りであることだけを
書かせていただいて、
今日は何故この店が好きなのかについて
自問自答させていただきたい。

銀座の外れで
お店が広い訳でもない。

10人入ったら
酸素が随分と薄くなってしまうような
お店で、とびっきりの天麩羅だと言う訳でもない。



料理に精神論を持ち込むことについて
眉をひそめる方もいるのだろうが、
わたしは媚びや驕りのない挨拶や雰囲気は
料理とおんなじ位大切なものだと考えるもんだから
ご紹介したお店でお料理が凡庸に感じた際は
居心地が随分と良かったんだと
解釈していただきたい。

おんなじお店で
一緒に行く人が違うだけで
残る思ひ出が随分と違うように、
このお店のお婆ちゃんが与える
職人さんやお客さんへの影響に
触れに行くのが楽しいのだ。

心地の良いひとときを
ご馳走様でした。

春日
〒104-0061
中央区銀座1-4-6
TEL03-3561-1887
11:30~13:30
17:00~
日曜・祝日定休

天丼 ¥900(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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   それでは明日もお会いしませう

銀座 春日にて「上天丼」をいただきます

2008-07-25 13:09:40 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

私と普段接している人ならば既知の事実なのだが
最近髪を25cmほど切った。

日記のプロフィール覧まんまだった出で立ちでは
流石にこの異様な暑さを乗り切れないと
判断してのことなのだが、
このツルツル頭。

髪の乾きのスピードは
トラックとスポーツカー程の差を感じてしまう。

余談はさておき今日は休日の銀座のお話を。

ここ最近は休日も連日連日の仕事漬け。

せっかく休みに銀座まで出てきているのだからと
ちょいと抜け出して行ったことのないお店に
行くことにしたのだ。

春日。

以前、葡萄の樹というお店を
紹介した際に見つけたお店なのだが、
行こう行こうと思いながら
ようやく実現した訳だ。



メニューの方はこちらの通り。

漂う油の香りでてっきり天麩羅屋だと思っていたのだが
このお店の正体は割烹だったのだ。

休日に仕事となると奮発もしたくなるのだが
まだ見ぬわが子のことを思うと我慢、我慢。

暖簾をくぐり上天丼を
大盛りで注文させていただいた。



最初にやってきたのは
温かい煎茶に白菜漬けだった。

よわい70は超えている大女将が
スッと出してくれたのだが、
無言の笑顔の裏には
「冷たいもんばっかり飲んで胃が疲れているでしょう」
とい言葉が隠されているように感じ、
滴る汗を拭いながら口に運んでみた。

7~80度のお茶は
思ったよりもしんどく感じない。

暑い時にあたたかいものを飲むのが良いことを
知っていながらやってこなかったのを
思わずテレ臭く感じさせられたのだ。



カウンターごしには
中年の職人と20代の職人が注文をこなす。

昼時は若手の教育にあてているのだろう。

年配の職人の目利きを受けながら
若手が一生懸命揚げていた。

数分でやってきたのがこちら。

これが春日の上天丼¥1,100だ。



味噌汁には天麩羅で使う
海老の頭が入っているのだが
しょっぱくもなく、海老臭くもなく
美味しいお味噌汁だった。

この味噌汁には天かすが入れられていたのだが
味噌汁を吸った天かすは油が落ちる上、
その油が海老の臭味を丸めるような
バランスを取るためにとても重要な役割を
果たしているように感じた。

沈殿していたピリ辛味は山椒だろうか?

出汁も味噌も丁度良い汁には
良いアクセントだと思う。



続いて上天丼。

ネタは海老が2尾に丼をはみ出したあなご、
ししとう、大葉に昆布、白身魚はメゴチだった。

写真以上に白く揚がった天麩羅は
油が新鮮な証拠だ。

何から箸を付けようか
迷った挙句に手を付けたのは海老。

ごま油は使っていないように感じるこの天麩羅は
パクリとやるとカラリとは言い切れない。

しつこくない油の風味のおかげもあり、
微妙な油切れの悪さが風変わりな、
しっとりとも形容しがたい
独特の食感を作っていた。



タレのお味は甘くも辛くもない。

油グセが強くない分
この位が丁度良く感じた。

また、上天丼と書いて
あなごがのってくるあたりは
男心を鷲づかみにしてくれた。

特に面白かったのは
昆布の天麩羅だ。

ころもの中に潜む粘度から香る
ほんのりとした味わい。

旨い。



炊き加減の良いお米を
ガッと胃袋に流し込むと
食後に甘味が出された。

赤いさくらんぼのように映るものの正体は
なんとミニトマト。

シロップで煮詰めたこのトマトに加え
白いものは林檎なのだが、
まるで洋梨のような食感と甘味を醸し出し
胃袋をしっかりと落ち着けてくれた。



こちらのお店。

休日の昼下がりで
お客が私を含めて2組しかいなかったのだが
なんとも居心地の良いお店だった。

大女将が睨みを利かしたおもてなし、
細かいことだがおしぼりに
箸置きもちゃんと出す。

天麩羅を喰いにいったのに
温泉宿の自分の部屋でくつろいだような
気にさせてくれるあたり。

嫁が落ち着いたら
夜の部にでもご招待してみる気にさせられた。

ご馳走様でした。

春日
〒104-0061
中央区銀座1-4-6
TEL03-3561-1887
11:30~13:30
17:00~
日曜・祝日定休

上天丼 ¥1,100(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地 いしいにて「かき揚げ丼」をいただきます

2008-05-26 11:01:17 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

天麩羅いしいの甥っ子さんから
もうすぐ一周忌だとご報告をいただいた。

コメント覧に皆さんへの謝意が送られたのだが
少しでも多くのいしい愛好家に見ていただけるように
引用させていただきたい。

以下



皆さん、ありがとう・・・ (天ぷら いしい)

2008-05-24 14:42:05

私は『天ぷらいしい』店主の甥です。
店主は私の母の弟にあたります。
叔父が他界し、今年の夏で一周忌を迎えます。
この節目に皆様にお礼を言いたくて最初で最後の投稿に参りました。
以前からこのブログは拝読させて頂いておりました。
皆様の『天ぷらいしい』への思い、ありがとうございます。
この様なかたちでしか、お礼を言えないのが残念で成りません。

先日、叔母のところへ線香を手向けに行って参りました。
また、その足で、墓前にも参ってきたところです。
皆様の想いも故人に報告して参りました。
草葉の陰でビールでも飲みながら、
聞いてくれていると思います。

これからも『天ぷらいしい』と叔父を
皆様の心の中で生かさせてやって下さい。
本当にご愛顧ありがとうございました。
他界しました店主に代わり、御礼申し上げます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は皆さんに悲しいお知らせが・・・

昨日の日記でも少しお話をしていた
天麩羅いしいのご主人が実は先日亡くなられたと
読者のキーサンさんが教えてくださったのだ。

心よりご冥福をお祈り申上げます。

あの豪快かつ芸術的などんぶりを
2度と食べられないのは悲しいことですが
今まで本当にありがとうございました。

長くこの日記を読んでいただいている方には申し訳ないが
どんだけすごい物を作ってくださっていたのかを
少しでも多くの方に知っていただけるように
今日は以前の日記をそのまま上げさせていただきます。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

(2007年1月18日の出来事)


