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しのです。不妊治療と妊娠と。その③

2020年11月06日 | 育児・妊娠出産・家事

しのです

まさかのヒカルちゃんご参加で、にわかにルリカフェが医療関係一色に!なんかどうもすいません。

ヒカルちゃん、ありがとうございます。

どうぞよろしくお願いします。

 

ところでこれは徳島の友人が送ってくれた安産のお守り。

叫びたいほどのかわいさでした!

ちいさな赤ちゃんが、

お布団からのぞいている…!

出せます。

小さなおくるみに包まれて、ぎんなんの殻のゆりかごにはいってます。

かわいくて死ぬ~!!!!

大麻比古神社のものだそうです。ナイスセンス!

 

さて、お話の続きを

不妊治療を経て悟りを得た私は経済的事情や身体的限界を理由として

最後の移植にのぞみました。

そのころには、自分の身の丈で生きてゆくことへの納得がついていて、

子供ができなくても、楽しく人生をいきてゆけそうなかすかな光も見えていました。

当時の手帳には不安もたくさんつづられていて、

前日のページには「たった一人の卒業式」と書いてあります。

 

そしたらまあビックリ。

生まれてはじめて陽性反応をいただいてしまいました。

喜ぶより、ただ( ゚ ρ ゚ )ぼーぜん。着床してるの?本当に??

夫はどんな顔で驚いてくれるだろう?!と、帰宅して夫に近づいたら

「なんだその笑顔は」と、言う前からばれてしまい、あとは、泣いて泣いて

ただ抱きしめてもらっていました。

 

陽性反応だけでは妊娠成立とは言えません。

一週間まち、心音が確認できて初めて妊娠が確定します。

ここではじめて、「おめでとうございます」と言われるのですね。

仲良くなっていた看護師さんがハグしてくれたのが、いまもうれしい思い出です。

アーティストのおっかけをしていためっちゃパワフルなお姉さんで、だいすきでした。

 

さて!私の不妊治療はここまで。

ここからは妊娠のお話に参りたいと思います。

 

まず妊娠中を振り返ってみて大声で申し上げたい。

「妊娠おもしろーーーーー!!!!」

 

こんなこと、まったく知りませんでした!

まずつわり。これは人並みに1,2か月続き、スッと終わっていきました。

春先だったので毎日コタツで死んでおり、食べ物を少し食べてまたコタツに入る、

冬眠中の熊のような日々を送りました。

自分の体の主導権を完全に子宮に握られ、私の意志は聞いてもらえず、

気持悪さが消えるのは食べた直後と寝てるときだけ。

吐くようになりましたが、今までの自分が消化してきた量と今の

身体がゆるす消化量が違っているんだな、と分かりなんだか面白く感じました。

 

妊娠が確定してから、赤ちゃんがお腹で育ちます。

それは知っていたのですが、同時に胎盤も作られるのですね。

あー、プラセンタね~なんて思っていたけど実際自分の体で起こると

「齢40にして新しい臓器を体内で作っている!!!」

「何かつくるなんてこの先、いぼくらいだと思ってた!!!」

というわけでものすごい衝撃でした。

胎盤は赤ちゃんに栄養を送るための平たいレバーみたいなもので、へその緒はそこからできます。

ものすごっく、重要な器官です。

まあそれを作るためには私の都合なんて後回しですな!

 

妊娠期間は週数で数えます(40週で出産)。

一週間はとても長く、刻むように生きていました。

何も活動できない自分に、

貝がゆっくり内側に巻き込みながら成長するようなイメージをしてなぐさめたり。

コロナで自宅待機が始まったのもそのころで、外に出れない、というかもとから無理(笑)!!

というのはなんだかおかしな救いでした。

 

そして、つらい山登りが急に開けた場所にでるように、

つわりを終えて安定期に入った夏。

ものすごく、楽しい!なんだこの楽しさ!!

猛暑で外に出ると熱中症になるよ、なんて当たり前に言われる夏でしたが、

涼しい時間帯を見計らってお散歩したり

近所のすてきなカフェでお姉さんと話すのを楽しみにしたり

(めちゃ若く見えるシンママで、妊娠中は早産気味になってしまい

ほぼ自宅安静で過ごした話がとてもためになりました)

デカフェの豆を買って帰ったり。

手作り石けんにも精をだし、ひろみんと情報交換してとても充実していました。

 

手前の緑色の石けんは赤ちゃんでも使えるアボカドオイルの石けんです。とてもしっとり、やわらかい使い心地!

