銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 ジャポネにて「梅のり親方」をいただきます

2008-06-06 11:33:11 | 銀座・築地 イタリアン

銀座と名乗っている以上、
いくら都落ちをした身と言えども
あんまり他所の土地の話ばかりでは面目ないと、
遅いランチを彼の地でいただくことにした。

時間は15時。

何か目新しいお店はできていないかと
キョロリきょろりと散策をする。

銀座の7丁目あたりから始まったこの散策の旅も
ついには京橋との国境の1丁目。

時間が時間ということもあり
しょうがないを言い訳に
インズ3へ赴くことにした。



そう。ジャポネだ。

私はどういう嗜好なのか
同じお店をできる限り避けて紹介しているのだが
このお店は今回で通算5回目。

そろそろ出てくる言葉にも
不自由する頃なのだ。

インズ3にもぐりこみ、
マクドナルドの最終コーナーを曲がると・・・

並んでいる。

どうやら最近は
多くの方が3時のおやつをズシンとやるようだ。



5人程の待ち時間の中で
何にしようかと軽い頭で考え込むと、
あることに気が付いた。

今まで全部食べたつもりでいたジャポネのメニューの中に
唯一食べていないものを発見したのだ。

梅のりの醤油味。

私のように86kgも体重があると
体型を維持するためには肉やら油やらが
どうしても必要になってくるので、
かいわれや小松菜で食べさせる
ヘルシースパやこの梅のりといった
あっさりメニューは意識をしなければ
なかなか注文する機会も少ないのだ。

梅のりは以前塩味でいただいた記憶はあるのだが
醤油味に関しては正直自身が無い。

ようするに今回はこいつに決めたのだ。



梅のりは

レギュラー ¥550
ジャンボ ¥700
横綱 ¥800
親方 ¥850
理事長 ¥900

前回、横綱が小さく見えたなどと
今をときめく安馬関にでもなったような
コメントをしてしまったが、
今日の体調は1食目にしては随分と空腹感も少ない。

当然のように
ジャンボか横綱で普通に
注文するのだろうと思っていたのだが、
食べたことのない親方や理事長といった裏メニューへの憧れが
私の脳に指令を出してしまった。

「梅のり、醤油、親方で。」と・・・



賽は投げられた。

普段でもこんなに?と驚くようなバターが
いつもの倍近い量でフライパンに放り込まれ、
放り込まれたスパゲッティは3手だった。

おそらく親方の量はレギュラーの3倍。

ジャンボがレギュラーの1.5倍で
横綱が2倍。ここまでは公式ルールだ。

親方が3倍で理事長が4倍だという根拠は
1掴みがレギュラーの分量なのであろうことから
3掴みは3倍。

理事長か勝手に4手と判断したのだ。



ついにやって来た。
こいつがジャポネの親方、梅のりだ。

見た瞬間、心が一瞬怯んだ。

こういった日はやはり普通に
注文しておくべきだったのだろうが自業自得。

家訓の「出されたものは残すべからず」に恥じないように
しっかりといただくことにしたい。

写真だと大きさが判りにくいので
どの位の量なのかと言えば・・・



すごい量だ。

試しに前回食べたチャイナの横綱の画像を引っ張り出すと
判り易いかと思ったのだが、判りにくい。

大人らしく論理的に検証すると・・・

お茶のグラスは直径が7~8cm程度。
タバスコの画像も見えるのだが、
こいつはお茶と同じくらいの大きさの業務用の大きなもの。

一般的に楊枝の長さは6cmと決められている。
ということは楊枝入れの大きさは7cm程度なのだろう。

ジャンボや横綱といった通常メニューのお皿は
オレンジの淵がない小型のお皿なのだが、
このオレンジのお皿に楊枝入れを横に何個倒せるか?

これでお皿の大きさがだいたい想像つくのだろう。



計算すると・・・

横幅は確実に5個は転がせることから35cm~42cmの間。
奥行きは楊枝入れ3個分の21cm程度だろうか・・・?

高さの頂点が楊枝入れとほぼほぼ同じな7cm。

スパゲティの体積をざっくりと計算すると
2,500立法センチメートル以上はくだらない。

水ならば2.5㎏なのだがスパゲティは
水ほど重くは無いからこの計算は全く意味がなし。



次回はお店の方に聞いてみよう。

何グラムなのかを・・・

写真を撮り終えてようやく口に運ぶことに・・・

まずまずだ。

練り梅の酸味は想像以上に甘味の少ないもの。

バターと醤油、玉葱で若干丸みは帯びているのだが、
しそと海苔は小松菜の苦味を冷静に、
しっかりと引き立ててしまう。

あっさりしているだろうから
大量に食べやすいのだろうとの算段もあったのだが、
パルメザンはどう見繕っても合わないだろう。

タバスコはありだなと思っても
同系がちょいと変わる程度が関の山。

味に変化が付け難いということは
大量に食べるのには適していなかったという訳だ。



美味しくいただけたのは9割までだった。

残りの1割は楽しんでいただく量を超えてしまっていたので、
私はよっぽど体調がよく、空腹で仕方のないかぎりは
理事長を注文するのはやめようと思った。

その点、ギャル曽根は凄いと思う。

どんだけ食べてもあの笑顔は
作り手としてもどんどん作ろうという気に
させてしまうのだろう。

苦しみながら無理して
不味そうに食べる作業を見せ付ける行為は
作り手に対して失礼だと言う訳だ。



このジャポネ。

僅か数百円でみんなの腹を満たしてくれる姿勢は
あっぱれだとは何度も言ってきたのだが、
面白半分で分をわきまえない無理な注文をするのは
絶対にやってはいけない。

私ももうすぐ人の親になるので
どんなしつけをしようかと楽しみにしているのだが、
昔、小松菜の苦さが苦手で片付け終わった食卓に
1人で3時間以上座っていた記憶が今回の小松菜で蘇った。

