ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

同じ一日花ですが  ~カラスウリとオシロイバナ~

2020-08-31 | 散歩
暑くて、夕方になってから散歩です。
道沿いのフェンスに小さな白い花を見つけ
ました。

カラスウリの花のような感じです。
まだ少し明るかったので、
陽がすっかり落ちてからもう一度見に行きました。

やはりカラスウリです。
数センチの花です。
花先きから糸を伸ばし始めています。





不思議な植物ですね。

横からみると、こんな感じです。
よくまあ、ぐじゃぐじゃにならないものです。



脇でも、別のカラスウリが糸をひろげ
はじめていました。



カラスウリは、どこにでも生えているようです。
他の草木やフェンスなどに絡みついているので、
見つけにくいかもしれません。
でも、あまり目にすることがないのは、暗くなってから
花をひろげ、朝になるとしぼんでしまう一日花
だからのようです。

同じ一日花でもオシロイバナは目立ちます。
夕方のまだ明るさが残っているうちから
咲き出し、朝陽がのぼり、すっかり明るく
なってからも、まだ花が残っています。





ひっそりと目立たぬように咲く花。
「見て見て」と言わんばかりに咲く花。
同じように夜咲く花でも、こうも違います。
まるで人生のようだなどと、つい感傷的に
なってしまいます。

そんなことでは、渡辺和子さんに言われて
しまいますね。
「置かれた場所で咲きなさい」。


コメント (6)
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