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すけさん日誌

杜の都で気ままに暮らす、管理人さんの日記です。
備忘録を兼ねた記録として使えれば、野望達成。

銀河に散ったへうげもの

2017年01月06日 | 読書とか

ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

今年は正月早々、某エアリの初売りに行きまして、ハンターと化した長女とツマを待つ間に購入したのが下記の2冊。

諏訪勝則『古田織部 美の革命を起こした武家茶人』(中公新書、2016年)。
織田信長に仕えて調略の才を発揮した古田織部は、のち羽柴秀吉に従って天下取りに貢献。他方で茶の湯を千利休に学んで高弟となる。利休死後、特異な芸術センスで桃山文化に多大な影響力を及ぼし、公武にわたる広範な人脈を築いた。だが、大坂夏の陣で豊臣方への内通を疑われ、幕府から切腹を命じられる。その死の背景に、徳川政権の盤石を期す家康の思惑はなかったか――。美の世界に革命をもたらした稀有の茶人の実像に迫る。

川島良彰『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』(ポプラ新書、2015年)。
世界的な「コーヒーハンター」がコンビニコーヒーを手がかりに、コーヒーの最新事情から美味しい淹れ方までその奥深き世界を説く。

久しぶりに新書を定価で買った気もしますが、両者とも、それなりに楽しめました。
というか、飲み物スキだなー>自分。

(´∀`)ハハハ



なお、エアリに行く際は、愛島バイパス で4号線をまたいで、すぐに左折して北上し、エアリ直前の信号で右折してから、最初の入り口で左折して進入すると、駐車場から出やすいですよ>次来るときに。


















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ジラースの秘密

2016年09月02日 | 読書とか


先日 ゴジラの映画を見て ふと思い出しましたので、1年くらい前に読んだ回想録を紹介しておきます。

中島春雄『怪獣人生 元祖ゴジラ俳優・中島春雄』(洋泉社新書283、2014年8月) の213頁より。
第一〇話「謎の恐竜基地」は、ゴジラを改造したジラースが出てくる話だね。エリマキがついている。その分、ゴジラより重いよ。ただまあ、ゴジラと同じ芝居じゃゴジラってバレるから、考えて動きを変えたよ。この話はテレビの怪獣で水に入る撮影をやったことでも覚えている。 〔中略〕 ジラースとゴジラの動きを変えたというのは、このときは動けるだけ思いっきり暴れて、軽々と動いていると思うね。重心を高くしてさ。ゴジラのぬいぐるみは、本当はジラースくらい自由に動ける。ゴジラはゴジラらしく重々しく芝居をしているということだね。


(; ・`д・´)なんだってー!!

この文章の キモ は、中島さんがゴジラとジラースを 演じ分けていた というところですね。
じゃあ、エリマキ取ったら駄目じゃね。

(´∀`)バレチャイマスヨ。



<これから出る本>
 9月7日、『昭和元禄落語心中』10巻。
 9月12日、『ガンプラ戦記 ジャブローズ・スカイ』3巻。
 9月12日、『ふたがしら』7巻(完結)。
 9月16日、『神様のバレー』11巻。
 9月20日、『亜人ちゃんは語りたい』4巻。
 9月29日、『3月のライオン』12巻。
 9月30日、『トクサツガガガ』8巻。

ついにライオンが来ますな。

(; ・`д・´)・・・ゴクリ・・・。












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友情の星よ永遠に

2016年07月03日 | 読書とか

このところ、嬉しい嬉しい嬉しいことや、悲しいことがあったので、更新が滞っておりました。
いかがお過ごしでしょうか>皆さま。


そんな折だったので、古本屋で買って一気に読んでしまったこの本には、すっごい 気晴らしになった ので感謝したいと思うのです。

_○/\_ハハァー! ...


