星を見ていた。

思っていることを、言葉にするのはむずかしい・・・。
良かったら読んでいってください。

雨の音

2022-04-30 09:08:59 | つぶやき

雨が好きじゃない。もうここずっと何年か下手したら何十年も雨が嫌いだ。仕事に行く時に雨が降っているともう仕事に行くのが嫌になる。なんでこんなに雨が嫌なのか考えてみたが、まず濡れるのが嫌だ。雨の靴を考えるのが嫌だ。駅から帰るバスの本数が少ないので帰りに歩くのが嫌だ。晴れなら歩くのは苦にならないが。湿気が嫌だ。と、とにかく雨が嫌いである。

 

冬が終わると悲しくなる。冬の間は滅多に雨は降らないし湿気も無い。快適。日本は梅雨時がいちばん雨が多いような気がするが、以前調べたら9月くらいがいちばん雨が多かったような気がする。春も雨が結構多いし梅雨は勿論夏も最近だとゲリラ豪雨とか、そして秋の長雨。だから私は冬が好きなのかもしれない。

 

最近もっぱらAmazonで映画を見ているが、久々にノルウェイの森、を見てみた。前に見た気がするし、小説は若い時に一度読んだきりだが内容はだいたい覚えていた。しかし何だか初めて見たようにあまりにも覚えていなかった。小説の方も自分がまだ20歳そこそこの、恋愛やら何やら何も分かっていない時に読んだせいか、読後それほど深く考えこんだ記憶がないのだが、この年で見るとなかなか考えさせられた映画だった。

 

見終わって、この映画、雨のシーンが多いな、と思った。彼女のアパートで誕生日を祝うシーンとか、外で雨が降っている。原作も雨が降ってることになっていたのかどうかは定かではないが、しかし雨のシーンは美しく情緒がある。またセリフが少ない。まあ彼女が精神を病んでいるという事情もあるのかもしれないがセリフで物事を説明するタイプの映画は好きじゃないのでそれはいいなと思った。小説は主人公が内面を長々思考することをいくらでも文にできるけど、映画でそれをセリフとかナレーションでするのは、私はすごく不粋に感じてしまう。

 

この映画は原作が好きで見たわけではなく、監督が青いパパイヤの香り、と言う映画の監督で、私はこの映画が大好きなのだ。それで改めてもう一度青いパパイヤの香り、も見てみた。

 

そうしたらやっぱり雨のシーンが多い。そしてセリフもナレーションも凄く少なかった。舞台がベトナムなので風土的に雨のシーンが多いのかと思っていたが、この監督、雨が好きなんだろうか。

 

でなんとなく、立て続けにこれらを見たら雨が素敵に思えてきた。そもそも子供の頃は雨が好きだった。休みの日が雨だと堂々と家の中でお絵描きしたり静かにしていられるのが好きだったのだ。5月頃の、もう寒くはないけど暑くもなく湿気もない時に外で静かに雨が降っていて、ちょっと雨の匂いがする、という情景を思い出し、子供の頃はたしかに梅雨も夏もさして嫌いじゃなかったなと思い出した。

 

知り合いはマンションに住んでいて、マンションは雨の音がしないという。ああうちは一軒家だからこんなに雨のことが気になるのか、とも思った。ここ数年は夏や秋には台風が来ると雨よりも風が強くて怖い。台風シーズンでなくとも風の強い時が多い。雨より風が嫌なのかもしれない。しとしとて、静かに降る雨は好きなのかも。

 

昨日は家族は誰もいなく、昼過ぎから雨が降って来た。誰もいないしんとした家、静かに降る雨、外の樹は若葉で青くなって来ている、こういう雨は好きかも、と思いながら本を読んだ。久々に雨が嫌じゃなかったかも。(まあ出掛ける予定がなかったからだよね)

