ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

東京散歩 ~江戸東京たてもの園~

2015-09-17 | 公園・庭園・名所
車で、東京の小金井公園にある「江戸東京たてもの園」に行ってみました。
久しぶりでした。

         

この「たてもの園」は、歴史的建造物の保存・展示施設として、1993年(平成5年)
につくられました。両国にある「江戸東京博物館」の分館になっています。

正面入り口の建物は、1940年(昭和15年)に行われた紀元2600年記念式典の際に
つくられた式殿なんだそうです。今回はじめて知りました。

         

「たてもの園」の中は結構広くて、いくつかのゾーンにわかれています。そのうちの
洋館を中心に、リハビリを兼ねて見て回りました。もっとも外からですがー。

         

まず、大川邸。1925年(大正14年)に田園調布に建てられた住宅です。

         

前川邸です。品川区上大崎にあったもので、1942年(昭和17年)の建物。

         
   
これは、小出邸。1925年(大正14年)に文京区建てられた和洋折衷の建物です。

                  
   
この邸宅は三井財閥の総領家の建物で、木造と鉄筋コンクリートの2階建ての
構造になっているそうです。戦後の1952年(昭和27年)の建築で、港区西麻布
にあったもの。
  
         
         
          
この建物「ラランデ邸」は、展示されたのは最近で、新宿区信濃町にあったもの
だそうです。
ガイドボランティアの方の説明によると、神戸の異人館街にある「風見鶏の館
を設計したゲオルグ・デ・ラランデが建築したもの。1910年(明治43年)頃の建物とか。

         

板橋区常盤台にあった「常盤台写真場」だそうです。コンクリート造りの大きな
窓が特徴。1937年(昭和12年)の建物。

         

この建物は、2・26事件の舞台となった高橋是清邸です。港区赤坂にあった建物
で、青山通り沿いに記念公園があります。1902年(明治35年)の建物です。

         
         
                  

これは、北多摩の実業家西川氏の別邸で、昭島市にあったもの。1992年(大正11年)
の建築。

         

東ゾーンには、東京の下町を思わせる建物が並んでいます。機会をみて、改めて
紹介したいと思います。

         

園内には、こんななつかしい都バスが。

                


たてもの園は武蔵野の面影があるように感じますが、秋ですねこんな花が見られ
ました。
これは、ミズヒキのように思いますが、違いますか?

                  

萩がきれいです。

         

百日紅(サルスベリ)は、今が見頃。

         

ガマズミが実をつけていました。花は4月から5月ごろに咲くはずです。

         

今からあちこちでみられる彼岸花(曼珠沙華)です。できれば今年も高麗の巾着田
に行ってみたいです。

         

足がちょっと不自由になったおかげで、逆にいろいろなところに目が向くように
なりました。見えないものが導いてくれているようです。
コメント
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