牧村康正・山田哲久『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(講談社、2015年9月)
日本アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」が誕生してから40年以上になる。生みの親であるプロデューサー西崎義展(1934ー2010)はすべてにおいて「特異な男」だった。交流をもった者は誰もが彼を「悪党」と評しながらも、そこには深い愛憎が見てとれる。いまや世界の文化である日本アニメを語るうえで無視することができない西崎義展の存在を、その大いなる成功と挫折から綿密に描く初の本格的ノンフィクション。

虫プロの落日、富野や安彦との確執、それから西崎の能力が狂い咲きして、そして凋落していく過程、といったものが淡々と描かれていて、とにかく面白かったです。

その時代を知っている人には堪らない回顧録ですが、知らなくても相当楽しめると思います。

ヤマトの何が新しかったのか、ヤマトとガンダムは何処が違うのか、本当の原作者は誰なのか、いろいろ興味のある方にオススメです。

(*・∀-)ヨロシク☆







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植木市のひみつ

2016年05月10日 | 読書とか


去年に続いて、今年も地元のお祭りに来ました。

(∩´∀`)∩ ワショーイ。


お薬師さまの植木市は、熊本市・大阪市の植木市と並び日本三大植木市の一つと呼ばれている らしいので、この機会に覚えておきましょう。

_"〆(・ェ・o) セッセセッセ。


ムスメーズも楽しそうだったし、高校時代の旧友とも子連れ同士で再会したり、なかなか有意義でした。

てへぺろ☆(・ω<)


<これから出る本>
 5月23日、『少女ファイト』13巻。
 5月25日、『高台家の人々』5巻。
 6月3日、『HUNTER×HUNTER』33巻。
 6月3日、『暗殺教室』20巻。
 6月23日、『げんしけん 二代目の十一』20巻。
 6月30日、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』8巻。
 6月30日、『トクサツガガガ』7巻。
 6月30日、『DRAGON JAM』15巻。
 7月8日、岩本ナオ『金の国水の国』。









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さようなら猫娘

2015年12月01日 | 読書とか

また一人、大スターがこの世を去りました。

水木しげるさん死去 93歳 「鬼太郎」生んだ“妖怪の父”逝く
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで知られる漫画家の水木しげる(みずき・しげる、本名武良茂=むら・しげる)さんが30日午前7時18分、多臓器不全のため、東京都三鷹市の杏林大病院で死去した。93歳。鳥取県出身。自身の壮絶な戦争体験を踏まえ、妖怪漫画を通して戦争への警鐘を鳴らし続けた巨匠。戦後70年の節目に、貴重な語り部を失ってしまった。


鬼太郎は もはや原体験レベル なわけですが、戦記物は普通に読んでおりました。
淡々と、実に淡々と描かれる地獄絵図は、ある意味 妖怪より怖かった のも、同時代人として良い想い出です。

ちなみに水木先生が乗っているのは雪風らしい。詳細は コチラ からでも。


心よりご冥福をお祈りいたします。





漫画「家栽の人」原作者 毛利甚八さん死去、57歳
家庭裁判所の裁判官を主人公にした漫画「家栽の人」の原作者で、フリーライターの毛利甚八(もうり・じんぱち、本名卓哉=たくや)さんが21日午前7時24分、バレット食道がんのため大分県豊後高田市の自宅で死去した。57歳。長崎県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
日大芸術学部卒業後、ライターとして活動。1987年から「家栽の人」の原作を担当。植物を愛する裁判官が少年事件に取り組むヒューマンストーリーが人気を集め、テレビドラマにもなった。
少年法の厳罰化に疑問を投げ掛け、矯正施設だけではなく社会全体で少年の更生を考えるべきだとの立場から発言した。


リアクションが遅くなってしまい恐縮ですが、やはり触れておきたくて。

『家栽の人』は、高校から予備校あたりにかけて、繰り返し繰り返し読みました。
どこに向かえば良いか、ただオロオロしていた自分にとって、桑田判事は あるべき大人 でした。

それから 数え切れないくらい の引っ越しを乗り越えて、いま『家栽の人』は、自分の足下に置いてあります。
やっぱり手放せないよね。


心よりご冥福をお祈りいたします。










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大凶作を越えてゆけ!