あの頃は鼻をつまんで牛乳で流し込んでいましたわ・・・

お腹いっぱいご馳走様でした。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

梅のり ¥850(親方)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★★


⇒ ジャポネのジャリコ横綱の巻

⇒ ジャポネのキムチスパジャンボの巻

⇒ 嬉しいアクシデント ジャポネのインディアン横綱の巻

⇒ ザーサイが決め手です!ジャポネのチャイナ横綱の巻

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   それでは明日もお会いしませう

有楽町 ジャポネにて「チャイナ(醤油)の横綱」をいただきます

2008-02-27 12:29:48 | 銀座・築地 イタリアン

忙しい。死ぬほど忙しい。

どの位忙しいかと言えば
ランチどころか昨日の1食目は驚きの17時。

あまりのひもじさに
有楽町のとある建物に当然のように
吸い込まれてしまった。

そう。ジャポネだ。



人は空腹時に
お腹と胃袋が張り付きそうだなんてことを
言ったりするものだが、私の場合・・・

ぽっこりお腹が全部胃袋になってしまうような感覚だ。

この極限状態を凌ぐために
残り少ないエネルギーを振り絞って出した音は

チャイナ、醤油、横綱。だった。

チャイナにはザーサイ、玉ねぎ、
椎茸に小松菜が入っているのだが
今回のような劇的に空腹でない場合は
油っぽさの中にあっさりが垣間見える
塩味で頼むのも良いだろう。



8分程でやってきたのがこちら。

これがジャポネのチャイナの横綱だ。が・・・

ち、小さい・・・この感覚は・・・



私はゴールキーパーを10年以上やっていたのだが、
試合時にゴールマウスに歩みを取るさなか、
やたらとゴールが小さく感じることがあった。

こういった日は大抵無失点で
ゴールキーパーがゴールを小さく感じるのは
ノッている証拠だと思っていたのだが・・・

大量のスパゲッティが少なく見えるということは・・・?
昨日はノッている日だったのだ。

何にノッているのかは知らないが・・・



1日たって側面を改めて見てみると
やはり量に遜色はない。

フォークを走らせ
17時間ぶりの食物を頬張った・・・

旨い。

空腹時の鼻腔に入ってくる醤油の焼けた匂いは
ルール違反と抗議したくなるような旨さだ。

人間腹が減ると何でも旨いと片付けるられそうなのだが
たっぷりと油にまみれているように見えて
ザーサイの塩気と小松菜の苦味が
野暮ったくならないように引き締めている。

炒めた玉ねぎの甘さもまた、
油っぽさを下品にはしていない。



そういえば、チンゲンサイこそ
今まで苦味を意識して食べていたが
小松菜の苦味がアクセントになっているなどと
考えたことは今までにないことだった。

椎茸がたいして入っていなかったことは
ちょいとばかし残念だったが
風呂上りにビールを飲むような
爽快感を伴った食事だった。



このチャイナ。

レギュラー ¥500
ジャンボ  ¥650
横綱    ¥750

と相変わらずの良心的な価格なのだが
昨日は徹夜確定で眠くならないようにと
遠慮をしてしまったが、

横綱の1.5倍だという親方。

昨日はこいつで丁度良かったのだろう。

負け犬の遠吠えとはこういうことを言うのだろうが
自信が確信になった瞬間だったのだ。

ご馳走様でした。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

チャイナ ¥750(横綱)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★☆☆ (単にお腹が減ってただけですが・・)


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築地場内 トミーナにて「あなごのペペロンチーノ」をいただきます

2007-11-28 13:19:01 | 銀座・築地 イタリアン

最近から私の日記を読んでいただいている方の中には
この怪獣顔のお兄ちゃんはどうして
銀座を名乗っているのだろう?と
思われている方がいるのかも知れない。

スターウォーズのように
long long time ago・・・とはならないのだが
約1年半前に日記を書き始めた際には銀座で働いていた。

以上。

その銀座の街のランチ時に
舞い降りることができたので今日はそのお話を・・・

築地市場の移転問題の話は
最近その経過が耳に届かなくなっているが
我々に残された時間はそんなに長いものではないだろう。



ご紹介していないお店の中からと
考えてみるとまだまだいっぱいある。

江戸川、センリ軒、大和、寿司大・・・

そんな中から選んだのがトミーナ。

私は今回で2回目だが
以前行った際にはこの立地にして
随分としっかりとしたイタリアンのお店だと
感心させられたのを覚えていた。



店に入り、
前回はトマトバジリコだかのパスタを食べていたので
今日は大好物のピッザでもと考えていた頭の中身は
次の活字に地球の果てまで吹っ飛ばされてしまった。

あなごのペペロンチーノ?しかもプチトマト入り!?

