ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

そろそろ紅葉の便りも ~秋の気配を楽しむこと~

2024-10-10 | 散歩

このところ雨や曇りの日が多く、
肌寒さすら感じる日も出てきていますが、
この夏は猛暑日続き。
こうした状況を踏まえてのことと思い
ますが、今年の紅葉は、東日本は、
「平年より遅いでしょう」という予想が
出されています。『(一財)日本気象協会
第2回紅葉見頃予想(24・10・02)』



雨があがったのを見計らって、散歩して
みました。こんな光景が見られました。





ハナミズキです。真っ先に色づき始める
近くの通りの街路樹です。
ほぼ、どの樹にも赤い実がついています。
葉のほうも色づき始めたもの、まだ緑色が
多いものなど樹によってまちまち。
これから少しづつ赤みを帯びた樹が増えて
いくことでしょう。


通り沿いの花壇に咲いていた花です。
多くは、初夏から秋にかけて咲く花
です。


琉球朝顔です。
別名は、ノアサガオとかオーシャンブルー
とか呼ばれています。背丈が高く大きな花
です。一日花のようですが、一般の朝顔
と違って、夕方ごろまで咲いています。


    
トウワタ(アスクレピアス)です。
キョウチクトウ科の花だそうで、
上の写真のものは、赤と黄色のツートン
カラーが鮮やかです。
花は一見大きく見えますが、小さな花が
数個集まって咲いていますので、大きく
見えています。







ルコウソウです。ヒルガオ科の植物です。
葉が線形になっています。
仲間のマルバルコウと違い、こちらは
園芸種です。
緑の葉の中で、星形の花が鮮やかでした。
つる性で他の植物に絡みついていました。


 
シユウカイドウ(秋海棠)です。
秋の花のように思っていましたが、
夏ごろから咲いているんですね。
ベゴニアの仲間で、多年草です。

ハナカイドウ(花海棠)は、
カイドウという名前が入っていま
すが、バラ科のリンゴの仲間で、
立木です。



ミズヒキです。
細長い花茎に小さな花が穂状について
います。秋の野草のように思っていま
したが、これも夏ごろから咲いているん
ですね。花びらのように見える部分は、
実は萼なのだそうです。





アメジストセージ(サルビア・
レウカンサ)です。
サルビアの仲間で、ハーブの一種だそう
です。夏ごろから、茎の上部に紫の花を
密につけます。花は30cmくらいはあった
かもしれません。花期が長いですね。





ハギです。
写真のハギはよく見かけますが、
ヤマハギでしょうか。よくわかりません。
ヤマハギも夏ごろから咲くようですから、
秋になってから咲くというわけではない
ですね。





コムラサキ(小紫)の実です。
花は夏ごろ(6月から7月頃)に咲きますが、
実はちょうど今頃に美しい紫色になります。
名前通りの粋な実です。



キンモクセイ(金木犀)です。
ようやくツボミらしきものが見えて
きました。9月下旬頃から10月初めに
かけて咲く花ですから、まさに秋の花
です。ただ、今年は暑かったので、
開花が10月中旬くらいになろうとして
いるようです。まもなく各地

かぐわしい香りに包まれますね。

秋の気配を書きながら、花は夏頃から
咲いているなどと、ちょっと無粋な
ことを書きつらねてしまいました。

旧暦では8月は今の9月ごろです。
その意味では、8月に咲く花は秋の花
ということになります。
だから秋の七草なのでしょう。
大事なことは、薀蓄(うんちく)より
も、今目の前に咲く花を楽しむ気持ち
ですね。

ようやく季節は、秋の気配が色濃く
なってきました。必要なのは、
季節の移ろいを楽しむゆとりですね。


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