夫もこれいいわ~と言ってました。

 

この幸せ感にはわけがあります。

完成した胎盤から出る女性ホルモンの作用に一つに、幸福感があるそうなのです。

頭が常にハッピーモード。細かいことが気にならず判断力が増すので迷わなくなりました。

もちろん、お腹の重さも増えてくるので迷ってる場合じゃない!という

すがすがしさもあります。

これは、「お腹に好きな人の子供がいる」とか

「やっとできた!」とか、そういうことと無関係にあふれる幸福感で、率直にいって

やばい薬みたいなもんでした。(どんどん出してほしい)

 

あるときいつもの散歩道を歩いていて、「こんなに幸せでいいんだろうか…????」と

真剣にわからなくなり、知り合いのご婦人たちにインタビュー。

すると「そうだったのよ~そうなのよ!」の連呼!

5、6人には聞いたでしょうか。子育て中も子育て終えた人も、みんな口をそろえて言うのです。

そーなんだ!

でも一人だけ例外がいました。母です。

地元を離れて父と出会い、知り合いがあまりいないまま兄を授かった母は

多忙な父にもあまり頼れず、苦労して私たち3兄弟を育ててくれました。

ハッピーモードの勢いで母に電話で当時の話を聞き、深く納得。

妊娠、子育てが楽しいなんて、一度も聞いたことなかったもんな~。ありがとう母ちゃん!

でも人生のすてきなところ。母は電話の最後をこうしめくくりました。

「仕事と遊びばっかりのお父さんを恨んだこともあったけど、だから濃い人間関係を職場で

築いていて、その人たちが今私にもよくしてくれるの。おかげでお父さんが亡くなった今も楽しくやれてる。あんなに尊敬できる人はいないと思うし、お父さんと結婚できて幸せよ!」

そーだよね~

人生いろいろ。肯定できたら、無敵なんだな

どんなシーンもあるよね!

 

私の妊娠生活は、どんどこ大きくなるおなか、笑っちゃうほどなにもできないつわり。

レンコンみたいな足のむくみ。敏感肌、勢いを増し続けた便秘(最強の敵)

生まれて初めての胸の谷間。(胸…胸が大きい人の生活よ…!)

成長し続ける乳腺の痛み。

ごくフツーの出来事でいっぱいです。でも基本にハッピーがある!やばいホルモンがどばどばでている!ホルモンは人類をあやつる。ここでは強い味方!

まだ車を運転できたころ、赤ちゃんと二人きりで歌いながらドライブするのはとても楽しかった

胎教には童謡やクラシックがいいと聞くけど、ちっとも続かず

鈴木雅之の「夢のまた夢」を熱唱していました。ジャズっぽくていいんだこれが。

 

精巧な自立する命の器。どれだけのエネルギーと技術があっても人類にはまだクローンがせいいっぱい。

それを、女の身体一つで、たった10か月で作るなんて!

そりゃあいろいろあるよね、というかこれだけのことでできちゃってほんとすごい!!

妊娠してみて人間がいかに原始的な存在であったか知ることができました。

そしてそのすごさも。

あー、人間って、こういう生き物だったのか!と分かったよ~、と

つわりでヘロヘロな私が言うと、夫は「いいな~俺も知りたい」と言ってくれました。

女の特権でございますね

 

さて私の妊娠ライフはもう終盤。

安定期を越え、後期のトラブルもなんとかこえ、生まれるのを待つ時期となっています。

胎動はこれがまためちゃくちゃ面白く、古い銭湯にあるマッサージ機をお腹に押し当ててるような…

(玉が椅子の中でぐりぐり動くやつです)

小さな足がのびたりちぢんだり、ぐるっ!と回しげりみたいに動いたり!

かわいいね、かわいいね、元気ですごくかわいいね、と話しかけています。

こんなにお腹が動くなんて知らなかったよー。みなさん知ってましたか?

斜めになったり平たくなったり、ズンドコズンドコ!とっても元気です。

ここまで記事をかけたのもあなたのおかげ。ありがとう赤ちゃん!!

 

お付き合いくださった皆様に感謝を申し上げます。

次で最後です

 

オーブンを買い替えたのと同時ににわかにモンゴメリブームが来て、毎日パイを焼いていたときもありました。

赤毛のアン的世界。こげてますけど(笑)

モンゴメリは大人の女性にこそおすすめです。

 

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不妊治療について ヒカルver.

2020年11月06日 | 育児・妊娠出産・家事

こんにちは!