想像がつかない。

いったい全体どんなものなのだろう?という好奇心が
全ての思考を停止させたのだ。



最初にやって来たサラダは
胡麻油のドレッシングがかけられていた。

可もなく不可もなくな出来栄えよりも
こちらのメニューをご紹介しよう。

ピッザ数種類は次回に纏めるとしてパスタの方を。

ただし、ゴルゴンゾーラのピッザ¥1,500だったかな?
こいつはあの活字さえ見なければ
おそらく注文していたものだろう。

マッシュルームトマトソース ¥900
ペペロンチーノ
トマトバジリコ
カルボナーラ ¥1,000
ミートソース
たらこバター
ナポリタン



他にも数種類があるのだが
レギュラーパスタはどれも¥1,000程度。

活字にあるような
あなごやらズワイガ二やらのゴージャスパスタは
¥1,500前後なのだ。

調理を食入るように見させていただくと
当然茹で時間はしっかりと計測され、
後で気づいたのだが茹でたパスタをソースで絡める時間、
それから余熱で加熱される時間もしっかりと
計算し尽くされていた。



8分程度でやってきたのがこれ。

これがドミーナのあなごのペペロンチーノだ。

想像を裏切る和な風合い。
あなごを活かすために考えたのだろう。

しそに葱、プチトマトは添えられているのではなく
ソースとして煮潰されている。

赤唐辛子は見当たらず、大きくのせられたあなごは
切り身もソースに混ぜられていた。



炭焼き?ではなさそうだが
芳ばしく放たれたあなごの香りに誘われて
まずは主役からいただくことにした・・・

旨い!

これは酒蒸しにしてから焼いたのか?
日本酒を調理の過程で用いていることは間違いないのだが
このあなごをこんな形で喰わされるとは
思いもしなかった。



ソースの方は・・・

なるほど。

こいつはトマトではなくて
プチトマトでなくてはならないのだ。

しそと葱、果肉の少ないプチトマトだから
絶品のあなごの風味を損なわず美味しくいただけるのだろう。

これが大ぶりなトマトならば
完全にトマトの味に支配されている。

技ありが決まったわけだ。



茹で加減は前述の通り。

申し分のなさにコメントのしようもないのだが
あえて言うなれば細めのパスタよりも
太めが私は好きだと言う自己主張くらいのものだろう。

こいつが大盛りで¥1,600なのだが
¥1,200くらいで食べれるのならば
帽子を脱いで敬礼してしまうほどの
満足を得られたのだろう。



食後には飲み物とデザートが付く。

アイスコーヒーは移し変えなのだろうが
食後の配慮としては十分。

デザートはお手製のゆずのシャーベットだったのだが
柑橘と甘味の加減が絶妙。

へたなジェラートを食べるよりも
随分と感心するような素晴らしいものだった。

さすがに消化が早いと言われ、
早いという気にさせてくれるパスタ。

場内を出る際には大森でカレーでも食べようかとの
甘い誘惑に誘われてしまったのだが
心地よい気をもう少し味わいたいと
こいつで何とか手仕舞いにさせていただいた。

美味しいパスタをご馳走様でした。

トミーナ
中央区築地5-2-1築地市場内1号館136
TEL03-5565-3737
8:00~14:00
日曜・祝日・休市日定休

あなごのペペロンチーノ ¥1,600

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座 ジャポネにて「インディアン横綱」をいただきます

2007-07-18 17:14:56 | 銀座・築地 イタリアン

ちょいと遅めのランチを有楽町で摂ることになり
まずはジャポネの様子を覗くだけと思いインズ3へ。

前回と同様、丁度空席が2つばかりぽっかりと口を空けていた。

覗くだけよ。のつもりが気がついたら
席に腰を下ろしてしまったのだ。



頼んだのは未食にして
すんごく気になっていたカレーのせのインディアン。

こいつを横綱で注文させていただいた。

ちなみにここのサイズの刻みについては
過去の日記で確認していただければ幸いだ。

実を申せば先日の日記でご紹介した
ハングリータイガーとのボリュームの差を
記憶が薄れぬうちに心に留めておきたくて
覗くだけと言いながらも今日はどうしても
ジャポネな気分だったことも事実なのだ。



5分程でやってきたのがこちら。

普通のスパゲティよりも極太のものが
この様相でやってくるのだから
改めてジャポネの素晴らしさを再認識した。

「ルーを途中で足してあげるから遠慮なく言ってね。」という
心憎い台詞と共にやってくるのだから頭が下がる。

イナセだねぇ。



ここ1年で1番痺れた
インデアンカレーなんかは
ルーの大盛りで¥200を取るが
確かにいろんな具材やらなんやらで
手間やコストのかかっているルーと言えども
ジャブジャブにして食べたい訳ではない。

