Tenkuu Cafe - a view from above

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「女の山」 - 雌阿寒岳火口

2008-10-01 | 北海道
雌阿寒岳(1,499m)は、約2万年前に火山活動を開始し、何度も噴火をくり返して現在のような複雑な山体をつくった。南岳、東岳、剣岳、その上に中マチネシリ、ポンマチネシリなどの複数の火山が重なってできている。アイヌ語で、マチネシリとは「女の山」を意味し、主峰のポンマチネシリは約1万5千年前にでた。南側の寄生火山阿寒冨士(1,476m)は約2千年前に誕生した。 昭和30~34年に水蒸気爆発をおこし、近年では、平成18年3月21日に小規模な水蒸気爆発がおこるなど現在も活発な噴火活動を続けている。