2015年11月11日 | 読書とか

ようやく疑問が解決しました。

(∩´∀`)∩ ワショーイ


『河北新報』1906年1月20日「凶作地方教育費県債」(原文に句読点追加)
東北凶作地に於ける教育費県債募集の件は文部、内務、大蔵の三省にて協議中なるが、文部省側の意見は目下同地方の教員は、俸給支払延滞の為め非常なる苦痛を感じつゝあり。或地方の如きは現に三箇月、五箇月の未払と成り居り、此等は税金の集まり次第、按分比例にて分与さるゝも、其額僅かに一円乃至二円位宛にて、何れも弊衣破袴肉落ち色青ざめて、而も熱心に教授する有様見るも甚だ哀れなり。尤も俸給支払の延滞は、町村役場吏員等も同様ながら、此等は土着の中等民にして何れも相応の資材を有し、且つ俸給は租税と相殺し居れば、苦痛を感ずるものは少かる可きも、教員は多くは土着の者にあらずして、僅かに十二円十五円の俸給を唯一の生活費充て居る有様なれば、企業等の如き手段にては此急を救ふに足らず、此際是非共県債を募集するの外、道なかる可しとの意向あり〔後略〕

戦前の日本においては、しばしば教員の給与未払いが社会問題になりました。
それは給与を支払うべき市町村、とくに小規模な町村の財政が危機的な状況にあったため、とされています。
ただし、町や村が財政難であったなら 教員以外の給与も払えなかったんじゃね? というのが素朴な疑問だったわけです。

ここで紹介した新聞記事では、以下のように状況を報告しております。
 ①半年近くお給料をもらえない教員は大変ですよ。
 ②町村役場の職員は、その土地のボンボンだから余裕がありますよ。
 ③しかも、お給料がない代わりに、税金を納めなくても大丈夫なんですよ。
 ④ゆえに、赴任地と縁の薄い先生たちだけが 肉が落ちて青ざめる わけですね。


わかってしまえば、なるほどなー、という話でした。
役場の職員たちは土地のお金持ちであっただけでなく、租税と不足する給料とを「相殺」する、なんて対応もしていたんですね。
いろいろと勉強になりました。

_○/\_ ハハァ-! ...


ちなみに「弊衣破袴(へいいはこ)」というのは、ぼろぼろの衣服と破れた袴、すなわち ヨレヨレの身なり のことですね。
どちらかというと「幣衣破帽(へいいはぼう)」の方が、よく使われているような気がします。



写真は、引き続き学習発表会の様子。
家で繰り返し練習していた通り、ハキハキと話しておりましたよ。

(∩´∀`)∩ ワショーイ




<11月の新刊コーナー>
 11月4日、この音とまれ!(10)
 11月16日、花のズボラ飯(3)
 11月20日、いとしのムーコ(8)
 11月20日、きのう何食べた?(11)
 11月20日、聖☆おにいさん(12)
 11月27日、よつばと(13)
 11月30日、しあわせアフロ田中(1)
 11月30日、あさひなぐ(17)

よつばとの最新刊が、ようやく出ますね。
ただ、リアルの15巻は難しそうな気配です。ざんねん。










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必殺拳! 嵐を呼ぶエメラルド

2015年06月16日 | 読書とか

まあ、買うか買わないかで言えば、買うわけだよね。
もう6年もたったことに、こうガッと(肘を突き出して)驚いてしまう部分は否定できないよね。

長谷川晶一『2009年6月13日からの三沢光晴』(主婦の友社、2015年)
稀代の名レスラー・三沢光晴がリング上の事故で命を落とした2009年6月13日。当日、会場にいた選手、マスコミ、そして治療にあたった医師の証言から、あの日起こった出来事の真相に迫る。死因は即死とも思われる頸髄離断だったが、ICUでは一度心拍が再開していたという。広島大学病院の救命医があの日のICUでのことを初めて明かす。そして最後の対戦相手となった齋藤彰俊は事故から数カ月後、三沢が生前に残したメッセージを受け取っていた。「社長からのメッセージを受け取って、すべて受け止めて現役を続けるという自分の決断は間違っていないと思えました」という齋藤は「答えは自分で見つけろ」という三沢のメッセージを胸に今も歩み続けている。

今さらだけど、あの日を振り返るのは、けっこうツライよね。
かわいいオネーチャンでも出てくるなら別だけど(グフフ)、そうでもないわけだからね。

三沢さんの本の中では、ぶっちゃけ 徳光さんの息子さんが書いたヤツ がオススメだよね。
今でも枕元に置いて、たまに読んだりしているからね(苦笑)。


まあ、齋藤選手に託したメッセージのように、答えは自分で見つけるしかないわけでね。
鈴木軍が強いことは否定できないけど、ライガー選手と小川選手がタッグを組んで、ガッと決めてほしい部分はあるよね。

(゜∀゜)o彡° ミッサッワ! ミッサッワ!



というわけで、ついでみたいになっておりますが、最近読んで面白かった新書を紹介しておきます。
興味のある方にはお貸しすることも可能ですが、古本でも十分に入手できると思われます。

春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書、2014年)
『水戸黄門』も終了し、もはや瀕死の時代劇。衰退の原因は「つまらなくなったから」に他ならない。「自然体」しか演じられない役者、「いい脇役・悪役」の不在、マンネリを打破できない監督、説明ばかりの脚本、朝ドラ化する大河……いずれもが、その“戦犯”である。はたして時代劇は、「国民的エンターテインメント」として復活できるのか。長年の撮影所取材の集大成として、ありったけの想いを込めて綴る時代劇への鎮魂歌。

及川智洋『左翼はなぜ衰退したのか』(祥伝社新書、2014年)
日本において、急激に左翼が退潮したのはなぜか。どんな変化によって、それは起こったのだろうか。 露命を保つ左翼には、もう未来はないのだろうか。 左翼の衰退を経済との関係性の中で分析していく、もう一つの日本近現代史!











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逆転! 駆逐艦只今参上

2015年06月07日 | 読書とか

少女ファイトも、ヒストリエも、なかなか充実していましたな。
そのほか最近の イチオシ としては、『子供はわかってあげない』でしょうか。好きな人にとっては今さらのようですが。

田島列島『子供はわかってあげない』上下巻(講談社、2014年)
高校2年のサクタさん(水泳部)がもじくん(書道部)に出会うお気楽ボーイミーツガール。
わりとモラトリアムな青春が続くと思いきや、物語はうっかりハードボイルドな方向へ!?
ぎりぎりまだ子供の高校生たちによる、ひと夏の冒険が開幕。



あと、ついでのようで申し訳ありませんが、久しぶりに面白かった新書を紹介します。
どこの世界でも同じでしょうが、強烈なイデオロギーというものは、役に立ったり 邪魔になったり するものなんですね。

伊藤隆『歴史と私 史料と歩んだ歴史家の回想』(中公新書、2015年)
日本近現代史研究を牽引してきた大家が、八〇年以上にわたる自らの歩みを語る。若き日の共産党体験、歴史観をめぐる論争、伊藤博文から佐藤栄作にいたる史料収集と編纂、岸信介、後藤田正晴、竹下登などへのオーラル・ヒストリー......。その秘話やエピソードは、歴史の面白さを伝えると同時に、史料を集め、次代へ引き継ぐ歴史家の責任の重さをも物語る。史料を駆使して、近現代史を切り開いた泰斗の稀有な回想録。




