地域では樹々の紅葉が進み、通りの落ち葉も
多くなってきました。イチョウも黄色く色づいて
います。
数日前ですが、立川の昭和記念公園の黄葉を
見に行ってきました。
JRの西立川駅の改札を出ると、すぐ前が公園の
ゲート(西立川口)です。
訪れたのは平日でしたが、多くの人がゲートを
目指していました。
新聞などでも紹介されていましたから、
結構の人出になっていたのだろうと思います。
私のようなシルバーだけでなく、若い人たちの
姿も随分あります。
ゲートを入ってまっすぐ行くと、いつもの池です。
池の周りの樹々もすっかり色づいています。
目指すイチョウ並木はゲートから左手の
ほうですが、道の両脇には、ナンキンハゼを
はじめ、いろいろな樹々の色づきが目に
飛び込んできました。
とりわけ、大きなメタセコイヤの木は黄色く
色づき、堂々たる雰囲気です。
カメラを向ける人も多く、ちょっとした紅葉の
スター的存在でした。
イイギリの実はだいぶ高い梢から顔を
覗かせていました。
しばらく梢をみつめて、どう撮ろうかかと
あれこれ考えながら、「固まって」いると、
「あれは何の木ですか」と、後ろから来た
女性の方に尋ねられました。
「イイギリと思います」と答えましたが、
たどたどしく歩いては、よいしょとカメラを
向けるので、倒れやしないかと心配して
声をかけて下さったのかもしれません。
大丈夫です、カメラはコンパクト デジカメ
です、軽いです。
リハビリにも通ってますから、足腰は
まずまずです。ありがとうございます。
とにもかくにも颯爽と歩けば格好がいいんですが、
やはりそうはいきません。
よいしょ、よいしょと歩き、モミジの赤をカメラに
パチリ。私には、見栄や無理は禁物です。
さて、肝心のイチョウ並木です。
イチョウ並木の名称は、”かたらいの並木”。
並木に向かう手前の広場は、イチョウの
落ち葉を敷き詰めたようになっていました。
ベンチにも落ち葉が降りかかっています。
ここで若い人が語らえば、確かに絵になり
そうです。
でも私では、どう見てもよっこらしょの
一休みにしか見えないです。
青空にイチョウ。青と黄色のコントラスト。
何度見てもいいものです。
並木のトンネルは、見事と言うほかありません。
並木の手前で、三脚を立ててカメラを向ける人、
歩きながらカメラを向ける人、様々です。
イチョウの黄葉は決して鮮やかではないんですが、
こんなにも人を引き付けるのは、陽光の賜物なの
かもしれません。
ワンちゃんも、整列して記念写真に収まって
いました。もっとも、じっとしていません。
走りたくてしょうがないんでしょうね。
イヌの種類を尋ねましたら、
「オーストラリアン ラブラドール・・・・・・。」
む・むっ。舌を噛みそうな長い名前です。
記憶力が危うい身ですので、とても覚えられません
でした。
この昭和記念公園もそうですが、シルバーの方が
手をつないで散歩しているのを、訪れた公園などで
見かけます。
かつて、コラムニストの金平敬之助さんが、
「私は外出のときはよく妻と手をつないで歩くん
ですよ」とおっしゃっていたのを思い出します。
人生の喜び。しみじみ思うようになりました。
世界が平和でありますように!
イチョウ並木は落ち葉が絨毯のように
なっていると、また素敵な風情になります。
黄葉の見頃もそろそろ終わりと思います。
秋の美しさはあっという間ですね。
ところで、ワンちゃんを連れて入園されて
いる人はとても多いんですよ。
モフモフして可愛いワンちゃんでしたので、
お願いして撮らせていただきました。
ワンちゃんとの散歩もいいものですね。
昭和記念公園・・一度は行ってみたい場所です。
住まいの場所からは遠いので・・
見事なイチョウの木ですね!
最後の可愛らしい絵と、ヒマノキさんの平和への願いを見て、暖かな気持ちになりました。