NZでは、今朝25日の朝から大きなルール変更がありました。
以前から車の通行は英国に習って左側通行、日本と同じです。
車のハンドルも基本的に右です。
日本では当たり前のことでしたが、NZでは今まで右折車が優先でした。
つまり信号の無い交差点では、まず右折車が曲がってから左折車が曲がります。
言葉では解りにくいのですが・・・
しかし通行に関するルールが大きく変わりました。
端的に言えば、左折優先になりました。
http://tvnz.co.nz/national-news/new-give-way-rules-introduced-today-4795486/video
Source by TVONEnews
なぜルール変更になったかと言うと、移民や観光客の多いNZでの交通事故が
多いからとか!本当でしょうか?
ニュースでもドライバーにインタビューしていますが、
前日になってもこの変更を知らない若者もいました。
まだ周知徹底はされていないようです。
NZTA(NZの交通機関)も今後交差点のクラッシュが年間16000回以上発生するだろう
と言っています。これは1日にすると45件以上!!
ただでさえスピードを出すキーウイですから、大きな事故にならなければ
いいのですが・・・
ちなみに、NZで左ハンドル車を運転するには特別の講習か免許が
必要と聞きましたが定かではありません。
3月17日からBSでDlifeチャンネルが始まりました。(BS258)
アメリカのドラマ好きにはたまりません。
それも何とずーと無料です!!
帰国してからケーブルTVを使っていませんでしたので
FOXと契約せずに済みます。
今夜は画像にある「NCIS」を楽しみました。アビーの若いこと!
他にも、デスパレードハウスワイブス、ゴースト、BONES,30Rock・・など
盛りたくさんです。
ただしすべてシリーズ1からです。
中には7年前ぐらい前のもありますが、贅沢は言えません。
また全て日本語吹き替えですので、ちょっと違和感もありますが・・・
放映が待たれるのが、「CSI」ですが、いつ登場するのでしょう?
日本にいる間は当分これらで楽しめそうです。
Source by Dlife[NCIS]
昨日ニュースで、岡山県の日本最古の築100年の木造小学校が
保存されると聞き、嬉しくなりました。
ぜひ保存改装される前に見に行きたいものです。
さて、前回の恭仁小学校と対照的な2004年竣工の
小学校がこれです。
木津川市のすぐ近くにある南山城村の村立南山城小学校です。
以前にも紹介したことを今思い出したのですが・・・
一見小学校とは思えないのですが、設計は英国人の建築家
リチャードロジャースです。
既存の3つの小学校を統廃合したもので、確か1学年1,2クラスの学校でした。
デザインは別にして、夏は暑く、冬は寒いとのこと!
設計時に、この場所の気候は残念なことに考慮されなかったようです。
しかし、小さな村が著名な建築家を指名したことには勇気が必要だったでしょう。
そういえば、村の音楽ホールの設計者はあの黒川紀章でした・・・
保存されると聞き、嬉しくなりました。
ぜひ保存改装される前に見に行きたいものです。
さて、前回の恭仁小学校と対照的な2004年竣工の
小学校がこれです。
木津川市のすぐ近くにある南山城村の村立南山城小学校です。
以前にも紹介したことを今思い出したのですが・・・
一見小学校とは思えないのですが、設計は英国人の建築家
リチャードロジャースです。
既存の3つの小学校を統廃合したもので、確か1学年1,2クラスの学校でした。
デザインは別にして、夏は暑く、冬は寒いとのこと!
設計時に、この場所の気候は残念なことに考慮されなかったようです。
しかし、小さな村が著名な建築家を指名したことには勇気が必要だったでしょう。
そういえば、村の音楽ホールの設計者はあの黒川紀章でした・・・
私はよく小学校へ建築の出前授業へ行くのですが、この小学校ほど
気持ちの和らぐ学校はありません。
この小学校は木津川市にある恭仁小学校です。
創立年は忘れました。
昭和30年代の台風で校舎が潰れた時は
近所の人々がお金を出し合って再建したそうです。
一足校舎に入ると、懐かしい木の匂いと手あかで黒く光る窓枠・・・
まるでタイムマシンです。
取り壊される予定でしたが、近くに恭仁京の遺跡があるので
保存されることになりました。
畳の上にテーブルを置いてコンピュータールームです。
でもこどもたちはネットを楽しんでいます。
見ていて何かほっとします。
設備の整った学校もいいですが、人間らしさが育まれるのは
このような学校かもしれません。
次回、もうひとつの○○な学校を紹介します。
気持ちの和らぐ学校はありません。
この小学校は木津川市にある恭仁小学校です。
創立年は忘れました。
昭和30年代の台風で校舎が潰れた時は
近所の人々がお金を出し合って再建したそうです。
一足校舎に入ると、懐かしい木の匂いと手あかで黒く光る窓枠・・・
まるでタイムマシンです。
取り壊される予定でしたが、近くに恭仁京の遺跡があるので
保存されることになりました。
畳の上にテーブルを置いてコンピュータールームです。
でもこどもたちはネットを楽しんでいます。
見ていて何かほっとします。
設備の整った学校もいいですが、人間らしさが育まれるのは
このような学校かもしれません。
次回、もうひとつの○○な学校を紹介します。
1年前の2011年3月11日の世界を震撼させた東北大震災のニュースはNZでも流れました。
当時NZのTVニュースでは、連日TSUNAMIの言葉とその映像が流れていました。
NZで日本のあのようなニュースを見るとは信じられなかったことを
思い出します。
あれ以来FUKUSIMAという言葉も全世界が記憶することになりました。
下記はTVONENEWSです。
http://tvnz.co.nz/world-news/japan-mark-anniversary-march-tsunami-4770597/videohttp://tvnz.co.nz/world-news/japan-mark-anniversary-march-tsunami-4770597/video
私にとっては2月22日のクライストチャーチ地震(カンタベリー大地震)のほうがショックでした。
そして皮肉なことに、この不幸な2つの地震が、NZと日本両国の絆も深めたのです。
久しぶりに東京へ行きましたが、地震が頻発している
今日このごろなので、都内のどこにいても不安があります。
特に地下にいるときです。
都内の地下鉄網は電車どうしがぶつかる事もなく見事に出来上がっています。
世界でも類を見ないでしょう。
特に大江戸線のホームに下っていくエスカレータに乗っていると
さながら地底探検に行くようです。
もし東京直下型地震が発生すると、いったいどうなるのでしょう?