そして画像は、最近バイトくんから教えてもらった 坂崎ふれでぃさんのツイート です。
ぶっちゃけ 筆者としては 嬉しい限りです。

なお、中で紹介されている引用文献は下記の通りです。興味のある方は 遠慮なく ご購入いただければ幸いです。

山本和重(編集)『北の軍隊と軍都:北海道・東北(地域のなかの軍隊 1)』(吉川弘文館、2015年)
ロシアに近い北海道・東北地方は軍事戦略上重要視され、仙台・旭川・弘前に師団が設置された。それら三都市を中心に、市民生活と軍隊の関わりを描く。徴兵忌避、アイヌの徴兵・召集、災害時の軍隊の役割にも言及する。

専門外の分野ではありましたが、軍事に詳しい優秀な後輩たちなどなど、多くの方からご助力いただきまして、何とか一段落させた原稿でした。
この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。

_○/\_ハハァー! ...



なおなお、現在進行形の原稿は もうちょっと で仕上がります。
ごめんなさいごめんなさい。

_○/\_ハハァー! ...







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狙われた男

2015年04月06日 | 読書とか

やっと読むことができました。

加藤仁『宿澤広朗 運を支配した男』(講談社、2007年)
サラリーマンとして、男として、頂点をきわめる寸前で急逝した宿澤広朗の、知られざる苦闘の生涯。天才ラガーにして名監督。巨大銀行専務取締役。


2006年に急逝した宿沢さんは、銀行マンでありながらラグビーの名選手で名監督であったわけですが、この本は銀行マンとしての宿澤さんにウェイトが置かれているのが特色といえます。
ちなみに、ラグビーでは宿、銀行では宿 だったらしいよ。

ラガーマンとしての業績は言うまでもないのでしょうが、銀行マンとしても一流、というか画期的業績をあげようとしていた矢先に急死されたことが惜しまれてなりません。
本当に本当に今さらですが。

詳しくは買ってでも読んでね、としか言いようもないのですが、営利企業としての銀行を運営しながら社会的貢献を目指す、その志の高さに頭が下がるばかりです。
ラグビー協会との軋轢に関する記述については批判もあるようですが、人生に疲れた皆さまにオススメしたい1冊です。

(*・∀-)ヨロシク☆


なお写真は、温泉卓球に興じるムスメーズ。
この春で、5年生と3年生になりました。

皆さまの近況など、お知らせください。



<昨今の出版状況>
4月8日、弱虫ペダル(39)。
4月17日、ましろのおと(13)、もぐささん(5)。
4月23日、ヒストリエ(9)、いとしのムーコ(7)。
そして5月22日は、少女ファイト(12)記念日ですよ。
















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海と虹に安村が踊る

2015年02月20日 | 読書とか

久しぶりにオススメの漫画を紹介します。

新川直司『さよならフットボール』全2巻(KCデラックス)
疾走する喜び、ゴールに蹴りこむ興奮‥‥様々な想いを抱え、少女はボールと対峙する。男相手に試合する――あえて困難な路を選んだ小さなフットボーラーの戦いが始まる!!
体格に勝る男子と混ざりながらも、少女の夢は色褪せない。誰よりも速く、誰よりも強く、誰よりも上手になりたい――14歳。恩田希の青春は、加速する!!


『四月は君の嘘』で高評価を得た新川直司さんが、キミウソ前に連載していた作品です。
キミウソ効果で 新装版 も出されているようです。

内容は、だいたい上記の通り。
主人公の女の子の躍動と、恋する男の子の情熱が、独特の白っぽい絵(コレが好きなのです)で描かれています。

作家のフットボール愛があふれていて、個人的にはキミウソよりも好きな気もします。
というわけで、オススメです。



そのほか、最近のオススメ。
 森本梢子『高台家の人々』(マーガレットコミックス)
   ごくせんの人です。間違いなく面白いです。
 おおひなたごう『ラティーノ』(モーニングKCコミック )
   好きな人は好きだと思います。最終巻の3巻を探しているところです。
 とにかく明るい安村 ← 音が出ますよ。自己責任で。
   先日のR-1で初めて見ました。ダビットソンも良かったけど、一番笑いました。