昨日は江戸っ子と居心地について
考えさせられてしまったので、
居心地のいい江戸っ子のいるお店に行きたくなり
てんぷらのいしいに行ってきた。

場所は本願寺側の晴海通りを勝どき方面に進み、
門跡橋を渡ったら一本目を左へ。

15m程で右手に見える。

ちなみに先日チゲラーメンをご紹介した
とうがらしはいしいの手前を右手に入ったところにある。



私はこのお店が好きだ。

味で言えば界隈で一番と言う訳ではない。
胃もたれしにくいかと問われれば、
「そうでもないです。」と答えてしまう。

お店の雰囲気を含めて総合的に考えると、
私はこのお店が好きなのだ。



入口に丼もののメニューが書いてあるが
かき揚げ定食¥1,000や天丼にあなごを追加したりも
頼めばやってくれる。

今日のランチは確信犯。
どうしても見ていただきたい
かき揚げ丼を大盛りで注文した。



このお店はご主人と奥さまの2人で
切り盛りしているのだが、

お茶が出されたあたりから
夫婦漫才の始まりだ。

江戸っ子気質な好奇心旺盛で
それでいて頑固なご主人と(失礼!)
ご主人に突っ込まれながらも、
暖かく一歩引いてご主人を盛り立てている
奥さまの掛け合い。

喧嘩しているようで暖かい。

お客の天婦羅のための掛け合いは
全然お客を巻き込まない。

「よっ」とか「よいしょっ」とか
茶目っ気たぷりのご主人が
先ほどまでの掛け合いは何処吹く風と
尾に引かせない。

だから気持ち良いのだ



新香としじみ汁が先に来る。

ここの天婦羅に梅干を付けるべきなことは
実際にご確認していただきたい。

また、赤だしのしじみ汁は
ダシが秀逸なこともあるのだが
しじみがゴロゴロしているのもありがたく、
2日酔いの日なんかはこいつだけ¥300くらいで
飲みに行きたくなるような旨さなのだ。

油酔いしそうだが・・・



かき揚げ丼がやってきた。

どんぶりには蓋をするのがマナーとばかりに
帽子をかぶっているような出で立ちだ。



角度を変えるとかき揚げの厚さが
はっきりと判るだろう。

一度定規で計ってみたいのだが、
4cmはありそうだ。

蓋に手をかける・・・



カツラではない。かき揚げだ。

こいつをこの状態に仕上げるために
自然と生じるやり取りは今更ながら納得させられる。

あの厚さでこの大きさに仕上げるのは
中々もって難しいだろう。

衣の先端はパチバチッと音が聞こえてきそうな
無形の花火を有形に表現したような出来栄えなのだ。



少し見えている緑の正体は三つ葉。

あまり味を感じにくいものだが、
中のもちっとした衣と絡んで
感じ取れた瞬間が旨い。

そいつにギンナン一串と
香り付けがされている。

中にはプリプリした中国産の芝海老がぎっしりと
いかが海老と2:1位で入っている。

具材はそれだけだ。

冬の花火を惜しみながら
芸術作品を削り取って行く。

旨い。



油に負けない甘ダレに
凄まじい大きさのかき揚げ、
炊き加減も絶妙なごはん。

普段大して気にしない新香の存在を
意識させてくれる香の物。

何杯でも飲めそうなしじみ汁。

こいつを夫婦漫才に微笑みながら
格闘する時間はカード会社の受け売りを
呟きたくなるような幸せな時間だ。

人によっては多少しつこく感じる
かもしれない天丼なのだが、
おっちゃんおばちゃんの暖かさに星ひとつだ。

気持ちの良い食事をご馳走様でした。

いしい
中央区築地6-3-8
℡03-3541-8474
11:50-14:30 18:00-20:00
土曜はランチのみ
日・祝日定休

かき揚げ丼 ¥1,600(大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★


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ありがとうございます。

築地場内 天房にて「芝海老とあなご天丼」をいただきます

2008-03-05 16:04:09 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

久しぶりに場内に行ってきた。

ある行ったことのないお店に行くために
予備知識を仕入れて勇み足で・・・

知人が言うそのお店に行く際のアドバイスは
「時間のある時に行き、ごはんが足りなければ
 天麩羅を残したままおかわりと言え。」だった。

ここでピンと来るのならば大したもの。
私は事情を聞くまではまったくもって何のこっちゃだった。



天房。

寿司大、大和という並びの2大巨頭の傍で、
その2つ程ではないにせよ確かなファンを
作っているお店だ。

こちらのお店の主なメニューは
天丼 ¥1,000
芝エビ天丼 ¥1,300
大海老天丼 ¥1,300円
上天丼 ¥1,500円
穴子天丼 1,100円

芝海老系のメニューを頼むべしとの忠告を元に
何故だかちょいと安く感じてしまう
芝海老と穴子の天丼 ¥1,200を
決め台詞の大盛りで注文させていただいた。



並び20分。店に入ってから15分で
ようやくお目当てがやってきた。

時間がある時にの言葉の意味が判った。

大した並びに見えない場合でも
こちらのお店は親父さんの仕事が遅いと言うよりは
天麩羅作りを愉しんでいる分、
1個1個の仕事に時間がかかる。

順番を楽しみに待つ余裕が
心にないかぎりは向かないお店なのだろう。



この芝海老。

3尾が1セットに、
まるで寄り添うように衣で束ねられている。

今まで芝海老の天麩羅はいろいろと食べてきたが
この3連仕様の出来上がりは初めてお目にかかった。

こいつを綺麗に仕上げるのには
コツなのかはたまた技なのか、
とりあえず時間が必要なことは十二分に理解できた。



まずは芝海老からパクリと・・・

旨い。

店に入った瞬間、
ごま油の香りが入ってきたので
カリッと重たい天麩羅を想像していたのだが
油はあわせ油で軽快に仕上げている。

何の油か判らなかったので
調べてみると他所様の日記には
大豆油とごま油とあった。

なるほど。

芝海老のプリッカリッとした芳ばしさ。

止まらないのだ・・・



どんぶりを裏に返すと
大きな穴子の天麩羅が
嬉しいお行儀悪さではみ出していた。

おそらく穴子丼はこいつが
2本入っているのだろうが、
この芝海老は絶対に食べるべきもの。

知らず知らずに良い選択をしていたことが
今になって笑みに現れてしまった。



もう1つ話しておくべきことは
タレの加減の話だろう。

こちらのお店のタレは
油にもネタにも馴染みやすい
はんなりとしたもの。

甘すぎず、しょっぱ辛すぎず
穴子にタレをかける際には
ごはんにタレをかけて、穴子をタレに漬けて
盛り付けてからさらにタレをかけても、
サラッと仕上がっている。

天麩羅の主役はあくまでネタ。
無言のメッセージはしかと承った。

時間に余裕をもってきたつもりだったが
思ったよりも時間を費やしたので
ごはんのおかわりはまたの機会にと
後ろ髪を引かれながら・・・

ご馳走様でした

天房
中央区築地5-2-1中央卸売市場内6号棟
TEL03-3547-6766
6:30~14:00
日曜・祝日・休市日定休

芝海老とあなごの天丼 ¥1,200
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう



Blog award 2008応募してみました~(が駄目でした・・・)

築地 なかがわにて「天婦羅」をいただきます

2007-04-19 14:23:02 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

今日は昨日の魚竹の都合上
昨日のお昼ごはん、
天婦羅のなかがわのお話を・・・

私がこちらのお店に伺うのは3度目なのだが
今回の発見は正直、開店当初よりも
格段に旨くなっていることに驚かされたことだ。



場所は築地の2丁目。
築地小学校の向かいにその店はある。

ランチ用の定食にしようか天丼にしようか迷ったが
¥1,200の定食を注文させていただいた。

4人で伺ったので揚がったものから
4人分をテーブル席に運んでいただく。



暗くて申し訳ない。
光量が足りずどうも薄暗くなってしまう。

ごはんは炊き加減も手抜きのない
美味しいものだった。

おかわりごはんは
少なめに盛り付けられたものの
嫌な顔はしなかった。

味噌汁は赤だしに椎茸が香るシジミ汁。
食べながら赤だしには
やはり煮干が一番だと改めて考えさせられた。

味噌汁の味は好みの分かれ目なのだが
旨いとはいえここのはちょいと尖っているのかな・・・



最初にやってきたのは海老だ。
4人分計8本が運ばれてきた。

こちらのお店に関しては
他の日記の書き手の方々が
声を大にして言っているので
今更言う必要もないのだろうが
天婦羅の名店みかわで修行をしていた
お弟子さんのひとりが切り盛りされている。

揚げたてで
ごま油の香りが立ち昇る
天婦羅のお味は・・・

・・・以前より揚げ時間が短くなったのだろうか?

前回食べた時と同様に
カリッと揚げられた天婦羅が
以前よりも油の匂いを引きずらない
美味しいものになっていた。

旨い。



次にやってきたのがキスといか。

キスはタネ自体が持つ
泥臭さの影が一片もない
白身魚の旨みだけが口の中に広がった。

こいつの方が旨いな。



いかに関しても
身は小ぶりながら固くなることなく
食感と旨みを存分に堪能できた。



お次はあなご。

脂の少ないあなごは
これまた白身って旨いなぁと
純朴に感じさせる上品なお味だ。

寿司屋や天婦羅屋にはファンも多い分
こちらのお店に対して批判的な輩もいるようだが
十分進歩しているし私は美味しいお店だと思う。



あなごの裏は定石通り
揚げる前に表と比べて衣を落としていた。

決してタネを焼きつかせるほど
長時間揚げすぎているわけでもなく
タネはしっかり活きていた。



最後は茄子とピーマン。

私は茄子の天婦羅が大好物だ。

茄子は油を吸いやすい分
メタボリックの申し子のような
私からするとあまり仲良しではいけないのだが・・・

今日のは白身2種が特に良かった。
ご馳走様でした。

なかがわ
中央区築地2-14-2
TEL 03-3546-7335
11:30~13:30
17:00~22:00
月曜定休

天婦羅定食 ¥1,200(ごはんのおかわり無料!)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 ひょうたん屋にて「鹿児島うなぎ」をいただきます

2006-12-05 18:34:46 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

ホノルルマラソンに旅立つ同僚に
最後の純和食なものを食べてもらおうと、
魚やら丼やらの中から決めてもらった昼食はうなぎ。

行きなれたお店のひとつである
銀座6丁目のひょうたん屋に行ってきた。



実は今まで不思議に思っていた
疑問のひとつが今日になって解決された。

それは、以前ご紹介した銀座一丁目のお店の名前も
こちらと同じひょうたん屋・・・

仕上がるうなぎも全く異なることから
どうにも暖簾わけとも考え辛く、
たまたま同じ名前なのかなぁ~位に考えていたのだが、
実は一丁目のお店が本店で、
ご兄弟でやっているとのことだったのだ。



とはいえ、何点か腑に落ちない点もある。

本店は蒸さないうなぎで、外はカリパリッ、中はぷりぷりなのに対して
こちらの方は外は芳ばしく、中は若干ふっくらと感じさせる全くの別物。

本店のうなぎの仕入れは未確認だが三河産ではと思われるうなぎに対して、
こちらの方は十中八九鹿児島産を使っているのだ。



悶々としながらもランチ限定の丼を
大盛りで注文した。

ちなみに重は梅が¥1,500。
竹が¥1,800。松が¥2,100と
記憶が正しければ最もうなぎの大きなメニューは
本店の方が高かったのではないだろうか。



こちらのうな丼はこんな風に蓋付きでやってくる。

今まで何度と食べてきたこのうなぎは
蒸した後に焼いたものだとばかり思っていたのだが、
お店の方によると蒸さないで焼いて
丼はこうして蒸らしていると言うのだ。

なるほど!

蓋で蒸らされていたので、
本店との違いを大きく感じていたのか。



新香と吸い物が付いてくる。

新香は酸味が強く濃厚なうなぎの旨みで充満した
口の中を完全に口直ししてくれるのだが、
うなぎの余韻に浸りたい私としては、
もう少しあっさりして欲しいと思ってしまう。

新香が強めな分吸い物はごくごくあっさりとした
うなぎの余韻を十分に感じられるものだった。



うなぎの方はいつもの鹿児島産にしては
随分とノリの良い代物だった。

一口パクリ・・・

えっ・・・いつもよりも旨い!

普段ならもっと脂が落とされた
上品なうなぎの旨さを堪能するような丼なのだが、
今日の仕入れが良かったのだろうか?

脂は落とされているのだが、
白身に旨みが染み込んだような極上の味わいだった。



同僚も普段との違いを存分に感じていて、
毎回このうなぎが喰えるのならば
通いつめても良いとご満悦であった。



ごはんの炊き加減もいい仕事だ。

タレに負けない強めのごはんに絡んだ旨み汁。
貧乏臭いが本当にこれだけでごはんを食べられる。

軍配をあげるならば私の好みは本店だ。
プリプリのうなぎに辛めのタレと外れのない仕事ぶり。
いつ行っても満足させてくれる。

とはいえ、今日のこのうなぎは本店のものと
甲乙つけ難い素晴らしいもの。

本店よりは甘めのタレが余熱で蒸らされて
柔らかくなったうなぎに染み渡っている様。

仕入れが良かったですませない
職人芸を堪能できました。

美味しいうなぎをご馳走様でした。

ひょうたん屋
中央区銀座6-12-15
℡03-3572-2511

うな丼 ¥1,300(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★★ (今日のは旨かった!)
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒ 私好みは本店のプリプリうなぎ!

築地場外 黒川にて「かき揚げ丼」をいただきます

2006-10-24 20:34:25 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

今日の昼飯は大満足だ。
本当に旨かった。

体感気温15度程の寒空の中、
築地場外の名店「黒川」に通算3度目の訪問。



この店は築地場外の外れも外れ。
晴海通りの喧騒を他所に、
一本入ったこんなにも細い路地で
ひっそりと佇んでいる。



入口も民家の玄関に暖簾と看板を付けたようないでたちで、
中に入ってもテーブル2席とカウンターのみの
12名程でいっぱいになってしまうような小さな店だ。

前回食べたかき揚げ丼の味が忘れられず、
今日も同じものを大盛りで・・・



この店には天婦羅に併せて
雪塩、抹茶、カレー、岩塩と4種類の塩が備え付けてある。

油でかき揚げが弾ける心地よい音と
鼻腔をくすぐる旨そうな匂いが
腹ペコを鞭打ちの刑にしてくれる。



かき揚げはインゲンと海老と帆立だけのシンプルなものだ。

帆立と海老の大きさがほぼ同じくらいに
切り揃えられていて口の中に入る衣の量が一定な分、
胃にもたれたりなどといった感じをまったく受けない。

旨い。旨すぎるぞこのかき揚げは・・・

食材の旨み云々よりも素材と衣の黄金比。
完璧に計算されているように感じる。



見てくれ。この量を・・・

大きなどんぶりのふちのスレスレまで入ったごはん。
その上には存在感ありありのかき揚げ。
天婦羅にタレがかかるのを踏まえて硬めに炊き上げられたごはん。

私が押して欲しいツボを一度に何箇所も押されてしまい、
全く持って声も出ない。



海老と帆立と衣だけを食べているのに全く飽きない。
不思議を通り越して考えながら食べるのを放棄させていただいた。



味噌汁も説明無用だ。
とにかく一度食べて欲しい。

過去2回は全く気付かなかったのだが、



あげ玉を無料で配っていた。

決めた。今日の晩飯は蕎麦にしよう。

腹いっぱい食べたのに
この爽快感はいったい何なんだろう・・・

本当にご馳走様でした。

黒川
中央区築地6-21-8
℡03-3544-1988

かき揚げ丼 ¥1,400(ライス大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

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銀座 ひょうたん屋にて「うな重」をいただきます

2006-09-21 12:11:29 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

銀座の外れに旨いうなぎ屋があると聞きつけて
いてもたってもいられなくなり即日訪問。

場所は銀座1丁目。
並木通りの外れにその店はある。

初めての来店ながら30m程手前から
炭火に焼かれた芳ばしいタレの香りが充満していて
一発で見つけられた。



昔ながらの店先がここが銀座であることを
忘れさせてしまう程独特の風情がある。

メニューには手書きで

並 ¥1,200
中 ¥1,500
上 ¥1,800
特上¥2,200

の表示がしてある。

味に関しては信頼している方のご紹介だったので
奮発して上を大盛りにて注文した。

きも焼き¥300は残念ながら売り切れであった。



こちらのうなぎの特徴は
腹を切るのはもってのほかと背中から開く関東風ながら、
焼きはうなぎの身の弾力が楽しめる蒸さない関西風なのだそうだ。



にじみ出た脂は神々しくさえある。



関東風の蒸したうなぎだと、
外はパリッと中はふっくらしているので
お箸も入れ易いのだが、
こちらのうなぎは弾力があり
中々口に入れさせてくれない。



これは旨い。

甘味のほとんどない独特のタレが
芳ばしい炭火の焼き加減と相まって
弾力のあるうなぎの旨みを引き立ててくれる。

蒸さないうなぎを食べたのは僅か2度目。
全く別の食べ物に感じてしまうほど印象に残った。

うなぎ自体が旨いのもあるのだが、
こちらのごはんもとても美味しい。

お米自体の良さをうなぎがのっかることを見越した
しっかりとした炊き加減で作られているのだ。



お吸い物には肝は入っていなかった。
特上には入っているのだろうか?

この他新香がついてくるのだが、
食べ終えた瞬間にもう一杯注文しようか
本気で迷ってしまうほどの一品であった。

出会えてよかった・・・
幸せなお昼ごはんにご馳走様でした。

ひょうたん屋
中央区銀座1-5-13
℡03-3561-5615 
11~14時(第1・3土曜~13時30分)、
17時30~20時30分(LO20時)
日、祝日(第2・4土曜休、年末年始)

うな重 上 ¥1,900(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★☆

⇒銀座・築地界隈のお手頃なうなぎ屋さんはコチラ

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築地場外 はいばらにて「うな肝丼」をいただきます

2006-08-31 13:06:45 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

今年の夏は思ったよりもうなぎを食べなかった。
昨年なぞは週に2回は確実に、ひと夏で20杯以上の
うな丼を食べていたのだがどうしたことだろうか?

久々に体がうなぎを求めたので
築地場外の「はいばら」まで。



うなぎ好きと言いながらも
残念ながら未だに竹葉亭には行ったことがない。

イチオシは御茶ノ水の「神田川」。
南千住の「尾花」あたりだろうか?

はいばらのうなぎはたいてい三河産のものを使用している。
銚子のものと比べると脂が多く泥臭さもほとんどない。
値段の割りに大満足でき、
ちょっとうなぎをといった時にはうってつけだ。

逆に神田川や尾花のうなぎは
ガツンとうなぎをといった時のもので、
¥0が一桁変わってしまう。

いつもの「うな肝丼」を決めゼリフで注文。



そこそこの大きさのうなぎに肝串が1本のり、
吸い物(肝は入っていない)に新香がつく。

ちなみに

うな肝丼 ¥1,250
うな丼  ¥1,000
大盛り   ¥100である。

もちろん重も。



銀座築地界隈ではこちらの「はいばら」の他に
銀座の8丁目あたりだろうか?「ひょうたん」
というお店にもよく足を運ぶ。

「ひょうたん」はここいらでは珍しく、
九州鹿児島産のうなぎを使用している。
特徴としては三河産、銚子産などと比べると
明らかに身が引き締まっており、脂が少ない。
泥ぬきが十分でないと(十分でも?)
川臭さを感じることもしばしば。
背開き腹開きまで気にしたことはないが、
「ひょうたん」もここいらでは
安く旨いうなぎを喰わせてくれる。



うなぎの醍醐味のひとつ。

うなタレが染み込んだごはんは
いくつになっても旨いものだ。



うちの親父の口ぐせで、
「うなぎ屋は年配者と身なりをよくして行くべし。」
という言葉がある。

嘘かホントか大昔に竹葉亭で若い連中どうしで行ったら
養殖うなぎであったのに、剣道の先生と行ったら
天然うなぎが出てきたことがあったそうだ。
それ以来「うなぎ屋は相手を見てネタを変えやがる」と
うなぎを喰う度に呟いている。

今の時代、
なかなか天然うなぎを喰わしてくれるお店もないので、
養殖うなぎを前提にあまり気にはしていないのだが。

美味しいうなぎをご馳走様でした。

築地場外 はいばら
中央区築地4-13-16
うな肝丼 ¥1,350(大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地場外「海宝館」にていただきます

2006-07-13 17:34:38 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

皆様はじめまして。甚平と申します。
以後、お見知りおきの程よろしくお願いします。

梅雨の合間の快晴に本当にうだった木曜日。
何か精の付くものを食べようと築地の場外市場を
会社の同僚と回遊。個人的には小生お気に入りの
うなぎ屋「はいばら」の「うな肝丼」をかき込み
たい衝動に駆られたが、さすがに中1日という
高校野球ばりの強行日程に同僚が付いてこれず、
「海宝館」にてランチタイム。

「海宝館」へは通算2回目で、前回は「あなご丼」
のあなごの大きさに我を忘れた記憶がありますが、
本日は「特天丼大盛り」を所望。 海老、あなご、
いか、牡蠣×2が独特のパリシャリッとした衣で
揚げられ、若干甘めなタレが掛けすぎられることな
く到着。海老味噌?の味噌汁が一緒に運ばれてきた
が、できれば漬物も一緒に欲しい。

前回同様、河岸の男たちを満足させられるような
圧倒的な出で立ちで、食べ終わる頃には小学校の
プールの授業後の脱力感に似た満腹感が体中を覆い
尽くす。味と言えば前述の衣の食感を一度試されたし。
あなごは臭みもなく、海老・イカ共及第点。牡蠣は
季節、好みもあるが唯一疑問が残る。また、海老の
頭を使った味噌汁が寸胴の残りが少なく火を落として
いたのか、若干ぬるく感じた点も残念だが、
ご馳走様でした。

本日のランチ築地場外「海宝館」
「特天丼大盛り」¥1,400-(大盛り¥100、税含む)
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★★

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