ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

備えあれば憂いなしです~国分寺市:殿ヶ谷戸庭園を歩きながら~

2023-03-10 | 公園・庭園・名所

殿ヶ谷戸庭園で、かつての職場の同僚と

落ち合い、近況を語りながら、園内を

散策しました。

コロナのこともあり久しぶりでした。

 

園は、このところの暖かな陽気のせいか、

草木の緑が優しく感じられました

殿ヶ谷戸庭園は、回遊式の林泉庭園で、

段丘の崖を巧みに生かした池や谷、

樹々が訪れる人を楽しませてくれます。

それほど広い庭園ではありませんので、

いつものようにのんびり歩きながら、

春の花を探してみました。

フクジュソウの黄色の花は、いつ見ても

鮮やかでいて優しく目に映ります。

 

ミツマタは小さな花が球のようになって

一つの蕾をつくり、外側から順に開いて

いくのだそうです。

上の写真はアカバナミツマタ。

赤い花がきれいな種類です。

もっとも、花弁のように見える「花」は

花弁ではなく「萼」なんだそうです。

 

同じミツマタでもこれは黄色で、少し大きな

花をつけていました。

 

これはシデコブシ(四手辛夷)というのだ

そうです。モクレンの仲間です。

小さな木に、一・二輪の花が開いていました。

いわゆるモクレンやコブシの花にはない、

薄紅色をしています。

 

トサミズキの花です。

枝先に、黄色の小さな花が下向きに、

連なって咲いています。

先日まで、トサミズキの開花はもう少し

あとかと思っていましたら、もう咲いて

いたんですね。

 

上の写真はどちらもボケの花だと思います。

普段よく目にするのは赤い花のボケですが、

これは、シロボケというのだと思います。

この小さい花は、たぶんユキヤナギではないかと

思いました。よくわかりません。

 

キブシです。ピントが合いませんでしたので、

ちょっとボヤっとした写真になりました。

 

こちらはアセビです。こんもりするよう

剪定しているのかどうか。

 

ところで、3月11日は、12年前に

東日本大震災があった日です。

福島の実家は、母が一人暮らしでしたが、

地震のため新幹線も東北自動車道もストップし、

私は、帰ろうにも帰れませんでした。

都内も交通機関がストップし、混乱が続きました。

誰もが緊張していたように思います。

 

我が家でも、3.11後、水や食料など防災への

備えを真剣に考えましたが、今は点検もして

いません。正直のところ緩んでます。

これでは、いざとなったらどうしようも

ないですね。

トルコでも大地震があったばかりです。

改めて地震への備えを考えているところ

です。

コメント (2)
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