食べ方も十人十色な分、
「ルー足りてますか?」と声を掛けてくれる
粋なお店が少なくなっているのは本当に残念だ。



作る手順はバターと茹で置きのスパゲティを鍋に放り込み
小松菜、椎茸、玉葱とともに強火で一気に加熱する。

あがったスパゲティを皿に盛り付け
カレールーをかけて出来上がりだ。

インディアンにもしっかりと小松菜が入っているあたりは
ジャポネらしさを感じずにはいられなかった。



長々と引っ張りに引っ張ったが一口・・・

うん。辛すぎないルーは
量との戦いの他に辛さとの戦いを
挑戦者達に科さないための配慮だろう。

かと言って甘い訳ではない。
額にはしっかりと大粒の雫が滴るほどの辛さ。

カレーライスとしても提供しているだけあって
豚肉とマッシュルームがしっかりと入っていた。

旨い。ジャリコも工夫されていると感心していたが
このインディアンも侮れない。



6割程食べ終えたあたりで
お言葉に甘えてルーの追加を。

豚肉も自然と足されてくるのが何ともお得な気分に。

味に変化をつけようとパルミジャーのを振りかけて
あの手この手で大量のスパゲティを平らげさせていただいた。

そうそう、カレーかけスパゲティには
もうひとつ試練がありましたな。

ネクタイやワイシャツに飛び散らさない戦い。

今回は無事私の勝利に終わりました。

おなか一杯ご馳走様でした。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

インディアン ¥750(横綱)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★★☆

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⇒ ジャポネのジャリコ横綱はココ

⇒ジャポネのキムチスパジャンボはココ

銀座 ジャポネにて「キムチスパ ジャンボ」をいただきます

2007-05-17 20:41:22 | 銀座・築地 イタリアン

ふ~っ。すっかりと日が暮れてしまった。

実は昨日の午後に久しぶりに銀座に行ってきたのでご報告を。
時間はちょうど文明堂のあたりだった。

せっかくの銀座訪問なので未開拓のお店で
3時のおやつをガツンといただこうと思ったのだが
向かった先がこちらのお店、ジャポネだった。

ちょっと覗いてから他を回るつもりが
並びがなかったのでついつい吸い寄せられてしまったのだ。



昼飯を13時頃に食べたので
完全にカロリーオーバーなのは承知の上なのだが
こればっかりは男の性。

並びのないジャポネを目の前にして退散しては男が廃ると
キムチスパを若干晩御飯を意識したジャンボサイズで
注文させていただいた。



こちらがジャポネのキムチスパのジャンボ。

サイズの説明は
巻末の以前の日記で確認していただくとして
問題はこいつ自身。

3時のおやつとしては中々の難敵なので
心してかからせていただいた。



その名の通りキムチにが入っていることは
一目瞭然なのだが、その他には
ジャポネのトレードマーク的な小松菜、
それから椎茸と玉葱にキムチのお供の豚肉が入っている。

周りのお客も3時という時間もあり
横綱こそチラホラ見受けられるが
親方やら理事長クラスの注文は皆無だった。



このスパゲッティが醤油と一緒に
焦げた感じがどうにも堪らない・・・

しかも湯気にのって鼻腔をくすぐるいい匂いが
カメラを構える私を柔軟剤のCMのようにしてしまうのだ。

旨い。

味付けは正直濃ゆい。

スパゲッティの束を掻き分けてキムチを発掘すると
こちらの方は豚キムチの一体感というよりも
ジャリコのトマトよろしく大量を飽きさせないようにするための
口直しを匂わす酸味だったお味だ。

小松菜と椎茸とこのキムチで
濃ゆい醤油味と豚の脂と玉葱の甘味を孕んだ
饂飩に近いスパゲッティを大量に喰わせられるように
考え抜かれているのだ。

考えすぎか?



無心でフォークを走らせ
腹七分目に向かって黙々と自分の仕事を完遂した。

あぁ。手強いおやつだった。
嫁よどうか今日の日記は見なかったことにしておくれ・・・

男には・・男にわぁ・・・

言い訳を考えるよりも
次回の獲物を物色してしまった。

いい年こいて喰いすぎて気持ち悪くはなりたくない乙女心と
遠目に見ていた理事長を目の当たりにしてみたい男気が
バチバチと喧嘩している。



話は変わるがこのジャポネ。

立地としては最悪な立地にもかかわらず
不滅な人気ぶりは本当に頭が下がる。

何が最悪かって、
どう考えてもクリニックの隣りで
ちょっと店を外れれば医薬品臭い匂いの漂う物件で
安くて多くて旨いという三拍子の熱気が圧倒しているのだから
これは本当に驚きをもって賞賛されるにあたいする。

久しぶりの銀座がジャポネというのも
自分なりに納得せざるをえないのだが
美味しいおやつをご馳走様でした。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

豚キムチ ¥700(ジャンボ)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★▲☆

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築地 BEVIAMOにて「小柱とキャベツのパスタ」をいただきます

2007-04-11 15:20:35 | 銀座・築地 イタリアン

随分とご無沙汰になってしまった
パスタが無性に食べたくなり、
ここ最近肩透かしを喰らっていた
ジャポネにリベンジに行こうかどうか迷った。

決断した結果は新規開拓。

連続肩透かしに胃袋が
耐えられそうになかったので
確実に入れそうな新規店を
探すことにしたのだ。



辿りついたのが築地の1丁目。

表通りから1本入った路地に
今までは気付かなかった
イタリア料理屋を見つけた。

BEVIAMO。

お昼はパスタとリゾットを
¥1,000程度で出してくれるお店だ。



おそらくは日替わりのパスタの中から
小柱とキャベツのクリームパスタ¥945なるものを
大盛り¥210増しで注文させていただいた。

テーブルについて感心したのは
お店の雰囲気の良さ。

タイル張りの床に木製のテーブルセット、
テーブルクロスが不織布ながら落ち着いたワインレッドで
好感を持つことができた。

イタリアのトラットリアの多くが
お客ごとにクリーニング済みの
布製テーブルクロスに交換をするのだが、
クリーニング費用もばかにならない日本のお店において、
食事を目の当たりにするテーブルクロスの
良し悪しはとても重要だな要素なのだ。