ヒカルです

 

 

テーマで、

「ん??あれ?しのさんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。

 

ルリカフェにジョインして、(もう5年くらい??わお!)から、わたしが意図的に書くのをやめていたことがありました。

 

書きたい気もするけどなー、でも私が書いても、説得力がない?文章力が足りないかも??時期じゃないかなー。

あと、批判を恐れずに言うならだよな

 

 

 

 

とずっと思ってたことがあります。

 

それがいま、このタイミング、待ってたのか!!な感じ

しのさんの文章力をお借りして。ではあります。

 

 

 

 

そしてなぜ、私がこのテーマをかけるか、というと。

 

 

前職の医療事務で、不妊治療専門の病院に勤めていたからです。

※しかもメディカルクラークといって診察室の中でドクターの補佐(ドクターの入力した指示を見ながら、必要書類の入力印刷、薬の処方の指示書を作ったり)にもついてました。治療の流れ、どんな薬をどんな意図で使うのかなども理解してます。かなり忙しい病院でした。

しのさんの記載されてた、採卵、移植手術も勉強のため,手術室に同席させていただいたこともあります。

わたしの住んでる地域では、有名なドクターの病院だったため、このへんではうちでしか(もしかしたら、不妊専門の医院では県内でうちでしかやれない?)やってない手術なんかもあったのかも。

 

なので、不妊治療の大変さは見ています。

もちろん本当の大変さは受けてる方にしか分からないと思うのですが

 

まず通うの自体たいへんなのです。

体外受精に進まれると、しのさんも書かれてたように、週に2~3回通院、なんなら+連日注射に通わなければならなかったり。(それを繰り返すのです。)

受診頻度が、まず多いのです。

たまにふつうに体調崩して、など病院行くだけでも待ち時間などでぐったりされると思うのですが

 

それを何回も繰り返すのです。

治療期間は、ご自身の安心・安全を第一に

自分に最高に甘々でいいと思う!

最高に自分を労わってあげて下さい

それが近くで治療を見てた私の思いでもあります

 

 

 

 

わたしの前職での経験が誰かの役に立てば、と思い、

今回しのさんのシリーズに並行して(でもしのさんは無理しないでくださいね♡)

色々書かせていただけたらなと思います♡

 

そして、どちらかというと、あまり薬に頼らずすごしたいなーな、自然派な考えのわたしが、西洋医学ばりばりの所に勤めてる際の苦悩も・・・

※西洋医学だけでは、色々カバーできない???という医療関係の方の気持ちがほんのちょっぴり分かったかも

 

でも西洋医学も、その他も「悪」じゃないのです。

西洋医学の得意分野がある、というだけ

向き不向きがあって、

ただ西洋医学万能みたいに世間が思ってる節がある、だけ。

いまはそう思ってます。

 

 

 

今回は簡単に補足記事を

注)あくまで私が勤めていた際の知識です。また、今回のシリーズにまつわる内容は、かなり私の主観や意見が反映されてます。勤めてた医院や一般の不妊治療の医院のスタンダード、考えではないものも多々含まれます。あくまで私個人の見解ですということはご理解ください

また内容に関して変化の多い分野でもあります。勤めていた時とがらっと変わってる場合もあり得ます。

簡単に参考にして頂き、現状の照らし合わせはご自身でお願いします

 

 

しのさんの初回の記事で助成金の話があったと思うのですが、

↓以下引用

「私の地域では40歳を境に回数が減ることになっていました。

39歳の年明け。「とにかくいっぺんやっとこう。」「一回やっとけば、間があいても大丈夫だ」と

思い立ち、まだ新しい不妊治療専門のお医者さんの無料セミナーへ。

おだやかな目の男性医師がていねいに金額から説明してくれ、

年齢のことを告げると「今から始めれば、誕生日までに第一回の治療が間に合います。」との返事。」

 

 

ここ少し補足を^^

 

※わたしの勤めていた時の助成の年齢より引き下げられてると思います。

不妊治療の助成金は、お住まいの市町村が管轄です。地域によって、プラスで助成される内容があったりもしますが、

基本的なところは同じかな?と思います。

 

助成金は2種類あって、こちらは体外受精にかかわる助成金のことです。

 

採卵に向けての治療の開始日が、40歳の誕生日前であれば

39歳で治療を開始した、ということで、助成の回数が減らされないということです。

※間が空いても大丈夫というのは、39歳で助成金の対象になる治療をしていれば

その後40歳になってからの治療や、治療のお休み期間があっても、トータルの助成の回数は減らないままいけます。

※病院を初回受診した日が助成金上の治療開始日になるわけではないです。

※助成金の対象になる治療内容にも条件がありますので、この限りではありません。

 

 

 

市政だよりなどに助成金のお知らせがその時期になると載ってます。

気になる方は、ご自身でお調べください^^

 

 

 

 

もうしばらくこのヒカルverシリーズお付き合いください♡

内容のリクエスト、これ聞きたい、なんてのもあればコメントに頂ければ嬉しいです^^

 

コメント (5)
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