晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

丹沢 仏果山と高取山三山めぐり  地図図読み

2012-02-15 17:12:46 | 登山
修験道のヤセ尾根を仏果山に向かう



期日 : 2012年2月4日 天気: 晴


  寺鐘橋を渡り神社の脇から華厳山南尾根に取り付く。秋葉山、煤ヶ谷高取山へと登り、急な斜面を登り稜線に出て荻野高取山(二番目)に到着。少し下って発句石を見学。荻野高取山に戻り華厳山、経ヶ岳とアップダウンのあるコースを歩く。半原越まで下りて革籠石山を通り熊古谷山付近より修験道のヤセ尾根となる。ここを登りつめて仏果山山頂に到着。この時間では誰もいない。少し戻り北上して半原高取山(三番目)に到着。ここも展望が良い。ここから宮ヶ瀬越まで戻り上村橋宮ヶ瀬登山口に戻った。アップダウンのある歩きでがあるコースであった。



     寺鐘橋を渡り神社の横より華厳山南尾根に取りつく


     標高460m秋葉山に到着 標識はない


     さらに尾根を歩き、標高464m煤ヶ谷高取山頂上に到着 ここにも標識はない


     標高500m付近の急坂を登って稜線へ 下る場合は注意


     尾根を荻野高取山へ向かう


     荻野高取山を通り越して発句石向かう。発句石へは右へ少し下る


     発句石
     碑には「此山や この鴬に人も居ず」と下荻野の俳人芹江の句がほられていた


     発句石から大山 方面を望む


     荻野高取山に戻る


     尾根を歩き華厳山に着く ここから下り再度登って経ヶ岳へ


     経ヶ岳山頂にて 大山から三ノ塔、丹沢山、蛭ヶ岳の展望が素晴らしい


     少し歩くと、昔、弘法大師がお経を納めたという経石があった


     半原越に下りる 道路は凍結でツルツル


     さらに登って革籠石山へ


     熊古谷山付近より修験道のヤセ尾根となり仏果山へ


     もうすぐ仏果山頂上 ヤセ尾根は続く

      
     仏果山頂上にて 展望台がある スカイツリーはかすかに見えた


     半原高取山にて ここにも展望台がある


     宮ヶ瀬越から宮ヶ瀬登山口へ下る


仏果山と高取山三山ルート 1


     仏果山と高取山三山ルート 2


記録
  上村橋仏果山登山口に一台車を置き、尾崎交差点近くのコンビニにもう一台の車を置いて、寺鐘橋を渡り左折して神社の脇から華厳山南尾根に取りつく。すぐに鹿柵が出てきて右側の扉より中に入る。緩い尾根を登って行くとアンテナがある300mピークに着いた。見通しは効かない。尾根をたどり右側に採石場が見えてきた頃、急坂を登ると460mの秋葉山に到着。祠も標識も見当たらなかった。

   平坦な尾根を歩いて行くと雪が出てきて464mの煤ヶ谷高取山に着いた。山頂を示す標識もなくテープがあるだけ。今度標識を着けに来ようか。40m程下って華厳山南東尾根への登り返し。440mから結構きつい。傾斜は40度程あろうか。踏み跡がないので、Tさんが木や根っこにつかまりながらうまく登って皆をリードしてくださった。ありがとうございます。

なだらかになると尾根に到着。気持ちの良い下りを荻野高取山まで歩く。三角点と立派な標識があった。少し下ると発句石を説明した看板があり、ロープをくぐって右側の尾根に下りると1m程の高さの発句石があった。碑には「此山や この鴬に人も居ず」と下荻野の俳人芹江の句がほられていた。ここからの眺めは素晴らしく採石場や、登ってきた尾根や大山から丹沢山への尾根が見えた。

荻野高取山に戻り快適な尾根を歩いて華厳山に到着。ここにも立派な標識があった。ここから120m下り、やや急な尾根を登り返すと見慣れた標識が出てきて経ヶ岳に到着。昨年春に来た時は、この坂を下って華厳山まで行く時間と元気が残っていなかった。ここまで来ると人も多くなった。ぽかぽかした山頂のベンチで昼食。おいしいアップルパイをいただき元気回復。大山、大山三峰、二ノ塔、三ノ塔、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、本間ノ頭などがきれいに見えた。

  少し行くと弘法大師がお経を納めたという経石があり、これを回り込んだ後半原越まで下る。ここから仏果山を通り半原までは関東ふれあいの道で良く整備されている。半原越は、凍っていたが登山道は少ししか雪がなくアイゼンなして歩けた。階段を登り鹿柵の扉をくぐるとまた快適な尾根歩き。雪も融けてきた。リッチランド分岐、土山峠分岐を過ぎて革籠石山に到着。山名の由来はネットで調べたがわからなかった。

  しばらく行くとヤセ尾根となり山岳修験者の標識があり、さらにヤセ尾根は続くがロープが設置されており安心して通過できる。馬渡バス停留所の標識がある八州峰を登り、また雪のヤセ尾根を歩き、少し登ると仏果山に到着。ヤセ尾根にはロープが設置されていた。仏果山ではベンチや展望台がありいつもにぎわっているが今日のこの時間には人はいなかった。

  仏果山には三角点があるらしいが、それらしい石はあるがわからなかった。元気な4人は展望台に登ってきた。私は一休み。ここでアイゼンを着け少し戻って宮ヶ瀬越から最後の三山、半原高取山へ歩いた。半原高取山でも展望台に登り楽しんでから宮ヶ瀬越まで戻り上村橋宮ヶ瀬登山口へ下りた。

  地図読みとしては物足りなかったが、華厳山稜線への急な登りなど体力的には結構なコースであった。
水平距離にして約12kmの雪道を楽しく歩いてくださった皆様ありがとうございました。


コースタイム
  御門7:05=仏果山登山口7:15=御門7:30~40―寺鐘橋7:45―尾根取付7:46―アンテナ山8:35―秋葉山9:05―煤ヶ谷高取山9:20~30―稜線分岐10:00―荻野高取山10:20―発句石20:30~35―荻野高取山10:40~50―華厳山11:10~20―経ヶ岳11:55~12:30―半原越12:55―革籠石山13:30―仏果山14:25~45―宮ヶ瀬越15:10―半原高取山15:20~35―宮ヶ瀬越15:45~50―上村橋仏果山登山口16:30~50=御門17:00

メンバー : 5人



 
コメント
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