星を見ていた。

思っていることを、言葉にするのはむずかしい・・・。
良かったら読んでいってください。

もう一回

2022-06-19 08:15:51 | つぶやき

週末ひとり温泉の翌週、同じ旅館に従姉妹と再訪した。

 

3つ年上の従姉妹とはたまに食事に行ったり温泉にいったりしていたが、このコロナ禍以降ほとんど会っていない。一度昨年秋頃感染者が減った時期に都内ホテル泊を、したが、またオミクロンが流行ったりもあり会うのは控えていた。

 

私は親戚付き合いがほとんどないので唯一親戚の中で仲が良く何でも喋れる存在である。彼女は週2回のパートをしているが土曜日働いて居るので土日が休みの私となかなか予定が合わない。しかし日曜日出勤の代わりの休みがたまたま月曜日になり日月で行ける?とラインをしたらすぐに行く行く!と返事があった。

 

しかし日曜日仕事があるので、またまた近場しか行けない。私が泊まった旅館の事を伝えたらそこでもいいよとのこと。

 

と言うことで2週連続で泊まった。私はあの建物の雰囲気と何より本館の大正時代の建築を見て欲しかったので、私より先にチェックインして是非本館に行ってねてラインをしておいた。

 

しかし、いつも日曜日の出勤の時は平日より30分か下手するともっと早く仕事が終わるのにその日に限ってトラブルが起き仕事が終わらない。あーせっかく先週より早めに行けると思ったのに、とモヤモヤしながら仕事が終わるのを待った。途中乗り換え駅でロマンスカーの発車まであと3分くらいと表示を見て慌てて切符を買い乗り込んだ。ロマンスカーのお陰で予定していた時刻とあまり変わらず到着した。

 

ひとりで行ったのも楽しかったが従姉妹とも楽しかった。随分と会って無かったのでその間の色々あったことを話し、何しろ彼女とは波長が合うので気を使わなくて済む。私と体質も似てるのでご飯の食べる量なども似てるのでストレスにならない。

 

従姉妹に、ねえこの建物凄くない?本館の建物も古くて素敵だよね、と言ったらまあそうだけど家も昔こんなだったからね、と私より感動?が薄い。よく考えてみたら従姉妹の実家は多分明治時代か昭和初期くらいに建てられたのではないだろうか。私も子供の頃さんざん行ったのでよく記憶しているが、入ると広い土間があり四畳半の部屋、広い台所、その他に部屋が4つあって真ん中に廊下があり廊下の突き当たりにトイレがあった。トイレは汲み取り式で男性用便器が別にあったのを覚えている。今あったら立派な古民家だ。その家は従姉妹の兄が結婚したあと建て直しになって今はない。私はその家が壊された時に出てきた古い藍色のお皿を何枚か貰っている。そのことを話したら喜んでいた。

 

今回も何度も露天に行きゆっくりした。

 

あー連続で行ってしまったら次はいつ行けるのだろうか。

楽しみがないと働けないな。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとり温泉

2022-06-18 13:07:03 | つぶやき

 先月、ひとりで温泉に行ってきた。

 

 仕事でちょっともやもやすることがあり、身体も50を過ぎると無理が利かないのか毎日の立ち仕事で足が異様に疲れる。9年ほど前まで今の職場で働いており何度かの転勤を経て戻ってきたのだが、9年前はどんなに疲れていてもそこまで足が辛く無かったし職場の通勤もなるべくバスを使わず歩いていた。しかし今は日中仕事で歩くだけで十分だとバスに乗るようになったが足の疲れが取れない。朝から、今日一日中歩き通しました、というくらい足が疲労困憊している。

 

 それで無性に温泉に行きたくなった。ひとりで行くならなるべく土日は避けたいし、本当は露天風呂付きの部屋がいいけど土日は高いしそういう宿は一人で土日予約が取れないし、かと言って仕事終わりに行ってだと高い宿は勿体無いし、等と予約サイトを見ながら色々考えて居ると私のニーズを満たす宿があった。

 

 