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ムスメーズ 夕陽に走る

2014年10月19日 | 読書とか

久しぶりに山形に来たので、さっそく自転車の練習。
ちょっと大きめの自転車を選んだために苦戦していた次女も、ようやく人並みにこげるようになってきました。

2人とも、たまに大胆に すっ転んでる ときもありますが、おおむね自転車に乗れるようになった、と言って良いと思います。
さすがに アブアブ叫びながら 走れとは言いませんが、それなりに自転車を使えると それなりに楽しい よね。

というわけで、このところ大人気の『弱虫ペダル』ですが、個人的には巻島さんに夢中です。
あの 人気キャラクターセレクション も買っちゃったしね。

てへぺろ☆(・ω<)



久々に記した気もいたしますが、これから出る本。一部、出ちゃっておりますが、要チェックや。
 10月17日『ましろのおと』12
 10月17日『もぐささん』3
 10月24日『カノジョは嘘を愛しすぎてる』15
 11月7日『ANGEL VOICE』40
 11月13日『俺物語!!』7
 11月21日『いとしのムーコ』6
 11月28日『3月のライオン』10


ついにライオンが来ますが、リアルはいつなんだー。

ドキドキ土器。





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歌え! 蹴球ビッグマッチ

2014年09月06日 | 読書とか


『黒子のバスケ』も連載が終わってしまい、習慣でなくて週刊チャンピオンの 『ANGEL VOICE』 も大一番が終了してしまって、ちょっと一段落な感じになっております。

いろいろ 話題になっちゃった 黒バスの知名度はともかく、チャンピオンでやっている『ANGEL VOICE』は一読の価値ありです。
できることなら 一切の予備情報を入れずに 読み始めることを推奨いたします。ぜひ秋の夜長にどうぞ。

この前、百瀬さんと脇坂の間にマイちゃんが居たシーンなんか、もう泣けて泣けて。
あれほど職場近くのセブイレで泣くなと言っているのに・・・。
コンビニだって迷惑だろうに・・・。

。・゜・(ノД`)・゜・。



とかいいながら、行く本があって、来る本があります。
ついに『ゴング』が復刊いたします。

プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?「『ゴング』復刊号、コンテンツ紹介」
【ゴング vol.0】
 新装刊!
 お待たせしました! あのプロレス誌が7年半ぶりの復活!!
   爆走し続ける新日本プロレス!!
   オカダvsAJ 頂上決戦の行方。
   “新闘魂三銃士”たちの10年。
     DDTの大進撃、長州力の憤怒、
     そして“GK”金沢克彦の10年。
  【グラビア&ロングインタビュー】
   “KING OF STRONG STYLE”中邑真輔


というわけで、表紙は中邑さん。ナイスチョイスだと思います。
もともとゴング派だったわけ当方としては、買わざるを得ないですな。
発売は9月9日らしいよ!

てへぺろ☆(・ω<)












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恐怖のドラゴンレール

2014年08月31日 | 読書とか


最近読んだ本の備忘録です。

青木栄一『鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町』(吉川弘文館、2006年)
明治の人々は鉄道建設による悪影響に不安をもち、鉄道や駅を町から遠ざけた…これが鉄道忌避伝説である。果たしてこの伝説は事実か。全国各地の実例を検証し、鉄道のルートや地形など様々な視点から伝説の謎に迫る。

まるで推理小説のような謎解きで、楽しんで読めました。
おおよその内容としては、下記のような感じでしょうか。

 ○鉄道創業時に、地域住民が鉄道を嫌がったために施設されなかった、という言い伝えがあります。
  → 反対した理由としては、宿場がさびれる、煙害で桑が枯れる、などが挙げられます。
 ○そうした伝説は全国的に見られ、北海道と沖縄を除く全国的な分布を示しています。
  ← しかし、実際には導入に積極的な地域がほとんどでありまして、反対運動は確認できません。


 なーんでか。

 ○伝説は戦前から存在していた地域もありましたが、1950年代以降の自治体史編纂ブームで全国的に広がったようです。
  → 編纂した学者には鉄道に関する専門知識がなく、言い伝えを鵜呑みにしたのだと思われます。
  ← しかし、鉄道ルートは、勾配や架橋といった地形、または経済性に従って設定される場合がほとんどです。
 ⇒ 地域が衰退した要因を、一見すると不合理に見える鉄道ルートに求めたのではないか、と思われます。



というわけで、なんとなく納得してしまったわけですが、鉄道忌避に関する具体的資料などあれば、お教えいただければ幸いです。

(*・∀-)ヨロシク☆


ついでに、大船渡線の「なべづる路線」についても備忘録。
こちらは、おもに 小牟田哲彦『鉄道と国家 「我田引水」の近現代史』(講談社現代新書2152、2012年) の85頁から89頁によります。

 ①1918年に、一関・気仙沼間の鉄道建設計画が策定されました。
 ②1920年の総選挙で、摺沢(すりさわ)出身の佐藤良平が、政友会から出馬して当選しました。
  → 陸中門崎(りくちゅうかんざき)から摺沢に向かう北ルートに変更、となりました。
 ③1924年の総選挙で、憲政会の柵瀬軍之佐(さくらいぐんのすけ)が当選しました。
  → 1925年に、摺沢から千厩(せんまや)に向かう南ルートに変更、となりました。


ポイントとしては、次の1928年総選挙(第16回)で、小選挙区から中選挙区に変更されたことでしょうか。やっぱ小選挙区というのは、問題があるような気がします。
あと、一関の駅名が、現在でも「一ノ関駅」ということに、初めて気付きました。よくわかりませんが、ありがとう。


というわけで、画像は「なべづる路線」です。
この路線には、ドラゴンレール という愛称もあるようです。

なんかカッコイイな。















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柳条湖のひみつ

2014年08月24日 | 読書とか

1931年9月18日に発生した柳条湖事件は、満洲事変の発端となったわけですが、一般的には下記のように説明されております。

柳条湖事件とは コトバンク
満州事変の発端となった謀略事件。かねて満州(現,中国東北部)の武力占領を画策していた関東軍幕僚の板垣征四郎,石原莞爾(かんじ)らは,1931年6月末,南満州鉄道沿線にある中国軍(東北辺防軍)兵営の北大営付近の柳条湖で9月下旬に軍事行動を起こすことを計画した。しかし企図が政府側にもれたため,予定を繰り上げ,9月18日午後10時20分ころ,独立守備歩兵第2大隊第3中隊の河本末守中尉が柳条湖の満鉄線路に爆薬をしかけ爆発させた。


ただ、われわれが子供のころは、「柳条湖」でなく「柳条溝」と説明されることが少なくありませんでした。

なーんでか。


というわけで、この夏、山田先生 の論文「満州事変発生地名の再検討 ―「柳條溝」から「柳條湖」へ―」を、あらためて読みましたので、その要点を記しておきます。

①事件発生当時、実行部隊である関東軍が、意図的に「柳条溝」というウソをマスコミに流したんですよ。
②でも、満州国内では1936年9月から、日本国内でも1940年くらいからは、「柳条湖」を使うようになったんですよ。
③でもでも、戦中戦後でバタバタしていたので、地名の修正は広がらなかったんですよ。
④1967年になって、基本史料から「柳条湖」が正しい地名だと提起した人がいたんだけど、学者たちの思想的対立もあって無視されたんですよ。
⑤だから、1981年に中国で発表された論文によって「柳条湖」が正しい地名であることが判明した、というのは「神話」に過ぎませんよ。



山田先生は、これらの問題のなかでも、学者のスタンスによって「無視」が発生したことについて、その「学問的態度」を厳しく糾弾されております。
それはその通りなんですが、個人的な問題関心としては、①にあるように、なぜ関東軍はウソの地名を公表したのかが気になるところです。

そのことについて山田先生は、論文の22頁で以下のように指摘されています。

この理由は分からないが、しいて一つの推測をすれば、爆破の「暴戻」さを強調するため被害が大きくなりやすい鉄橋破壊だったというシナリオを描いた可能性、つまり柳条湖付近にある小さな用水路・排水路の類に架かっていた小さな鉄橋を爆破したと思わせるよう、あえて「溝」を使用したのではないか。


暴戻(ぼうれい)というのは「荒々しく、道理に反する行いをすること」らしいので、つまり乱暴なイメージを中国側に持たせるためにウソをついた、ということになります。
ただ残念なことに、この部分は推測にとどまっているわけですね。

関東軍のウソ以外の部分については、次の論文「「満洲事変発生地名の再検討」余論 ―近現代史の"神話"を"歴史"に―」でも、考察が深められているのですが、当方が気になる部分については、あらたな資史料は見つかっていない模様です。


まあ、そんなに露骨に証拠を残しちゃ かなりマズイ 分野ですしね。

(´∀`)ハハハ



というわけで、誰か知っている方があれば、お教えいただければ幸いです。

(*・∀-)ヨロシク☆













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少女ファイトのひみつ

2014年04月08日 | 読書とか


ななな、(; ・`д・´)なんだってー!!

日本橋ヨヲコ オフィシャルブログ より。
 少女ファイト春高編突入で試合展開の流れから、
 現在の半分のページでも毎号載せたほうがいいのでは…
 という編集部判断で、6月から12pで一時的に隔週化になります。

 「おい大丈夫か日本橋」と心配される読者様も多いと思われますが
 作業量的には現行の月イチの生産分量(+2p)を
 半分にぶったぎって掲載する形になりますので
 そこはなんとか大丈夫…か…と…(;´∀`)コワイケドネ

 以前よりありがたいことに隔週化は強く望まれていたのですが
 遅筆で量産できない自分としては大変悩ましく、
 しかし春高編の試合展開で一ヶ月開くのはさすがに申し訳ない…
 ということで、減ページ掲載がギリギリラインの折衷案になりました。

 多分最終巻分はまた月イチに戻るのと、
 単行本作業月間は現行と同じお休みをいただくので、
 少し変則的な隔週化と考えて頂ければ…!

 そして今号掲載分の少女ファイトで11巻分たまりましたので、
 少女ファイトとプラスチック解体高校の単行本作業と
 隔週化の書き溜めで4・5月の二ヶ月間お休みになります。
 6月にまとめて単行本などが発売になると思いますが、
 当分ご無沙汰する見納めに今号の少女ファイト読んでやって下さい。
 やっと真理の本性が出せました!

 6月の隔週化開始する13号は少女ファイトが表紙と巻頭カラーです。
 それまではひきこもって原稿をがんばってきますので
 なにとぞよろしくおねがいしますー。

 そうそう、Twitterで「最終章がんばるお!」って言ったら
 読者様から「え!終わるの?」ってご質問を多くいただいてるのですが、
 最後の春高編はそこそこ長くてすぐには終われませんから
 まだ当分おつきあいくださいませ( ´∀`)



ななな、(; ・`д・´)なんだってー!!

というわけで、まずは、情報を整理しましょう。

①6月の『イブニング』13号から毎号連載される。
②そのために、4月と5月は休載する。
③6月に単行本(第11巻)が発売される。
④これから始まる春高編が「最終章」となる。

一応書いておきますと、日本橋センセイは『イブニング』という雑誌に「少女ファイト」という漫画を連載しており、隔週の雑誌に隔号掲載という 普通に月刊状態 であるのに加えて、わりと休載も多く、つまり、いつも ヤキモキ させられているわけです。

とりあえず、6月号を待て、なのです。













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