無事に済むのでしょうか?
地上の建築物のみならず、大変なことになると思うのですがー。
過密集中都市は、便利で効率がよいでしょうが、
リスク分散にはなっていません。
このあいだの講演会では首都移転構想はなくなっていないようですが
手遅れにならないようにせねば・・・
原発のことも含め、日本から逃げだすしか手がないように思えて仕方ありません。
今日このごろなので、都内のどこにいても不安があります。
特に地下にいるときです。
都内の地下鉄網は電車どうしがぶつかる事もなく見事に出来上がっています。
世界でも類を見ないでしょう。
特に大江戸線のホームに下っていくエスカレータに乗っていると
さながら地底探検に行くようです。
もし東京直下型地震が発生すると、いったいどうなるのでしょう?
無事に済むのでしょうか?
地上の建築物のみならず、大変なことになると思うのですがー。
過密集中都市は、便利で効率がよいでしょうが、
リスク分散にはなっていません。
このあいだの講演会では首都移転構想はなくなっていないようですが
手遅れにならないようにせねば・・・
原発のことも含め、日本から逃げだすしか手がないように思えて仕方ありません。
先日、中ノ島公会堂で行なわれた防災セミナーに参加してきました。
建築4団体の主催で、あの坂さんの基調講演もありましたので、
わくわくしていました。
坂さんは、阪神大震災をはじめ、トルコ、インド、中国四川などの震災地で
精力的に仮設住宅等を建ててきた建築家です。
現在はクライストチャーチ地震で半壊した大聖堂の仮設教会を紙で造ろうとされています。
やっと敷地が設定され、いよいよ建築にとりかかるところです。
紙と言いましても、紙管にしたもので強度はきちんと計算されています。
講演の中で、「コンクリートでもすぐに潰されてしまうし、紙でも
人々に愛されていれば仮設には終わらない、本設、仮設は
材料に関係ない」とおっしゃっていました。感動です!
講演後、坂さんと名刺交換をして、私もNZでお手伝いできることを伝えました。
仮設という言葉は恒久的とは相反する意味で
住宅などにはあまり馴染まないイメージがありますが、設置者(主に行政)
に対してはハードルが低くて好都合だともおっしゃっていました。
私もこのプロジェクトにぜひ参加したいものです。
下記は坂さんの神戸の紙の教会
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_WORKS/SBA_PAPER/SBA_PAPER_7/SBA_paper_7.html
建築4団体の主催で、あの坂さんの基調講演もありましたので、
わくわくしていました。
坂さんは、阪神大震災をはじめ、トルコ、インド、中国四川などの震災地で
精力的に仮設住宅等を建ててきた建築家です。
現在はクライストチャーチ地震で半壊した大聖堂の仮設教会を紙で造ろうとされています。
やっと敷地が設定され、いよいよ建築にとりかかるところです。
紙と言いましても、紙管にしたもので強度はきちんと計算されています。
講演の中で、「コンクリートでもすぐに潰されてしまうし、紙でも
人々に愛されていれば仮設には終わらない、本設、仮設は
材料に関係ない」とおっしゃっていました。感動です!
講演後、坂さんと名刺交換をして、私もNZでお手伝いできることを伝えました。
仮設という言葉は恒久的とは相反する意味で
住宅などにはあまり馴染まないイメージがありますが、設置者(主に行政)
に対してはハードルが低くて好都合だともおっしゃっていました。
私もこのプロジェクトにぜひ参加したいものです。
下記は坂さんの神戸の紙の教会
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_WORKS/SBA_PAPER/SBA_PAPER_7/SBA_paper_7.html