晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0420   甲斐駒ヶ岳、栗沢山

2023-09-06 09:24:29 | 登山

 

         六方石(下り、巻道分岐から)

期日 :   2004年7月 19日

メンバー : 単独

コースタイム 天気 曇後晴

 北沢長衛荘4:25―見晴らしの良い所2425m 5:24~39―双児山 6:05~20―駒津峰6:49~55―甲斐駒山頂2967m 7:45~8:10―六方石 8:40~45―駒津峰 9:13~25―仙水峠10:30~40―栗沢山 11:30~45―仙水峠12:24―北沢長衛荘12:53~13:01―北沢峠2033m13:10~15=広河原1510m13:40~15:00=奈良田温泉485m15:38~16:13

   時間8:20(登り3:20,下り5:00)、距離11.3km、標高差2967-2036=931m 累積標高差+1650m

             甲斐駒ヶ岳 双児山ルート

        甲斐駒ヶ岳ルート標高

 

記録、感想

    前日(7月18日)は、仙丈ケ岳に登ったが天気が悪く良い写真は撮れなかったので報告は割愛。二回目と同じく双児山からの甲斐駒を眺めるために双児山コースを登る。北沢長衛荘を4:25に出る。まだ暗い。だれも登らないと思っていたが意外に多くの人がいた。

 シラビソのジグザグの道を登っていくと樹林帯が切れて2502mピーク下の仙丈ヶ岳の見晴らしが良いところに出た。ここでおにぎりの朝食にする。仙丈ヶ岳の上は見えないが眺めはよい。坂がゆるくなると双児山に着いた。しばらくすると小雨が降ってきたのでカッパをつける。せっかく登ったのに20m程下る。

         双児山 大きな石がある 

      双児山から駒津峰を望む

 ハイマツが切れるとガレの登り。双児山から29分で駒津峰に到着。甲斐駒はガスでまったく見えない。展望が良いのに残念。少し休んで登りにかかる。馬ノ背のような狭い岩稜帯を注意深く歩き、さらに急な岩の下りを慎重に降りて2762mピークを越えた。

 木が茂ったトラバース道を登ると左側が切れ落ちた崖の上に出た。ここを乗り越すと大きなサイコロ状岩と三角形岩がそびえている六方石に到着。60m程で頂上への分岐。今回は右側の巻道を行く。摩利支天の分岐を過ぎて白い砂の坂をあえぎながら登る。周りが見えないだけに疲れる。かなり回り込むと大学生のパーティが休んでいた。

         六方石(登りに撮影)

    六方石(下りに撮影)

 

        甲斐駒ヶ岳山頂 ガスで展望はない  

 どうやら七条小屋に泊まり頂上を越えてきたらしい。中にはバテている人もいた。頂上が見えず相変わらずきびしい。砂のジグザクを登ると稜線がうっすらと見えてきた。黒戸尾根コースが合わさり頂上が近いことを知る。大きな岩を登ると石祠がうっすら見えて頂上である事が分かった。

 相変わらずガスでなにも見えないのですぐに下る。白砂の下りを今度は気持ちよく下る。天気が悪いのに続々と登ってくる。六方石に着くと安心したのかようやく登った喜びが湧いてきた。巻道分岐付近から見ると六方石はすごく大きい。(高さ11m程) 駒津峰までのアップダウンは結構きつい。馬ノ背状(2752mピーク)のところではシャクナゲが咲いていた。

           駒津峰への登り返し

 駒津峰に着くと人が大勢いた。ここで風が無くなり暑くなってきたのでカッパのズボンも脱いだ。大きい岩の下りから樹林帯の急な下りになった。南の栗沢山への尾根に入る。

 結構急な下りであり足が疲れる。20分ほど下ると急にガスが晴れて栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山が見た。右となりには富士山や北岳まで見えた。なかなかいいアングルである。だんだん天気が良くなってきた。もう一回登りたい気分だ。上を振り返るとまだ駒津峰はガスの中。仙水峠で疲れた足を休める。

  駒津峰南尾根よりこれから向かう栗沢山、北岳、間ノ岳、塩見岳

        鳳凰三山 富士山 アサヨ峰

 アサヨ峰、栗沢山、北岳、間ノ岳

          鳳凰三山アップ 富士山、高嶺

 摩利支天の岩峰の写真を撮りたくてゼリーを食べながら待っていたがついにテッペンは晴れなかった。元気が出てきたので栗沢山に登る。北沢峠発のバスは13時10分だから3時間ある。十分行ってこれる距離だ。ザックを標識の下に置き軽くなった体で軽快に登る。最初は少し迷いがあったが軽快に登っているうちに頂上までいける事が分かった。でも上はすこし急になっているように思えた。一旦ゆるくなって最後は岩の急登であった。

     仙水峠、摩利支天

             仙水峠分岐

 登りつくと一人登山者がいた。早川尾根小屋から縦走してきたとのこと。アサヨ峰方面ははれているが、仙丈ヶ岳、甲斐駒方面は山頂近くがガスっている。しばらく待ったが残念ながらガスは晴れない。あきらめて下った。仙水峠からは、若者の後について飛ばした。30分で北沢長衛小屋に着いた。昼食を食べ北沢峠にのんびり向かった。出発時間にちょうどよく到着。北沢峠から広河原まで南アルプス市営バスで下った。広河原では1時間20分待った。栗沢山からアサヨ峰往復してくればよかったと思った。時間がなく残念。

           栗沢山山頂に着いた

   栗沢山から稜線先のアサヨ峰

  栗沢山から駒津峰、甲斐駒 ガスで上は見えない あきらめて戻る

      仙水峠に戻った

     仙水峠下のガレの道を下る

 

 

コメント
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