銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地 中村家にて「豚ロース肉味噌漬けライス」をいただきます

2006-10-31 13:08:53 | 銀座・築地 洋食

築地警察署の程近くに「中村家」という
昔ながらの定食屋がある。



3階建てのこの店は1・2階は
ミスター味っ子の日の出食堂のようなテーブル席で、
3階はまるで波崎や妙高などの学生向けの民宿というのか、
はたまた下宿先というのか、なんとも風情のあるお店なのだ。



今日は1・2階のテーブル席が埋まっていたので、
初めて3階に登ってみた。



先客はおらず写真は取り放題。
寝っころがり放題。

自分の家でもないのに勝手にテレビをつける。

ムチャクチャくつろげる・・・



見えるだろうか?

このお店の売りは下は¥500、平均で¥650程度。
一番高いものでも¥850というお値段にあろう。

しかもおかずのボリュームがしっかりとしているので
世の中のお父さん達が見逃すはずのないお店なのだ。



この店では最高級メニューにあたる
豚ロース肉味噌漬けライスを決めゼリフの大盛りで注文した。

大盛りごはんにポテトサラダ、ほうれん草のおひたしに
白菜の漬物。それから味噌汁とメインディッシュの豚肉だ。



マヨネーズ和えのポテトサラダには、
ハム、にんじん、きゅうり玉葱が入っていた。

胡椒が効き過ぎない程度に入っており、
マヨネーズもじゃがいもの味を殺さない程度に
柔らかく味付けしてある。



ほうれん草のおひたしには鰹節がたっぷりとまぶしてある。
サラリーマンの栄養バランスを考えて作っているかのような
メニューの構成にただただ頭が下がる。



メインの豚ロース。

厚切りのお肉が4切れにレタスとわかめと玉葱の
サラダが盛り付けられている。



脂のように浮いている白い紋様の正体は・・・

味噌だ。それも西京味噌。

西京味噌の甘味がお肉の味を
より素朴に感じさせてくれる。

これは旨い。

味噌焼きといわれただけでは想像もしなかった
豚肉の西京焼きとでも言うのだろうか?

この1食だけで健康になれるような
錯覚を持たせてくれた昼食に感謝。

美味しいごはんをご馳走様でした。

中村家
中央区築地1-4-9
℡03-3543-1876

豚ロース肉味噌漬けライス ¥850(大盛りを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 えすとにて「インディアンカレー」をいただきます

2006-10-30 13:56:44 | 銀座・築地 カレー

香辛料で汗をかこう!

上司の一言で今日のランチはカレーに決定した。
以前から並びの気になっていた「カレー屋えすと」に初来店。



場所は銀座3丁目の外れもはずれ。
ヤマト運輸本社の向かいにその店はある。



店内はとても狭い。
いくら回転の速いカレー店と言えども
7席程では自然と列ができてしまうのだ。



普段ならば初めてのお店は
店の名前の付いた看板メニューを食べるところだが、
持ち帰り用カレーの匂いがあまりスパイシーではなかったので
「えすとカレー」(中辛)、
「インディアンカレー」(辛口)、
「グリーンカレー」の3種類の中から

「インディアンカレー」を決め台詞と共に
温泉玉子付きで注文した。



しばらくして350g程度のライスにフライドオニオン、
鶏肉×2がものすごい蒸気と共に登場だ。



玉子を崩して、カレールーを一ナメ・・・

口当たりはそんなに辛くないのだが、
後から体の中がポッポとしてくる辛さだ。

まずまず旨い。



揚げにんにくにしろフライドオニオンにしろ、
油を通してぱりっとなった食材には目がない。

ルーでしなっとした食感とぱりっとした食感が
食事に変化を加えてくれる。



メニューには柔らかく煮込んだ鶏肉が・・・・
と記載されていたが、本当にハラリとほどけた。

骨からスプーンで外せてしまうのだから相当なものだと感心。



う~ん。

店内がやや暑いのもあるのだが、
それにしても汗が止まらない。

当初の目的である香辛料で汗をかこう!は十分に満たされたのだが、
これだけ汗をかくと流石にシャワーでも浴びたくなってしまう。

ルー自体はまずまずで、
大盛り無料なのは素直にありがたい。

お近くの方は一度お試しを。

ご馳走様でした。

カレー屋 えすと
中央区銀座3-14-2
℡03-5563-2933

インディアンカレー ¥800(温泉玉子¥100、大盛り無料を含む)
※ライス少な目は▲¥100です

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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築地場外 鈴木水産にて「キンメの煮付けをいただきます」

2006-10-27 18:25:43 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

ここ最近の高カロリー生活もあってか、
体が自然とあっさりしたものを求めている。

今日は魚と決めて、どこにしようか頭の中を検索。

そういえば「鈴木水産」をまだ紹介していないことに気づき
築地場外まで1人旅を・・・



晴海通り沿いのバラック小屋のような店が鈴木水産だ。

最近場外界隈は、再開発なのか移転のための撤退なのか
古い建物が取り壊されて数箇所で工事をしている。

鈴木水産のお隣も今がまさにその真っ最中で、
元々大通りに面している騒がしい立地がさらに
慌しくなっているのだ。



箱で出される生うに定食も有名だが、
実は煮魚に関してはいつも関心させられている。

今日の煮魚はキンメしか残っていないとのことだが問題なし。
キンメが素で食べたい。



雑然としている店内カウンターはあいにく満席だったので
テーブル席を占拠させていただいた。



ごはんに味噌汁、新香に煮付け。
普段ならばもう2~3定食を平らげられそうな胃袋なのだが、
今日はこれで十分。

なぜか味噌汁から口にした。

おっ!



あさり汁だ。

深酒に疲れた胃袋をやさしく撫でてくれるような味で
今日の私には持ってこいであった。

けっこう大粒なあさりで、
さすがは魚屋さんがやっていることだけのことはある。



煮魚系は作り置きの煮魚を電子レンジで暖めなおして出すのだが、
そこは回転の早さを保つため。

素材の良さもさることながら味付けの良さで
十分旨い煮魚をいただける。



白身のキンメには煮汁が十分染み渡っている。
甘めに味付けられているのだがキンメの持つ甘味を
潰すことなくすーっと胃袋に入ってゆく。

旨い。



女性にはとっつきにくい店構えだが、
魚を食べたい方には「魚竹」の次の次くらいに
オススメできるお店だ。

美味しい煮付けをご馳走様でした。

鈴木水産
中央区築地4丁目11番2号
TEL03-3541-7860
日曜・祝日・休市日定休
平日 10:30 - 13:30
土曜日 10:30 - 13:30

金目鯛の煮付け ¥800(大盛りにしませんでした)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 牛庵にて「和牛鉄板すき焼き」をいただきます

2006-10-26 20:41:08 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊

ハンバーグが食べたい。
しかも旨いのを・・・

同僚と押し問答の末「牛庵」の
和風ハンバーグを食べに行くことに。

場所は東武ホテルの裏側だ。



ハンバーグは人気メニュー。
多少出遅れた感のある13時前で
果たして間に合うのだろうか・・・



日常生活から逃げ込むように
異次元空間への階段を急ぐ。



こちらのお店は地下に降りて入口に入ると
田舎の家に行った時のような玄関が出迎えてくれる。

人ん家に上がりこむように
全員靴を脱いで上がりこむのだ。

社会人なら靴ぐらい揃えてくださいな。皆さん!



残念!

案の定和風ハンバーグとじゅうじゅう焼きは
売り切れだった。

食べたことのない
和牛鉄板すきやきを大盛りで、
無性にビーフコロッケも食べたくなりトッピング?した。



こちらの牛肉は神戸牛を使用している。
界隈で肉を喰うとなると「さとう」も有名だが、
「さとう」のお肉は高いものは旨いが¥1,000程度の
ランチステーキはあまりオススメはできない。

牛肉で安く美味しい思いをしたいのならば、
断然「牛庵」だろう。



アツアツの鉄板の上に割り下をぶっかける。



空腹を刺激する良い香りが
肉の周りに立ち登るのだ。

もう我慢できない。



箸で玉子を崩して一口・・・

あっっっ!旨すぎる。

甘めの割り下にやや脂身のある神戸牛の脂が落ちて、
玉子の黄身が上手に味を纏めてくれる。

肉自体が美味しいのもさることながら、
味付けが肉の旨みを十分に引き出してくれている。



葱や豆腐にインゲンなどの定番の食材も、
鉄板から立ち上った匂いの燻製状態で、
どれも箸を止めさせる要因が見当たらない。



お米はあきたこまち。
炊き加減も上々で、しっかりとごはんが立っていた。



味噌汁こそ平凡なれど、
サラダにしても¥900のランチメニューにしては
立派すぎる鮮度のものだ。



時間の経過と共にさらに頃合の良くなった玉子が、
さらに食欲をそそってくれる。

週も半ばの疲労のピーク。
私の場合大好物の玉子で癒される。



こちらが特製コロッケ。
2個で1皿なのだが本音を言えば1個だけ食べたかった。
同僚達にシェアの申し出をしてみたが、
合意にはいたらず2個共いただいた。



見にくいかもしれないが、
しっかりと牛肉が入っている中々旨いコロッケだ。

とは言えコロッケはコロッケ。
いくら綺麗に盛り付けられていても
¥360というお値段は高く感じてしまう。



店内の古民家を再生したような感じといい、
有名なお店なので、銀座界隈で働いている方で
行ったことがない方は明日にでも行っていただきたい。

結果としてハンバーグにはありつけなかったが良かった。
美味しいごはんをご馳走様でした。

牛庵
〒104-0061
中央区銀座6-13-6
℡03-3542-0226
ランチ 月~土 11:30~14:00
        17:30~22:00
    祝日  17:00~21:30
日曜日 年末年始定休

和牛鉄板すき焼き ¥1,000(ライス大盛り¥100を含む)
ビーフコロッケ   ¥360(2個)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

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大豆や なごみにて「陳麻家の麻婆」をいただきます

2006-10-25 22:47:06 | 銀座・築地 中華

以前、花山椒の入れすぎな麻婆豆腐は
ご勘弁いただきたいと申していたのだが、
実はココの麻婆豆腐の初食の印象なのであった。

「大豆や なごみ」。場所は築地2丁目。
ベッカムフィーバーに沸いた頃、
大騒ぎになった築地小学校の向かいにその店はある。

前回の印象がとても悪かったので、
本当に駄目なのかどうかもう一度行って来た。





表の看板には「陳麻家・・・取り扱い店」の表記が。

そう、このお店は陳麻家のライセンシーを取得した
フランチャイズ店なのだ。

個人的には食材の契約は許せても、
味の契約は料理店としてどうなのかと考えさせられてしまう。



店内に入りメニューを確認後、
前回同様の麻婆豆腐と坦々麺のハーフセットを
決めゼリフの大盛りで・・・注文しようとしたのだが、
単品だと¥100増しで大盛りがあるのだが、
セットには大盛りができないと突っぱねられてしまった。

挙句、半ライス¥100を追加したらいかがですか?ときた・・・



バカさ加減にも程がある。
資源の乏しいこの国で食器を洗うための水を
こんな形で無駄にする店があるのかと呆れてモノが言えない。



手作業で追加ごはんを器に盛り付けて昼食を開始。



前回は花山椒の効きすぎで
舌が2時間程麻痺させられてしまったのだが今回は・・・

味が変わっている。

調理人が変わると味のバランスが良くなっていた。

前回の力加減が極端に強すぎたのに対して、
四川麻婆の濃厚な味の後ろからくる鈍い辛さが、
程よい感じで仕上がっている。

怒りが収まらないが旨い。

とは言え、日によって当たり外れがあるのは
ご勘弁いただきたいのだが。



半ライスを上から被せたおかげで、
食べて行くうちにライスの絶壁ができてしまった。

麻婆豆腐が少なく感じるかもしれないが、
カレーライスにせよルーがたっぷりすぎるよりは
ごはんはごはんでビチャビチャにならない状態で
食べるの方が好みではある。

ようするにこの位で丁度良いのだ。



坦々麺の麺は真偽は定かではないが乾麺なのではないかと思う。
こちらの方は前回の印象と同様で、
スープの水っぽい感じといい好みではない。

インスタントではないのだが、胡麻がたっぷりと効いた坦々麺を
好んで食べているとどうしてもそうでないものが軽薄に感じてしまうのだ。



麺もスープも好みではない坦々麺と解ってはいたのだが、
セットという響きにどうしてもやられてしまった感じだ。

多少カッカとしてしまったがご馳走様でした。

大豆や(まめや) なごみ
中央区築地2-14-1
電話 03-3542-7530
営業 11:30~14:30、17:30~22:30
(土曜は昼のみ営業)
休業 日・祝

陳麻家麻婆豆腐 ¥1,150
(小ライス+¥100、坦々麺ハーフを含む) 
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

坦々麺ハーフ セット料金
甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

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築地場外 黒川にて「かき揚げ丼」をいただきます

2006-10-24 20:34:25 | 銀座・築地 天婦羅・天丼・うなぎ

今日の昼飯は大満足だ。
本当に旨かった。

体感気温15度程の寒空の中、
築地場外の名店「黒川」に通算3度目の訪問。



この店は築地場外の外れも外れ。
晴海通りの喧騒を他所に、
一本入ったこんなにも細い路地で
ひっそりと佇んでいる。



入口も民家の玄関に暖簾と看板を付けたようないでたちで、
中に入ってもテーブル2席とカウンターのみの
12名程でいっぱいになってしまうような小さな店だ。

前回食べたかき揚げ丼の味が忘れられず、
今日も同じものを大盛りで・・・



この店には天婦羅に併せて
雪塩、抹茶、カレー、岩塩と4種類の塩が備え付けてある。

油でかき揚げが弾ける心地よい音と
鼻腔をくすぐる旨そうな匂いが
腹ペコを鞭打ちの刑にしてくれる。



かき揚げはインゲンと海老と帆立だけのシンプルなものだ。

帆立と海老の大きさがほぼ同じくらいに
切り揃えられていて口の中に入る衣の量が一定な分、
胃にもたれたりなどといった感じをまったく受けない。

旨い。旨すぎるぞこのかき揚げは・・・

食材の旨み云々よりも素材と衣の黄金比。
完璧に計算されているように感じる。



見てくれ。この量を・・・

大きなどんぶりのふちのスレスレまで入ったごはん。
その上には存在感ありありのかき揚げ。
天婦羅にタレがかかるのを踏まえて硬めに炊き上げられたごはん。

私が押して欲しいツボを一度に何箇所も押されてしまい、
全く持って声も出ない。



海老と帆立と衣だけを食べているのに全く飽きない。
不思議を通り越して考えながら食べるのを放棄させていただいた。



味噌汁も説明無用だ。
とにかく一度食べて欲しい。

過去2回は全く気付かなかったのだが、



あげ玉を無料で配っていた。

決めた。今日の晩飯は蕎麦にしよう。

腹いっぱい食べたのに
この爽快感はいったい何なんだろう・・・

本当にご馳走様でした。

黒川
中央区築地6-21-8
℡03-3544-1988

かき揚げ丼 ¥1,400(ライス大盛り¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

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銀座 三原にて「ミックスフライ」をいただきます

2006-10-23 14:06:35 | 銀座・築地 洋食

先日のシネパトスの
昭和レトロっぷりに感化されてしまい再び来訪した。



雰囲気もレトロならば客層もこれまたレトロ。
他の映画館とは明らかに異なる上映作品がシネパトスには並んでいる。



前回行った牛かつ屋の真隣に、
これまたレトロな和洋食店があったので、
「三原」というこの店に今日の昼飯を託してみた。



ランチは破格の¥630から。

同僚のぶりの照り焼きには半丁ほどあろうかと言う
大型のヤッコと味噌汁、新香がついていた。

魚ものにしようかと迷ったのだが、
空腹さ加減が尋常ではなく、この店では高級メニューな
ミックスフライ¥850を得意の大盛り注文した。



最初に新香、味噌汁、ライスが運ばれてきた。

ここでフライングだ。
空腹が昆布でごはんを食べさせてしまった。



ミックスフライが運ばれてきて驚いた。

牡蠣フライが2つに串かつ、エビフライ1尾に
アジフライ1尾を2つに切ったもの。

値段を考えると盛り沢山な内容で、
自然と頬が緩んでしまった。



串カツの玉葱が甘い!
朝、薬丸くんが「じゃがたまの季節到来!」と、
北海道産のじゃがいもと玉葱を使ったカレーを紹介していたが、
旬な食材は旨みを甘く感じさせてくれる。

豚肉と玉葱の食感の違いを
こんなに噛み締めて食べたのは久しぶりのことであった。



驚くほど大ぶりで旨い牡蠣フライとは対照的に
海老フライは小ぶりなのである。

とは言え、鯵フライといい、
海老フライといい、お味の方は申し分なし。

お米の炊き加減が年配客が多いことも考慮すると
私には若干ゆるく感じたこと、
味噌汁にたっぷりと豆腐を入れてくれるのはありがたいのだが、
やはりバランスは重要で、せっかくのお味噌汁が口の中で
大豆の味に引っ張られすぎてしまっていたことは残念なのだが、
全体としては満足できる昼食であった。

お店のおっちゃん、おばちゃんも客層と同年代の昭和20年代だろうか?

東京では少なくなりつつあるこの雰囲気を、
いつまでも残して欲しいものだ。

ご馳走様でした。

三原
中央区銀座5-10-2 三原橋地下街

ミックスフライ ¥850(ライス大盛りを含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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汐留 古奈屋にて「カレーうどん&ぞうすい」をいただきます

2006-10-18 22:59:55 | 新橋・汐留・虎ノ門・御成門
忙しい。珍しく忙しい。
ブログの更新が滞りがちなのだが、
困ったことに胃袋だけは滞ることがない。

先日、虎杖に行ってからというもの、
他の方々と同じように古奈屋と比べてみたくなってしまった。

巣鴨の本店には行ったことがあれど、
さすがに電車を乗り継いで1時間の場所に
昼飯を喰いに行ってましたなんて事態は、
まちがいなくサラリーマン戦力外通告を受けてしまう。

ポチポチネットを徘徊していると、
なんと汐留にも古奈屋の支店ができているではないか!

