ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

三段落ち

2012-02-18 18:08:01 | Weblog
午前中、日本から来た友人と少し上海観光をした。

ホテルのロビーで友人を待っていると、
日本人のシニアさんたちが目の前を通り過ぎた。
きっと、旦那さんが定年退職して、旅行に来ているんだろう。

妻「トイレに行きたいわ」
夫「じゃあ、俺も行っておこう」
妻、ソファーに座っている私のほうをちらりと見て、
妻「中国人もいるから、先に帰らないで待ってて」
夫「わかったよ」

そんなに私、怪しいか?
というか、日本語がわかる中国人も多いのに、そんな発言していいのか。
っていうか、そんなことを言うくらいなら、中国来るなよ。
と、朝から思った。

次に、南京東路を歩いていたら、
ニセモノのカバンを売っているお兄さんたちが話しかけてきた。

お兄さんA「ニセモノ、カバン、ヤスイ」
私「いらない(不要)」
お兄さんB「おいおい、そいつは中国人だ。他の日本人に話しかけなきゃ意味ないだろう」
お兄さんAは、友人のほうにまとわりついてきた。
私「いらない(不要)」
お兄さんA「お前に言ってるんじゃないよ。日本人に言ってるんだよ」
私「うるさい!(日本語で)」

そ、そんなに、私は中国人なのか。

友人をホテルに送り届けるタクシーで、
行き先の地名の漢字を読み間違ったら、運転手さんに、
「なんだよ。こんな字も読めないのか? 大卒だろ~?」と言われた。

はい、大卒です。日本の大学です。
カンペキに中国人だと思われている。
三段落ち、という気分。