新宿中央公園にて心地よい眠りをいただきます

喪が明けた。

私の祖父が９２歳の生涯に幕を引いたのだ。

祖母が７年前に亡くなってから、
日に日に衰えてゆく祖父だったが
幼い頃に叱られた記憶を曾孫にも
しっかりと伝えて行くので
安らかに眠っていただきたい。

祖父でいてくれてありがとうございました。


長きに渡り皆様にはご心配をお掛けしていたが、
今日から日記を再開させていただく。

とはいえ、随分と筆を置いて久しいので
今日は麟太郎の近況報告をリハビリの
メニューにさせていただきたい。


＜麟太郎8ヶ月＞

早いもので麟太郎も１０ヶ月を経過した。

体重１０.３㎏は中々に重く、
周りの子どもと比べても随分と重い部類に入る。

私が４月３日に生まれたこともあり、
幼少期の運動能力の差を実感しながら
成長してきた身としては、
麟太郎にも４～６月の畝を与えてやりたいなどと
結婚当初は思っていたものなのだが、
無駄な心配だったようだ。

麟太郎は幸せものだ。

私が生まれた際には
曽祖父など当然おらず、
母方の祖父と祖母だけだったのだが、
麟太郎には曾祖母が２人、祖父母が４人と
両親以上に可愛がってくれる人が
たくさんいるのだ。


＜麟太郎９ヶ月＞

ハイハイをマスターし、
つかまり立ちで色々と自己主張をするのだが
何かの拍子で覚えてしまった
ザブングルの真似が現在の彼の十八番。

麟太郎古いよ。と

新たな芸人選択を求めてみても
芸に磨きをかけるだけなのだった。

写真は明治神宮。

私も初めて歩いたのがこの場所だったので
都会ではなかなか味わえない芝生の感触を求めて
その時をついつい期待しに遊びにでかけている。


＜麟太郎９ヶ月＞

新宿中央公園には
幼児用ブランコが１台ある。

彼のお気に入りの場所なのだが
休日の競争率は凄まじいので、
最近気に入っている「うんてい」舐めをしながら
ブランコが空くのを待つ日々なのだ。

しかも、揺れがよっぽど気持ちいのだろう。

縁側のねこの日向ぼっこさながらに
うとうとと眠りこくってしまうのだ。

こどもが出来てから奥方様の
出費に対する意識は一層厳しくなったのだが、
彼の祖父母に送る写真の数がデジタル一眼レフの
購入を許してくれたので、
最近はじめてのデジイチを購入した。

普通ならばキヤノンやニコンに手を出すのだろうが
選んだものはＰＥＮＴＡＸのＫ７。

道具っぽさに引かれて購入を決めたこのカメラ。

今回日記に載せている写真は
全てリコーのＧＲⅡのものだが
写真を撮るのを随分と楽しくさせてくれている。


＜麟太郎１０ヶ月＞

問題はこの写真だ。

目が近すぎるのだ。

液晶テレビを叩く、舐めるは
百っ歩譲って受け入れても、
近視の英才教育だけは避けなければならない。

冬のボーナス商戦を待たずに
麟太郎が離れなければ観られない
壁掛け仕様に新調することにしたのだ。

エコポイントが３月までだということも
背中を押してくれた要因なのだが、
想定外の出費は今の時代は随分と堪える。

無線ＬＡＮやスピーカー、
電話のケーブルなどなど、
紐状のものは全てひっぱる赤んぼの
破壊力の凄まじさは予想以上で、
言ってもわかんない３歳までは
知恵比べの親子対決を
満喫させていただくのだ。

ご馳走様でした。

甚平満足度　★★★★★
甚平満腹度　☆☆☆☆☆

・・・おっ、お代官様ぁ！甚平に愛のムチを・・・





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・・・　あっ、ありがとうございます。・・・
　　 それでは明日もお会いしませう