と言うことでカレッタ汐留に行ってきた。



初めて気付いたのだが、
いこいの広場には噴水ならぬミストの嵐が・・・
思わずパシャリ。

カレッタ汐留には2回目の来店で、
以前は飯でなく焼酎を買いに行っただけなのだ。



その焼酎屋と目と鼻の先に汐留の古奈屋は存在した。



絵本のようなメニューをパラリと開き、
お高い記憶だけは鮮明に覚えているのだが、
メニューの中身はいったいぜんたい・・・



もち好きとしてはもち入りのカレーうどんを注文しようか
迷いに迷った挙句、どうせ炭水化物を摂るならばぞうすいにしようと、
カレーうどんを大盛りで、小ライスをつけて注文した。



カレーうどん屋ではお馴染みの紙エプロンを装着し、
でっかい赤ちゃんスタイルで昼食開始。



普段ならばスープを舐めてからうどんに取り掛かるのだが、
今日はなぜだか自分のスタイルを崩して、ピカピカに輝く
うどんから食べてみた・・・

旨い。

虎杖と比べると明らかに細いのだが、
ピカピカに輝くうどんのコシは断然古奈屋に軍配が上がる。



以前食べたのは2年程前。
全く記憶になかったのだが
こちらのデフォルトのうどんには竹の子が入っている。

これはお見事の一言で、
平坦なうどんの食感をシャキシャキの竹の子が
飽きさせないように大活躍してくれる。

あれよあれよと言う間にそこそこボリュームのあった
大盛りのうどんがなくなってしまった。



すかさず、ごはんを投入する。



リゾットのようなぞうすいが¥100で楽しめるのはありがたい。

スープのお味だが、古奈屋と虎杖は確かに似ている。
ざらっとした舌触り、両方ともミルキーな点。
違いといえば古奈屋の方がよりミルキーな点だ。

ココははっきり言って好みの違いだろう。

ナイキとアディダスのスニーカーの
どっちが好きかといった話なのだが、
こちらは虎杖の方が私好みか・・・

ただし、古奈屋は口当たりは飲みやすいミルキースープなのだが、
しっかりとカレーうどんで、ぽっぽと汗が噴いてくる。



ごはんはスープを吸い込み過ぎないように
硬めに炊いてある点はこれまたいい仕事をしていると素直に感じた。

ただし、店員さん。

いっぱいいっぱいなのはよくわかるのだが、
それならば各テーブルにお水を置いとくれ。

この点は虎杖に軍配が。

判定はというと・・・


私は古奈屋の方が好きだ。


まぁ、はっきり言って好みの問題なので、
どちらがお好きかはご自分でお試しあれ。

美味しいごはんをご馳走様でした。

古奈屋カレッタ汐留店
港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 B2
℡03-5537-1881
営業時間 11:00~22:00
カレッタ汐留定休日休み

カレーうどん+小ライス ¥1,350
(大盛り¥200、小ライス¥100を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★☆

⇒あなたはどっちのうどんがお好き?

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築地場外 たねいちにて「うに丼」をいただきます

2006-10-16 13:17:20 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

うにが食べたい。
しかもがっつりと・・・

と言うことで築地場外へ獲物を求めて出発。
うろちょろしながら何処で食べようか試行錯誤の結果、
「たねいち」に久しぶりに行ってきた。



こちらは¥700~平均¥1,000程度の海鮮系の丼モノが並ぶお店。
普通に食べるだけならば¥1,000程度で
なかなか旨いどんぶりをいただける。

とは言え別格、時価表記のうに丼は毎度毎度で¥1,500程度。

おっちゃんに値段と仕入れを聞いてみると、
とびっきりではないけどまずまずのうに丼は
やっぱり¥1,500とのことだった。



決め台詞の大盛りで、味噌汁なしで注文した。
ちなみにこちらのお店、味噌汁は追加¥100の別料金なのだ。



がっつりの欲求は満たしてくれそうだが、
個人的には海苔が多すぎる。





海苔をよけて一口。

濃厚なうにの香りが口の中に広がる・・・

正直なおっちゃんだ。
まずまず旨い。

うにだけで食べたり、
箸先に醤油をつけてうにに香り付けをして食べたり、
当初の欲求は十分に満たしてくれるどんぶりであった。




写真をバシャバシャ撮っていると
おっちゃんが「何万画素け?」と・・・覗き込む。

「結構綺麗に撮れてるけ700万やろ?」
「最近1,000万のを買うたけん、1,000万はええぞ~」と
おっちゃんは自分の愛機にベタ惚れの様子だった。

実際には私の愛機は400万画素。
そろそろ700万位のを買おうか検討中だが、
今のがつぶれるまでは我慢我慢。

うに尽くしにご馳走様でした。

たねいち  
中央区築地4-9-5
日曜・祝日・市場休場日定休 
6:30~14:30 

うに丼 ¥1,600(大盛り¥100を含む)
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 Favoriにて「ベルギービール」をいただきます

2006-10-13 18:51:23 | 銀座・築地 その他(パン・スイーツ・酒)

10年程前、渋谷の「BELGO」というお店に
毎夜毎晩入り浸っていた時期があった。

世界中のビールを味わえるお店で、
冷蔵庫に陳列してある様々なビールの中から
好きな瓶を取り出し、カウンターで
そのビール専用のグラスを受け取る。

独特のシステムと雰囲気が気に入って
トランプ片手に浴びるようにビールを飲んでいた時期があった。

そんな青春時代の片隅の記憶を
呼び覚ましてくれたお店を銀座で発見した。



場所は銀座2丁目。
メルキュールホテルのあたりにその店はある。

案の定「BELGO」の姉妹店でその名も「Favori」という。

「BELGO」が世界中のビールを飲むことができるのに対して、
「Favori」はベルギービール&ギネスのお店であった。



ヒューガルデンやギネスの生も置いており、
ヒューガルデンは驚きのこのサイズ。



ビールのお供にはフリットをはじめ様々なツマミが並ぶ。
子羊と生ハム、乾き物を一緒に注文した。



店内は薄暗く、痴話話にはもってこいのお店だ。
久しぶりにトランプがしたくなった。



こちらはディスプレー兼セラー?
壁面を様々なビールが彩る。



ギネスにはご覧のようにマークが飾ってある。
最近ギネスを出すお店ではこんな風にクローバーなのか
ハートなのか微妙なマークを入れてくれるのだが、
このあたりのウンチクをご存知な方はぜひとも勉強させて欲しい。



カウンター横のビール棚。
ここから好みのビールを取り出して
支払いとグラスを引き換えるのだ。

こちらのお店では年会費数百円を支払い、
いくつもの種類のベルギービールを飲むと
ベルギーのビール協会だかが発行する、
ベルギービールの免許皆伝のようなものを
発行してくれるサービスも実施している。

何よりもビールが好きな方は、
ぜひ1度雰囲気を味わいにトランプ片手に訪れてみて欲しい。

ご馳走様でした。

Favori
中央区銀座2-10-5オオイビル1F
℡03-6226-6117
月~土 17:30~26:00
日   16:00~23:00
(金・土を除く祝日定休)

渋谷 BELGO
渋谷区渋谷3-18-7渋谷東1号館ビルB1F
℡03-3409-4442
17:30~26:00
(毎月第3日曜休み)

新宿 FRigo
渋谷区代々木2-11-20新宿島津ビルB1F
℡03-5371-0666
月~土 17:30~26:00
日・祝日15:00~23:00
(毎月第2日曜日定休)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 ロチェスターにて「復活のカレー」をいただきます

2006-10-12 15:04:59 | 銀座・築地 カレー

お得意先からの帰り道。
有楽町にあるニュートーキョーの総本山に行ってきた。

場所は有楽町マリオンの真向かい。



何軒もの飲食店がビルの各階にひしめき合っているのだが、
「復活のカレー」なるキャッチコピーに
心惹かれて6階の「ロチェスター」へ・・・



エレベーターを降りて驚いた。

キャバクラというのではなく、
昔でいうキャバレーやダンスホールを
改装したレストランのような雰囲気で
とにかく怪しく、暗い。



唯一明かりの入る窓際席は先客たちでいっぱいだった。



客層は8割以上が40代以上の男性客で、
女性客はおじさまたちの武勇伝を聞かされている
OLさんがちらほらと言った感じであった。



内装は全ての壁が石壁で、
床一面に絨毯が張り巡らされている。
お城をイメージしているそうだが、
どうにもこうにも落ち着かないのだ。

こちらの料理のシステムはちょっとばかし変わっている。

数種類のカレーやオムライスなど¥1,000程の単品を注文すると、
ビュッフェ形式のサイドメニューを好きなだけ食べれるシステムなのだ。



ポテトサラダやコーン、レタス、オニオン、トマトなどの
サラダバイキングを始め、ウーロン茶、コーヒー、ヨーグルト、
プリン・・・



変わったものでおでんやシュウマイなんてものまである。

明らかにランチの雰囲気ではない中で週替わりの
しょうが焼きカレーを注文した。



カレーは普通のライスとバターライスの2つから選択ができ、
どちらもお替りが自由なのがありがたい。

ルーのお味はというと復活の・・・などと
売りにしているだけあって野菜のエキス、
特に私の好きなトマトやパイナップルが効いた
なかなか旨いルーだった。

バターライスに関しては
取り立てて声をあげる程ではなく、
いたって普通のお味だ。

サラダはフォルクスのサラダバイキングと
五分五分といったところで、

おでんとちくわはコンビ二のおでんと同等。

カレー以外はサービス品。
可もなく不可もなくということだ。

それにしても暗い。

カレーがカレーのように見えないのがもどかしく
本日の撮影は諦めた。

結局、バターライス2枚とちくわ、玉子、サラダを平らげたのだが
どうにも落ち着かず早急に退散した。

料理云々よりもお店の雰囲気を見に、
一度は訪れて欲しいお店だ。

ご馳走様でした。

ロチェスター  
千代田区有楽町2-2-3ニュートーキョービル6F
℡03-3571-4057 

週替わりカレー ¥1,000
(サラダ、おでん、デザート、シュマイ、
ウーロン茶、コーヒーなどが食べ放題)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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築地場内 たけだにて「カキフライ」をいただきます

2006-10-11 14:20:19 | 銀座・築地 洋食

今日のランチは朝起きた段階で心に決めていた。
栄養満点。海のミルクを絶対に食べようと発起して
午前中の業務をものすごい勢いで片付けた。

少しでも大ぶりなものが食べたくて久しぶりに
築地場内のたけだへ。

場所は8号棟。



こちらのカキフライは大ぶりなことで有名なのだが、
その他にもエビフライやイカフライなどの単品メニューが豊富で、
アイナメのフライにエビフライを追加などという、
私のような欲張りさんにはもってこいのお店なのだ。



バターソテーとフライで迷った挙句、
寝起きのイメージ通りにカキフライにイカフライを
追加して決め台詞の大盛りで注文した。

メニューを見ていて気付いたのだが、
一部のメニューが値上げされていた。



待ってました!と
思わず声に出してしまい、失笑の中での昼食を・・・



旬到来といえども
北海道産のものではないのか
小ぶりなカキフライが5つと
4つに切り分けられたイカフライ、
キャベツにかいわれが盛り付けられている。



とは言え、他のお店に比べれば十分大ぶりで
口の中に流れ込むジューシィーなお汁を楽しみに一口・・・





旨い。旨すぎる。

カキを食べる際に何をもって海のミルクだと
実感したことがない人がまだまだ多数いるのではないだろうか?

間違いなく海のミルクでした。

臭みが全くなく、トロ~っとしたミルクのような
濃厚な旨みが口の中に広がり幸せが押し寄せてくる。

衣に油っぽさが感じられないので
余計に牡蠣の旨さが引き立っているようにも感じる。

今日の牡蠣が特別に良かったのだろうか?
久しぶりに旨い牡蠣を食べることができた。



予想以上のカキフライの旨さに
大好物のイカフライが霞んでしまった。

いつもならば絵づらもタルタルソースと
イカフライに集中していたのではないかと思う。

今日は全く悔いがない。
ありがとうカキフライ。午後の業務も頑張るよ!

ご馳走様でした。

たけだ
中央区築地5-2-1中央卸売市場場内8号館
℡03-3543-0855
3:00~13:30
日祝、休市日 定休

カキフライ+イカフライ¥1,370
(イカフライ¥290大盛り¥30を含む)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒まだまだあるぞ!築地場内の旨い店!⇒これが場外屈指の行列店!⇒カキフライをもっと美味しく食べたい方は!

銀座 牛かつ松坂銀座店にて「牛かつ」をいただきます

2006-10-10 15:10:22 | 銀座・築地 牛・豚・鶏・羊

銀座にはなかなか持って
レトログラードな映画館がまだまだ多数存在する。

シネパトスもそのひとつで、
銀座の地底でひっそりと今でも映写機が回っているのだ。

シネパトスの地下道には昔ながらの小さなお店が、
外の喧騒をよそに、これまたひっそりと商いを行っている。



今日はそんな中から初来訪の「牛かつ松坂銀座店」に行ってきた。



店に入ると先客は1人。

こちらのランチは単品をいくつか頼み、
それにごはんと吸い物、新香が付く
ごはんセットを合わせるといった方式だ。



コロッケやメンチカツにごはんセットならば
¥730とリーズナブルなのだが、
お店の看板にもなっている松坂牛の牛かつを頼んでみた。



紙カツなどと冷やかされるとんかつは昔から存在するのだが、
こちらの牛かつこそ、まさに紙かつと呼ぶに相応しい様相だ。



こちらのお店では牛かつにしろ、コロッケの単品にしろ
ご覧のように丁寧に切りそろえられたキャベツの千切りの上に
目の前で揚げた揚げ物を盛り付けてくれる。



薄い衣に挟まれた牛肉の1本線を口に運ぶ。

目の前で揚げたばかりなのに、
しっとりと上顎に吸い付くような独特の衣が
ソースをしっかりと吸い込んでごはんを食べさせてくれる。

まずまずだ。

松坂牛が薄すぎて肉の旨みを感じ取るのがなかなか難しい。



こちらの夜は串揚げや牛もつを喰わしてくれるお店で、
閑散とした地下空間が大阪の新世界を感じさせてくれる。

一串¥80からとリーズナブルなので、
待ち合わせに千円札で一杯やったり、
いろんな使いようがありそうだ。

松坂牛は感じ取れなかったが
ご馳走様でした。

牛かつ松阪銀座店
中央区銀座5-10-2 三原橋地下街
℡03-3564-1030

牛かつ+ごはんセット ¥1,050
(吸い物、新香付き)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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原宿餃子楼にて「水餃子」をいただきます

2006-10-09 23:53:46 | 渋谷・原宿・表参道

所用のため久々に原宿へ行ってきた。

16時を過ぎたあたりで、
どうしても晩飯まで我慢できずに
小腹を満たすべく「原宿餃子楼」へ。



こちらのウリは一番高いメニューが
日本酒の¥550だということ。
(お土産用餃子16個¥850は例外)



