ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

リハビリの記 3 ~歩きをたすけてくれたもの~

2015-04-05 | 日記
ベッドからの移動

 入院の間、ベッドでずうっと寝ているわけにはもちろんいきません。
 手術の翌日からリハビリが始まりました。リハビリ室へいくのが毎日
 の重要な日課です。 
 ときどき検査や診察もあります。トイレやシャワーも、それに売店にも
 いかないといけません。
 
 3か月の間、お友達になってくれたのが車イスでした。病院内の
 どこに行くのも車イスです。看護師さん、介護士さん、リハビリの
 先生によく押してもらいましたが、自分でもよいしょよいしょと動かし
 ました。
        

 車イスを動かすには、結構腕の力が必要なんです。ちょっと長い距離を
 動かしていると、くたびれてきます。 誰か押して・・。
 車イス競技のスポーツ選手は 相当に筋力トレーニングをしているはず。
 妙に感心していました。 
 
歩くための補助具

 歩くための補助はもちろん松葉づえでした。なれないと脇の下や
 手首に余計な力が入り,スムーズな歩きにならないんです。
       

 手術後足首を固定したのは白い包帯でぐるぐる巻いたギプス。
 2週間ほどつけました。ギプスのあとは、硬質プラスティック製
 のサポーターをつけました。これも2・3週間ではずしました。
 あとは、自分の足がたよりでした。

     

 ベッドからおりて、車イスにうつり、松葉づえを右腕にかかえ
 移動します。
     

 そうそう、車イスでの最初のトレーニングはトイレの行き方、座り方。
 これは大事です。とにかく、三食しっかり食べましたから必須なんです(笑)。

 目的の場所につけば、車イスから立ち上がり、ぎくしゃく・ギクシャク。
 やさしいようで、うまくつかえないんです。
 中学生の男の子は、ほいほい 松葉づえで歩いてました。運動神経の差は
 歴然です。

 松葉づえのような安定性はないんですが、とても扱いやすいロフストランド
 クラッチという補助具があるんです。
 退院近くには、このロフストランドを使って歩きました。
     

 ロフストランドを使う頃になると、車イスはやめて自立歩行で頑張ることに
 なりました。お友達とはお別れです。リハビリの先生や、看護師さんには
 いつまでも車イスに頼っていてはダメと、ぴしゃっと言われました。
     

 今、退院してこのロフストランドで引き続き歩く練習を続けています。
 自主トレです。早く元通りの歩きになるようがんばりまあす 

                           (続く)    



 
 

 
     
 
 

 

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