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聴力が戻った

2022-04-24 09:41:51 | つぶやき

昨年の秋位から左耳の低音が聞こえなくなり、月一回ペースで通院している。最初は音がワンワンと響き、くぐもったように聞こえたが、風邪をひいて鼻が詰まるとそんな状態になることもあるので風邪かなとも思っていた。(あまり秋に風邪は引かないし鼻詰まりは無かったのだがそう思い込んでいた)そのうち耳鳴りがしだして左耳に換気扇が付いてるかのように常にブーンと音が鳴っていた。調べると、突発性難聴かもしれないと思い早ければ早いほどいいと書いてある。すでに10日くらい経っていたが仕事の後に近くの耳鼻科に行った。

 

色々検査をしたが、これは突発性難聴ではないです、台風が近づいてるとこういう方結構来るんです、とビタミン剤やら漢方薬やらを処方された。ステロイドを処方されるものと期待していたが、まあ医者がそう言うのならそうなのだろう、私は素人だし、と突発性難聴でなく良かったような、でもステロイドが効くというギリギリを逃していいんだろうか、と複雑な気持ちのままそのまま帰った。

 

一週間後、変わらず。また同じ薬を出される。二週間後、変わらず。ここでようやくステロイドを出されたのだが、遅過ぎだろ、と不信感ばかりが募った。

 

耳は相変わらず聞こえづらいし、左右のバランスが悪いのか声を掛けられた方向がいまいち分からない、電話を当てるのが左耳の癖がついてしまってるので聞き辛い、今はコロナ禍で職場もビニールの仕切りをしているので、そのせいもあり向かい側の席の子の話が聞こえない、状況はちっとも良くならなかった。

 

このままでは仕事も怪しくなる。まだ8年は働かないといけないし、と本気で心配しだした。他の大きい病院に行くには休みを貰わないといけないが、訳を話し半日休みをもらい耳鼻科の評判が良いらしいといい病院に行った。

 

この病院では突然聞こえなくなったものは全て突発性難聴なんですと説明された。その中で低音だけが聞こえないので低音障害型感音難聴であろうと。それが長期化するとメニエール病になるとのこと。今までの通院内容を話してメニエール病の薬を処方された。

 

なんだかやっぱりこの病院に来て良かった、と希望が持てた気がしてそこから月一通院が始まった。

 

しかし、毎度毎度聴力検査の度聞こえない。毎回毎回疲れてます?ちゃんと寝てますか?と聞かれ、睡眠は取ってますけどいつも疲れてます、と同じ答えをし、そうして半年近く過ぎた。

 

低音が聞こえないだけなので、傍目には何も分からないし音も話もほぼ聞こえる。いちばん苦手なのがうちの上司の声で、声が低いのと滑舌が悪いので何度も聞き返してしまう。2月頃に会社を休んだ時にその上司から電話があった時は半分くらい何を言ってるか分からず、慌てて右耳に電話を持ち直した。

 

だか、この間の通院予定の前日に、たまたま仕事の事でその上司と電話で話をしたのだが、話し終わってやや経ってから、あれ、私今聞こえてたよね、と気付いた。でもたまたまそんな込み合った話じゃなかったから聞き取れたのかも、と軽く考えていたのだが、翌日の聴力検査で聞こえたのだ。いつも左耳の低音になると空白の時間が流れるのだが、聞こえた!

 

しかし疑い深い私は結果を診断されるまではいつもどおり静かに診察を待っていた。そして診察の番号を呼ばれたら違う人がすうっと診察室に入って行く。私は何度も番号の紙と掲示板を確認し、やっぱり私じゃん、と看護師さんに申し出たらやはり違う人が勝手に入ったみたいだった。呼ばれたらすべて自分て思う人も人だが、今どき本人確認しない病院もどうかと思うが。

 

話がそれたが、やはり検査の結果聞こえていた。分かってはいたけど、あの、聴力検査の折線グラフみたいのが久しぶりに上の方になっていて先生も右耳とほぼ同じくらい聞こえているとの事なので、やはり気のせいじゃなくちゃんと聞こえるようになったんだ。と、その瞬間アルプスの少女ハイジに出てくるクララが車椅子から立って歩けるようになるシーンがぱっと頭に浮かんだ。

 

私は多分自分が思ってる以上に嬉しかったんだと思う。その後帰りの電車の中で、読んでいた本が無いのに気付き、診察室の荷物を置き籠に忘れたんだと思い出していたら電話が鳴った。親切そうな看護婦さんが次の診察まで保管しておいてくれると言ってくれた。