今まで安っぽいビニール製のテーブルクロスで
料理を台無しにしているお店をたくさん目にしてきたが
こちらのお店はそのへんのツボをしっかりと押さえていた。



サニーレタスのサラダはとても美味しい。

自宅のサラダをしばらくはサニーレタスに
代えようかと思うほど久しぶりに美味しい
サニーレタスを食べた。

パスタの茹で時間程で今日の獲物がやってきた。

イタリア語で沢山や大盛りを意味する言葉は「タント」。
日本語の「たんとお食べ。」という言葉との関連性が
あるのかないのかは解らないのだが、
出てきた瞬間頭に浮かんだ単語がタント!タント!という
心の叫びだった。



スープを一舐めしてみると・・・

うん。まずまずだ。

とろみの少ないクリームソースは
あまりビチャビチャとしないような分量で
パスタに絡めるのに丁度良い量だった。

ソースの塩気は好みの分かれ目。

私はやや薄く感じたので
パルメザンチーズで味を足させていただいた。



多くもなく、少なくもない分量の小柱が
コロコロと盛り付けられていた。

ソースもややあっさりとしたクリームソースなので
もう1品具材は欲しいところだ。



ソースを絡めてパスタをぱくり・・・

茹で加減はぎりぎりセーフ。

アルデンテではないのだが
かろうじて伸びる一歩手前で上げられたようだ。



全体的にはお店の雰囲気も良く
お料理も悪くないお店だと思う。

夜のメニューも高くないので
一度、夜の部にもお邪魔してみたいと思う。



食後にはコーヒーまたは紅茶が付いてくる。

余談だが私の中で一番好きなイタリア後は
どうぞを意味するヴレーゴ。
どういたしましてな際にも使う言葉なのだが
料理を出される際にヴレーゴと言われると
料理の暖かさが増すように感じてしまうのだ。

このお店ではイタリア語は飛び交わないが
チャオグラッツェで全てを乗り切ってしまう
私とは表裏一体の言葉だろう。

ご馳走様でした。

BEVIAMO(べヴィアーモ)
中央区築地1-3-6 
℡03-3541-2944
11:00~14:00
17:30~22:00
日曜定休

小柱とキャベツのパスタ ¥1,155
(大盛り¥210を含む)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆

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銀座 TO THE HERBS にて「海老と馬鈴薯とあさりのピッザ」をいただきます

2007-03-23 14:46:21 | 銀座・築地 イタリアン

長いことこの日記を読んで頂いている方ならば
ご存知な方もいらっしゃるのだろうが、
私の好物はピザ・タコス・お好み焼き。

何をかくそう丸いものに目がないのだ。

日本ではランチタイムに
ピザを食べさせてくれるお店自体が
そもそも少ないのだが、
打合せついでにピザ-ラ系列のTo The Herbsにて
周囲がパスタに走る中ピッザを食べてきた。



場所は銀座の4丁目。
歌舞伎座の脇っちょで
オムライスのYOUがあるお隣の2階にその店はある。

フランチャイズ展開しているお店に行く機会も少ないので
綺麗なファミレス呼ばわりしては失礼だが
立地柄OLの多いお店で大好物を待たせていただいた。



頼んだのは海老とあさりのピッザと
ポテトとローズマリーのピッザが
半分ずつ焼かれたものにスープとサラダ、
ドリンクがセットになったもの。

最初にやってきたサラダは
シーザードレッシングの味が強すぎて
あまり美味しくはいただけなかった。   



スープの方もごくごく普通のもので
レトルトでなければこれまた失礼な話だが
対して変わらないものだった。

肝心のピザがやってきた。

海老・あさり・じゃがいも・ローズマリーと
色合い的には美しいのだが・・・

・・・ぬ、ぬるい。

スタッフが回っていないのだろうか?
どう考えてもしばらく放置されたとしか思えないような
アツアツとはかけ離れたピッザだ。



ついこの間言ったばかりなのだが
冷めたピッザとのびた麺類だけは
この世の中で一番口にしたくないものだ。

熱で伸びたチーズが凝固してしまっただけで
こんなにも不味い食べ物になってしまうのだから
本当に不思議なものだ。



一番肝心な出来立てでコケてしまうと
全てが悪く映ってしまう。

消化不良でもどかしいのだが
ご馳走様でした。

TO THE HERBS銀座店
中央区銀座4-13-11松竹倶楽部ビル2F
℡03-5565-9800

ランチピザ スープセット ¥1,370?

甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆

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銀座 スケベニンゲンにて「焼きパスタ」をいただきます

2007-01-23 13:16:49 | 銀座・築地 イタリアン

炭水化物をたっぷり摂取したくなる日。

女性には分かり辛いだろうが、
世の殿方の中には月に数度訪れるこういった欲求を
理解してくださる方もいるだろう。

今日がまさにその日だった。

そんな時にありがたいのが
炭水化物の中でも糖が米の1/3のスパゲッティやパスタ。
幸い銀座には心おきなく炭水化物を喰わせてくれるお店が
他のエリアとは比べものにならない程
点在しているのだ。



GINZA SCHEVENINGEN。

王子製紙の向かいにあるこのお店は
名前とは裏腹に女性にも人気のあるパスタ屋さんなのだ。

以前ご紹介したジャポネやエトナは
スパゲッティを流し込む、
まさに男の戦場の様相なのに対して、

こちらのスケベニンゲンは
お上品にツルツルやることも、
ガツガツ戦場にすることもできる
万能タイプのお店なのだ。



大盛りメニューは全てのパスタに¥157増し。

普通の男性ならば十分腹が
満ちてくれるものなのだが今日は特別な日。

こいつを頼む際に
「お腹が空いているので大盛りを多めにしてください。」
とお願いしたところ、快く大盛り料金で特盛りにしてくださった。

60種類のパスタの中から
フリッタータというミートソースを
卵で固めて、オムレツのような形状に焼いたパスタを注文した。



できあがりを待つ中で
最初に出てくるのがこちらのサラダ。

バジルにオリーブオイルと塩の
シンプルなドレッシングが
思いのほか旨い。

家庭でも簡単に作れる
このドレッシングのポイントは塩加減なのだが、
ここ最近のバルサミコ生活にそろそろ飽きもきていたので
真似したくなるようなお味だった。



また、同時にサラダと一緒にでてきたのがコチラ。

紅茶やコーヒーのみならず、
紅白の大人の葡萄ジュースを選ばせてくれる。
(一応サラリーマンなもので・・・)

お味の方は期待はしていなかった通り
選択できるのがありがたい程度のお味ではあるのだが、
昼時に味わうミートソースと大人の葡萄ジュースの
マリアージュは舌先をいつも以上に喜ばせてくれた。



サラダのドレッシングに
アボガドが混ざっているのかいないのか
一生懸命解明していると(入ってはいなかった)
お待ちかねのフリッタータがやってきた。

同僚の一人が同じフリッタータを
大盛りで注文していたのだが、
ご好意の特盛りは見た目ではっきりと
大きさの違いが分かるほど、
しっかりと一回り大きなものだった。



大きさが伝わりにくいので、
ワイングラス(あっ言っちゃった)やフォークなどの
比較物を置いてパシャリ。



卵を使っているとのことなのだが、
いったいぜんたいどんな風に使っているのだろうか?

想像以上のいでたちに
あーでもないこーでもないと
詮索してしまった。



カリッとした焼き目をほじくると
中からミートソースが和えられたパスタが出現することから
勝手な想像ではあるが、和えたパスタをオムレツ型に盛り付けて
刷毛で卵黄を塗りつけてオーブンで焼く?

こんな感じなのではないだろうか?

お味の方はミートソースこそ平凡なれど
中の焼けていないパスタと表面のカリカリのパスタに
からめながら食べる風変わりパスタは、
食感の違いを楽しむことと合わせると
平凡ではないものになっていた。

特にパスタの茹で加減は
ミートソースの水分を吸うことと、
焼き目をつけるために水分が飛んでしまうことを考えると、
とても繊細な加減なのだろう。



ちなみにこいつはお向かいの同僚の食べていた
名なしのゴンベイさんだ。

細いパスタが沈んでいる
見たまんまのスープパスタは、
なんと日本酒を煮詰めて作られている。

私の食べたフリッタータと合わせて見ると
へんてこな風変わりパスタの専門店のように
映ってしまうかもしれないのだが、
ごくごく普通のものもいっぱいございます。

ちなみにこちらのお店は
ナポリのNicola社の日本総代理店とのことで、
ここでしか味わえないパスタとの売り文句を
店の端々で発しておりました。

お腹いっぱいご馳走様でした。

GINZA SCHEVENINGEN
中央区銀座3-7-13成田屋ビルB1
℡03-3567-5346
11:30-14:15/18:00-23:00
土・祝日:11:30-22:00
日曜定休

フリッタータ ¥1,102(特盛り¥157を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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銀座 ジャポネにて「ジャリコの横綱」をいただきます

2006-12-11 12:06:00 | 銀座・築地 イタリアン
先週金曜日。

有楽町のチャンスセンターで年末ジャンボを購入後、
久々にジャポネが喰いやすい時間なのではと、
インズ3へ早歩き。

時間は14時をちょっと回ったあたりだ。



甘かった。昼時程までの行列ではないが
それでもカウンターはぎっしり、
10人程の行列ができていた。

20分待ってようやく席に着席でき、
ジャリコを横綱で注文した。

銀座界隈のB級グルメの帝王的なお店なので
ご存知な方も多いとは思うのだが、
横綱?なんじゃらほい?な方のために少々。



ジャポネには複数のサイズがあり、
レギュラー→ジャンボ→横綱→親方→理事長と
右に行けば行くほど値段とは比例することのない
凄まじいボリュームのスパゲッティを食べることができる。

レギュラーですら女性には苦しめの量で、
普通の空腹の男性ならばジャンボで十分満腹になれる量なのだ。

横綱までが通常のメニューに記載してあるメニューで、
それ以上を食べる場合は、おばちゃんに
「横綱食べたことある?」と
確認されてしまうほどの凄まじい量なだ。

感心するのが値段の刻み方。
レギュラーから¥150円~¥50の間で刻んでいるのだが、
お金の価値の3倍以上はするだろうといったボリュームで
応えてくれるのだ。

ちなみに、私は目にしたことがないのだが、
レギュラーとジャンボの間のサイズも
¥50増しで注文できるとかできないとか。



毎度のことの行列店なので、
列の作り方まで張り紙をしていたりする。

インズ3の集客の8割が
ジャポネに来る老若男女と言っても
過言ではないのではないだろうか?



