ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

令和のあじさい ~東京都府中市 郷土の森博物館~

2019-06-18 | 公園・庭園・名所
今、散歩していてよく目にする花があじさいです。
家の庭にこんもりと咲いていたり、道沿いに花がずっと続いていたりします。

あじさいが群生している名所はたくさんあります。その中で、今回は、
府中市の「郷土の森博物館」に行ってみることにしました。



2日ほど続いた雨もすっかり上がり、青空が広がっています。
梅雨の晴れ間といったところでしょうか。

「郷土の森博物館」の最寄り駅はJRと京王線が交わっている分倍河原駅。
その駅前の東芝ビルのガラスの壁面には抜けるような青空と白い雲が
映っていました。からっとはしていますが、暑いです。



バス待ちの人の列が長く続いています。満員のバスは、10分ほどして
博物館に着きました。
チケット売り場もちょっと混んでいました。
正門を入り、早速にあじさいの花を目指しました。



園内を入って左手には、明治・大正期などの建物の周囲や、散策路の両側
などにあじさいが咲き誇っています。
あじさいは、古い建物とよく調和する花ですね。しっとりとした景観を
醸し出しています。













丘を降りていくと池の周囲はあじさいの小径になっています。
足元から顔のあたりまで、たくさんの花を両側に見やりながら歩くのは、
あじさいならではの楽しみです。











疲れれば、茶店で団子や冷たいものを口にしたくなります。
しかし、ここも人で一杯です。



あじさいの花は、色とりどりでもどれも淡い色合いです。
やはり、日本画の世界ですね。





今日は、日本の美を感じましたなどと締めくくろうかと思っていたん
です。



でも、なんと、売店に「令和」のあじさいクッキーがあるじゃないですか。
これは買わなくてはいけません。



「時代は令和です。新しいものにも関心を持つことが大切です。」とか
なんとか、要は流行りのものに弱い私でした。
コメント
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