ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

さびしくなるとき

2012-02-01 20:43:34 | Weblog
夕飯にお米が食べたいなあ、と思ったので、
家の近所の日本食を売っているスーパーに行った。
上海に来てすでに7ヶ月。
しかし、いまだに炊飯器がない生活をしているからだ。

そのスーパーは、近所の日本人がよく利用する。
夕方の時間、お客さんの9割が日本人だろうと思う。
話したことはなくても、狭い店内で、ちゃんと道を譲ってくれるのでわかる。

狭いからレジも1台しかなく、少し並ぶ。
レジのお姉さんは中国人だ。

で、そのレジの人は、みんなには日本語で
「いらっしゃいませ」「いくらです」「ありがとうございました」と
言っていたのに、
私にだけは、迷わず中国語だった。

「この時間に細巻きを買うのは、日本人だと思うなあ」と言いたかったけれど、
私の後にも5人くらい並んでいたので、
「どうして私には中国語?」と聞くこともできなかった。

そして、そのあとに隣のパン屋さんに入っても、
そこも客のほとんどが日本人であるにもかかわらず、
私には迷わず中国語で話しかけてきた。

まあ、慣れたんだけど、
たま~に、さびしい気持ちになるんだよなあ。