 

しかし長かったなあ。もう治らないと思っていたのに。通院続けてて良かった。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日坊主乗り越えた

2022-04-23 10:43:54 | つぶやき

お弁当作りが苦手である。

結婚してすぐの頃元旦那に弁当を作っていた。卵焼きを必ず入れその他2品。冷食とか前日の残りとか入れていた筈だがあまり覚えていない。料理は嫌いではないのだが朝が苦手なのでとにかく苦痛だった。元旦那の勤務が交代制だったため毎日ではなかったので出産までの数年間、何とか続けられた。

 

子供たちが高校生の間も仕方なく作った。上の子は嫌いなものが多く必ず残すのでまったくやる気が起こらなかった。私が子供の時は嫌いなものを残すなんて有り得なかったのに。下の子は何でも食べるのと私立の高校で学食もあったので疲れた時などは学食に頼ってもらったりして何とか乗り切った。

 

それくらいお弁当作りが嫌いなので、子供達にお弁当が必要なくなってからは一切作らなくなった。たまにお弁当にしよう、と張り切っても続かない。

 

なのだが、この二週間ほどお弁当を続けられた。お弁当作りは嫌いだが、他人のお弁当ブログやお弁当の本を見るのは好きである。こんなの毎日作るのかと感心し、私には無理だと思う。しかし最近超シンプルな、ご飯におかず一品だけとか言うハードコア弁当なるものを見た。その他にも質素なお弁当を推奨している人もたくさんいるので、私はそうだよね、もう自分の弁当なら毎日同じでも健康のことそんなに考えなくても彩りも関係ないもんね、とお弁当のハードルが低くなったような気がしたのだ。

 

そして、この2週間作ったのが

卵と菜の花を炒めたもの

ウィンナー

ご飯(上にふりかけ)

のみのお弁当。

 

炒める野菜がニラになったり他の菜葉になったり、ウィンナーがシュウマイになったりミートボール(いずれも市販品)になったり、ふりかけがジャコになったりのバリエーションはあるが、これでやく2週間作った。

 

ぜんぜん飽きない。

なんで飽きないかと考えたが、そもそもお弁当を、持って行かない時の私の昼ごはんはコンビニお握り2つと即席お味噌汁の組み合わせでここ5年くらい、いや7年くらいか下手したらもっと来たのである。そこにサラダが加わったりもあったが基本的に同じ。お昼を考えるのも面倒だしコンビニのお握り以外の弁当を食べたくないし、かと言ってコンビニ以外の店がないので選択肢が無いのだが、飽きもせず食べていた。しかしつい最近、コンビニの昆布のお握りを食べたら、ふと不味い、と感じてしまったのだ。

 

それからやけに美味しくないと思うようになり、自作のお弁当がより美味しく感じてしまったのもある。

 

最近さらに手抜きの技を覚え、ご飯はまとめて炊いて一回分づつ冷凍、使う野菜は料理バサミで切りまな板を使わない、としたら本当にハードルが下がった。

 

これからも超手抜き弁当作るぞ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月

2022-04-02 16:06:49 | つぶやき

木曜日、お花見に行ってきた。

土曜日は荒天、日曜日は仕事で、平日休みも諸般の事情で無くなっちゃうし、ああ桜の時期終わっちゃうとモヤモヤしていたのだけれど、木曜日休みが取れてお花見散歩に行けた。

県内な桜の名所。平日だから人いないんじゃないかと思ったけど、休日かと思うほど人がいた。

ソメイヨシノはクローン桜だからなあ、という意見もあるけれど、やはり美しいと思うんだけどな、私は。

桜の時期になると、それぞれの時期に見た桜を思い出すな。子供が小さい時に連れて行った近所の公園の桜とか、父の晩年に連れて行った桜とか、東日本の震災の年に見た桜とか、京都の桜とか。

この時期はやっぱり町中も車窓の景色もピンクが混ざって一気に春の感じがする。

今年も見れて良かった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする