星を見ていた。

思っていることを、言葉にするのはむずかしい・・・。
良かったら読んでいってください。

ゴールデンウィーク

2017-05-03 21:42:14 | 日替わり
テレビは朝の情報番組くらいしか見ないのだが、こんなに物騒な世界情勢にいつ日本が巻き込まれるかも分からないというのに、やはり相変わらずというか例年通りというかゴールデンウィークが始まったとかそういう話題ばかりをやっている。朝の情報番組はどうも好きになれない。どうでもいい話題を似たようなかわいらしい女の子がわいわい紹介している、そういう感じがどの局も一緒で(NHKは若干違うのかな)、じゃあ点けなきゃいいやと思うけれど(つい最近まで実際点けてなかった)交通機関が乱れたりするのがすぐ分かるのと天気が分かるのと時間が分かるので点けている。あと一応ざっと最新のニュースも分かるし。


ということで今日から5連休で嬉しい。5日もまとまって休めるのはお正月とGWくらいだから本当に嬉しい。嬉しいけど特にこれと言って予定があるわけでもなく、まあ掃除とか買い物とか普通の土日と何となくだらだらして終わってしまうのだと思っていた。


先週親しくしている友人夫妻に会って、その時に私が千葉にある岬のカフェにいつか行きたいのだ、という話をしたら、じゃあ今度のGWに一緒に行ってみる、という話になり、図々しくもご一緒させて頂いた。


小説の舞台になっているカフェが千葉の海のすぐそばにあって、そのカフェのことは何となく知っていたし映画になったことも何となく知っていたのだけれど、たまたま本屋でこれいいかなと手にした小説がその小説とは知らずに買った。読み始めてああ、あの有名なカフェの小説だ、と気づいた。第2話くらいまでは正直あまりピンと来なくて何か出来過ぎたありがちな設定だなとか思いながら読んだが、読み進めていくうちにはまっていき、その本を読み終わる頃にはこのカフェにどうしても行きたくて行きたくて仕方なくなった。職場で昼休みgoogleマップでどうやったら行けるのかとか検索したりしていた。


そして今日行ってみた。本当にあの小説に出てくるイメージそのままで、崖の下は岩場で釣りをしている人が結構いた。私たちが行ったときは誰もお客さんがいなくてテラスの席で真ん前に海を見ながらおいしいコーヒーを飲んだ。テラスにもジャズが小さい音量で流れている。気持ちが良い。外はかなりの風だったが建物が風を遮るのかテラス席はそうでもなかった。遠く向こう岸には横須賀方面、東京方面が見え、富士山もうっすらと頭のほうが見え、時間がゆっくりと流れる。ここに一日いられるような気がする。家の近くにあったら毎週来るだろう、そう思えた。


いつか行けたら、があっという間に実現してしまったな。でも今度は自力で来よう。絶対また行こう。そう思えるくらい素敵な喫茶店でした。





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