ビール、水餃子、餃子で¥1,080という
リーズナブルさが一番の特徴なのだ。

メニューはというと、

餃子            ¥290
餃子(ニラ・にんにく入り) ¥290
水餃子           ¥290
水餃子(ニラ・にんにく入り)¥290
ライス(スープ付き)    ¥180
もやし           ¥180
キャベツ          ¥180
きゅうり          ¥180
ビール           ¥500
紹興酒           ¥500
日本酒           ¥550

値段が3種類で記憶が正しければ
これが全てのメニューなのだ。

キャベツにライス、ビールと餃子2種、水餃子を注文した。

夕飯までのつなぎの食事ではあったが、
安さにつられて、ついつい注文してしまった。



キャベツの酢漬けを肴にビールを流し込む。
1日中歩き回って疲れた体に酢が染み込んでゆくようだ。



こちらの餃子は冷凍餃子でご覧の3台の焼き器で
次から次へと注文の餃子を捌いてゆく。

大量の水で茹でるように餃子を蒸した後に
いったん水を捨てて焼き色をつけるので、
底面はパリッと上面はムチムチとしている。



水餃子は煮立った寸胴で茹で上げるのだが、
バイト君の茹で時間は適当で、
たまに冷凍餃子が解凍しきっていないこともある。

もちろん作り直させるのだが、
安かろうしょうがなかろうといったところか・・・





餃子(ニラ・にんにく入り)

若干焼き過ぎだが、
値段の割りには十分喰える代物だ。

それほど大ぶりでないので、
パクパク箸をすすめてしまう。





こちらは水餃子。(ニラ・にんにく入り)

中身は焼きのものと変わらず、
モチモチの食感を楽しめる。





こちらは焼き餃子。
きゃべつと白菜の区別がつかなかったが、
豚ひき肉の脂がぴゅっと飛び出る瞬間が堪らない。

ごはんと餃子を交互にパクパクしているうちに
気が付けばお腹は満腹。
明らかに夕飯に近い食事になってしまったのだが、
そこはご愛嬌。

原宿に来ると小腹がへったら、
たこ焼き、ラーメン、クレープとなりがちではあるが、
たまには餃子で軽く一杯ひっかけるのもいいもんだ。

ご馳走様でした。

原宿餃子楼
渋谷区神宮前6-2-4 
℡03-3406-4743
営業時間:11:30 ~ 28:30
年中無休

餃子×2、水餃子、
ビール、ライス、キャベツ ¥1,730

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 やまちゃんにて「長浜ラーメン」をいただきます

2006-10-08 00:38:27 | 銀座・築地 ラーメン

4年程前の出来事・・・

福岡に出張した際に地元民の紹介で
「ひでちゃんラーメン」なるラーメン屋を訪れた。
(長浜でなく天神のはずれだった)

曰く、
「一風堂なんかは県外の人たちが並んで食べるところで
地元の人たちは、ひでちゃんラーメンみたいな、
豚のクセがもっと強い所で食べるんだよ。」
と薦められたお店だった。

その時の印象は、
クリーミーながら濃厚な豚骨スープとはとても言えず、
豚丸出しの荒々しい無骨な濃厚スープといった感想を受けた。

東京に帰ってからというものの
マイルドクリーミーな豚骨スープにはいくらでも行き当たるのだが、
豚凝縮な非東京仕様な豚骨スープにはなかなかぶつからず、
そんな時にふらっと入ったお店がこちらの「やまちゃん」であった。



「やまちゃん」は2ヶ月に1回くらい
豚丸出しなラーメンが食べたいときに訪れている。

いつものように
「長浜ラーメン」¥600をバリで注文した。



替え玉は¥150で、
ぼっこしラーメン(ネギがぼっこし(たっぷり)入ったもの)や
チャーシューメン、ビールなどが並ぶ。



麺は長浜ラーメンにありがちなもので、
豚骨ラーメンといえばといったものだ。



スープを飲んで驚いた。

以前より格段にマイルドになってしまっているのだ。
寸胴の切り替わりでたまたまなのかどうかは定かでないが、
今後はこの味でやって行くのであれば非常に残念でならない。

とはいえ、周りに比べれば
まだまだ豚のクセがしっかりと生きているのだが・・・



中盤でごまを投入し、麺がなくなってから
紅生姜で口直しをするのがいつものパターン。

今日はこの後残業なので
替え玉は注文せずに軽い腹ごしらえは打ち止めだ。

店主は変わっていなかったので、
たまたまであったことを祈りつつ
ご馳走様でした。

やまちゃん
中央区銀座3丁目11-10 稿本ビル1F 
03-5565-1838
11:00-26:00(月~土)、日、祝日は12:00~0:00
無休

長浜ラーメン ¥600

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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