こちらがジャリコ。

客の7割がこのジャリコを注文する看板メニューだ。
具材は豚肉、海老、しそ、トマト、しいたけ、玉ねぎ、小松菜。

個人的にはカレーの載ったインディアンや
豚キムチのキムチスパもお奨めしたい。



この存在感が横綱だ。

グラスと比較をすればある程度サイズは
想像していただけるだろう。

初めて行く方は、
間違いなく並ぶことになると思うので、
カウンターごしで頻繁にやり取りされる
レギュラー、ジャンボ、横綱の実際のサイズを
見て決めるのが一番だろう。



私は横綱しか食べたことがなかったのだが、
なんともラッキーなことに20分の待ち時間で
親方と理事長を目の当たりにすることができた。

横綱から¥50増しの親方は横綱の1.3倍位だろうか?
食べれる可能性は感じたが、食後にサラリーマンとして
職場に復帰しても役立たずになってしまいそうな量だ。

理事長に関してはサラリーマンは食べちゃいけません!

明らかに他のお皿とは奥行きの異なるお皿に
ものすごい高さで大量のスパゲッティが
積み上げられている。

間違いなく社会復帰が難しい量なのだ。



ジャリコが人気のある理由はなぜなのだろうか?

察するに喰い倒れメニュー満載のジャポネにあって、
最後まで飽きずに食べさせる工夫が一番バランス良くしてある
点ではないかと勝手に推測した。

大量のスパゲッティはこってりしすぎては
とてもとても食べきれない。

こってり中枢をくすぐるのは
茹で置きの麺を炒める際のバター、豚肉、玉葱。

これに対してさっぱり中枢をくすぐるトマト、
小松菜のシャキシャキとした食感、トマトによって
クセを感じさせすぎないシソと薄口の醤油。

食に変化を与えている椎茸とほんとに小さな海老。

このバランスの良さが、モチモチでもっさりとした
大量のスパゲッティを不思議と食べきらせてしまう秘訣なのだろう。



同僚などは
「ジャポネを食べずして銀座を語ることなかれ」とまで言い放つ。

腹いっぱいご馳走様でした。

ジャポネ
中央区銀座1-2銀座インズ31F
℡03-3567-4749
月曜日~金曜日10:30~19:30
土曜日10:30~15:00
日曜日祭日

ジャリコ ¥800(横綱)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★★

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銀座 エトナにて「カルボナーラ」をいただきます

2006-11-06 14:02:20 | 銀座・築地 イタリアン

諸事情により3連休はブログ更新を怠ってってしまった。
その事情とやらについては今週どこかで改めてご報告したい。

面目ない。

久しぶりの出社日ということもあり、
3連休の話題に花を咲かせながら久しぶりにエトナに行ってきた。



場所は銀座の7丁目。東武ホテルの前にその店はある。

店に入るとちょっとした異変に気付く。
調理場のお兄ちゃんが変わっているうえ、ガラガラだ。
時間はまだ12時30分。

かき入れ時にいるはずの先客がいなかったことに胸が騒ぐ。

何にしようか一通り見回して、
未食メニューの中からカルボナーラを大で、
コールスローと一緒に選択した。



程なくしてコールスローがやってきた。

考えてみると銀座や日本橋界隈の洋食屋さんの
コールスローは¥50位のお店がとても多く感じる。

このお店も¥50で、
味付けの良さといい¥100取っても怒られないレベルの代物だ。



カルボナーラがやってきた。

相変わらずでかい。

実は注文の段階である懸念をしていた。

それは味が平坦になりがちなカルボナーラを
このお店のボリュームで平らげようとした場合、
一歩間違えれば拷問になりかねないという懸念だ。



万が一の場合には粉チーズや胡椒、タバスコで
飽きないように食べれば良いだろうと踏み切ったのであった。

一口食べようとフォークをお皿の方へ運ぶ。

ん!?・・・・

スパゲッティがフォークに絡まない。

このお店、
茹で上げ済のスパゲッティを
注文が入るとフライパンで炒め、
最後にルーに絡めて出してくれるお店なのだが、

スパゲッティに油がまわっておらず、
茹で上げてだんご状態で固まってしまったまんまで、
無理矢理ソースを絡めて出したようなカルボナーラは
想像していた拷問とは違う拷問であった。



このお店の肝はフライパンの火加減。
茹で上げ済みパスタを上手に再生できなくなってしまっては、
今日のような閑古鳥になってしまいますぞ・・・

たまたまであることを願いつつ、
ご馳走様でした。

エトナ
中央区銀座7丁目13-3日興ビル1階

カルボナーラ(大) ¥980
コールスロー    ¥50

甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★★★★☆

⇒ こっちはオススメ! 銀座エトナのガーリックエッグ

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銀座 イルビアンコにて「ヤリイカのパスタ」をいただきます

2006-09-08 12:32:42 | 銀座・築地 イタリアン

同僚OLたちに人気のイルビアンコに行ってきた。

場所は銀座2丁目。
銀座柳通りを新富町方面へ、
昭和通りを越えて2本目の筋を右折。



蕎麦打ちの実演よろしくピザを作っている姿を
通りから垣間見ることができる。

ランチはピザ4種類、パスタ4種類の中からの8拓で、
大好物のピザにしようか迷ったが初めてのお店なので
味の見分けやすいパスタを注文することに。

本日のオススメは

「ヤリイカとケッパーと
オリーブのトマトソーススパゲッティ」

グラスワインをつけてくれるそうで
一緒に赤ワインを注文した。

サラダも豆と野菜と選択ができ、
こちらは豆を注文した。

店内は大変混雑しており、
人気店ぶりが覗える。

注文後まずはバケットが到着。



自家製なのだろうか?
やや硬いがしっとりとした食べ応えのあるパンだ。

続いて豆が到着。



缶詰のものを和えただけなのだろう。
もう少し柔らかく食べたかった。

また、お皿の洗浄が不十分なうえ、
他のテーブルをバッシングした店員が
食べ残しのオリーブオイルを拭わずに
手の指紋べったりに私の皿を運んできた。

不衛生なうえ食欲を完全に削がれる。



パスタが到着。



旨そうに見えるが完全な失敗作。

まず、パスタの茹で加減が1分近くオーバーしている。

芯もない伸びがかったパスタなのだ。

ソースもイタリアントマトの柔らかい
甘味を生かしておらず、塩加減も最低だ。

ヤリイカの臭みばかりが際立つ伸びたパスタを
トマトソースが飛ばないように注意しながら食べる。

初めての来店なのに何か悪いことをしたのだろうか?

敵意すら感じかねないひどい仕打ちに
完全にがっかりさせられた。



さらに事件がまた1つ。

食事も佳境が過ぎるあたりまで
赤ワインを出し忘れていたのだ。



食事中にコーヒーを運んでくる
神経といい完全に頭にきた。

内装は確かに雰囲気も良いのだが、
イケ面ながら性格が最悪な奴。
表現するならば今回はこんな印象だ。

昼時の繁盛している店であれば、
確かに戦場に違いないのだろうが、
たまたま不運が重なっただけであることを切に願う。

次回もこのようなお店なのであれば
2度と行くこともないお店にご馳走様でした。

イル ビアンコ (IL BIANCO)

東京都中央区銀座2-13-6 東ニビル1F
03-3544-7774
11:30 - 14:00 / 17:00 - 22:00
日曜・祝日定休日

「ヤリイカとケッパーと
オリーブのトマトソーススパゲッティ」 ¥1,200
(サラダ、バケット、グラスワイン、コーヒー、大盛り¥200増しを含む)

甚平満足度 ☆☆☆☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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銀座7丁目 ETNAで「ガーリックエッグ」をいただきます

2006-07-25 15:36:45 | 銀座・築地 イタリアン

月に1回くらい、無性にパスタをかき込みたくなる日がある。
そんな日は決まって銀座7丁目か虎ノ門に足を運ぶのが常だが、
今日は前者の「ETNA」で思う存分炭水化物をすることにした。

「ETNA」は昭和通り三原橋の交差点を汐留方面に進み、
銀座東武ホテルの角、演舞場通りを銀座方面に曲がってスグにある。



ランチメニューは通常より¥100安く、日替わりでトマトソース
のものが用意されているが、お気に入りの「ガーリックエッグ」を
決め台詞の「大盛りで!」注文。

ブログを書くようになって気になっていることが1つある。
お店で写真を撮る際に皆さんはどのように断っているのだろうか?
百戦錬磨の女将さんや板さんに気後れしがちだが、
私はブログと言わず日記と言うようにしている。

「日記をつけているので写真を撮ってもいいですか?」
今のところ撮影禁止を申し渡されたことはないので、
しばらくは「大盛り」と併用して行きたい。



お待ちかねの「ガーリックエッグ」大盛りが登場!



このトロトロ感が堪らない。

実はこちらのパスタには、ある大きな特徴が2つある。

通常、パスタ店は注文を受けるとまず最初にパスタを茹でる
仕事から始めるが、こちらはまず最初に熱したフライパンに
オリーブオイルを流し込み、パスタをぶち込む。

そう。パスタは既に茹でてあるのだ。

そんな伸びきったパスタは喰ってらんないよと思うなかれ。
オリーブオイルのカーテンと焼きで、表面に絶妙な堅さが生まれ、
外はカリっとまでいかないが十分な歯ごたえを醸し出し、
伸びきったパスタから上等なスパゲッティに鮮やかに転身する。



もう1つの特徴は大の大人が満腹になる量だ。
比較物と一緒に撮っていないので写真で大きさが伝わりにくいが、
こちらの大盛りは、気安く注文できるような量ではないので、
初めて来店される方は並もしくは中盛をオススメする。



中にはスパゲッティがぎっしり。
この喰っても食べてもまだまだ感も堪らない。

ちなみにランチメニューなら
並盛¥830、中盛¥880、大盛り¥930。
それ以外は各+¥100だ。
サラダ¥50、コールスロー¥50なんてものもあるので
お店の方の心意気をぜひ試してみてはどうだろうか?

卵と絡めて食べてみたり、胡椒をかけて食べてみたり、
チーズを振って食べてみたりと一通り楽しんでいるうちに
完食だ。お腹いっぱいご馳走様でした。

本日のランチ
銀座7丁目 ETNA
「ガーリックエッグ」大盛り ¥1,030
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

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