 金土で仕事が終わってから行くとすると行けるのは箱根湯本か湯河原か熱海くらいまでしかない。夕飯には間に合わないので食事なしで可のところ。でも露天風呂があるほうがいい。遅い時間にチェックインするのだからチェックアウトは11時より後がいい。できれば小さいこじんまりした宿。大きい宿だと大浴場に人が多くてちょっと怖い。探していたら湯本の近くにあった。明治時代に建てられたという建物を移築してリノベーションして作られたという素敵な旅館で、露天風呂もある。食事は付けなくてもレストランが宿にあり8時くらいまでにチェックインできれば食べられるしルームサービスも出来る。しかも5000円分のレストランでの利用券が付いている。これで夕飯は賄えてしまう。そしてこの旅館の本館が隣の建物にあり、こちらは超有名な老舗旅館なのだがここのお風呂も使えるとのこと。こんな宿泊まってみたいと思っていたが県民割が使えるとのことでもうキャンセル料が効かないほど間近だったが予約した。

 

 当日、少しだけ早い時間に退勤でき7時半頃に宿に着いた。入口が分からず隣の本館のほうに行ったが、ザ老舗という雰囲気がオーラを放っていていやこっちじゃないと直ぐに分かった。後でお風呂を借りに来るのであるが気後れしそうである。泊まる宿の方に到着すると、建物が夕暮れの中に灯りが灯って素敵だった。建物の中も古いのに綺麗にされていて何か懐かしいような感じがしてホッとする感じ。ウエルカムドリンクと言って飲み物のサービスがあるのだが私はすぐお風呂に行きたかったので後にしてもらった。

 

 お部屋はベッドと椅子2脚テーブルでいっぱいいっぱいの狭いお部屋だったけれど、古民家リフォームされたセンスの良いお洒落なお部屋だった。急いで浴衣に着替えとなりの超老舗旅館のお風呂を借りに行く。

 

 先程間違って入ろうとした老舗本館に入るとこちらも建物がただただ凄かった。古い建物大好きなのであちこちキョロキョロして見てしまった。番頭のおじさんにお風呂の場所を聞くと何箇所もあると言う。貸切の場所を聞いてその階に進んでいった。しかし行っても行っても分からない。途中迷い込んで今では使われていなさそうな大広間みたいなところやバックヤード的な場所などぐるぐるぐるぐるしてしまった。でもこんなに古い建物を探索するのは楽しい。途中で法被をきた従業員のような人をみつけたので声を掛けやっとお風呂に辿り着いた。

 

 貸切なので鍵を掛けゆっくりと身体を洗う。ここは大浴場と違い大正時代のローマ風呂ではなく後から作った新しい風呂のようだった。夕食の時間を8時にしてあったのでまだ時間がある。露天に行こうとまた館内を歩き出し露店を探した。

 

大正時代に作られたという建物は多分ほとんどそのまま維持されているようで、どこをとっても時代が感じられ素敵だった。スマホを宿に置いてきたことを後悔した。あちこちぐるぐるしていると露天風呂の看板を発見した。いったん外に出るらしい。下駄を履き替え外に出る。ちょっとした坂というか崖というか階段を登ったり下ったり薄暗い照明しかない中を不安になりながら歩くと露天風呂があった。人は誰も居なくてゆっくりと露天風呂を楽しんだ。

 

 そして無愛想な番頭さんに声を掛け宿に戻る。すぐにウエルカムドリンクのビールと頼んでおいた食事が運ばれてきた。あー、仕事の後のビール最高。温泉最高。ご飯も美味しくてその後ワインを一杯頂いた。

 

 そしてちょっと横になろうと思ったら次に目が覚めたら1時半頃になっていた。私の温泉あるあるである。ちょっと面倒だと思いつつ、この宿の露天風呂に行った。宿のHPで見た感じより広く開放的に感じた。誰もいない。この後3回くらい露天に入ったが一度も誰にも会わなかった。コロナ禍以降、宿に泊まる時は部屋に露天風呂が付いた部屋にしか泊まらなかったがやはり値段が高い。一人だと更に高い。この宿みたいに人があまりいないなら大丈夫そうだなと思った。

 

 翌日は露天に行って、朝ご飯を食べ、また露天に行って、チェックアウトまで部屋でダラダラし、もう大変有意義な休日を過ごした。県民割でお買い物できるクーポンをもらったのでお土産を買って帰った。家に帰っても、まだ昼過ぎだし土曜日だし次の日は休みだし疲れもなく、本当に良い時間を過ごしたなと実感した。

 

 また行きたいな。(実は翌週も行った)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする